2019年12月30日
念願の(筑波山)坊主山山頂へ!
念願の(筑波山)坊主山山頂へ!
筑波山には「男体山」「女体山」という山頂がありますが、実はもう一つ、山頂があります。
筑波山の西側、から見ると、峰が3つあるのがわかります。
『坊主山』とも、『太郎山』とも呼ばれる、第三のピークです。
場所によっては男体山、女体山を隠すように見えるので、『筑波隠し』とも呼ばれています。
国土地理院サイト(https://www.gsi.go.jp/ ) の 地理院地図 で見ると、
無名ですが、三角点があって 標高709.7m あります。
また、古い絵図には『薬師』と書かれてもいます(文献1)。
『薬師山』、『薬師岳』等とも呼ばれていたのかもしれませんね。
この麓には、椎尾山薬王院(椎尾薬師)があるからでしょうか。
(ただし、『椎尾山』自体は薬王院が建つ山そのものの名のようです)
ちなみに、椎尾山薬王院については、以前書いた記事
茨城の古刹の三重塔~前編~ 早春の椎尾山薬王院を訪ねて
桜川・椎尾山薬王院の龍の天井画の伝説
も良かったら♪
で、とりあえず、ここでは『坊主山』で統一します。
そういうわけで、ずっと気になっていた、男体山・女体山夫妻の長男、坊主山。
先日(12月上旬)、念願叶って登る機会がありました。
樹々が茂る林に囲まれた、こじんまりしながらも静謐な山頂。
特徴的な石に囲まれて、山頂を示す標識が。
これらの石は、女体山、男体山山頂と同じ斑レイ岩でしょうか?
それにしても小さいながらも特徴的な形です。
もともと山頂にあったもの(山頂の岩盤)か?
はたまた近くにあった岩石(斑れい岩?)を人為的に並べたのか?
興味あります。
いつの時代にか、祭事を行うためか何かの為に、人為的に石を置いたように思います・・・素人考えですが。
特に、この三角の石など、意図的に感じます。
逆にこれが岩盤の一部が露出しているとすると、すごいなぁと
これらの石が、山頂の岩盤の一部かどうか知りたいです。
さて、この季節、坊主山山頂付近では、鮮やかな赤い実をつけた低木があちこちで見られました。
ミヤマシキミかと思います。
12月~1月のこの時期に、常緑の葉に赤い実がなるがたくさん見られるのは、何かお目出度い気がしますね。
面白いことに、紅い実と一緒に、蕾も見られました。
ミヤマシキミの花は、筑波山付近では、4月頃開花します。
蕾をつけて冬を越すのですね。
ミヤマシキミについては、以前に書いた記事
愛宕山・難台山ハイキング モニターツアー参加しました
でも、蕾の写真を載せています。
筑波山系でよく見られる低木です
山頂付近の岩には、岩を割るように生えた木も。
坊主山から付近から見た、女体山と男体山。
こちらは女体山山頂。
そしてこちらは、男体山山頂。
坊主山は男体山のすぐ北側にあります。
まるで男体山が息子(坊主山)を背負っているように見えるので、
私は男体山はイクメンの山だと思っています。
イクメンのご主人を望む方、男体山にお参りすると良いかも?!
坊主山から御幸ヶ原に向かう途中、樹々の間から見た、お母さん(女体山)とお父さん(男体山)の姿です(^^)。
--------------------------------------------------------------
【文献】
1.『五海道其外延絵図 日光御成道 巻第二』
『関東の名山 筑波山 筑波山神社案内記』 筑波山神社発行 より
2.『ヤマケイポケットガイド 13 野山の樹木』 姉崎一馬 山と渓谷社
筑波山には「男体山」「女体山」という山頂がありますが、実はもう一つ、山頂があります。
筑波山の西側、から見ると、峰が3つあるのがわかります。
『坊主山』とも、『太郎山』とも呼ばれる、第三のピークです。
場所によっては男体山、女体山を隠すように見えるので、『筑波隠し』とも呼ばれています。
国土地理院サイト(https://www.gsi.go.jp/ ) の 地理院地図 で見ると、
無名ですが、三角点があって 標高709.7m あります。
また、古い絵図には『薬師』と書かれてもいます(文献1)。
『薬師山』、『薬師岳』等とも呼ばれていたのかもしれませんね。
この麓には、椎尾山薬王院(椎尾薬師)があるからでしょうか。
(ただし、『椎尾山』自体は薬王院が建つ山そのものの名のようです)
ちなみに、椎尾山薬王院については、以前書いた記事
茨城の古刹の三重塔~前編~ 早春の椎尾山薬王院を訪ねて
桜川・椎尾山薬王院の龍の天井画の伝説
も良かったら♪
で、とりあえず、ここでは『坊主山』で統一します。
そういうわけで、ずっと気になっていた、男体山・女体山夫妻の長男、坊主山。
先日(12月上旬)、念願叶って登る機会がありました。
樹々が茂る林に囲まれた、こじんまりしながらも静謐な山頂。
特徴的な石に囲まれて、山頂を示す標識が。
これらの石は、女体山、男体山山頂と同じ斑レイ岩でしょうか?
それにしても小さいながらも特徴的な形です。
もともと山頂にあったもの(山頂の岩盤)か?
はたまた近くにあった岩石(斑れい岩?)を人為的に並べたのか?
興味あります。
いつの時代にか、祭事を行うためか何かの為に、人為的に石を置いたように思います・・・素人考えですが。
特に、この三角の石など、意図的に感じます。
逆にこれが岩盤の一部が露出しているとすると、すごいなぁと
これらの石が、山頂の岩盤の一部かどうか知りたいです。
さて、この季節、坊主山山頂付近では、鮮やかな赤い実をつけた低木があちこちで見られました。
ミヤマシキミかと思います。
12月~1月のこの時期に、常緑の葉に赤い実がなるがたくさん見られるのは、何かお目出度い気がしますね。
面白いことに、紅い実と一緒に、蕾も見られました。
ミヤマシキミの花は、筑波山付近では、4月頃開花します。
蕾をつけて冬を越すのですね。
ミヤマシキミについては、以前に書いた記事
愛宕山・難台山ハイキング モニターツアー参加しました
でも、蕾の写真を載せています。
筑波山系でよく見られる低木です
山頂付近の岩には、岩を割るように生えた木も。
坊主山から付近から見た、女体山と男体山。
こちらは女体山山頂。
そしてこちらは、男体山山頂。
坊主山は男体山のすぐ北側にあります。
まるで男体山が息子(坊主山)を背負っているように見えるので、
私は男体山はイクメンの山だと思っています。
イクメンのご主人を望む方、男体山にお参りすると良いかも?!
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【文献】
1.『五海道其外延絵図 日光御成道 巻第二』
『関東の名山 筑波山 筑波山神社案内記』 筑波山神社発行 より
2.『ヤマケイポケットガイド 13 野山の樹木』 姉崎一馬 山と渓谷社
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Posted by かるだ もん at 19:42│Comments(0)│地域・お出かけ
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