2018年07月18日
茨城こんなもの見つけた♪(38) 東国三社守
茨城こんなもの見つけた♪(38) 東国三社守
「東国三社」とは、鹿島神宮、香取神宮、息栖神社の三社のことです。
鹿島神宮(常陸国一の宮)は茨城県鹿嶋市、息栖神社は茨城県神栖市、香取神宮(下総国一の宮)は千葉県香取市にあります。
その三社を巡って参拝する『東国三社参り』は、江戸時代に大いに流行ったそう。
東国三社参りについては、
●神栖市ホームページ http://www.kamisu-kanko.jp/power/
●神栖市観光協会ホームページ http://www.kamisu-kanko.jp/kankou-page/ikisu.html
にも説明があります。
関東以北では伊勢神宮参拝の前後に、『裏参り/伊勢裏参り』『伊勢の蔭参り』といって、この鹿島神宮と香取神宮の二社もしくは、息栖神社も加えた東国三社を巡拝する風習が今もあるそうです(文献1、2)。
さて嬉しいことに、東国三社を3つともお詣りすると完成する
『東国三社守』
というお守りがあります
。
まず3つの神社のうちの1つの神社で、ストラップ型三角柱の御守りを購入します。
すると、その神社のご神紋が既に貼られています。
今回、私は最初に鹿島神宮で購入したので、三角柱の一つの面には鹿島神宮の青色のご神紋シールが貼られていました(写真左の黒いパッケージ)。
残り2つの神社を参拝して、そこでそれぞれのご神紋が描かれたシール型お守り(写真右の上下の赤色と黒色の、キラキラと綺麗な立体的シール)を購入して、三角柱のそれぞれの面に貼っていきます。
【鹿島神宮】
今回、私は鹿島神宮からスタートしたので、こちらで三角柱の御守りをまず購入。
(2018年6月下旬参拝)
鹿島神宮楼門
夏越しの大祓の茅の輪があったので、くぐりました♪
鹿島神宮の奥の院の更に奥の方に、有名な要石があります。
香取神宮の要石と対になっていると云われ、こちらは真ん中が窪んでいる凹型。
【息栖神社】
続いて息栖神社をお詣り。
息栖神社のご神紋のシール型お守りを購入。

息栖神社の鳥居

息栖神社の前に広がる常陸利根川の水辺のほとりには、忍潮井(おしおい)と呼ばれる2つの井戸が並びます。
一方の井戸には『男瓶(おがめ)』、もう一方の井戸には『女瓶(めがめ)』と呼ばれる瓶が古来から安置されています。
訪れた時は井戸の掃除中だったようで、藻が綺麗になっていた男瓶のある井戸で、水底の瓶が見られました。

こちらでも夏越しの大祓の茅の輪をくぐりました♪
【香取神宮】
そして最後に香取神宮にお詣りし、ご神紋シール型お守りを購入。

香取神宮の楼門。
ちょうどこの季節、花菖蒲が咲いていました。

こちらでも夏越しの大祓の茅の輪くぐりをしました。
東国三社で参拝&夏越しの大祓の茅の輪くぐりをしたので、今年の後半も元気に暮らせそうかな♪

香取神宮の要石。
こちらは頭がややとがった凸型です。
【東国三社守を完成させる】

さて自宅に帰ってから、三角柱にある、それぞれ神社の名前(難しい字体で、朱色で印刷されています)の上に、ご神紋のシール型のお守りを貼って、東国三社守を完成させました。
さて、東国三社巡りのご利益は、ネットを見るといろいろあるようですね。
3か所とも大変古い由緒の神社。
それぞれ由来も、伝説もいろいろ伝わっています。
更に3つの神社の位置関係、それぞれの神社拝殿の向き、ランドマークでもある富士山、筑波山との位置など、大変興味深いことも多くあります(文献2、3)(特に文献3に詳しいです)。
なので、ご利益は各自それぞれの好きな解釈で良いのではないかな~と私は思います(^^)v。
※今回の東国三社巡りは、聖地観光研究所(http://www.ley-line.net/index.html)主催の勉強会のツアーに参加させて頂いて巡ったものです。
聖地観光研究所主宰の内田先生、そして関係者の皆様、ありがとうございました。
****************************************************************
【参考文献】
1. 「茨城242社寺 ご利益ガイド」 今瀬文也 著 茨城新聞社
2. 「鹿島神宮」 東実 著 学生社
3. 「レイライン ハンター 日本の地霊を探訪する」 内田一成著 アールズ出版
「東国三社」とは、鹿島神宮、香取神宮、息栖神社の三社のことです。
鹿島神宮(常陸国一の宮)は茨城県鹿嶋市、息栖神社は茨城県神栖市、香取神宮(下総国一の宮)は千葉県香取市にあります。
その三社を巡って参拝する『東国三社参り』は、江戸時代に大いに流行ったそう。

●神栖市ホームページ http://www.kamisu-kanko.jp/power/
●神栖市観光協会ホームページ http://www.kamisu-kanko.jp/kankou-page/ikisu.html
にも説明があります。
関東以北では伊勢神宮参拝の前後に、『裏参り/伊勢裏参り』『伊勢の蔭参り』といって、この鹿島神宮と香取神宮の二社もしくは、息栖神社も加えた東国三社を巡拝する風習が今もあるそうです(文献1、2)。
さて嬉しいことに、東国三社を3つともお詣りすると完成する
『東国三社守』
というお守りがあります


すると、その神社のご神紋が既に貼られています。
今回、私は最初に鹿島神宮で購入したので、三角柱の一つの面には鹿島神宮の青色のご神紋シールが貼られていました(写真左の黒いパッケージ)。
残り2つの神社を参拝して、そこでそれぞれのご神紋が描かれたシール型お守り(写真右の上下の赤色と黒色の、キラキラと綺麗な立体的シール)を購入して、三角柱のそれぞれの面に貼っていきます。
【鹿島神宮】
今回、私は鹿島神宮からスタートしたので、こちらで三角柱の御守りをまず購入。
(2018年6月下旬参拝)



香取神宮の要石と対になっていると云われ、こちらは真ん中が窪んでいる凹型。
【息栖神社】
続いて息栖神社をお詣り。
息栖神社のご神紋のシール型お守りを購入。

息栖神社の鳥居

息栖神社の前に広がる常陸利根川の水辺のほとりには、忍潮井(おしおい)と呼ばれる2つの井戸が並びます。
一方の井戸には『男瓶(おがめ)』、もう一方の井戸には『女瓶(めがめ)』と呼ばれる瓶が古来から安置されています。
訪れた時は井戸の掃除中だったようで、藻が綺麗になっていた男瓶のある井戸で、水底の瓶が見られました。

こちらでも夏越しの大祓の茅の輪をくぐりました♪
【香取神宮】
そして最後に香取神宮にお詣りし、ご神紋シール型お守りを購入。

香取神宮の楼門。
ちょうどこの季節、花菖蒲が咲いていました。

こちらでも夏越しの大祓の茅の輪くぐりをしました。
東国三社で参拝&夏越しの大祓の茅の輪くぐりをしたので、今年の後半も元気に暮らせそうかな♪

香取神宮の要石。
こちらは頭がややとがった凸型です。
【東国三社守を完成させる】
さて自宅に帰ってから、三角柱にある、それぞれ神社の名前(難しい字体で、朱色で印刷されています)の上に、ご神紋のシール型のお守りを貼って、東国三社守を完成させました。
さて、東国三社巡りのご利益は、ネットを見るといろいろあるようですね。
3か所とも大変古い由緒の神社。
それぞれ由来も、伝説もいろいろ伝わっています。
更に3つの神社の位置関係、それぞれの神社拝殿の向き、ランドマークでもある富士山、筑波山との位置など、大変興味深いことも多くあります(文献2、3)(特に文献3に詳しいです)。
なので、ご利益は各自それぞれの好きな解釈で良いのではないかな~と私は思います(^^)v。
※今回の東国三社巡りは、聖地観光研究所(http://www.ley-line.net/index.html)主催の勉強会のツアーに参加させて頂いて巡ったものです。
聖地観光研究所主宰の内田先生、そして関係者の皆様、ありがとうございました。
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【参考文献】
1. 「茨城242社寺 ご利益ガイド」 今瀬文也 著 茨城新聞社
2. 「鹿島神宮」 東実 著 学生社
3. 「レイライン ハンター 日本の地霊を探訪する」 内田一成著 アールズ出版
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