2023年04月12日
2023年春の筑波山の花・後編 スプリング エフェメラル
2023年春の筑波山の花・後編 スプリング エフェメラル
前回<2023年春の筑波山の花・前編 桜・山桜> の続き、後編は、筑波山山頂の春の野草の花々編です。
4/1(土)、奇しくも筑波山神社の春の御座替(おざがわり)神事の日の朝、勉強会で男体山の自然研究路を歩き、御幸ヶ原のカタクリの群生地を見て、女体山神社をお参りして、下山しました。
本日の春の御座替神事の、御神輿のお休み処と思われる場所。
しめ縄が張られています。
男体山自然研究路に向かいます。
男体山自然研究路で見られた花々。
まずは、やはり、カタクリ
今がピーク!
この日は天気が良くて暖かかったので、花びらもしっかり上がってますね!
ユリワサビ
地味ですが、小さな白い花が清楚。
群生もあちこちで見られました。
ニリンソウ
群生している場所も。
ニリンソウも、濃い緑の葉と清楚な白い花のコントラストが好きです。
ニリンソウといいながら、案外、一輪ずつ咲いてますね~。
キクザキイチゲ(青花)
写真では見ていましたが、実物が見られて嬉しい
青空の下で青い花は、映えますね。
キクザキイチゲ(白花)
筑波山では青いキクザキイチゲが多いと聞きましたが、しっかり白い花もありました。
左下にはカタクリの花も写ってます。
勉強会で詳しい方からの説明によると、
葉の感じからアズマイチゲではないかとのこと。
写真が上手く撮れていなくて、分かりにくいですが、確かに葉の形が違いますね。
キクザキイチゲより、葉の切れ込みが少なくて丸い感じ?
アズマイチゲも見られるなんて、ラッキー
ハルトラノオ
トラノオ・・・という勇壮な名前がついていますが、小さくて可憐な花です。
昭和天皇が筑波山に登られてこの花を詠まれた歌の歌碑が、筑波山の御幸ヶ原にあります。
その歌碑については、のちほど紹介します。
エイザンスミレ
普通のスミレと違って、葉が細いのだそう。
ヒナワチガイソウ
これは、岩の影にひっそりと一輪咲いていました。
すれ違った登山客の方が見つけて写真撮っていたのを見て、何の花ですか?と聞いたところ、
「ヒアナワチガイソ」とのこと。
レアな植物が見られて嬉しい・・。
本当に小さな植物で、これを見つける方って本当に植物好きなんですね、ビックリ。
ツクバネ
この植物の名の『ツクバネ』の由来は、『筑波嶺(つくばね)』ではなく、『衝く羽根(つくばね)』からです。
葉の付き方を、羽根衝きの『衝く羽根』に見立てての名前。
筑波山で見ると、名前の由来が紛らわしい~(笑)
写真では分かりにくいのですが、早春でまだ木々の葉が出ていないので、木々の向こうに女体山が見えます。
自然研究路を歩いていると、お祭りを告げる花火の音が、何回か聞こえてきました。
すれちがう人が『何で花火?』というのを、その度に耳にしました。
筑波山は信仰の山で、山自体がご神体で、登っているのは神域だというのは、山を登る人にとっては関係ないんでしょうねぇ。
男体山自然研究路を一回りした後、御幸ヶ原に戻ると、すごい人出。
春休みだし、良いお天気ですから、家族連れも多かったです。
御幸ヶ原、ケーブルカーの山頂駅近くにある、
筑波山のハルトラノオの花を詠われた、昭和天皇の御歌の歌碑。
実際にハルトラノオの花を見た後だと、感慨深いです。
御幸ヶ原の男女ノ川水源の方に行きました。
紫峰杉(最近、看板がなくなった?)の近くに、エンレイソウがつぼみをうけていました。
御幸ヶ原のカタクリの群生地のカタクリも見頃を迎えて、あちこち咲き誇っていました。
でもカタクリの花は、男体山自然研究路で、たーっくさん見たので、感激は少ない(笑)。
人間って勝手ですねぇ。
女体山山頂に行くために並ぶ人々の行列を横目に、女体山神社をお参りしました。
皆さん、神社お参りの前に、写真スポットの方に行かれるようで、神社には並ぶことなく参拝出来ました。
しかしながら、かなり足がガクガクになっていたのと時間切れで、男体山神社にはお参り出来ず。
研究路を散策したので、男体山神社への参拝は許して頂くとして
ケーブルカーで下山しました。
午後1時頃でしたが、下山するケーブルカーに乗るときも既に行列。
夕方は、きっと長蛇の列になっていたのかもしれませんね。
御座替神事の御神輿が、筑波山神社の御神橋を渡るのは、社務所で効くと3時近くなるだろうとのことで、時間的に見るのが難しかったので断念。
ちなみに以前、春の御座替神事の御神輿の様子は、以前書いた記事も良かったら♪
→ 筑波山神社 春の御座替神事(神幸祭) 2017
本当に良いお天気で、桜や春の野草の花々を見ることが出来て、素晴らしい一日でした
前回<2023年春の筑波山の花・前編 桜・山桜> の続き、後編は、筑波山山頂の春の野草の花々編です。
4/1(土)、奇しくも筑波山神社の春の御座替(おざがわり)神事の日の朝、勉強会で男体山の自然研究路を歩き、御幸ヶ原のカタクリの群生地を見て、女体山神社をお参りして、下山しました。
本日の春の御座替神事の、御神輿のお休み処と思われる場所。
しめ縄が張られています。
男体山自然研究路に向かいます。
男体山自然研究路で見られた花々。
まずは、やはり、カタクリ
今がピーク!
この日は天気が良くて暖かかったので、花びらもしっかり上がってますね!
ユリワサビ
地味ですが、小さな白い花が清楚。
群生もあちこちで見られました。
ニリンソウ
群生している場所も。
ニリンソウも、濃い緑の葉と清楚な白い花のコントラストが好きです。
ニリンソウといいながら、案外、一輪ずつ咲いてますね~。
キクザキイチゲ(青花)
写真では見ていましたが、実物が見られて嬉しい
青空の下で青い花は、映えますね。
キクザキイチゲ(白花)
筑波山では青いキクザキイチゲが多いと聞きましたが、しっかり白い花もありました。
左下にはカタクリの花も写ってます。
勉強会で詳しい方からの説明によると、
葉の感じからアズマイチゲではないかとのこと。
写真が上手く撮れていなくて、分かりにくいですが、確かに葉の形が違いますね。
キクザキイチゲより、葉の切れ込みが少なくて丸い感じ?
アズマイチゲも見られるなんて、ラッキー
ハルトラノオ
トラノオ・・・という勇壮な名前がついていますが、小さくて可憐な花です。
昭和天皇が筑波山に登られてこの花を詠まれた歌の歌碑が、筑波山の御幸ヶ原にあります。
その歌碑については、のちほど紹介します。
エイザンスミレ
普通のスミレと違って、葉が細いのだそう。
ヒナワチガイソウ
これは、岩の影にひっそりと一輪咲いていました。
すれ違った登山客の方が見つけて写真撮っていたのを見て、何の花ですか?と聞いたところ、
「ヒアナワチガイソ」とのこと。
レアな植物が見られて嬉しい・・。
本当に小さな植物で、これを見つける方って本当に植物好きなんですね、ビックリ。
ツクバネ
この植物の名の『ツクバネ』の由来は、『筑波嶺(つくばね)』ではなく、『衝く羽根(つくばね)』からです。
葉の付き方を、羽根衝きの『衝く羽根』に見立てての名前。
筑波山で見ると、名前の由来が紛らわしい~(笑)
写真では分かりにくいのですが、早春でまだ木々の葉が出ていないので、木々の向こうに女体山が見えます。
自然研究路を歩いていると、お祭りを告げる花火の音が、何回か聞こえてきました。
すれちがう人が『何で花火?』というのを、その度に耳にしました。
筑波山は信仰の山で、山自体がご神体で、登っているのは神域だというのは、山を登る人にとっては関係ないんでしょうねぇ。
男体山自然研究路を一回りした後、御幸ヶ原に戻ると、すごい人出。
春休みだし、良いお天気ですから、家族連れも多かったです。
御幸ヶ原、ケーブルカーの山頂駅近くにある、
筑波山のハルトラノオの花を詠われた、昭和天皇の御歌の歌碑。
実際にハルトラノオの花を見た後だと、感慨深いです。
御幸ヶ原の男女ノ川水源の方に行きました。
紫峰杉(最近、看板がなくなった?)の近くに、エンレイソウがつぼみをうけていました。
御幸ヶ原のカタクリの群生地のカタクリも見頃を迎えて、あちこち咲き誇っていました。
でもカタクリの花は、男体山自然研究路で、たーっくさん見たので、感激は少ない(笑)。
人間って勝手ですねぇ。
女体山山頂に行くために並ぶ人々の行列を横目に、女体山神社をお参りしました。
皆さん、神社お参りの前に、写真スポットの方に行かれるようで、神社には並ぶことなく参拝出来ました。
しかしながら、かなり足がガクガクになっていたのと時間切れで、男体山神社にはお参り出来ず。
研究路を散策したので、男体山神社への参拝は許して頂くとして
ケーブルカーで下山しました。
午後1時頃でしたが、下山するケーブルカーに乗るときも既に行列。
夕方は、きっと長蛇の列になっていたのかもしれませんね。
御座替神事の御神輿が、筑波山神社の御神橋を渡るのは、社務所で効くと3時近くなるだろうとのことで、時間的に見るのが難しかったので断念。
ちなみに以前、春の御座替神事の御神輿の様子は、以前書いた記事も良かったら♪
→ 筑波山神社 春の御座替神事(神幸祭) 2017
本当に良いお天気で、桜や春の野草の花々を見ることが出来て、素晴らしい一日でした
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
コメントフォーム