2024年06月09日
郷土菓子11 川越の いもせんべい
郷土菓子11 川越のいもせんべい
さつまいものお菓子と云えば、絶対的に 『干し芋(乾燥芋)』 だと信じて疑わっていなかった茨城県民の私。
だって、茨城の干し芋の甘さ と 柔らかさといえば、もう別格。
下手なスイーツなど、しゃらくさい!と言いたくなるくらいの力強さ。
最近こそ、この茨城の干し芋タイプが世の中を席巻していますが、私の出身地の神奈川では、私の若いころ(昭和から平成はじめ)は、干し芋と言えば、静岡の、棒状の固いタイプが一般的でした。
なので、茨城に来て、茨城の干し芋を食べた時の衝撃といったら!です。
…という、干し芋礼賛は、置いておいて、
最近の私の衝撃のさつまいものお菓子、埼玉・川越のいもせんべい についてです。
小江戸として有名な川越。
今も古い町並みが残り、国内外から観光客で賑わう街。
そして、川越のさつまいも・スイーツは、とてもオシャレでインスタ映えする見栄え。いつもマスコミで紹介されていて、非常に有名。
…茨城県民としては、「フン!」てな反発心しかありませんでした~。
でもごめんなさい。
先月GWに、電車に乗って川越へプチ旅行をしてきましたが、先の反発心は本当に偏見でした。
昨今とオシャレでSNS映えしているさつまいもスイーツと一線を画する、さつまいもの伝統菓子が川越にあることを、知りました。
GWのある日の川越。すごい人出で歩くのもままならない、川越の有名なメイン通り。
そこから脇道に曲がり、川越市立博物館へ行きました。
この辺りは、グッと人通りも減り、落ち着いた雰囲気
この辺りは川越城のあった敷地で、近くには川越城本丸御殿もあったり、『とうりゃんせ』の歌の発祥の地とされる三芳野神社もあります。
さて、川越市立博物館の展示の一つに、伝統菓子の 『いもせんべい』 を作る道具や作り方の展示がありました。
大変な技術を伴うすごい伝統菓子の存在に感動。
さつまいもを極薄切りにし、それをワッフル型のような鉄器で挟んで焼く。
全て手作り
均一な薄切りにするのに大変な技術がいる。
そしてパリパリと 香ばしく美味しく焼く技術。
川越市立博物館の展示にすっかり感銘を受け、伝統のいもせんべい、食べてみたいと想いながら、大勢の人で賑わう大通りを避けて、大通りと並行してある道を歩いていると、和菓子の老舗と思しき風情あるお店が。
よく見ると「いもせんべい」の看板が。
いもせんべいの神様が 『ここだよ~』 と導いてくれたとした思えない♪
いもせんべいの専門の東洋堂さん。
明治35年創業とのこと
もちろんお店に入って、いろいろ買ってしまいました!
東洋堂さんでは、『いもせんべいのしおり』 も置かれていて1部頂きました。
歴史や、作り方が漫画で書かれていて分かりやすいし、とっても良いしおり
こういうのってとっても大事だと思います。
帰宅後、早速、いもせんべいの味比べ。
いもせんべい、想像していたものと違って、全然固くなくて、歯触りが軽いのです。
砂糖がけにするのが伝統的のようですが、何もかけずに素のままに、大きなチップスのようにしたものもあります。
特に、この、素焼きタイプのいもせんべいは、本当にパリパリ軽くて美味しい
先に川越市立博物館での展示を見ていたので、一口ずつ噛む毎に、この驚異的な薄さと、香ばしい焼き具合の素晴らしさに感動します。
知ることって大事です
砂糖がけでない、素焼きタイプのいもせんべい、横から見ると、この驚きの薄さ
カンナがけのように手作りで、薄くスライスしているのです。
本当、びっくり
なぜ、伝統菓子の「いもせんべい」、もっと知られて良いです。
SNS映えしないからか、あの大通りで食べ歩き出来ないからか?
いや、これは、おうちで美味しいお茶とともに、ゆっくり頂きたいお菓子です。
とにかく、私は、川越の伝統菓子 『いもせんべい』、絶対推しです。
さつまいものお菓子と云えば、絶対的に 『干し芋(乾燥芋)』 だと信じて疑わっていなかった茨城県民の私。
だって、茨城の干し芋の甘さ と 柔らかさといえば、もう別格。
下手なスイーツなど、しゃらくさい!と言いたくなるくらいの力強さ。
最近こそ、この茨城の干し芋タイプが世の中を席巻していますが、私の出身地の神奈川では、私の若いころ(昭和から平成はじめ)は、干し芋と言えば、静岡の、棒状の固いタイプが一般的でした。
なので、茨城に来て、茨城の干し芋を食べた時の衝撃といったら!です。
…という、干し芋礼賛は、置いておいて、
最近の私の衝撃のさつまいものお菓子、埼玉・川越のいもせんべい についてです。
小江戸として有名な川越。
今も古い町並みが残り、国内外から観光客で賑わう街。
そして、川越のさつまいも・スイーツは、とてもオシャレでインスタ映えする見栄え。いつもマスコミで紹介されていて、非常に有名。
…茨城県民としては、「フン!」てな反発心しかありませんでした~。
でもごめんなさい。
先月GWに、電車に乗って川越へプチ旅行をしてきましたが、先の反発心は本当に偏見でした。
昨今とオシャレでSNS映えしているさつまいもスイーツと一線を画する、さつまいもの伝統菓子が川越にあることを、知りました。
GWのある日の川越。すごい人出で歩くのもままならない、川越の有名なメイン通り。
そこから脇道に曲がり、川越市立博物館へ行きました。
この辺りは、グッと人通りも減り、落ち着いた雰囲気
この辺りは川越城のあった敷地で、近くには川越城本丸御殿もあったり、『とうりゃんせ』の歌の発祥の地とされる三芳野神社もあります。
さて、川越市立博物館の展示の一つに、伝統菓子の 『いもせんべい』 を作る道具や作り方の展示がありました。
大変な技術を伴うすごい伝統菓子の存在に感動。
さつまいもを極薄切りにし、それをワッフル型のような鉄器で挟んで焼く。
全て手作り
均一な薄切りにするのに大変な技術がいる。
そしてパリパリと 香ばしく美味しく焼く技術。
川越市立博物館の展示にすっかり感銘を受け、伝統のいもせんべい、食べてみたいと想いながら、大勢の人で賑わう大通りを避けて、大通りと並行してある道を歩いていると、和菓子の老舗と思しき風情あるお店が。
よく見ると「いもせんべい」の看板が。
いもせんべいの神様が 『ここだよ~』 と導いてくれたとした思えない♪
いもせんべいの専門の東洋堂さん。
明治35年創業とのこと
もちろんお店に入って、いろいろ買ってしまいました!
東洋堂さんでは、『いもせんべいのしおり』 も置かれていて1部頂きました。
歴史や、作り方が漫画で書かれていて分かりやすいし、とっても良いしおり
こういうのってとっても大事だと思います。
帰宅後、早速、いもせんべいの味比べ。
いもせんべい、想像していたものと違って、全然固くなくて、歯触りが軽いのです。
砂糖がけにするのが伝統的のようですが、何もかけずに素のままに、大きなチップスのようにしたものもあります。
特に、この、素焼きタイプのいもせんべいは、本当にパリパリ軽くて美味しい
先に川越市立博物館での展示を見ていたので、一口ずつ噛む毎に、この驚異的な薄さと、香ばしい焼き具合の素晴らしさに感動します。
知ることって大事です
砂糖がけでない、素焼きタイプのいもせんべい、横から見ると、この驚きの薄さ
カンナがけのように手作りで、薄くスライスしているのです。
本当、びっくり
なぜ、伝統菓子の「いもせんべい」、もっと知られて良いです。
SNS映えしないからか、あの大通りで食べ歩き出来ないからか?
いや、これは、おうちで美味しいお茶とともに、ゆっくり頂きたいお菓子です。
とにかく、私は、川越の伝統菓子 『いもせんべい』、絶対推しです。
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