【茨城こんなもの見つけた♪(54) 】 インターナショナル&パンの街 つくば のパンの秘話~ココロパン~
先日、東京に住む友人から、
『ウズベキスタンとの交流会で、つくばのパン屋さんのパンが配られたよ!』
『”ココロパン” という名前で、生まれたエピソードが感動的だった』
というメッセ―ジとともに、そのパンの写真がLINEで送られてきました。

『ピーターパンというパン屋さんのパンです』
友人のLINEメッセージは続いてそう書かれていました。
つくばは『パンの街つくば』ということで、美味しいパン屋さんがたくさんあります
。
その中の老舗 『ピーターパン』さんで、『ココロパン』と名付けられて作られているパンがあると知りました
。
それが、東京のイベントでも出されたとのこと
調べてみると、YouTubeで、「こころの架け橋 『ココロパン』 紹介VTR」 という動画を見つけました。
(同じ動画が、友人が参加したウズベキスタンとの交流会でも流れたそうです)
⇓
こころの架け橋 『ココロパン』 紹介VTR(別サイトに飛びます)
https://www.youtube.com/watch?v=FsTQ3zzQop4
ピーターパンの社長さんの辻さんが、『ココロパン』の誕生についてお話をされています。
2013年8月のつくば国際会議場で開催されたイベントの時に制作された動画とのこと。
なんと9年前
その『こころパン』が生まれるきっかけが、『アミノフと兵隊さん』(ノディラ アミノヴァ作 山田径子 絵)
という絵本で、この作者のノディラさんという方のお話を聞かれた、ピーターパンの辻さんが感動され、
また、ウズベキスタンの首都タシケントは『パンの街』で、つくばも『パンの街』ということで、
タシケントのパンの作り方を学び、『ココロパン』を作られたとのこと
。
(詳しくは上の動画をご覧下さい♪)
また、別の友人も、『アミノフと兵隊さん』という絵本のことを教えてくれました
。
その絵本は、第二次世界大戦で捕虜になり、ウズベキスタンで劇場建設の労働に携わった日本兵ウスタさんと、
アミノフさんという現地の方との心の交流のお話で、作者のノディラさんはアミノフさんのお孫さんとのこと。
実は私事ですが、私の祖父も、第二次世界大戦の時に、ロシアの捕虜になり、シベリアに抑留された経験がありました。
幼い頃、年中、シベリア抑留の時の過酷な労働の話を聞かされていたので、絵本に出てくるウスタさんのことは他人事には思えません
。
東京の友人からの何気ない写真と報告から、是非、私もそのパンと絵本が欲しくなり、友朋堂吾妻店さん(平日のみ営業)に行ったところ、
1冊だけ残っていて、購入出来ました
。
アミノフさんと、現地で建物建設の労働をしていた日本兵捕虜の人達との、ささやかな交流のお話、そして建築現場で怪我をしたアミノフさんを助けた日本兵捕虜ウスタさんのこと、胸が熱くなります。
日本兵ウスタさんは日本に帰りたいと言いながら、ウズベキスタンで亡くなったそうです。
でも、ウスタさんをはじめ、捕虜の日本兵達が、強制労働にも関わらず、大変立派な建物作り、大地震でも壊れず、それが今でも
現役で使われているとのこと

。
『そういう日本で勉強してほしい』とおじいさんに言われたお孫さん(ナディアさん)が、日本に来て、筑波大学に留学し、
おじいさんと日本兵の方との心のエピソードを絵本にされたということも、絵本の最後の方で紹介されています。

(写真は、絵本『アミノフと兵隊さん』(作 ノディラ アミノヴァ作 絵 山田径子 発行元 アミノフと兵隊さん制作プロジェクト事務局) と、ピーターパンの『ココロパン』のツーショット)
そして、そのエピソードに感銘を受けられた、つくば市内の老舗パン屋さん ピーターパンの社長さんが、
ウズベキスタンに言って現地のパンの製法を教わって作り、『こころパン』の名付けて店頭で販売されるようになったということで、
物語が現代にまで続いていることに感動
その『ココロパン』も、ピーターパン並木店さんに行って購入出来ました
。
(こころパンは、扱っている日とそうでない日があるようなので、お店で要確認)。
同じく『こころパン』のエピソードに感動した、さらに別の友人(つくば在住)は、パンを買った時に、ラッキーにもこころパンを焼くパン職人さん(多分、動画でお話されていた方みたいです)から、『こころパン』の模様に使われる器具(ウズベキスタン製)の話もうかがったそう
。

ココロパンのアップ。
なんと美しいのでしょう
トッピングの黒ごまの下に、綺麗な花の模様があるのがご覧になれますでしょうか。
どうやってこの模様を付けるのかな?と思っていたら、模様をパン生地に付ける器具があるのですね。
それも、ウズベキスタン製で、実際、現地でも使われている器具とのこと
。
この美しい模様にもちゃんとエピソードがある!
しかも美味しい
見過ごされそうなパンにも、とても深いエピソードや誕生秘話があることに、感動しました

パンの街つくばのパン、他にもエピソードがあるパン、きっといろいろあるのでしょうね。
今の世界情勢、戦争のこと、本当に胸が痛みますし、本当に早く終結して、みんなが安心して暮らせる世界になってほしい。
そして世界情勢による世界的な小麦不足、食料不足も大変心配。
『こころパン』を噛みしめながら、あらためて多くのことを考えさせられています。
【おまけ】
ちなみに、『こころパン』は、軽くトーストするとより美味しいです
。
噛みしめる度に、小麦の美味しさが伝わってきます
。
美味しいパンと素晴らしいエピソードを、ラフマット!(ウズベキスタン語の『ありがとう』) です。
(
なお、個人的に、メッサというパプリカで作られたソースをちょっぴりつけて頂くと、更に異国の気分が増しますので、おすすめ。
メッサは輸入食材店などで買えます・・・ウズベキスタンの食べ方ではないかとは思いますが、異国情緒たっぷりで、しかも美味しいので、おすすめです
)
【おまけ2】
かなり以前書いた記事
『ウズベキスタンのおじいちゃん人形 と ダリアの花』
は、筑波大学大学院に留学されていたウスベキスタンのOくんが、筑波大学のプログラムで、我が家にホームステイした時のお話です。
ウズベキスタンの料理の話も!
ウズベキスタン繋がりとうことで、是非
(ちなみに、上記で、ココロパンのことを教えてくれた東京の友人、絵本『アミノフと兵隊さん』や、ココロパンの模様についての話など、様々な情報を伝えてくれた友人達は、いずれも、上記のページの話題にも出てくる、ヒッポファミリークラブの友人達です
)
ラフマット!
先日、東京に住む友人から、
『ウズベキスタンとの交流会で、つくばのパン屋さんのパンが配られたよ!』
『”ココロパン” という名前で、生まれたエピソードが感動的だった』
というメッセ―ジとともに、そのパンの写真がLINEで送られてきました。

『ピーターパンというパン屋さんのパンです』
友人のLINEメッセージは続いてそう書かれていました。
つくばは『パンの街つくば』ということで、美味しいパン屋さんがたくさんあります

その中の老舗 『ピーターパン』さんで、『ココロパン』と名付けられて作られているパンがあると知りました

それが、東京のイベントでも出されたとのこと

調べてみると、YouTubeで、「こころの架け橋 『ココロパン』 紹介VTR」 という動画を見つけました。
(同じ動画が、友人が参加したウズベキスタンとの交流会でも流れたそうです)
⇓
こころの架け橋 『ココロパン』 紹介VTR(別サイトに飛びます)
https://www.youtube.com/watch?v=FsTQ3zzQop4
ピーターパンの社長さんの辻さんが、『ココロパン』の誕生についてお話をされています。
2013年8月のつくば国際会議場で開催されたイベントの時に制作された動画とのこと。
なんと9年前

その『こころパン』が生まれるきっかけが、『アミノフと兵隊さん』(ノディラ アミノヴァ作 山田径子 絵)
という絵本で、この作者のノディラさんという方のお話を聞かれた、ピーターパンの辻さんが感動され、
また、ウズベキスタンの首都タシケントは『パンの街』で、つくばも『パンの街』ということで、
タシケントのパンの作り方を学び、『ココロパン』を作られたとのこと

(詳しくは上の動画をご覧下さい♪)
また、別の友人も、『アミノフと兵隊さん』という絵本のことを教えてくれました

その絵本は、第二次世界大戦で捕虜になり、ウズベキスタンで劇場建設の労働に携わった日本兵ウスタさんと、
アミノフさんという現地の方との心の交流のお話で、作者のノディラさんはアミノフさんのお孫さんとのこと。
実は私事ですが、私の祖父も、第二次世界大戦の時に、ロシアの捕虜になり、シベリアに抑留された経験がありました。
幼い頃、年中、シベリア抑留の時の過酷な労働の話を聞かされていたので、絵本に出てくるウスタさんのことは他人事には思えません

東京の友人からの何気ない写真と報告から、是非、私もそのパンと絵本が欲しくなり、友朋堂吾妻店さん(平日のみ営業)に行ったところ、
1冊だけ残っていて、購入出来ました

アミノフさんと、現地で建物建設の労働をしていた日本兵捕虜の人達との、ささやかな交流のお話、そして建築現場で怪我をしたアミノフさんを助けた日本兵捕虜ウスタさんのこと、胸が熱くなります。
日本兵ウスタさんは日本に帰りたいと言いながら、ウズベキスタンで亡くなったそうです。
でも、ウスタさんをはじめ、捕虜の日本兵達が、強制労働にも関わらず、大変立派な建物作り、大地震でも壊れず、それが今でも
現役で使われているとのこと



『そういう日本で勉強してほしい』とおじいさんに言われたお孫さん(ナディアさん)が、日本に来て、筑波大学に留学し、
おじいさんと日本兵の方との心のエピソードを絵本にされたということも、絵本の最後の方で紹介されています。

(写真は、絵本『アミノフと兵隊さん』(作 ノディラ アミノヴァ作 絵 山田径子 発行元 アミノフと兵隊さん制作プロジェクト事務局) と、ピーターパンの『ココロパン』のツーショット)
そして、そのエピソードに感銘を受けられた、つくば市内の老舗パン屋さん ピーターパンの社長さんが、
ウズベキスタンに言って現地のパンの製法を教わって作り、『こころパン』の名付けて店頭で販売されるようになったということで、
物語が現代にまで続いていることに感動

その『ココロパン』も、ピーターパン並木店さんに行って購入出来ました

(こころパンは、扱っている日とそうでない日があるようなので、お店で要確認)。
同じく『こころパン』のエピソードに感動した、さらに別の友人(つくば在住)は、パンを買った時に、ラッキーにもこころパンを焼くパン職人さん(多分、動画でお話されていた方みたいです)から、『こころパン』の模様に使われる器具(ウズベキスタン製)の話もうかがったそう


ココロパンのアップ。
なんと美しいのでしょう

トッピングの黒ごまの下に、綺麗な花の模様があるのがご覧になれますでしょうか。
どうやってこの模様を付けるのかな?と思っていたら、模様をパン生地に付ける器具があるのですね。
それも、ウズベキスタン製で、実際、現地でも使われている器具とのこと

この美しい模様にもちゃんとエピソードがある!

しかも美味しい

見過ごされそうなパンにも、とても深いエピソードや誕生秘話があることに、感動しました


パンの街つくばのパン、他にもエピソードがあるパン、きっといろいろあるのでしょうね。
今の世界情勢、戦争のこと、本当に胸が痛みますし、本当に早く終結して、みんなが安心して暮らせる世界になってほしい。
そして世界情勢による世界的な小麦不足、食料不足も大変心配。
『こころパン』を噛みしめながら、あらためて多くのことを考えさせられています。
【おまけ】
ちなみに、『こころパン』は、軽くトーストするとより美味しいです

噛みしめる度に、小麦の美味しさが伝わってきます

美味しいパンと素晴らしいエピソードを、ラフマット!(ウズベキスタン語の『ありがとう』) です。
(

メッサは輸入食材店などで買えます・・・ウズベキスタンの食べ方ではないかとは思いますが、異国情緒たっぷりで、しかも美味しいので、おすすめです

【おまけ2】
かなり以前書いた記事
『ウズベキスタンのおじいちゃん人形 と ダリアの花』
は、筑波大学大学院に留学されていたウスベキスタンのOくんが、筑波大学のプログラムで、我が家にホームステイした時のお話です。
ウズベキスタンの料理の話も!
ウズベキスタン繋がりとうことで、是非

(ちなみに、上記で、ココロパンのことを教えてくれた東京の友人、絵本『アミノフと兵隊さん』や、ココロパンの模様についての話など、様々な情報を伝えてくれた友人達は、いずれも、上記のページの話題にも出てくる、ヒッポファミリークラブの友人達です

ラフマット!
2022年01月05日
虎の土鈴
虎の土鈴
2022年(令和4年)、今度こそコロナも収まって、穏やかな年となりますよう。
さて、我が家は、初詣は、今年も『早詣で(幸先詣で)』ということで大晦日の明るいうちに参拝にいきました。
人がほとんどいないし、気持ちよかったです。
『幸先詣で』、いい言葉ですね(^^)v
さて寅年の2022年(令和4年)、参拝に行った一の矢八坂神社で購入した土鈴は、干支の寅=虎の土鈴
。

土鈴は白色なので、ホワイトタイガーですね(^^)
。
(ちなみに、おみくじの方は、黄色、白色、金色の三色がありました)
ホワイトタイガーは、Wikipedia 『White tiger』 (https://en.wikipedia.org/wiki/White_tiger)
によると、
『The white tiger or bleached tiger is a leucistic pigmentation variant of the Bengal tiger,
Siberian tiger and hybrids between the two.』。
つまり、ベンガルトラ、シベリアトラ、もしくはその混血のトラの白変種とのこと。
ところで、上の文中の『leucistic(リューシスティック)』は白変種ということで、『albino(アルビノ)』とは違うそうです。
アルビノはメラニンは生成しないけれど、白変種(リューシスティック)は色素が少ないために毛や皮膚が白くなっただけで、
メラニンを生成するとのこと。
だから、ホワイトタイガーには、黒っぽいシマシマがちゃんとあるのですね,,,Φ(.. )
私がホワイトタイガーを初めて見たのは、もうかなり以前、カナダに住んでいた時に行った動物園でのことです。
白い色にやや黒が薄いグレーの縞模様が綺麗だったのを今でも思い出します。
あれは、ベンガルトラだったのか、シベリアトラだったのか、はたまたその混血だったのか、今では分かりませんが…。
またシベリアトラは別名アムールトラともいうそうで、以前、我が家にホームステイに来られたロシアの方が、アムールトラの保護ボランティアもしていると話していて、その時初めてアムールトラの存在を知りました。
その方がホームステイ中、一緒に上野動物園に行きましたが、絶滅危惧種の動物の写真展示の中のアムールトラの写真があって、
アムールトラは皮が狙われて密猟の標的にされているので、保護しないと本当に危ない
ということを話をされていたのを思い出しました
。

ということで、こちらは、ロシアの台地を意識した針葉樹林をイメージした背景で、白い虎の土鈴をパチリ。
角度が違うと表情が違って、可愛いですよね
調べると、アムールトラに限らず、トラは全て絶滅危惧種なんです。
寅の土鈴から、トラの生息地のことや、生物の白変種とアルビノの違いなど、いろいろ調べて改めて勉強した次第です。
2022年(令和4年)、今度こそコロナも収まって、穏やかな年となりますよう。
さて、我が家は、初詣は、今年も『早詣で(幸先詣で)』ということで大晦日の明るいうちに参拝にいきました。
人がほとんどいないし、気持ちよかったです。
『幸先詣で』、いい言葉ですね(^^)v
さて寅年の2022年(令和4年)、参拝に行った一の矢八坂神社で購入した土鈴は、干支の寅=虎の土鈴


土鈴は白色なので、ホワイトタイガーですね(^^)

(ちなみに、おみくじの方は、黄色、白色、金色の三色がありました)
ホワイトタイガーは、Wikipedia 『White tiger』 (https://en.wikipedia.org/wiki/White_tiger)
によると、
『The white tiger or bleached tiger is a leucistic pigmentation variant of the Bengal tiger,
Siberian tiger and hybrids between the two.』。
つまり、ベンガルトラ、シベリアトラ、もしくはその混血のトラの白変種とのこと。
ところで、上の文中の『leucistic(リューシスティック)』は白変種ということで、『albino(アルビノ)』とは違うそうです。
アルビノはメラニンは生成しないけれど、白変種(リューシスティック)は色素が少ないために毛や皮膚が白くなっただけで、
メラニンを生成するとのこと。
だから、ホワイトタイガーには、黒っぽいシマシマがちゃんとあるのですね,,,Φ(.. )
私がホワイトタイガーを初めて見たのは、もうかなり以前、カナダに住んでいた時に行った動物園でのことです。
白い色にやや黒が薄いグレーの縞模様が綺麗だったのを今でも思い出します。
あれは、ベンガルトラだったのか、シベリアトラだったのか、はたまたその混血だったのか、今では分かりませんが…。
またシベリアトラは別名アムールトラともいうそうで、以前、我が家にホームステイに来られたロシアの方が、アムールトラの保護ボランティアもしていると話していて、その時初めてアムールトラの存在を知りました。
その方がホームステイ中、一緒に上野動物園に行きましたが、絶滅危惧種の動物の写真展示の中のアムールトラの写真があって、
アムールトラは皮が狙われて密猟の標的にされているので、保護しないと本当に危ない



ということで、こちらは、ロシアの台地を意識した針葉樹林をイメージした背景で、白い虎の土鈴をパチリ。
角度が違うと表情が違って、可愛いですよね

調べると、アムールトラに限らず、トラは全て絶滅危惧種なんです。
寅の土鈴から、トラの生息地のことや、生物の白変種とアルビノの違いなど、いろいろ調べて改めて勉強した次第です。
2021年07月05日
茨城3つの養蚕信仰の聖地について(1)
茨城3つの養蚕信仰の聖地について(1)
蚕影山に伝わる金色姫伝説では、金色姫は「天竺」から舟で流されてきました。
「天竺」・・・インドです!
もう20年以上前になりますが、当時のJICA筑波の研修員の方で、
インドの養蚕技術の研究者の方が我が家にホームステイされたことがありました。
つくば市には匡の研究機関が多くありますが、当時の農林水産省の蚕糸・昆虫農業技術研究所(※)に養蚕技術の研究のために来られた方でした。
※ 蚕糸・昆虫農業技術研究所は、その後、他の農林水産省の研究所と統合され、現在は、国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究 機構(農研機構) 農業生物資源研究所の一部門となっているようです。

その方からお土産に、インド産のシルクのスカーフを頂きました
。
(写真は頂いたそのスカーフのアップ)
落ち着いた色合いとシルクの肌触りがとても気に入っていて、しかも丈夫で20年以上経っても全然へたっていない
。なので、現在も愛用していますが、不勉強な私は
『インドの絹/絹製品』を、その時初めて知った次第でした。

スカーフについている、
「100% PURE SILK MADE IN INDEA」と書かれたタグ
まさしく、天竺の絹織物!
ところでその当時、筑波山麓に『蚕影山神社』というのがあるらしいというのを知ってはいましたが、まだ行ったことはなかったので、養蚕の神様だから、その方と一緒に行ってみたいと提案しました。
しかし、その方は大して興味を示されず (まあ、科学技術としての養蚕を研究されている方ですし、日本の神様にも興味ないのは当然かな)、うちの家族も気乗りしないようだったので、一緒に行くことはありませんでした。
ただ個人的に、ずっと蚕影山神社に惹かれて、今に至り、つれづれなるままに、蚕影山神社の話題を中心に、養蚕信仰について調べては、以下のような記事を当ブログに書いてきました。
筑波山麓 蚕影山神社、神郡地域の話題として、
● つくば市フットパスで訪ねる金色姫伝説
● 蚕影山神社と桑林寺~金色姫伝説の不思議
● 東京・立川の『猫返し神社』と筑波山麓の関係!
● つくばプチ民俗学・・・ならせ餅
また、養蚕とは直接関係はないのですが、蚕影山/神郡周辺の話題として、
● 筑波山麓を舞台にした古代の民衆ドラマ!蚕影山の『和気広虫』伝説
● つくば市内 万葉集に詠われるもう一つの山 『あじくま山』
蚕影山信仰とは直接は関係ないのですが、つくばにも近く絹織物の結城紬で有名な結城に関係する話題として
● 結城と福井を繋ぐ伝説と信仰―猫塚伝説と袋羽神―
● 茨城 こんなもの見つけた♪(21) 結城まゆ細工ストラップ・結城紬バッジ・大穂ほうきストラップ
『金色姫伝説』が伝わるのは、つくば市の蚕影山神社だけでなく、神栖市(星福寺・蚕霊神社)と日立市(蚕養神社)にも伝わります。
これら3つの神社は、『茨城 三大蚕の神社』ということで、特に明治以降、日本で絹製品の輸出が増加し、養蚕業が盛んだった頃に、関東甲信越を中心に、各地から多くの参拝者(昭和になるとバスを仕立てて参拝に来られたとか)が訪れ、分霊された神社も各地に建てられました。
(その一例が上にも紹介した記事 → 東京・立川の『猫返し神社』と筑波山麓の関係! 。
さて、日本国内の絹といえば、世界遺産の群馬県富岡市にある富岡製糸場 が有名ですよね。
現在放送中のNHK大河ドラマ『青天を衝け』の主人公は、『近代日本経済の父』澁澤栄一。もうすぐ新一万円札の顔にもなりますが、
その澁澤栄一も設立に関わった富岡製糸場。
インドのお土産のシルクスカーフから始まり、
近代日本の産業 - 絹・養蚕 ー 養蚕信仰 ー 茨城県の3つの養蚕信仰の聖地と歴史・民俗等
と、自分の中で、一本の糸で繋がったので
、これから、じっくり 気になっていた
『茨城県の3つの養蚕信仰の聖地』
について書いていこうと思います。
(本当は茨城県歴史館あたりで企画展して欲しいくらいですが
。過去に企画展やったことあるのかな?)
ちなみに参考文献は、県内各地に伝わる昔話と地域史(市史・町史)等の他に、
★ 『養蠶(かいこ)の神々-蚕神信仰の民俗-』 阪本英一 著 群馬県文化事業振興会 発行
★ 『養蚕の神々 繭の郷で育まれた信仰』 安中市ふるさと学習館 編集・発行
★ 『養蚕と蚕神 近代産業に息づく民俗学的想像力』 沢辺満智子 著 慶応義塾大学出版会 発行
★ 『蚕 絹糸を吐く虫と日本人』 畑中章宏 著 晶文社
をメインの参考文献・テキストとさせて頂き、勉強しながら書いていきます。
(続きます)
→ 茨城3つの養蚕信仰の聖地について(2) ~ 蚕伝来の伝説と「豊浦」
【おまけ】

世界遺産 富岡製糸場 (2019年8月撮影)
大変見応えがあります。
その富岡製糸場へ行ったときのお土産
● 『富岡名物 まゆこもり 富岡産シルク入り』

(本当はもっと箱ぎっしりに入っていたのですが、半分以上食べてしまってからの写真なので4個だけです
美しい白色と可愛い形
。
品の良い甘さの葛湯の素。
お湯に溶かして葛湯として頂くものなのですが、実は干菓子として直接食べても美味しくて
、その後、再び群馬に行ったときにリピートして買いました。
富岡製糸場でなくても、道の駅などでも買えましたので、見かけたらまた買うつもりです
(以下、画像に注意 (笑))
● 『かいこ王国』さんの蚕の形のチョコレート。

富岡製糸場前の商店街にあるお店で購入。
クランチの入ったホワイトチョコの蚕が、抹茶味の緑色のチョコの上に乗っています。
これはインスタ映えする(?)のもあって、ネットでは結構有名ですよね。
蚕の形に一瞬ギョッとして、キワモノ的
ですが、食べるととても美味しいチョコレートでした
。
(私はホワイトチョコは好きでないのですが、こちらのこの蚕の形のチョコは美味しかったです! お店の方によると、とても良い材料を使って作られているとのことで、要冷蔵でした)
蚕影山に伝わる金色姫伝説では、金色姫は「天竺」から舟で流されてきました。
「天竺」・・・インドです!
もう20年以上前になりますが、当時のJICA筑波の研修員の方で、
インドの養蚕技術の研究者の方が我が家にホームステイされたことがありました。
つくば市には匡の研究機関が多くありますが、当時の農林水産省の蚕糸・昆虫農業技術研究所(※)に養蚕技術の研究のために来られた方でした。
※ 蚕糸・昆虫農業技術研究所は、その後、他の農林水産省の研究所と統合され、現在は、国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究 機構(農研機構) 農業生物資源研究所の一部門となっているようです。

その方からお土産に、インド産のシルクのスカーフを頂きました

(写真は頂いたそのスカーフのアップ)
落ち着いた色合いとシルクの肌触りがとても気に入っていて、しかも丈夫で20年以上経っても全然へたっていない

『インドの絹/絹製品』を、その時初めて知った次第でした。
スカーフについている、
「100% PURE SILK MADE IN INDEA」と書かれたタグ
まさしく、天竺の絹織物!
ところでその当時、筑波山麓に『蚕影山神社』というのがあるらしいというのを知ってはいましたが、まだ行ったことはなかったので、養蚕の神様だから、その方と一緒に行ってみたいと提案しました。
しかし、その方は大して興味を示されず (まあ、科学技術としての養蚕を研究されている方ですし、日本の神様にも興味ないのは当然かな)、うちの家族も気乗りしないようだったので、一緒に行くことはありませんでした。
ただ個人的に、ずっと蚕影山神社に惹かれて、今に至り、つれづれなるままに、蚕影山神社の話題を中心に、養蚕信仰について調べては、以下のような記事を当ブログに書いてきました。

● つくば市フットパスで訪ねる金色姫伝説
● 蚕影山神社と桑林寺~金色姫伝説の不思議
● 東京・立川の『猫返し神社』と筑波山麓の関係!
● つくばプチ民俗学・・・ならせ餅

● 筑波山麓を舞台にした古代の民衆ドラマ!蚕影山の『和気広虫』伝説
● つくば市内 万葉集に詠われるもう一つの山 『あじくま山』

● 結城と福井を繋ぐ伝説と信仰―猫塚伝説と袋羽神―
● 茨城 こんなもの見つけた♪(21) 結城まゆ細工ストラップ・結城紬バッジ・大穂ほうきストラップ
『金色姫伝説』が伝わるのは、つくば市の蚕影山神社だけでなく、神栖市(星福寺・蚕霊神社)と日立市(蚕養神社)にも伝わります。
これら3つの神社は、『茨城 三大蚕の神社』ということで、特に明治以降、日本で絹製品の輸出が増加し、養蚕業が盛んだった頃に、関東甲信越を中心に、各地から多くの参拝者(昭和になるとバスを仕立てて参拝に来られたとか)が訪れ、分霊された神社も各地に建てられました。
(その一例が上にも紹介した記事 → 東京・立川の『猫返し神社』と筑波山麓の関係! 。
さて、日本国内の絹といえば、世界遺産の群馬県富岡市にある富岡製糸場 が有名ですよね。
現在放送中のNHK大河ドラマ『青天を衝け』の主人公は、『近代日本経済の父』澁澤栄一。もうすぐ新一万円札の顔にもなりますが、
その澁澤栄一も設立に関わった富岡製糸場。
インドのお土産のシルクスカーフから始まり、
近代日本の産業 - 絹・養蚕 ー 養蚕信仰 ー 茨城県の3つの養蚕信仰の聖地と歴史・民俗等
と、自分の中で、一本の糸で繋がったので

『茨城県の3つの養蚕信仰の聖地』
について書いていこうと思います。
(本当は茨城県歴史館あたりで企画展して欲しいくらいですが

ちなみに参考文献は、県内各地に伝わる昔話と地域史(市史・町史)等の他に、
★ 『養蠶(かいこ)の神々-蚕神信仰の民俗-』 阪本英一 著 群馬県文化事業振興会 発行
★ 『養蚕の神々 繭の郷で育まれた信仰』 安中市ふるさと学習館 編集・発行
★ 『養蚕と蚕神 近代産業に息づく民俗学的想像力』 沢辺満智子 著 慶応義塾大学出版会 発行
★ 『蚕 絹糸を吐く虫と日本人』 畑中章宏 著 晶文社
をメインの参考文献・テキストとさせて頂き、勉強しながら書いていきます。
(続きます)
→ 茨城3つの養蚕信仰の聖地について(2) ~ 蚕伝来の伝説と「豊浦」
【おまけ】

世界遺産 富岡製糸場 (2019年8月撮影)
大変見応えがあります。
その富岡製糸場へ行ったときのお土産
● 『富岡名物 まゆこもり 富岡産シルク入り』

(本当はもっと箱ぎっしりに入っていたのですが、半分以上食べてしまってからの写真なので4個だけです

美しい白色と可愛い形

品の良い甘さの葛湯の素。
お湯に溶かして葛湯として頂くものなのですが、実は干菓子として直接食べても美味しくて

富岡製糸場でなくても、道の駅などでも買えましたので、見かけたらまた買うつもりです

(以下、画像に注意 (笑))
● 『かいこ王国』さんの蚕の形のチョコレート。

富岡製糸場前の商店街にあるお店で購入。
クランチの入ったホワイトチョコの蚕が、抹茶味の緑色のチョコの上に乗っています。
これはインスタ映えする(?)のもあって、ネットでは結構有名ですよね。
蚕の形に一瞬ギョッとして、キワモノ的


(私はホワイトチョコは好きでないのですが、こちらのこの蚕の形のチョコは美味しかったです! お店の方によると、とても良い材料を使って作られているとのことで、要冷蔵でした)
2018年08月22日
ウズベキスタンのおじいちゃん人形 と ダリアの花
ウズベキスタンのおじいちゃん人形 と ダリアの花
先日、我が家に、ウズベキスタンから来ている筑波大学の留学生の方が2泊3日でホームステイされました(筑波大学のプログラム)。
ニックネームはOくん
。

その時に頂いたお土産が、このめっちゃ可愛いおじいちゃんの人形
。
焼き物で出来ていて彩色されています。
このおじいちゃんが担いでいるのが、ウズベキスタンの『国民食』(Oくん談)のプロウ(現地では『オシ』と呼ぶそう)だそうです。
たぶん日本でも食べられる『ピラフ』の語源の1つかと
。
【プロウ(オシ)とナン】
ウズベキスタンでは、プロウ(オシ)は家庭料理でもあり、結婚式なのでのイベントでも必ず出るというまさに国民食
。
そして地方ごとに、特色あるプロウ(オシ)があるそうで、どこの地域のものが美味しいかよく論争(?)になったり、コンテストをしたりするそう(どこの国も同じね♪)。
Oくんが動画(YouTube)で見せてくれましたが、ウズベキスタンでは、ギネスに挑戦して超~大きな鍋(パン)で、超~大量(2トンとか5トンとか
)のプロウを作るそうです
。
材料を聞いたら
『僕は料理をしないのであまり詳しくないのですが・・・基本は米、ニンジン、肉(マトンかチキン)とスパイス。それを大量の油で炒めます。
まず、それぞれの材料を層状に重ねて火を通し、最後に全体を混ぜます。
地方や家庭によって材料にバリエーションがあります』
とのこと。
材料を層状に重ねて火を通す…がポイントみたいです。面白い,,,φ(.. )
なお、プロウは、ペルシャ料理のポロにも繋がるようで、以前書いた記事
→ 家庭で堪能!おいしい 茨城&つくば (15) 千夜一夜物語ごはん 「そらまめのポロ」
も良かったらご覧ください(^^)
ウズベキスタンのオシ(プロウ)も作ってみたいなぁ
。
(Oくん曰く『ウズベキスタンの料理はどれも油を大量に使うので、油っぽいです』とのこと。でもOくん、スリムです
)
その他、ナンも一般的に食べるそうで、ウズベキスタンでも『ナン』と呼ぶそう。
そのナンも
『インドのものと違ってウズベキスタンのものはまず形が丸いです。あと味も違います。
また土地のよって作り方や焼き方や形状が違うので、土地ごとに風味も味もかなり違います』
とのこと。
ナンもやはり奥が深い!!
2日目は朝から、千葉県佐倉市の国立歴史民族博物館へ行きましたが、そこの中世日本の村のジオラマを見た時に、
『あれが、ナンを焼く窯にそっくり!』
とOくんが指した先には、土で作られたらしいかまど(の模型)。
古今東西の、人の営み(食生活)に共通する、文化と知恵を感じた瞬間でした
。
【ウズベク語】
2日目(土曜日)の夜は、多言語を楽しんでいるヒッポファミリークラブの集まり(つくば)に一緒に行きました。
そこでOくんにウズベク語で自己紹介してもらったら、ヒッポのメンバー達から口々に、
『トルコ語(※)に似ている!』
『アラビア語(※)に似ている!』
『ペルシャ語(※)に似ている!』
と驚きの声が。
※ヒッポではトルコ語、アラビア語もストーリーCDがあって聞いていているので音・言葉の波・単語になじみがあり、またペルシャ語は、ホームステイや仕事でつくばに来たイランの方が遊びに来たり、最近イランに行ってきたメンバーが話してくれるので、つくばのメンバー間ではなじみのある音・単語があるのです(^^)。
シルクロードの途中に位置し、古くから交易の道が盛んで文化が混ざってきたウズベキスタンなので、少しずついろんな国の言葉や表現が入ってきていると、オスカールさんも言っていました。
ちなみに、Oくんは、ウズベク語、ロシア語、英語が堪能
。すごい!
ウズベキスタンは旧ソ連邦なので、年配の人はロシア語も話せるそうですが、若い世代はロシア語は出来なくて、学校で習う英語を理解するそうです。
【ダリアの花】
2泊3日でしたが、Oくんはとても明るく話し好きで、本当にいろんな話しをしました。その中の1つ、ダリアの花について。
Oくんのお父さんは園芸業者さんで、数年前まではいろんな花を作っていたそうですが、ここ最近はダリアの栽培に特化しているそう。
ダリアといえば、我が家の娘たちがそれぞれ、やはりヒッポファミリークラブの青少年交流で、それぞれ(長女が小学5年生の時にウラジオストックへ、次女が小学6年生でハバロフスクへ)ホームステイしたことがあります。
ロシアでは、夏はダーチャと呼ばれる農園を持つ家庭も多く、二人ともそれぞれ、ダーチャでの写真を撮ってきましたが、どちらの写真も野菜・果物に加えて、ダリアの花がみごとに咲き誇っていたのが印象的でした
。
ロシア~ウズベキスタンあたりの、旧ソ連邦~中東のあたりは、夏はダリアの花が超人気なのでしょう(*^^*)。
もう1つ、ダリアといえば!
石岡市の八郷地区にある茨城県フラワーパークのダリアもまた、大変見事です
。

写真は2015年2月上旬撮影。
温室の中でたくさんのダリアが咲き誇ってました
。

人の顔よりも大きい花もあり、色鮮やか。
本当に見応えがあります。
ご興味ある方は、是非行ってみて下さい(^o^)
詳細: 茨城県フラワーパークHP
Oくんは大学院の勉強が非常に大変とのことで、なかなか会えなさそうですが、帰国前の1カ月弱は時間が出来るようで、その時はまた会いたいと思っています
。
参考
ヒッポファミリークラブ 公式ページ
ヒッポファミリークラブ茨城南地域 Facebook
先日、我が家に、ウズベキスタンから来ている筑波大学の留学生の方が2泊3日でホームステイされました(筑波大学のプログラム)。
ニックネームはOくん


その時に頂いたお土産が、このめっちゃ可愛いおじいちゃんの人形

焼き物で出来ていて彩色されています。
このおじいちゃんが担いでいるのが、ウズベキスタンの『国民食』(Oくん談)のプロウ(現地では『オシ』と呼ぶそう)だそうです。
たぶん日本でも食べられる『ピラフ』の語源の1つかと

【プロウ(オシ)とナン】
ウズベキスタンでは、プロウ(オシ)は家庭料理でもあり、結婚式なのでのイベントでも必ず出るというまさに国民食

そして地方ごとに、特色あるプロウ(オシ)があるそうで、どこの地域のものが美味しいかよく論争(?)になったり、コンテストをしたりするそう(どこの国も同じね♪)。
Oくんが動画(YouTube)で見せてくれましたが、ウズベキスタンでは、ギネスに挑戦して超~大きな鍋(パン)で、超~大量(2トンとか5トンとか


材料を聞いたら
『僕は料理をしないのであまり詳しくないのですが・・・基本は米、ニンジン、肉(マトンかチキン)とスパイス。それを大量の油で炒めます。
まず、それぞれの材料を層状に重ねて火を通し、最後に全体を混ぜます。
地方や家庭によって材料にバリエーションがあります』
とのこと。
材料を層状に重ねて火を通す…がポイントみたいです。面白い,,,φ(.. )
なお、プロウは、ペルシャ料理のポロにも繋がるようで、以前書いた記事

も良かったらご覧ください(^^)
ウズベキスタンのオシ(プロウ)も作ってみたいなぁ

(Oくん曰く『ウズベキスタンの料理はどれも油を大量に使うので、油っぽいです』とのこと。でもOくん、スリムです

その他、ナンも一般的に食べるそうで、ウズベキスタンでも『ナン』と呼ぶそう。
そのナンも
『インドのものと違ってウズベキスタンのものはまず形が丸いです。あと味も違います。
また土地のよって作り方や焼き方や形状が違うので、土地ごとに風味も味もかなり違います』
とのこと。
ナンもやはり奥が深い!!
2日目は朝から、千葉県佐倉市の国立歴史民族博物館へ行きましたが、そこの中世日本の村のジオラマを見た時に、
『あれが、ナンを焼く窯にそっくり!』
とOくんが指した先には、土で作られたらしいかまど(の模型)。
古今東西の、人の営み(食生活)に共通する、文化と知恵を感じた瞬間でした

【ウズベク語】
2日目(土曜日)の夜は、多言語を楽しんでいるヒッポファミリークラブの集まり(つくば)に一緒に行きました。
そこでOくんにウズベク語で自己紹介してもらったら、ヒッポのメンバー達から口々に、
『トルコ語(※)に似ている!』
『アラビア語(※)に似ている!』
『ペルシャ語(※)に似ている!』
と驚きの声が。
※ヒッポではトルコ語、アラビア語もストーリーCDがあって聞いていているので音・言葉の波・単語になじみがあり、またペルシャ語は、ホームステイや仕事でつくばに来たイランの方が遊びに来たり、最近イランに行ってきたメンバーが話してくれるので、つくばのメンバー間ではなじみのある音・単語があるのです(^^)。
シルクロードの途中に位置し、古くから交易の道が盛んで文化が混ざってきたウズベキスタンなので、少しずついろんな国の言葉や表現が入ってきていると、オスカールさんも言っていました。
ちなみに、Oくんは、ウズベク語、ロシア語、英語が堪能

ウズベキスタンは旧ソ連邦なので、年配の人はロシア語も話せるそうですが、若い世代はロシア語は出来なくて、学校で習う英語を理解するそうです。
【ダリアの花】
2泊3日でしたが、Oくんはとても明るく話し好きで、本当にいろんな話しをしました。その中の1つ、ダリアの花について。
Oくんのお父さんは園芸業者さんで、数年前まではいろんな花を作っていたそうですが、ここ最近はダリアの栽培に特化しているそう。
ダリアといえば、我が家の娘たちがそれぞれ、やはりヒッポファミリークラブの青少年交流で、それぞれ(長女が小学5年生の時にウラジオストックへ、次女が小学6年生でハバロフスクへ)ホームステイしたことがあります。
ロシアでは、夏はダーチャと呼ばれる農園を持つ家庭も多く、二人ともそれぞれ、ダーチャでの写真を撮ってきましたが、どちらの写真も野菜・果物に加えて、ダリアの花がみごとに咲き誇っていたのが印象的でした

ロシア~ウズベキスタンあたりの、旧ソ連邦~中東のあたりは、夏はダリアの花が超人気なのでしょう(*^^*)。
もう1つ、ダリアといえば!
石岡市の八郷地区にある茨城県フラワーパークのダリアもまた、大変見事です


写真は2015年2月上旬撮影。
温室の中でたくさんのダリアが咲き誇ってました


人の顔よりも大きい花もあり、色鮮やか。
本当に見応えがあります。
ご興味ある方は、是非行ってみて下さい(^o^)

Oくんは大学院の勉強が非常に大変とのことで、なかなか会えなさそうですが、帰国前の1カ月弱は時間が出来るようで、その時はまた会いたいと思っています

参考
ヒッポファミリークラブ 公式ページ
ヒッポファミリークラブ茨城南地域 Facebook
2015年03月25日
たまごの形のお菓子いろいろ
たまごの形のお菓子いろいろ
日本ではなじみがありませんが、この時期、欧米ではイースター(復活祭)が祝われる頃です。
イースターの祝日は3月下旬から4月にかけてで、『春分の日の後の最初の満月の、次の日曜日』(wikipediaより)と定義されるため年によって違い、今年(2015年)は4月5日だそう。
イースターを祝う国ではこの時期、たまご型のチョコレートなどのお菓子や、卵の殻に色を塗るキットなどが店頭に並びます。
でも、そのイースターとは関係なく(笑)、

偶然手元に、日本の各地域の銘菓、郷土菓子で、たまごの形で『○○のたまご』と謳ったものが3つ集まったので、
並べて味比べ
。

・茨城(つくば) ふくろうの卵
・熊本 すずめのたまご
・岩手 かもめの玉子(写真は「ミニ」なので小さめです)
『卵』
『たまご』
『玉子』
と表記が分かれるのも面白いですね。
さてさてお味は、

(左上)ふくろうの卵: 中の白餡に栗が入っているので、栗の味がします。そとの皮は麦こがしを使っていて香ばしい風味。
(真ん中下)すずめのたまご: 中に落花生が入っている豆菓子。外の殻が固めで歯ごたえもあり、しょうゆ味も効いていて、ビールが飲みたくなります。
(右上)かもめの玉子: 黄身餡の風味とホワイトチョコのコーティングの味の妙。
3つとも美味しいです
3月~4月に欧米諸国に出掛ける方、話のタネに
『○○のたまご』タイプの日本の銘菓・郷土菓子を
お土産に持っていくのも良いかもしれません♪
【おまけ】

冒頭に『日本では馴染みの少ないイースター』と書きましたが、
さすが流行を作り出す努力がすごい食品業界(^m^)。
子供向けに、日本のお菓子で『イースター』にちなんだ卵の形のお菓子、ありました
。
チョコボールの『きょろちゃんのたまご』
そして、チョコエッグ『ポケットモンスター』
輸入食材店では外国製チョコエッグがいろいろありましたが、結構いいお値段。
でも上の日本のお菓子はそんなに高くもなく、ちょっと嬉しいかも
。
→ 続・たまごの形のお菓子いろいろ
日本ではなじみがありませんが、この時期、欧米ではイースター(復活祭)が祝われる頃です。
イースターの祝日は3月下旬から4月にかけてで、『春分の日の後の最初の満月の、次の日曜日』(wikipediaより)と定義されるため年によって違い、今年(2015年)は4月5日だそう。
イースターを祝う国ではこの時期、たまご型のチョコレートなどのお菓子や、卵の殻に色を塗るキットなどが店頭に並びます。
でも、そのイースターとは関係なく(笑)、

偶然手元に、日本の各地域の銘菓、郷土菓子で、たまごの形で『○○のたまご』と謳ったものが3つ集まったので、
並べて味比べ


・茨城(つくば) ふくろうの卵
・熊本 すずめのたまご
・岩手 かもめの玉子(写真は「ミニ」なので小さめです)
『卵』
『たまご』
『玉子』
と表記が分かれるのも面白いですね。
さてさてお味は、

(左上)ふくろうの卵: 中の白餡に栗が入っているので、栗の味がします。そとの皮は麦こがしを使っていて香ばしい風味。
(真ん中下)すずめのたまご: 中に落花生が入っている豆菓子。外の殻が固めで歯ごたえもあり、しょうゆ味も効いていて、ビールが飲みたくなります。
(右上)かもめの玉子: 黄身餡の風味とホワイトチョコのコーティングの味の妙。
3つとも美味しいです

3月~4月に欧米諸国に出掛ける方、話のタネに
『○○のたまご』タイプの日本の銘菓・郷土菓子を
お土産に持っていくのも良いかもしれません♪

【おまけ】

冒頭に『日本では馴染みの少ないイースター』と書きましたが、
さすが流行を作り出す努力がすごい食品業界(^m^)。
子供向けに、日本のお菓子で『イースター』にちなんだ卵の形のお菓子、ありました

チョコボールの『きょろちゃんのたまご』
そして、チョコエッグ『ポケットモンスター』
輸入食材店では外国製チョコエッグがいろいろありましたが、結構いいお値段。
でも上の日本のお菓子はそんなに高くもなく、ちょっと嬉しいかも

→ 続・たまごの形のお菓子いろいろ