2018年07月28日
(87) 結城&福井の郷土食コラボ♪ すだれ麩ときゅうりの胡麻からし酢味噌和え
【家庭で堪能!おいしい 茨城&つくば(87)】 結城&福井の郷土食コラボ♪ すだれ麩ときゅうりの胡麻からし酢味噌和え
先日、NHKの『歴史ヒストリア』で、『戦国の不死鳥』ということで、なんと!小田氏治が取り上げられましたよね
。
『戦国の不死鳥』(『戦国最弱の大名とも…^^;)と呼ばれるもとになった、小田氏の居城だった小田城は、つくば市の小田地区にあります。
国指定遺跡の小田城址(『小田城址歴史ひろば』)につきましては、以前、書いた記事
→ “ 小田城跡歴史ひろば ” の歩き方(入門編)
もご参照ください(^^)
さて小田氏治は、最後は城を取られて、結城の結城秀康の所に身を寄せて(氏治の娘が秀康の側室だったらしい)、結城秀康の越前(今の福井県)移封に伴い、福井に移ってそこで没しています。
Wikipediaによると、結城秀康は越前への移封後は、越前北ノ庄藩初代藩主となり。越前松平家宗家初代となったとのこと。
その縁で、現在、茨城県結城市と福井県福井市は友好都市になっています。
詳細:結城市ホームページ http://www.city.yuki.lg.jp/page/page000826.html
越前に移った後の小田氏治の詳細は不明のようですが、70歳前後でその地で没したことだけは分かっているようです。
・・・前置きが長くなりました(^^;)

先日、福井県福井市方面に行く機会があり、宿の朝食に
福井の郷土料理 『胡瓜と角麩の辛子和え』
があって、食べると美味しくてびっくり!
『家でも作りたい!』と思いました。
写真は宿の朝食に出た 『きゅうりと角麩の辛子和え』
お麩が大きいのが分かりますね。
これが『角麩』のようです。
この『角麩』が決め手なのですが、これは茨城では手に入りません
…。

一方で、
福井市の友好都市
茨城県結城市にも独特の『麩』があります。
その名も『すだれ麩』
これを使うと、二つの土地の郷土料理コラボが出来るではありませんか
結城では、このすだれ麩を使った『すだれ麩の ごま酢和え』は、冠婚葬祭の料理の定番だそうです。
同様に、福井の『胡瓜と角麩の からし和え(からし味噌和え)』も冠婚葬祭の料理の定番だそう。
そこで!
結城秀康と共に越前(福井)に移った小田氏治の出身地小田があるつくば市在住の私めが、この二つの市のコラボ料理を作っちゃおう!ということで、
『すだれ麩 と きゅうり の 胡麻からし酢味噌和え』
を作ってみました
。
『胡麻』 『からし』 『酢』 『味噌』 と、ちょっと欲張りなタレですが、美味しそうでしょ
? 暑い夏に食欲湧くこと、請け合いです!
【材料】 量は適宜
・(結城の※)すだれ麩
・胡瓜
・たれ: 酢、味噌、砂糖、からし粉、すりごま
市販の『からし和えのもと』を使う場合は、塩味、甘味は既についているので、味噌と砂糖は味見しがら減らて下さい
(味噌は隠し味、あとは酢とすりごまだけで大丈夫です)。
【作り方】
1. すだれ麩は、水に3時間ほど漬けて塩抜きした後、
食べやすい大きさにカットしてから、沸騰したお湯で1分程さっと茹でて水切り。
2. 胡瓜は薄切りにして軽く塩もみしたあと、洗って絞って水切り。
3. からし酢味噌を作って、そこに すり胡麻 をお好みの量を加えて混ぜて、たれを作る。
4. 1、2、3を一緒に和えて出来あがり。
冷蔵庫で半日~1日置いておくと味がなじんで美味しいです(ただし水が出てきますが)。
からし酢味噌あえは、特に夏の食欲のない時に、元気が出る味です!
(ちなみに、このページ冒頭の写真は、すりすり胡麻を入れてないバージョン)
すだれ麩は、ちょっとハムみたいな口当たりで、辛子(マスタード)にも合って、とても美味しいです
。
お試しください(^o^)
各郷土料理のレシピは、
●福井の『麩のからし和え』 : 福井どっとこむ https://www.fuku-e.com/
トップページ > 福井の和食 > 季節と食 > 今月の福井ふるさとの味10月簡単レシピ 麩のからし和え
http://www.fuku-e.com/files/wasyokusyoku/2015/7/appendsel_hkcr3eue3emkb4loh6dep90ua3_20150701090501.pdf
『からし和え』と名付けられてますが、レシピに味噌も入っているので、当ブログでは『からし味噌和え』としました。
●結城の『すだれ麩のごま酢和え』
『いばらきの味―郷土料理献立集 食・彩・百・景』 茨城県衛生部成人病対策課 編集・発行
を参考にさせて頂きました。
【『すだれ麩』いろいろ】
※ネットで『すだれ麩』と検索すると、圧倒的に石川県金沢の『すだれ麩』がヒットします。
金沢は加賀百万石の地にして有名な観光都市なので、発信される情報量は敵いません(T_T)。
しかし金沢のすだれ麩 と 結城のすだれ麩は
・製法と材料が少々違う
・金沢のすだれ麩は生麩。結城のすだれ麩は乾燥させたものを更に塩漬け。
ということで、食材としてはかなり違うのです
。
【おまけ】
結城の すだれ麩 を使ったオリジナル創作料理は、以前書いた記事
→ 【家庭で堪能!おいしい茨城&つくば(29)】 結城のすだれ麩と胡瓜の柿酢味噌マヨネーズあえ
→ 【家庭で堪能!おいしい 茨城&つくば(69)】すだれ麩の包み蒸し 韓国風
もご覧ください
先日、NHKの『歴史ヒストリア』で、『戦国の不死鳥』ということで、なんと!小田氏治が取り上げられましたよね

『戦国の不死鳥』(『戦国最弱の大名とも…^^;)と呼ばれるもとになった、小田氏の居城だった小田城は、つくば市の小田地区にあります。
国指定遺跡の小田城址(『小田城址歴史ひろば』)につきましては、以前、書いた記事
→ “ 小田城跡歴史ひろば ” の歩き方(入門編)
もご参照ください(^^)

さて小田氏治は、最後は城を取られて、結城の結城秀康の所に身を寄せて(氏治の娘が秀康の側室だったらしい)、結城秀康の越前(今の福井県)移封に伴い、福井に移ってそこで没しています。
Wikipediaによると、結城秀康は越前への移封後は、越前北ノ庄藩初代藩主となり。越前松平家宗家初代となったとのこと。
その縁で、現在、茨城県結城市と福井県福井市は友好都市になっています。

越前に移った後の小田氏治の詳細は不明のようですが、70歳前後でその地で没したことだけは分かっているようです。
・・・前置きが長くなりました(^^;)
先日、福井県福井市方面に行く機会があり、宿の朝食に
福井の郷土料理 『胡瓜と角麩の辛子和え』
があって、食べると美味しくてびっくり!

『家でも作りたい!』と思いました。
写真は宿の朝食に出た 『きゅうりと角麩の辛子和え』
お麩が大きいのが分かりますね。
これが『角麩』のようです。
この『角麩』が決め手なのですが、これは茨城では手に入りません


一方で、
福井市の友好都市

その名も『すだれ麩』
これを使うと、二つの土地の郷土料理コラボが出来るではありませんか

結城では、このすだれ麩を使った『すだれ麩の ごま酢和え』は、冠婚葬祭の料理の定番だそうです。
同様に、福井の『胡瓜と角麩の からし和え(からし味噌和え)』も冠婚葬祭の料理の定番だそう。

結城秀康と共に越前(福井)に移った小田氏治の出身地小田があるつくば市在住の私めが、この二つの市のコラボ料理を作っちゃおう!ということで、
『すだれ麩 と きゅうり の 胡麻からし酢味噌和え』
を作ってみました

『胡麻』 『からし』 『酢』 『味噌』 と、ちょっと欲張りなタレですが、美味しそうでしょ


【材料】 量は適宜
・(結城の※)すだれ麩
・胡瓜
・たれ: 酢、味噌、砂糖、からし粉、すりごま
市販の『からし和えのもと』を使う場合は、塩味、甘味は既についているので、味噌と砂糖は味見しがら減らて下さい
(味噌は隠し味、あとは酢とすりごまだけで大丈夫です)。
【作り方】
1. すだれ麩は、水に3時間ほど漬けて塩抜きした後、
食べやすい大きさにカットしてから、沸騰したお湯で1分程さっと茹でて水切り。
2. 胡瓜は薄切りにして軽く塩もみしたあと、洗って絞って水切り。
3. からし酢味噌を作って、そこに すり胡麻 をお好みの量を加えて混ぜて、たれを作る。

冷蔵庫で半日~1日置いておくと味がなじんで美味しいです(ただし水が出てきますが)。
からし酢味噌あえは、特に夏の食欲のない時に、元気が出る味です!

(ちなみに、このページ冒頭の写真は、すりすり胡麻を入れてないバージョン)
すだれ麩は、ちょっとハムみたいな口当たりで、辛子(マスタード)にも合って、とても美味しいです

お試しください(^o^)
各郷土料理のレシピは、
●福井の『麩のからし和え』 : 福井どっとこむ https://www.fuku-e.com/
トップページ > 福井の和食 > 季節と食 > 今月の福井ふるさとの味10月簡単レシピ 麩のからし和え
http://www.fuku-e.com/files/wasyokusyoku/2015/7/appendsel_hkcr3eue3emkb4loh6dep90ua3_20150701090501.pdf
『からし和え』と名付けられてますが、レシピに味噌も入っているので、当ブログでは『からし味噌和え』としました。
●結城の『すだれ麩のごま酢和え』
『いばらきの味―郷土料理献立集 食・彩・百・景』 茨城県衛生部成人病対策課 編集・発行
を参考にさせて頂きました。
【『すだれ麩』いろいろ】
※ネットで『すだれ麩』と検索すると、圧倒的に石川県金沢の『すだれ麩』がヒットします。
金沢は加賀百万石の地にして有名な観光都市なので、発信される情報量は敵いません(T_T)。
しかし金沢のすだれ麩 と 結城のすだれ麩は
・製法と材料が少々違う
・金沢のすだれ麩は生麩。結城のすだれ麩は乾燥させたものを更に塩漬け。
ということで、食材としてはかなり違うのです

【おまけ】
結城の すだれ麩 を使ったオリジナル創作料理は、以前書いた記事


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