2022年12月23日
筑波山の梅をイメージした『九九消寒図』
筑波山の梅をイメージした『九九消寒図』
いよいよ2022年も押し詰まってきて、昨日12/22日は冬至でした。
その冬至の日の夜に、私の入っているLINEのグループ(※)で、
友人の1人が『九九消寒図』の話題を書いてくれていて、それを読んで、私は初めて『九九消寒図』というものを知りました。
中国古代思想での天の数字 『九』。
まずこれがキーワード。
そして冬至の日から数えて『九』が『九つ』続いた 81日目頃になると春めいて段々暖かくなってくるので、古くに中国では、『九九消寒図』という図に、毎日、一つずつ色を塗って春を待つ…という風習があったそうです。
色を塗るのは、梅の花弁だったり、白抜きの漢字(春を待つ歌になっている)だったり、その日の天気を塗り分ける模様だったりするそう。
梅の花は5弁ですが、梅の花が描かれた九九消寒図では9弁の梅の花で、天の特別の梅の花を表現しているのかな?とか、
また春を待つ歌に色を塗る バージョンの九九消寒図では、使われる漢字も全て『九画』の字が使われていて、すごい!…とか、そのLINEグループの仲間達で盛り上がってました。
西洋キリスト教圏では、『アドベントカレンダー』があって、これは近年日本でもクリスマスシーズン前に売り出されていて
だいぶ知られてきましたよね。
アドベントカレンダーは、クリスマスの日(≒冬至の日)までをカウントダウンしながら楽しむカレンダーですが、
『九九消寒図』は逆に、冬至の日から1日1日を数えて春を待つものなんですね。
東洋思想的で素敵です!
『九九消寒図』については、実際の絵や謂れ等はネットで調べるといろいろ情報がありますので、詳しくはそれを調べて頂くとして、
私はやはり、『梅の花』の九九消寒図がすごく気になりますし、日本でもあったらいいな!と思います。
だって、梅の花は日本でも特別な花ではありませんか!
と思ったところ・・・そうだ
!自分で作っちゃえば良いんだ
!

ということで、筑波山梅林をモチーフにした九九消寒図、作ってみました。
windows標準装備のソフト『ペイント』と、マイクロソフトOfficeのPowerPointを駆使して描いてみました。
下手ですが、悪くないんじゃないかと、自画自賛中(笑)
冬至から81日目は、3月中旬に入る頃です。
梅の花も満開の時期
!
コロナ禍が収まって、来る2023年の筑波山梅まつりは開催されると良いなぁと願ってやみません。
花弁に毎日一つずつ色を塗って、梅が満開になる日を待つ。
この冬はこれを楽しみたいと思います。
花びらは、何色を塗ろうかな♪
※ LEXヒッポファミリークラブの茨城のメンバーで作っているLINEグループの1つで、
いろんな本を輪読するLINEグループ。多言語を楽しむLEXヒッポファミリークラブでは、
こんな風に広く柔らかく、ことばを楽しんでいます
いよいよ2022年も押し詰まってきて、昨日12/22日は冬至でした。
その冬至の日の夜に、私の入っているLINEのグループ(※)で、
友人の1人が『九九消寒図』の話題を書いてくれていて、それを読んで、私は初めて『九九消寒図』というものを知りました。
中国古代思想での天の数字 『九』。
まずこれがキーワード。
そして冬至の日から数えて『九』が『九つ』続いた 81日目頃になると春めいて段々暖かくなってくるので、古くに中国では、『九九消寒図』という図に、毎日、一つずつ色を塗って春を待つ…という風習があったそうです。
色を塗るのは、梅の花弁だったり、白抜きの漢字(春を待つ歌になっている)だったり、その日の天気を塗り分ける模様だったりするそう。
梅の花は5弁ですが、梅の花が描かれた九九消寒図では9弁の梅の花で、天の特別の梅の花を表現しているのかな?とか、
また春を待つ歌に色を塗る バージョンの九九消寒図では、使われる漢字も全て『九画』の字が使われていて、すごい!…とか、そのLINEグループの仲間達で盛り上がってました。
西洋キリスト教圏では、『アドベントカレンダー』があって、これは近年日本でもクリスマスシーズン前に売り出されていて
だいぶ知られてきましたよね。
アドベントカレンダーは、クリスマスの日(≒冬至の日)までをカウントダウンしながら楽しむカレンダーですが、
『九九消寒図』は逆に、冬至の日から1日1日を数えて春を待つものなんですね。
東洋思想的で素敵です!

『九九消寒図』については、実際の絵や謂れ等はネットで調べるといろいろ情報がありますので、詳しくはそれを調べて頂くとして、
私はやはり、『梅の花』の九九消寒図がすごく気になりますし、日本でもあったらいいな!と思います。
だって、梅の花は日本でも特別な花ではありませんか!

と思ったところ・・・そうだ



ということで、筑波山梅林をモチーフにした九九消寒図、作ってみました。
windows標準装備のソフト『ペイント』と、マイクロソフトOfficeのPowerPointを駆使して描いてみました。
下手ですが、悪くないんじゃないかと、自画自賛中(笑)
冬至から81日目は、3月中旬に入る頃です。
梅の花も満開の時期

コロナ禍が収まって、来る2023年の筑波山梅まつりは開催されると良いなぁと願ってやみません。
花弁に毎日一つずつ色を塗って、梅が満開になる日を待つ。
この冬はこれを楽しみたいと思います。
花びらは、何色を塗ろうかな♪
※ LEXヒッポファミリークラブの茨城のメンバーで作っているLINEグループの1つで、
いろんな本を輪読するLINEグループ。多言語を楽しむLEXヒッポファミリークラブでは、
こんな風に広く柔らかく、ことばを楽しんでいます

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