2022年03月01日
(100) あんこうのムニエル 塩ふくれみかん風味
【家庭で堪能!おいしい 茨城&つくば (100) 】あんこうのムニエル 塩ふくれみかん風味 ~ ラペ コン サル ナランハ Rape Con Sal Naranja
『仮定で堪能!おいしい茨城&つくば』のシリーズも通算100回となりました
100回目は、茨城が誇る郷土の食材、あんこうと、ふくれみかん(福来みかん)のコラボです

鍋にして食べるのが一般的なあんこう(鮟鱇)ですが、今回はスペイン料理風です
。
しかも簡単♪
スペインやイタリアでも、アンコウを食べるそうです。
特にスペインのバスク地方では、あんこうは『rape ラペ』と呼ばれて、よく食されるそう。
手持ちの料理の本(参考文献1)によると、スペインでは、安くて美味しいあんこうは、『貧乏人のイセエビ』
とも呼ばれるとか
。
あんこうのプリプリの美味しい白身は、オマールエビにも比されるのですね♪
ただ、日本と違って、白身の肉の部分だけ食べるようで、肝とかヒレとかの『あんこうの七つ道具』は食べないよう?
・・・なんともったいない!!
茨城が誇る郷土料理 あんこう鍋では、あんこうの身はほぼ全てを美味しく、食べ尽くしますよね
ということで、茨城の海と山の幸の簡単コラボ! 筑波山のふくれみかんで作った『塩ふくれみかん』で味と風味づけした、
『あんこうのムニエル 塩みかん風味』
です。
あんこうは、ムニエルにしても、白身はもちろん、七つ道具まで美味しく頂けちゃうのですyo

『塩ふくれみかん』は、『塩レモン』の応用で、ふくれみかんを塩漬けしたものです。
今回は、ふくれみかんの皮を細切りにして塩蔵した、こちらのものを使いました (後述の 塩みかんの作り方のその2のタイプです)。
これで、塩味と香りを加えます。
【材料】

・あんこう 切り身:白身と 七つ道具(肝、ヒレ、皮など) 今回は青森産(つくばではなかなか茨城産は手に入れづらく)
あんこうは、ヒレや皮などの、『あんこうの七つ道具』もとても美味しい
ので、是非味わって下さいませ。
・塩ふくれみかん (※後述)
今回は、ふくれミカンの皮を細切りにして、塩蔵したものを使用
・にんにく :薄切りにしておく
・小麦粉 : あんこうの切り身にまぶす粉
・油 : サラダオイル、オリーブオイルなどお好みで。
【作り方】
1.ニンニクは薄切りにしておきます。

2.あんこうに切り身に、うすく小麦粉をまぶしておきます。
3.フライパンに油を、やや多めに入れ、中火で熱して、あんこうの身を炒めます。
先に厚みのある、白身と肝を入れると良いかと思います。
片面をじっくり炒めてから、反対の面を炒めます。
焦げないように火加減に注意。
※油がはねやすいのと、早く火が通りやすいので、蓋をするとのお勧めします。
4.3の白身・肝に火が通り始めた位の頃に、薄切りにんにくと、白身・肝以外の『七つ道具』(ヒレ、皮など)を加え、
香ばしそうな焦げ目がつく位までi炒めます。
5.最後に 塩みかんを加えて、かるく混ぜて火を止めて、出来上がり。

油で炒めたムニエルなので、白身と肝はともかく、『七つ道具』は、箸やフォークでは滑って食べにくいので、ここは、もう手を使ってワイルドに頂きましょう!
あんこうの旨味と、ムニエルにした香ばしさ、ガーリックと塩みかんの風味が渾然一体と鳴って、とっても美味しいです
。
日本では、あんこうは『あんこう鍋』が定番ですが、ムニエルにしても、もちろんとても美味しい!

そして、特筆すべきは
白身や肝はもちろん、皮やヒレなどの部分(『あんこうの七つ道具』)の深い味わいが、ムニエルにするとさらに際立って

特にコラーゲン部分のトロトロの美味しさといったら!
『あんこうの七つ道具』、見た目にビビらず、是非是非召し上がって下さい
。
更にそこへ、ふくれみかんで作った塩みかんで風味付けすると、海と山の幸を同時に味わえるというもの(^^)
。
柑橘系の香りと魚料理が合うのはよく知られてますが、塩レモンや塩みかんを使うと、皮の苦みが旨味になる
のが、よく分かります。
※塩ふくれみかん
『塩みかん』は、地元産レモンでも、柚子でも、同じように作れます♪
今回の料理では、当ブログの料理記事では頻出
の筑波山名産 『ふくれみかん(福来みかん)』で作ってみたものです。
作り方はいろいろありますが、どれも簡単。塩の量は適宜ですが、塩漬けの感覚で、かなり多めで。

(その1) きれいに洗ったふくれみかんの水分を拭いてから、半分にカットして塩と一緒に瓶詰めし、冷蔵保存する。
写真は秋に作って冷蔵庫で保存していたもの。
だいぶ使って、残りわずかです。
肉料理にも、また鍋料理にも使えます。
(その2) ふくれみかんの皮を細切りにして、塩をまぶして瓶詰めして冷蔵保存する。
今回の料理はこのタイプその2を使ってみました。

(その3) ふくれみかんの皮をみじん切りにして、塩をまぶして瓶詰めして冷蔵保存。
ちなみに、こちらの写真のものは、我が家の庭でなった柚子の実の皮を刻んで、塩蔵にした、『塩柚子/柚子塩』です。
こちらは(その3)のタイプ。
(その2)の細切りタイプ、(その3)のみじん切りタイプは、野菜の浅漬けやサラダに使っても、香りが良くてGood
もう春の足音が聞こえてきます
が、冬の名残りの美味しい物もまだまだある今の時期。
季節の移り変わりを、味わっちゃいましょう!
【参考文献】
あんこう料理が紹介されてます。
1. 『コロンブスのごちそう わが家でできるスペイン食の旅 バッカス5月号別冊』 TBSブリタニカ
2. 『スペイン修道院の食卓 歴史とレシピ』 五十嵐加奈子・丸山永恵 訳 スエタエ社編 原書房
3. 『イタリアの地方料理』 柴田書房
『仮定で堪能!おいしい茨城&つくば』のシリーズも通算100回となりました

100回目は、茨城が誇る郷土の食材、あんこうと、ふくれみかん(福来みかん)のコラボです


鍋にして食べるのが一般的なあんこう(鮟鱇)ですが、今回はスペイン料理風です

しかも簡単♪

スペインやイタリアでも、アンコウを食べるそうです。
特にスペインのバスク地方では、あんこうは『rape ラペ』と呼ばれて、よく食されるそう。
手持ちの料理の本(参考文献1)によると、スペインでは、安くて美味しいあんこうは、『貧乏人のイセエビ』


あんこうのプリプリの美味しい白身は、オマールエビにも比されるのですね♪

ただ、日本と違って、白身の肉の部分だけ食べるようで、肝とかヒレとかの『あんこうの七つ道具』は食べないよう?
・・・なんともったいない!!

茨城が誇る郷土料理 あんこう鍋では、あんこうの身はほぼ全てを美味しく、食べ尽くしますよね

ということで、茨城の海と山の幸の簡単コラボ! 筑波山のふくれみかんで作った『塩ふくれみかん』で味と風味づけした、
『あんこうのムニエル 塩みかん風味』
です。
あんこうは、ムニエルにしても、白身はもちろん、七つ道具まで美味しく頂けちゃうのですyo


『塩ふくれみかん』は、『塩レモン』の応用で、ふくれみかんを塩漬けしたものです。
今回は、ふくれみかんの皮を細切りにして塩蔵した、こちらのものを使いました (後述の 塩みかんの作り方のその2のタイプです)。
これで、塩味と香りを加えます。
【材料】

・あんこう 切り身:白身と 七つ道具(肝、ヒレ、皮など) 今回は青森産(つくばではなかなか茨城産は手に入れづらく)


・塩ふくれみかん (※後述)
今回は、ふくれミカンの皮を細切りにして、塩蔵したものを使用
・にんにく :薄切りにしておく
・小麦粉 : あんこうの切り身にまぶす粉
・油 : サラダオイル、オリーブオイルなどお好みで。
【作り方】
1.ニンニクは薄切りにしておきます。

2.あんこうに切り身に、うすく小麦粉をまぶしておきます。
3.フライパンに油を、やや多めに入れ、中火で熱して、あんこうの身を炒めます。
先に厚みのある、白身と肝を入れると良いかと思います。
片面をじっくり炒めてから、反対の面を炒めます。
焦げないように火加減に注意。
※油がはねやすいのと、早く火が通りやすいので、蓋をするとのお勧めします。
4.3の白身・肝に火が通り始めた位の頃に、薄切りにんにくと、白身・肝以外の『七つ道具』(ヒレ、皮など)を加え、
香ばしそうな焦げ目がつく位までi炒めます。
5.最後に 塩みかんを加えて、かるく混ぜて火を止めて、出来上がり。

油で炒めたムニエルなので、白身と肝はともかく、『七つ道具』は、箸やフォークでは滑って食べにくいので、ここは、もう手を使ってワイルドに頂きましょう!

あんこうの旨味と、ムニエルにした香ばしさ、ガーリックと塩みかんの風味が渾然一体と鳴って、とっても美味しいです

日本では、あんこうは『あんこう鍋』が定番ですが、ムニエルにしても、もちろんとても美味しい!


そして、特筆すべきは

白身や肝はもちろん、皮やヒレなどの部分(『あんこうの七つ道具』)の深い味わいが、ムニエルにするとさらに際立って


特にコラーゲン部分のトロトロの美味しさといったら!

『あんこうの七つ道具』、見た目にビビらず、是非是非召し上がって下さい

更にそこへ、ふくれみかんで作った塩みかんで風味付けすると、海と山の幸を同時に味わえるというもの(^^)

柑橘系の香りと魚料理が合うのはよく知られてますが、塩レモンや塩みかんを使うと、皮の苦みが旨味になる

※塩ふくれみかん
『塩みかん』は、地元産レモンでも、柚子でも、同じように作れます♪
今回の料理では、当ブログの料理記事では頻出

作り方はいろいろありますが、どれも簡単。塩の量は適宜ですが、塩漬けの感覚で、かなり多めで。

(その1) きれいに洗ったふくれみかんの水分を拭いてから、半分にカットして塩と一緒に瓶詰めし、冷蔵保存する。
写真は秋に作って冷蔵庫で保存していたもの。
だいぶ使って、残りわずかです。
肉料理にも、また鍋料理にも使えます。
(その2) ふくれみかんの皮を細切りにして、塩をまぶして瓶詰めして冷蔵保存する。
今回の料理はこのタイプその2を使ってみました。

(その3) ふくれみかんの皮をみじん切りにして、塩をまぶして瓶詰めして冷蔵保存。
ちなみに、こちらの写真のものは、我が家の庭でなった柚子の実の皮を刻んで、塩蔵にした、『塩柚子/柚子塩』です。
こちらは(その3)のタイプ。
(その2)の細切りタイプ、(その3)のみじん切りタイプは、野菜の浅漬けやサラダに使っても、香りが良くてGood

もう春の足音が聞こえてきます

季節の移り変わりを、味わっちゃいましょう!

【参考文献】
あんこう料理が紹介されてます。
1. 『コロンブスのごちそう わが家でできるスペイン食の旅 バッカス5月号別冊』 TBSブリタニカ
2. 『スペイン修道院の食卓 歴史とレシピ』 五十嵐加奈子・丸山永恵 訳 スエタエ社編 原書房
3. 『イタリアの地方料理』 柴田書房
2021年01月21日
おめでた柄 と 桃太郎柄 の きびだんご
おめでた柄 と 桃太郎柄 の きびだんご
『きびだんご』、岡山みやげで有名ですね。
子供の駄菓子というより、庶民の大人のお茶受けという感じでしょうか
。
そして、昔話の桃太郎では、おばあさんが作ったきびだんご。
猿と犬と雉が、桃太郎のお供になる報酬としての(?)きびだんご
。
きびだんごは、『黍(きび)』でつくられているから、『きびだんご』なのか?
はたまた、『吉備国』(今の岡山県全域も含むエリア)で作られただんごだから、『きびだんご』なのか?
桃太郎のきびだんごは黍で作られた『黍団子』。
そこで『黍』と『吉備』をかけて、更に岡山の吉備津彦伝説・温羅伝説と桃太郎を結び付けて
観光振興で生まれたお菓子が、岡山銘菓の『きびだんご』なのだそうです。
グッドアイディア
そして押しも押されぬ岡山みやげ
。
現在はなかなか旅行が出来ない状況ですが、今回、私は、 生協で、
暮れに正月バージョン、年明けに節分バージョンが売られていたので、購入しました(^o^)v。
どちらも、岡山市の山方永寿堂さんの製品。
パッケージの日本伝統のおめでたい柄がとても可愛い
めでたくもキッチュな絵柄が、ほのぼのとして、そして何か駄菓子も連想(※)させます。
※ご参考:以前書いた記事 → 『山形 鶴岡駄菓子』
●正月バージョン

さすがお正月バージョン。
箱も包み紙もめでたい絵づくし。
とても凝ったデザインで、扇子の真ん中の穴(窓)から、内蓋に描かれた『大入』の文字が見え、
扇子の描かれた蓋を開けると、更に賑々しく、熊の手のようなデザインで、おめでたい柄が出てきます。

箱の横には、『きびだんご(KIBIDANGO)についての簡単な英語の説明があり、
さらに箱のふたを開けると、箱に描かれた日本伝統の吉祥絵柄の説明が英語で書かれています。
説明は英語オンリー!
外国へのお土産を意識したデザインです。
だんごの入った袋の上には、付録として、めでたい形を折れる折り紙数種類と、折り方の説明書も。
めっちゃ、気が利いてます(^^)
とにかく箱のデザインが凝っていて、しかも可愛い!

お団子を包む包装紙は、
招き猫、鶴と亀、福助、七福神、鯛
の5種類。
それが2個ずつなので、お団子は計10個。

一口大のお団子
柔らかくて、舌触りが滑らかで、ほのかに甘くて美味しい
。
●桃太郎バージョン

『きびだんご(吉備団子・黍団子)』といえば、やはり桃太郎伝説!
桃太郎伝説の『鬼』は、節分の『鬼』も当然連想させるので、節分バージョンともいえそうですね。

こちらは、きなこだんごです。
こちらにも、きびだんごときなこの説明が簡単に英文で書かれています。

こちらも箱のデザインが凝っていて、やっぱり可愛い!
こちらのバージョンでは折り紙は入っていません。
折り紙の付録は正月バージョンのスペシャルなのですね、きっと。
あと、残念がことに、『桃太郎』伝説についての説明がない・・・。
箱の内側に、桃太郎のお話の英語でのあらすじと説明があったらもっと良かったなぁ~。
お餅を包む包装紙は、
桃太郎、犬、猿、雉、鬼 の5種類。
こちらも2個ずつで、計10個のお餅。

きなこがまぶされた、きびだんご。
きなこの香ばしさが、きびだんごの柔らかくほのかな甘さを引き立て手美味しい。
個人的に、きなこは大好き
。
両方とも、日本文化に興味を持つ外国の人へのお土産にぴったりですが、日本人の私達にも嬉しいデザイン
。
正月、節分以外のバージョンがあったら、欲しいくらい
。
ただし、気になるのが、原料(Ingredients)についての英語の記載。
(以下、いずれもアンダーラインは筆者による)
きびだんご(KIBIDANGO)は、
『sugar, rice cake powder, starch syrup, starch, millet powder and others』
きなこきびだんご(Kinako-Kibidango)は、
『sugar, rice cake powder, starch syrup, toasted soybean flour, starch, millet powder and others
の『others』に、多分、かなり神経質になる外国の人は多いと思います。
動物性由来のものが使われていないか、アルコールが少しでも含まれていないか、ベジタリアンはもちろん、
イスラム教の人など、アルコールも、お肉も特別な祈祷をしてとさつされた肉でないと食べませんから。
海外向けなら、そこのところも是非気をつけて、材料をきちんと細かく英語で書いた方が良いです。
それを読んで安心して買える人や、お土産として受け取れる人が増えますから。
そういう点も考慮して安心してもらいながら、日本のお菓子や伝統行事や文化、伝統柄をどんどん海外に発信して欲しいですね。
日本人の私たちも知らなかったこともあって、とても面白いですし(^^)
桃太郎伝説は、岡山の吉備津彦伝説・温羅伝説が元になったという説があり、
それ故、桃太郎伝説の舞台は今の岡山だ言われているそうです。
温羅は大陸から製鉄技術を伝えた一族とも考えられるそうで、『鬼ノ城』遺跡は古代の朝鮮半島の山城の形式
であったり、近くからは製鉄遺跡が発掘されていたり、古代ロマンたっぷりの土地。
新型コロナが収束したら、この地を訪れたいです
。
『きびだんご』、岡山みやげで有名ですね。
子供の駄菓子というより、庶民の大人のお茶受けという感じでしょうか

そして、昔話の桃太郎では、おばあさんが作ったきびだんご。
猿と犬と雉が、桃太郎のお供になる報酬としての(?)きびだんご

きびだんごは、『黍(きび)』でつくられているから、『きびだんご』なのか?
はたまた、『吉備国』(今の岡山県全域も含むエリア)で作られただんごだから、『きびだんご』なのか?
桃太郎のきびだんごは黍で作られた『黍団子』。
そこで『黍』と『吉備』をかけて、更に岡山の吉備津彦伝説・温羅伝説と桃太郎を結び付けて
観光振興で生まれたお菓子が、岡山銘菓の『きびだんご』なのだそうです。
グッドアイディア

そして押しも押されぬ岡山みやげ

現在はなかなか旅行が出来ない状況ですが、今回、私は、 生協で、
暮れに正月バージョン、年明けに節分バージョンが売られていたので、購入しました(^o^)v。
どちらも、岡山市の山方永寿堂さんの製品。
パッケージの日本伝統のおめでたい柄がとても可愛い

めでたくもキッチュな絵柄が、ほのぼのとして、そして何か駄菓子も連想(※)させます。
※ご参考:以前書いた記事 → 『山形 鶴岡駄菓子』
●正月バージョン

さすがお正月バージョン。
箱も包み紙もめでたい絵づくし。
とても凝ったデザインで、扇子の真ん中の穴(窓)から、内蓋に描かれた『大入』の文字が見え、
扇子の描かれた蓋を開けると、更に賑々しく、熊の手のようなデザインで、おめでたい柄が出てきます。


箱の横には、『きびだんご(KIBIDANGO)についての簡単な英語の説明があり、
さらに箱のふたを開けると、箱に描かれた日本伝統の吉祥絵柄の説明が英語で書かれています。
説明は英語オンリー!
外国へのお土産を意識したデザインです。
だんごの入った袋の上には、付録として、めでたい形を折れる折り紙数種類と、折り方の説明書も。
めっちゃ、気が利いてます(^^)
とにかく箱のデザインが凝っていて、しかも可愛い!

お団子を包む包装紙は、
招き猫、鶴と亀、福助、七福神、鯛
の5種類。
それが2個ずつなので、お団子は計10個。

一口大のお団子
柔らかくて、舌触りが滑らかで、ほのかに甘くて美味しい

●桃太郎バージョン

『きびだんご(吉備団子・黍団子)』といえば、やはり桃太郎伝説!
桃太郎伝説の『鬼』は、節分の『鬼』も当然連想させるので、節分バージョンともいえそうですね。

こちらは、きなこだんごです。
こちらにも、きびだんごときなこの説明が簡単に英文で書かれています。

こちらも箱のデザインが凝っていて、やっぱり可愛い!
こちらのバージョンでは折り紙は入っていません。
折り紙の付録は正月バージョンのスペシャルなのですね、きっと。
あと、残念がことに、『桃太郎』伝説についての説明がない・・・。
箱の内側に、桃太郎のお話の英語でのあらすじと説明があったらもっと良かったなぁ~。

桃太郎、犬、猿、雉、鬼 の5種類。
こちらも2個ずつで、計10個のお餅。

きなこがまぶされた、きびだんご。
きなこの香ばしさが、きびだんごの柔らかくほのかな甘さを引き立て手美味しい。
個人的に、きなこは大好き

両方とも、日本文化に興味を持つ外国の人へのお土産にぴったりですが、日本人の私達にも嬉しいデザイン

正月、節分以外のバージョンがあったら、欲しいくらい

ただし、気になるのが、原料(Ingredients)についての英語の記載。
(以下、いずれもアンダーラインは筆者による)
きびだんご(KIBIDANGO)は、
『sugar, rice cake powder, starch syrup, starch, millet powder and others』
きなこきびだんご(Kinako-Kibidango)は、
『sugar, rice cake powder, starch syrup, toasted soybean flour, starch, millet powder and others
の『others』に、多分、かなり神経質になる外国の人は多いと思います。
動物性由来のものが使われていないか、アルコールが少しでも含まれていないか、ベジタリアンはもちろん、
イスラム教の人など、アルコールも、お肉も特別な祈祷をしてとさつされた肉でないと食べませんから。
海外向けなら、そこのところも是非気をつけて、材料をきちんと細かく英語で書いた方が良いです。
それを読んで安心して買える人や、お土産として受け取れる人が増えますから。
そういう点も考慮して安心してもらいながら、日本のお菓子や伝統行事や文化、伝統柄をどんどん海外に発信して欲しいですね。
日本人の私たちも知らなかったこともあって、とても面白いですし(^^)
桃太郎伝説は、岡山の吉備津彦伝説・温羅伝説が元になったという説があり、
それ故、桃太郎伝説の舞台は今の岡山だ言われているそうです。
温羅は大陸から製鉄技術を伝えた一族とも考えられるそうで、『鬼ノ城』遺跡は古代の朝鮮半島の山城の形式
であったり、近くからは製鉄遺跡が発掘されていたり、古代ロマンたっぷりの土地。
新型コロナが収束したら、この地を訪れたいです

2020年08月20日
(92) 夏の日の楽しみ:蓮の花と葉を味わう 後編: 碧筒杯と蓮酒を楽しむ
【家庭で堪能!おいしい 茨城&つくば(92)】 夏の日の楽しみ:蓮の花と葉を味わう 後編: 碧筒杯と蓮酒を楽しむ
全国一の蓮根の生産を誇る土浦。
7月から8月中旬頃までは、蓮の花も大変美しい季節
です。
地下茎である蓮根を食べるだけでなく、蓮の花も葉も楽しみたい!
ということで、『夏の日の楽しみ』と銘打って、前回は蓮花茶と蓮葉茶を作って味わってみました。
→
【家庭で堪能!おいしい 茨城&つくば(91)】 夏の日の楽しみ:蓮の花と葉を味わう 前編: 蓮花茶と蓮葉茶を作る
手作りの蓮花茶で、贅沢で優雅なひとときを楽しめました
さて今回は、蓮とお酒の楽しみです♪

蓮の大きな葉を酒器に見立てて酒を注ぎ、葉の中心から茎(蓮の茎は蓮根のようにたくさんの穴がある)を通ってきた酒を楽しむ。
そのお酒を『荷葉酒』と読んだり、またその姿から『碧筒杯』とか『象鼻杯』と呼ばれているそうです。
個人的には、碧い筒(柄・茎)から通ってくるという『碧筒杯』という表現が好き
です。
象の鼻というと、どうも象の鼻水が出てきそうなので(笑)。
なので、当ブログでは、『蓮葉酒(碧筒杯)』 で統一します♪
ずいぶん以前、水で碧筒杯を体験した話を記事に書きました。
(水だから、『蓮葉水』でしょうか(^^))
→
ハスの花について学ぶ♪ 霞ヶ浦総合公園 花蓮園にて。
かすかにハッカに似たすーっとした香りがしたのが印象的だったのを記憶しています。
水でも香りがあったので、お酒ではさぞ香り成分が抽出されるのでは♪ とずっと試したく思っていたところ、
採れたての柄付きの葉を、蓮根農家さんから購入出来たので、早速トライ!
(1)蓮葉酒(碧筒杯)

蓮の葉の中心、柄と繋がっている部分を、つまようじでちょっと穴を開けて、お酒が流れ出やすくします。

蓮の葉の上に、そっとお酒を注ぎ入れます。

ここで本来は、茎を通ってきたお酒を、口で受け止めてお酒を頂くようですが、
今回のものは茎が短めだったのと、8月上旬を過ぎて茎も堅くなっているため、上手く(優雅に?)口にくわえて頂けないので、
お猪口に出てきたお酒を受け止めました。
柄は、蓮根と同じように、たくさんの大きな穴が並んでますので、結構ジャバジャバと流れててきました(笑)
葉に開けた穴が多すぎたか?
筑波山の伏流水で作られた地酒、男女川の純米酒。
男女川は、桜川の支流で、霞ケ浦に流れていきますから、霞ケ浦の蓮根ともつながっている♪
では、飲んでみましょう!
・・・うーん、蓮らしい香りも風味も分からない(^^:)
苦味のような変な味もありませんが、香りも特に感じられない。
比較の為に、オリジナルの男女川の純米酒とも味比べしましたが、違いが分かりませんでした
。
以前書いた記事で試した、碧筒杯で水を飲んだ時は、蓮の香りがフッとしたので、日本酒では
成分がよりアルコールに溶けてさぞかし♪と期待しましたが、アルコールの香りが強すぎて、
分かりませんでしが。
葉と柄に酒が留まっている時間が短すぎるからでしょうか。
もしかすると、もっと若い時の葉(7月上旬頃)
と細い茎の方が、風味が強いのかもしれません。
来年の夏、もうすこし早い時期に確かめたいです。
(2) 『蓮酒』
碧筒杯(荷葉酒)だと、茎を通る時間が短すぎるのかとも思い、蓮の茎をお酒に漬けてみました。
① 日本酒に漬ける
実際、大手酒造メーカー 菊正宗のサイトで、象鼻杯(=碧筒杯)とは別に、『ハス酒』
という飲み方も紹介されているのを見つけました。
参考:
菊正宗 ネットショップブログ > “ハス酒”と“象鼻杯”
蓮の茎をお酒(日本酒)に漬けたものを味わうそう。
これなら漬けている時間が長いので、蓮の香りがお酒に移っていそう。
これもトライ!
上のサイトには具体的な作り方等は書かれていないので、とりあえずシンプルに、斜めにカットした蓮の茎をそのまま日本酒に漬けてみることにしました。

お酒は上と同じく、筑波山の銘酒、男女川の純米酒。
1日漬けたものを、頂きます♪
ワクワク♪
・・・ん? よく分からない。
碧筒杯の時と同じくらい、特に蓮の香りも味も感じられない
。
味も、苦味・えぐ味も特にない代わりに、特に変化もなく・・・。
こちらも、碧筒杯の時と同じく、オリジナルの男女川の純米酒とも味比べしましたが、違いが分かりませんでした
。
念のため、2日間漬けてみましたが、やはり違いは分からず。
こちらも、もしかするともう少し若い葉(7月初旬ごろ)と、細くて若い茎
を使った方が良いのかもしれません。
こちらも、来年の夏の宿題かな♪
② 焼酎(ホワイトリカー)に漬けてみる。
めげずに焼酎(ホワイトリカー)にもつけてみました。
糖分は(私の好みで)一切入れず、ホワイトリカーと蓮の茎(葉・花の茎)のみ。

アルコール度数の強い酒に長時間付けるとどうなるか?
写真は、ホワイトリカーに漬けて1週間程経ったもの。
褐色に色が変化しています。
香りは、アルコールの匂いに混じって、甘い匂いが・・・この香りは、なんと!蓮根の香り!
味は今のところ、特に特徴はありませんが、変なクセもありません。ちょっと期待感♪
1年程漬けていると、味も熟れて来ると思うので、もう1年寝かせてみます。
来年の楽しみです
。
【おまけ】

おつまみは、霞ケ浦の手長エビの素揚げと、ハスならぬハスイモの茎とキュウリ・にんじんの酢の物。
お好みで、筑波山名産の福来ミカンの七味をトッピング(^^)v
これぞ、筑波山・霞ヶ浦の味ですね
。
【次にトライしてみたいこと】
また蓮の葉が手には入ったら、今度は、『荷葉飯』(蓮の葉で包んだちまき)を作ってみたいと思ってます(^^)
全国一の蓮根の生産を誇る土浦。
7月から8月中旬頃までは、蓮の花も大変美しい季節

地下茎である蓮根を食べるだけでなく、蓮の花も葉も楽しみたい!

ということで、『夏の日の楽しみ』と銘打って、前回は蓮花茶と蓮葉茶を作って味わってみました。
→

手作りの蓮花茶で、贅沢で優雅なひとときを楽しめました

さて今回は、蓮とお酒の楽しみです♪
蓮の大きな葉を酒器に見立てて酒を注ぎ、葉の中心から茎(蓮の茎は蓮根のようにたくさんの穴がある)を通ってきた酒を楽しむ。
そのお酒を『荷葉酒』と読んだり、またその姿から『碧筒杯』とか『象鼻杯』と呼ばれているそうです。
個人的には、碧い筒(柄・茎)から通ってくるという『碧筒杯』という表現が好き

象の鼻というと、どうも象の鼻水が出てきそうなので(笑)。
なので、当ブログでは、『蓮葉酒(碧筒杯)』 で統一します♪
ずいぶん以前、水で碧筒杯を体験した話を記事に書きました。
(水だから、『蓮葉水』でしょうか(^^))
→

かすかにハッカに似たすーっとした香りがしたのが印象的だったのを記憶しています。
水でも香りがあったので、お酒ではさぞ香り成分が抽出されるのでは♪ とずっと試したく思っていたところ、
採れたての柄付きの葉を、蓮根農家さんから購入出来たので、早速トライ!
(1)蓮葉酒(碧筒杯)

蓮の葉の中心、柄と繋がっている部分を、つまようじでちょっと穴を開けて、お酒が流れ出やすくします。
蓮の葉の上に、そっとお酒を注ぎ入れます。
ここで本来は、茎を通ってきたお酒を、口で受け止めてお酒を頂くようですが、
今回のものは茎が短めだったのと、8月上旬を過ぎて茎も堅くなっているため、上手く(優雅に?)口にくわえて頂けないので、
お猪口に出てきたお酒を受け止めました。
柄は、蓮根と同じように、たくさんの大きな穴が並んでますので、結構ジャバジャバと流れててきました(笑)
葉に開けた穴が多すぎたか?
筑波山の伏流水で作られた地酒、男女川の純米酒。
男女川は、桜川の支流で、霞ケ浦に流れていきますから、霞ケ浦の蓮根ともつながっている♪

では、飲んでみましょう!
・・・うーん、蓮らしい香りも風味も分からない(^^:)

苦味のような変な味もありませんが、香りも特に感じられない。
比較の為に、オリジナルの男女川の純米酒とも味比べしましたが、違いが分かりませんでした

以前書いた記事で試した、碧筒杯で水を飲んだ時は、蓮の香りがフッとしたので、日本酒では
成分がよりアルコールに溶けてさぞかし♪と期待しましたが、アルコールの香りが強すぎて、
分かりませんでしが。
葉と柄に酒が留まっている時間が短すぎるからでしょうか。
もしかすると、もっと若い時の葉(7月上旬頃)

来年の夏、もうすこし早い時期に確かめたいです。
(2) 『蓮酒』
碧筒杯(荷葉酒)だと、茎を通る時間が短すぎるのかとも思い、蓮の茎をお酒に漬けてみました。
① 日本酒に漬ける
実際、大手酒造メーカー 菊正宗のサイトで、象鼻杯(=碧筒杯)とは別に、『ハス酒』
という飲み方も紹介されているのを見つけました。
参考:

蓮の茎をお酒(日本酒)に漬けたものを味わうそう。
これなら漬けている時間が長いので、蓮の香りがお酒に移っていそう。
これもトライ!
上のサイトには具体的な作り方等は書かれていないので、とりあえずシンプルに、斜めにカットした蓮の茎をそのまま日本酒に漬けてみることにしました。

お酒は上と同じく、筑波山の銘酒、男女川の純米酒。
1日漬けたものを、頂きます♪
ワクワク♪
・・・ん? よく分からない。
碧筒杯の時と同じくらい、特に蓮の香りも味も感じられない

味も、苦味・えぐ味も特にない代わりに、特に変化もなく・・・。
こちらも、碧筒杯の時と同じく、オリジナルの男女川の純米酒とも味比べしましたが、違いが分かりませんでした

念のため、2日間漬けてみましたが、やはり違いは分からず。
こちらも、もしかするともう少し若い葉(7月初旬ごろ)と、細くて若い茎

こちらも、来年の夏の宿題かな♪

② 焼酎(ホワイトリカー)に漬けてみる。
めげずに焼酎(ホワイトリカー)にもつけてみました。
糖分は(私の好みで)一切入れず、ホワイトリカーと蓮の茎(葉・花の茎)のみ。
アルコール度数の強い酒に長時間付けるとどうなるか?
写真は、ホワイトリカーに漬けて1週間程経ったもの。
褐色に色が変化しています。
香りは、アルコールの匂いに混じって、甘い匂いが・・・この香りは、なんと!蓮根の香り!

味は今のところ、特に特徴はありませんが、変なクセもありません。ちょっと期待感♪

1年程漬けていると、味も熟れて来ると思うので、もう1年寝かせてみます。
来年の楽しみです

【おまけ】

おつまみは、霞ケ浦の手長エビの素揚げと、ハスならぬハスイモの茎とキュウリ・にんじんの酢の物。
お好みで、筑波山名産の福来ミカンの七味をトッピング(^^)v
これぞ、筑波山・霞ヶ浦の味ですね

【次にトライしてみたいこと】
また蓮の葉が手には入ったら、今度は、『荷葉飯』(蓮の葉で包んだちまき)を作ってみたいと思ってます(^^)
2019年09月28日
つくば駅で、地酒立ち飲みバー
つくば駅で、地酒立ち飲みバー
やっと出来た! という思いがあります。
つくば駅に 『地酒立ち飲みバー』。
大学や国の研究機関も多く、国際会議等で、国内外から訪問者が多いつくば。
そして、関東屈指の地酒どころ、茨城。
とくれば、気軽に一杯ひっかけられる 『地酒立ち飲みバー』が駅に欲しかった。
そして、やっと生まれた『地酒立ち飲みバー』

このチラシを市内にある交流センターの一つ(交流センターというのが、また良いですね♪)でゲット。
その存在を知りました。
ということで、早速行ってきました。

カウンターでお酒を選ぶ。
ここは当然、飲み比べセット♪

カウンターの脇に、さりげなく酒米のサンプルも。
さすがです。

小さい立ち飲みテーブル5つほど。
混むと飲む場所なさそうですが、この日は幸い何でもない平日夜。
それでも、既に先客がおられ、なんとか1テーブルにありつけました。
おつまみも、食材王国 茨城ならでは。
個人的には、『たこかま』 と 『白魚佃煮のペッパーがけ』が気に入りました♪

オープンの日は先着200名様に、笠間焼のお猪口がもらえたそうですが、さすがにこの日は終わってしまってました。
が! やはりオープン記念で、一人1杯ずつ、『日乃出鶴 本醸造』のサービスが。

お店の皆さんの、明るく爽やかな雰囲気も、素敵でした。

この日は 純米酒飲み比べセット(1セット3種類)を、全部違う組み合わせて4セット。
二人で飲みましたが、良い気持ちで酔って、帰宅しました。
飲んだお酒が、こんな風に分かるようにしてくれるのも、嬉しいサービスです。
県南ではなかなか飲めない、県央、県北の地酒が味わえるのも嬉しい!
特に県外から来られた方には、茨城の酒と旨いものを 気軽に味わって、帰路について頂けそう\( ˆoˆ )/
茨城国体に合わせてオープンしたのかもしれませんが、是非、恒久的に続いて欲しいです
『地酒立ち飲みバー』!
やっと出来た! という思いがあります。
つくば駅に 『地酒立ち飲みバー』。
大学や国の研究機関も多く、国際会議等で、国内外から訪問者が多いつくば。
そして、関東屈指の地酒どころ、茨城。
とくれば、気軽に一杯ひっかけられる 『地酒立ち飲みバー』が駅に欲しかった。
そして、やっと生まれた『地酒立ち飲みバー』


このチラシを市内にある交流センターの一つ(交流センターというのが、また良いですね♪)でゲット。
その存在を知りました。
ということで、早速行ってきました。

カウンターでお酒を選ぶ。
ここは当然、飲み比べセット♪


カウンターの脇に、さりげなく酒米のサンプルも。
さすがです。

小さい立ち飲みテーブル5つほど。
混むと飲む場所なさそうですが、この日は幸い何でもない平日夜。
それでも、既に先客がおられ、なんとか1テーブルにありつけました。
おつまみも、食材王国 茨城ならでは。
個人的には、『たこかま』 と 『白魚佃煮のペッパーがけ』が気に入りました♪

オープンの日は先着200名様に、笠間焼のお猪口がもらえたそうですが、さすがにこの日は終わってしまってました。
が! やはりオープン記念で、一人1杯ずつ、『日乃出鶴 本醸造』のサービスが。

お店の皆さんの、明るく爽やかな雰囲気も、素敵でした。

この日は 純米酒飲み比べセット(1セット3種類)を、全部違う組み合わせて4セット。
二人で飲みましたが、良い気持ちで酔って、帰宅しました。
飲んだお酒が、こんな風に分かるようにしてくれるのも、嬉しいサービスです。
県南ではなかなか飲めない、県央、県北の地酒が味わえるのも嬉しい!
特に県外から来られた方には、茨城の酒と旨いものを 気軽に味わって、帰路について頂けそう\( ˆoˆ )/
茨城国体に合わせてオープンしたのかもしれませんが、是非、恒久的に続いて欲しいです
『地酒立ち飲みバー』!
2019年06月05日
山形 鶴岡駄菓子
山形 鶴岡駄菓子
鶴岡駄菓子という伝統のお菓子があります。
文献1によると、三百年の歴史があるそうで、中に玩具の入った『からから煎餅』や、『きつねめん』という きつねの顔をかたどったお菓子などがあるそうです。
今回は購入していませんが、『きつねめん』については、『おきつねはん』とも呼ばれて、江戸時代 天保11年に起きた『天保義民』に由来した縁起菓子だとのことで、歴史が息づいたお菓子で、これもとても興味深い!
詳細: 山形県鶴岡市観光連盟ホームページ 『おきつねはん』

これは、『からから煎餅』
文献1に掲載されているメーカーさんとは違うメーカーさん製造。
調べるといくつかのメーカーが鶴岡駄菓子を作られているようですね。

巨大なフォーチュンクッキーという感じで、小麦煎餅の四角い生地の4つの角を中に折り曲げて焼いたクッキー。
中に和紙に包まれて、小さなおもちゃが入っています。

私が購入したものは、スリッパの飾り?のおもちゃ。
スリッパというのがちょっと珍しいですね
。
手作り感たっぷり♪
こういうお菓子は、1つ1つ手作業で作られるので、大変手間がかかると思います。
だから「駄菓子」といっても、結構高価(私が買ったものは、1個180円前後でした)。
でも、マニアにはたまらないかもしれません
。
フランスの伝統菓子 1月6日の現祭の日に食べられるガレットデロワ。
このお菓子にも小さな陶器製のおもちゃが入りますが、世界的にコレクターがいるそう。
この鶴岡駄菓子のおもちゃにも、コレクターがいそうですね
。
さて、こちらは現代風の「駄菓子」といいますか、庶民的なお菓子。

・オランダせんべい
いわゆる薄焼きの塩せんべいもしくはサラダせんべいです。
「オランダ」は国の名前でなく、山形弁の「自分のもの」→「おらのだ」→「オランダ」だそう。

原料のお米は、庄内産のお米100%とのこと。
そのせいか、一般のうす焼きサラダせんべいよりも、味自体がよくて、また塩加減もちょうど良くて、美味しかったです。

・しょうゆの実せんべい
こちらは創作菓子になるかもしれません。
山形のあつみ温泉の酒屋さんで購入。
「しょうゆの実」とはいわゆる「もろみ醤油」とのことで、山形では、ご飯に乗せたり、納豆に乗せたりして頂くそうです。
それを固焼きクッキー生地に混ぜて作ったとのこと。
炒った玄米も入っていて、香ばしくて後を引く美味しさでした
。

写真上は、伝統食材『しょうゆの実』。
伝統の食材を使った創作お菓子って良いですね
**********************************************
【参考文献】
1. 『おいしい祈りのかたち 縁起菓子 祝い菓子』 文・亀井千歩子 写真・宮野正喜 淡交社
鶴岡駄菓子という伝統のお菓子があります。
文献1によると、三百年の歴史があるそうで、中に玩具の入った『からから煎餅』や、『きつねめん』という きつねの顔をかたどったお菓子などがあるそうです。
今回は購入していませんが、『きつねめん』については、『おきつねはん』とも呼ばれて、江戸時代 天保11年に起きた『天保義民』に由来した縁起菓子だとのことで、歴史が息づいたお菓子で、これもとても興味深い!
詳細: 山形県鶴岡市観光連盟ホームページ 『おきつねはん』

これは、『からから煎餅』
文献1に掲載されているメーカーさんとは違うメーカーさん製造。
調べるといくつかのメーカーが鶴岡駄菓子を作られているようですね。

巨大なフォーチュンクッキーという感じで、小麦煎餅の四角い生地の4つの角を中に折り曲げて焼いたクッキー。
中に和紙に包まれて、小さなおもちゃが入っています。

私が購入したものは、スリッパの飾り?のおもちゃ。
スリッパというのがちょっと珍しいですね

手作り感たっぷり♪
こういうお菓子は、1つ1つ手作業で作られるので、大変手間がかかると思います。
だから「駄菓子」といっても、結構高価(私が買ったものは、1個180円前後でした)。
でも、マニアにはたまらないかもしれません

フランスの伝統菓子 1月6日の現祭の日に食べられるガレットデロワ。
このお菓子にも小さな陶器製のおもちゃが入りますが、世界的にコレクターがいるそう。
この鶴岡駄菓子のおもちゃにも、コレクターがいそうですね

さて、こちらは現代風の「駄菓子」といいますか、庶民的なお菓子。

・オランダせんべい
いわゆる薄焼きの塩せんべいもしくはサラダせんべいです。
「オランダ」は国の名前でなく、山形弁の「自分のもの」→「おらのだ」→「オランダ」だそう。

原料のお米は、庄内産のお米100%とのこと。
そのせいか、一般のうす焼きサラダせんべいよりも、味自体がよくて、また塩加減もちょうど良くて、美味しかったです。

・しょうゆの実せんべい
こちらは創作菓子になるかもしれません。
山形のあつみ温泉の酒屋さんで購入。
「しょうゆの実」とはいわゆる「もろみ醤油」とのことで、山形では、ご飯に乗せたり、納豆に乗せたりして頂くそうです。
それを固焼きクッキー生地に混ぜて作ったとのこと。
炒った玄米も入っていて、香ばしくて後を引く美味しさでした


写真上は、伝統食材『しょうゆの実』。
伝統の食材を使った創作お菓子って良いですね

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【参考文献】
1. 『おいしい祈りのかたち 縁起菓子 祝い菓子』 文・亀井千歩子 写真・宮野正喜 淡交社