2024年12月26日
結城での研修と、結城土産
結城での研修と、結城土産
先日、つくば観光ボランティア298 の勉強会(研修旅行)で結城に行きました。
→ つくば観光ボランティアガイド298(ツクバ) 公式サイト
→ つくば観光ボランティアガイド298のFacebook

地元 結城市観光ボランティアガイドさんによる詳しい説明を聞きながら、結城の見どころを回りました。
結城の歴史についてもたくさん教えて頂き、改めて知ったこともたくさん!。
街のあちこちにある文化財やお寺さんの由緒・見どころは、やはりガイドさんの説明がないと分からないし、説明板を見ても気づかないことが多いですから。

例えば、道をカバーするブロックの模様。これも、結城紬の模様をかたどっているとのこと!
こういうお話は、やはりガイドさんの説明ならではのプチ知識。
後で行く資料館で見る、結城紬の細かい織りや模様と繋がっていきます
さて、結城といえば、もちろんこの結城紬ですが、実は結城は民話の宝庫でもあります
。

私は個人的に民話が好きなので、特に、結城の『化け地蔵』、『木葉経(むじな聖教)』などの話が大好きです
。
これらの話が伝わる弘経寺にも、もちろん行きました。
なお、『化け地蔵』、『木葉経(むじな聖教)』については、かなり以前、当ブログでも書いたことがありますので、良かったら♪
→ 大人の♪いばらきおとぎ話3~酒にまつわる茨城昔話その2-(2)仏像も思わず飲んでしまう、茨城のお酒!?

弘経寺に隣接する敷地にあった結城酒造さん。
民話で化け地蔵さんが、お酒を買いに来たという酒蔵で、登録文化財だったのですが、数年前に火災で全焼してしまい、敷地はすっかり空き地になっていました
。 さみしい…。
でも結城の観光ボランティアガイドさんによると、ただいま、北海道でお酒を醸造されていて、今後、また、結城で酒造りを始められるとのこと。
これは嬉しいお知らせです
。

それにしても、観光ボランティアガイドさんの説明はやはり、詳しくて本当に勉強になります。
『木の葉経』を収めた祠が、結城の弘経寺境内にあること。
そしてその中の『木の葉経』は住職でも見ることが出来ないとのこと。
なんというロマンでしょう!

こちらも弘経寺にある 『化け地蔵』のモデルとなったお地蔵様。
久々にお会いしました。
あらためて見ると、とても大きいお地蔵様です。
この存在感なら、お酒を買いに行ったり、おつまみの豆腐を食べたりという妙に説得力あります。
伝説も生まれるはずと納得
。

『つむぎの館』と隣接する資料館では、結城紬についてもたくさん教えて頂きました。
以前、こちらには個人で来たことがありますが、団体で見学させて頂いたことで、係員の方から工程や生地の違い等についても大変詳しく伺って勉強になりました。
(団体で行くと、他の人もいろんな角度で質問するので、それも勉強になります
)。

上の写真にあるのような、繭、繭から紡いだ真綿、そしてそこから丁寧に紡がれる生糸。
その生糸を使って、超絶技術で織られるのが結城紬だというのを改めて知って、伝統技術のすごさを感じました。

糸紬ぎから機織りまでの行程を習っておられる方もいました。
素敵
こう見ると、生糸は本当美しいですね

登録登録有形文化財の建物が並ぶ町並み、戦国~江戸時代の長い歴史を感じさせるいくつもの寺社も、ボランティアガイドさんの説明をうかがいながら歩きました。
写真は、結城城跡に向かう一行。
結城城跡は、天然の川が堀のように囲んでいる高台にあります。
結城市の観光ボランティアガイドさん、ありがとうございました

結城城跡公園から望む筑波山。
昔の城主も、このように筑波山をここから望んだのでしょう・・・。
今回の結城での研修旅行については、つくば観光ボランティアガイド298ののFacebookで、会員の皆さんがいろいろ報告していると思いますので、是非ご覧ください。
→ つくば観光ボランティア298のFacebook
【結城のお土産】
そして、旅の楽しみのもう一つは、その土地ならではお土産。
今回、見つけたお土産はこれ!
① 『結城紬の端切れ詰め合わせ』

こういうのが欲しかったのです!
結城紬の反物を買える財力も、結城紬の着物を着こなせる品格も私はないのですが、
端切れなら私にもぴったり♪
かなり、以前、涸沼のしじみの貝殻で作ったストラップづくりを記事にしました。
→ 茨城・涸沼のしじみの貝殻細工づくり と提案
→ 今年も、涸沼のシジミの貝殻で、ストラップ作り
これに使う布を、高級ではありますが、結城紬で作ったら、まさしくメイドイン茨城のストラップ。
今度、大粒の涸沼しじみが手にはいたら、是非その貝殻と結城紬で、特製ストラップを作ろうと思ってます
その他、今回購入の結城のお土産。
② 結城の名物『茹で饅頭』。

茹でたてを購入して頂きましたが、もちもちしていて美味しい!
考えてみると、茹でたお饅頭ってあまりありませんよね。大抵は蒸して作る。
茹でたお饅頭のは、皮が本当にもちもちでしっとり
。
どうして茹で饅頭があまり普及していないのかなと考えるに、水分が多くて日持ちがしないからかもしれないなぁと思います。
逆に、希少価値
のある 『茹で饅頭』。
もっと知られて良いと思います
。
③ 『桑の実のジャム』。
以前、当ブログで常陸国の養蚕の神様と伝説について、シリーズで書きましたが、養蚕に必要不可欠なのは、お蚕さんの食べ物である桑の葉。
その桑の木には、甘酸っぱくて美味しい桑の実(マルベリー)がなります。

その桑の実のジャムです。 もちろん桑の実は結城産とのこと。
(余談ですが、私の実家の近くでも小学校のそばに桑の木がたくさん植えられていて、子供の時、桑の実を採って食べていましたっけ。昭和の小学生の思い出
)
桑の実は「マルベリー」と呼ばれるだけあって、ブラックベリーやラズベリーのジャムに似ています。
ヨーグルトに入れると美味しいのはもちろんですが、チーズにちょっとつけて食べても美味しい
。
チーズの塩味とジャムの甘味と軽い酸味が合うんです。
お試しください♪
なお、以前当ブログで書いた、結城関係の記事も、良かったら♪
→ 結城と福井を繋ぐ伝説と信仰―猫塚伝説と袋羽神―
→【家庭で堪能!おいしい 茨城&つくば(87)】 結城&福井の郷土食コラボ♪ すだれ麩ときゅうりの胡麻からし酢味噌和え
→ だいだらぼっちと、『太』平山と、『大』平山
→ 茨城 こんなもの見つけた♪(21) 結城まゆ細工ストラップ・結城紬バッジ・大穂ほうきストラップ
→【家庭で堪能!おいしい 茨城&つくば(68)】茨城かんぴょうの紅白なます
→ 茨城こんなもの見つけた♪(18) 幻の!?茨城産の干瓢!
→【茨城 こんなもの見つけた(9)】 結城紬のコンパクトミラー
→【家庭で堪能!おいしい茨城&つくば(29)】 結城のすだれ麩と胡瓜の柿酢味噌マヨネーズあえ
→【つくば・茨城プチ民俗学】 だいだらぼっちの足跡を探して(3) 利根町、結城市、八千代町
→ 那須の殺生石を砕いた!源翁和尚
・・・こうリストアップしてみると、過去の記事でかなり結城の話題を扱っていたのにびっくり
。
多分、住んでいる つくば 以外の街では、結城が一番多いのではないかと。
私はかなり結城好きみたいです
。
【おまけ】
結城の弘経寺に伝わる『木の葉経(むじな聖経)』は、同じ名前の、常総市の弘経寺(飯沼弘経寺)から伝えられた
という話も伝わっています。
飯沼弘経寺に伝わるのは、『宗運むじな』というお話。
それについても、以前当ブログで書いたので、こちらも良かったら♪
→ 茨城県南西の七不思議(仮)その1
いやー、伝説、民話って面白いです(^o^)。
先日、つくば観光ボランティア298 の勉強会(研修旅行)で結城に行きました。
→ つくば観光ボランティアガイド298(ツクバ) 公式サイト
→ つくば観光ボランティアガイド298のFacebook

地元 結城市観光ボランティアガイドさんによる詳しい説明を聞きながら、結城の見どころを回りました。
結城の歴史についてもたくさん教えて頂き、改めて知ったこともたくさん!。
街のあちこちにある文化財やお寺さんの由緒・見どころは、やはりガイドさんの説明がないと分からないし、説明板を見ても気づかないことが多いですから。

例えば、道をカバーするブロックの模様。これも、結城紬の模様をかたどっているとのこと!
こういうお話は、やはりガイドさんの説明ならではのプチ知識。
後で行く資料館で見る、結城紬の細かい織りや模様と繋がっていきます

さて、結城といえば、もちろんこの結城紬ですが、実は結城は民話の宝庫でもあります


私は個人的に民話が好きなので、特に、結城の『化け地蔵』、『木葉経(むじな聖教)』などの話が大好きです

これらの話が伝わる弘経寺にも、もちろん行きました。
なお、『化け地蔵』、『木葉経(むじな聖教)』については、かなり以前、当ブログでも書いたことがありますので、良かったら♪


弘経寺に隣接する敷地にあった結城酒造さん。
民話で化け地蔵さんが、お酒を買いに来たという酒蔵で、登録文化財だったのですが、数年前に火災で全焼してしまい、敷地はすっかり空き地になっていました

でも結城の観光ボランティアガイドさんによると、ただいま、北海道でお酒を醸造されていて、今後、また、結城で酒造りを始められるとのこと。
これは嬉しいお知らせです



それにしても、観光ボランティアガイドさんの説明はやはり、詳しくて本当に勉強になります。
『木の葉経』を収めた祠が、結城の弘経寺境内にあること。
そしてその中の『木の葉経』は住職でも見ることが出来ないとのこと。
なんというロマンでしょう!

こちらも弘経寺にある 『化け地蔵』のモデルとなったお地蔵様。
久々にお会いしました。
あらためて見ると、とても大きいお地蔵様です。
この存在感なら、お酒を買いに行ったり、おつまみの豆腐を食べたりという妙に説得力あります。
伝説も生まれるはずと納得


『つむぎの館』と隣接する資料館では、結城紬についてもたくさん教えて頂きました。
以前、こちらには個人で来たことがありますが、団体で見学させて頂いたことで、係員の方から工程や生地の違い等についても大変詳しく伺って勉強になりました。
(団体で行くと、他の人もいろんな角度で質問するので、それも勉強になります


上の写真にあるのような、繭、繭から紡いだ真綿、そしてそこから丁寧に紡がれる生糸。
その生糸を使って、超絶技術で織られるのが結城紬だというのを改めて知って、伝統技術のすごさを感じました。

糸紬ぎから機織りまでの行程を習っておられる方もいました。
素敵

こう見ると、生糸は本当美しいですね


登録登録有形文化財の建物が並ぶ町並み、戦国~江戸時代の長い歴史を感じさせるいくつもの寺社も、ボランティアガイドさんの説明をうかがいながら歩きました。
写真は、結城城跡に向かう一行。
結城城跡は、天然の川が堀のように囲んでいる高台にあります。
結城市の観光ボランティアガイドさん、ありがとうございました


結城城跡公園から望む筑波山。
昔の城主も、このように筑波山をここから望んだのでしょう・・・。
今回の結城での研修旅行については、つくば観光ボランティアガイド298ののFacebookで、会員の皆さんがいろいろ報告していると思いますので、是非ご覧ください。
→ つくば観光ボランティア298のFacebook
【結城のお土産】
そして、旅の楽しみのもう一つは、その土地ならではお土産。
今回、見つけたお土産はこれ!
① 『結城紬の端切れ詰め合わせ』

こういうのが欲しかったのです!
結城紬の反物を買える財力も、結城紬の着物を着こなせる品格も私はないのですが、
端切れなら私にもぴったり♪
かなり、以前、涸沼のしじみの貝殻で作ったストラップづくりを記事にしました。


これに使う布を、高級ではありますが、結城紬で作ったら、まさしくメイドイン茨城のストラップ。

今度、大粒の涸沼しじみが手にはいたら、是非その貝殻と結城紬で、特製ストラップを作ろうと思ってます

その他、今回購入の結城のお土産。
② 結城の名物『茹で饅頭』。

茹でたてを購入して頂きましたが、もちもちしていて美味しい!
考えてみると、茹でたお饅頭ってあまりありませんよね。大抵は蒸して作る。
茹でたお饅頭のは、皮が本当にもちもちでしっとり

どうして茹で饅頭があまり普及していないのかなと考えるに、水分が多くて日持ちがしないからかもしれないなぁと思います。
逆に、希少価値

もっと知られて良いと思います

③ 『桑の実のジャム』。
以前、当ブログで常陸国の養蚕の神様と伝説について、シリーズで書きましたが、養蚕に必要不可欠なのは、お蚕さんの食べ物である桑の葉。
その桑の木には、甘酸っぱくて美味しい桑の実(マルベリー)がなります。

その桑の実のジャムです。 もちろん桑の実は結城産とのこと。
(余談ですが、私の実家の近くでも小学校のそばに桑の木がたくさん植えられていて、子供の時、桑の実を採って食べていましたっけ。昭和の小学生の思い出

桑の実は「マルベリー」と呼ばれるだけあって、ブラックベリーやラズベリーのジャムに似ています。
ヨーグルトに入れると美味しいのはもちろんですが、チーズにちょっとつけて食べても美味しい

チーズの塩味とジャムの甘味と軽い酸味が合うんです。
お試しください♪
なお、以前当ブログで書いた、結城関係の記事も、良かったら♪










・・・こうリストアップしてみると、過去の記事でかなり結城の話題を扱っていたのにびっくり

多分、住んでいる つくば 以外の街では、結城が一番多いのではないかと。
私はかなり結城好きみたいです

【おまけ】
結城の弘経寺に伝わる『木の葉経(むじな聖経)』は、同じ名前の、常総市の弘経寺(飯沼弘経寺)から伝えられた
という話も伝わっています。
飯沼弘経寺に伝わるのは、『宗運むじな』というお話。
それについても、以前当ブログで書いたので、こちらも良かったら♪

いやー、伝説、民話って面白いです(^o^)。
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
コメントフォーム