2017年06月28日
筑波山神社 夏越大祓の茅の輪2007 & あの『あんぱん』
筑波山神社 夏越大祓の茅の輪2007 & あの『あんぱん』
先日、筑波山神社へ行ってきました。
この日は朝は小雨模様だったのもあり、登山客も少なく、しっとりと静かな雰囲気。
【夏越大祓(なごしのおおはらえ)の茅の輪】

6月30日の夏越大祓(なごしのおおはらえ)に向けて、茅の輪が、拝殿前に設置されていました。
輪の上部に、紙で出来た人形(ひとがた)がぶらさがっています。
(ジブリの『千と千尋の神隠し』で、龍になっていたハクさまを襲っていた、紙で出来たあれです・・・あまり例がよくないかな(^^;) )
人形(ひとがた)があると、ぐっと呪術っぽくなって、ご利益もありそうな雰囲気になりますね。

参拝客の皆さんが、茅の輪くぐりの作法説明書き(写真入り)に従って、くぐられていました。
私もくぐりましたよ♪
作法に則ってくぐると、神妙な気持ちになり、終わった後、なんだかスッキリしますね(^^)。

茅の輪の後ろから随神門方向を見る。
【境内の季節の花と実】

筑波山神社には、残念ながらあまり紫陽花はありませんが、
ご神橋脇の紫陽花とお店。
濃いピンクの紫陽花の花。
可愛く撮れました♪ お気に入りの一枚

拝殿裏手の斜面にある『万葉の小径』入口付近にも紫陽花が数本。
お!紫陽花きれい♪
と思って坂を登ると、数本で終わるのが、ちょっと残念・・・。
出世稲荷(朝日稲荷)さんの方にも、まだ若くて細いのですが紫陽花の木が数本あって、花をつけていました。

境内には紫陽花は少ないのですが、ビヨウヤナギor キンシバイ(私は区別がつかない))の黄色い花は何箇所かあって、鮮やかな黄色い花をこぼれるように咲かせていました。

また、階段脇には、黄色い実が成っている木も2本ほどありました(杏?梅?)。
写真は、スイカの碑のそばの木。
杏っぽいのですが、葉が小さい気がします。何の実でしょうか。
【境内いろいろ】

拝殿裏手の『万葉の小径』の散策路。
筑波山にちなむ万葉集の和歌が彫られた石碑を見ながらの森の散策は、とても気持ちが良いです。
※個人の方が私費で作られた石碑の数々。何度見ても感動します。

拝殿裏手の森は広いので、下草は刈られていて管理はされているものの、まだ手つかずの場所が多い。
江戸時代までの知足院中禅寺の頃、この辺りには、いくつものお堂や大仏や瑜祇(ゆぎ)塔があった場所です。
当時の大仏や瑜祇(ゆぎ)塔の現在ついては、
→ ・ 消えた筑波山の「お宝」を巡って!(後編)
・ 元々は筑波山にあった、東京・護国寺の瑜祇(ゆぎ)塔
今は往時の姿もわからない位の森となっています。
この森にはムササビも住んでいるとか。
自然に帰って行くのもまた摂理なのでしょう。

厳島神社が、華やかになっていました。
水占いのコーナーや、技能上達の祈願の棚が出来ていました。

祈願の赤い紙がひらめいていると、艶やかな雰囲気になりますね。

樹齢800年の大杉。
前回来た時は、近づけないように縄が張られていましたが、
木製の柵にグレードアップしていました。近づけない範囲もちょっと狭まったかな。
木製の柵の方が趣があって良いですよね。

夫婦杉
こちらは樹齢はどのくらいでしょうか。でも300~400年は経っていそうに思います。
大杉ほど有名でなく、階段の脇(しかも狭めの場所)にあるので、見過ごされやすいのですが、かなり立派なツインの杉。
ピークが二つある『二上山』である筑波山
その二柱の神体=『筑波男神(男体山)』&『筑波女神(女体山)』
を祀る神社の境内にぴったりの杉の木ですよね(*^^*)
*****************************************************
【本日のスポット】
あんぱんで有名な木村屋総本店と、筑波山神社の関係について

筑波山神社拝殿に向かって右手にある、春日神社・日枝神社拝殿の、お賽銭箱に注目。
渋いデザインのお賽銭箱には『木村屋總本店(※)』の文字が。
あの、アンパンで有名な木村屋總本店です。
※『總』の字の糸へんは、縄をなったような形

春日神社・日枝神社に向かう古びた階段の前に、石造の小さな門があります。
そこもよく見ると・・・同じく『木村屋總本店』と彫られています。
木村屋總本店の初代 木村安兵衛さんは、現在の茨城県牛久市の出身。
それもあってか、その昔、パン種の酵母菌を、筑波山神社脇の杉の井の近くで採取し、それを培養してあんぱんのパンを作ったとのこと。
そのご縁で、お賽銭箱や石柱を寄進されたとのこと。
そして今でも毎年、木村屋總本店さんは毎年、筑波山神社にお参りに来られるとのこと。
そのパン種の末裔の酵母菌を使ったアンパンは、銀座店のみでの限定販売。
(以上は、昨年、勉強会で伺った木村屋總本店の職員の方から話を元に、かいつまんで書きました)

これがその、銀座本店限定販売のあんぱん。
真ん中のくぼみに、桜の塩漬けが入っています。
明治天皇も気に入られたというあんぱんも、こんな感じだったのでしょうか。

半分にしようとすると、ほら、こんなに生地がのびーる。
もちもちしているのが伝わってくるでしょう♪
外はこんがり、中はもちもち。小豆餡も上品で、桜の塩漬けが引き締める
。
人気商品のはずです
。
筑波山と パン種の関係の話が、木村屋總本店さんのHPに見当たらないのが極めて残念です。
ついでにつくば市のHPにも見当たらないのも残念・・・せめて、つくば市のHPに記載して欲しいなぁ。
先日、筑波山神社へ行ってきました。
この日は朝は小雨模様だったのもあり、登山客も少なく、しっとりと静かな雰囲気。
【夏越大祓(なごしのおおはらえ)の茅の輪】

6月30日の夏越大祓(なごしのおおはらえ)に向けて、茅の輪が、拝殿前に設置されていました。
輪の上部に、紙で出来た人形(ひとがた)がぶらさがっています。
(ジブリの『千と千尋の神隠し』で、龍になっていたハクさまを襲っていた、紙で出来たあれです・・・あまり例がよくないかな(^^;) )
人形(ひとがた)があると、ぐっと呪術っぽくなって、ご利益もありそうな雰囲気になりますね。

参拝客の皆さんが、茅の輪くぐりの作法説明書き(写真入り)に従って、くぐられていました。
私もくぐりましたよ♪
作法に則ってくぐると、神妙な気持ちになり、終わった後、なんだかスッキリしますね(^^)。

茅の輪の後ろから随神門方向を見る。
【境内の季節の花と実】

筑波山神社には、残念ながらあまり紫陽花はありませんが、
ご神橋脇の紫陽花とお店。
濃いピンクの紫陽花の花。
可愛く撮れました♪ お気に入りの一枚


拝殿裏手の斜面にある『万葉の小径』入口付近にも紫陽花が数本。
お!紫陽花きれい♪
と思って坂を登ると、数本で終わるのが、ちょっと残念・・・。
出世稲荷(朝日稲荷)さんの方にも、まだ若くて細いのですが紫陽花の木が数本あって、花をつけていました。

境内には紫陽花は少ないのですが、ビヨウヤナギor キンシバイ(私は区別がつかない))の黄色い花は何箇所かあって、鮮やかな黄色い花をこぼれるように咲かせていました。
また、階段脇には、黄色い実が成っている木も2本ほどありました(杏?梅?)。
写真は、スイカの碑のそばの木。
杏っぽいのですが、葉が小さい気がします。何の実でしょうか。
【境内いろいろ】

拝殿裏手の『万葉の小径』の散策路。
筑波山にちなむ万葉集の和歌が彫られた石碑を見ながらの森の散策は、とても気持ちが良いです。
※個人の方が私費で作られた石碑の数々。何度見ても感動します。

拝殿裏手の森は広いので、下草は刈られていて管理はされているものの、まだ手つかずの場所が多い。
江戸時代までの知足院中禅寺の頃、この辺りには、いくつものお堂や大仏や瑜祇(ゆぎ)塔があった場所です。

→ ・ 消えた筑波山の「お宝」を巡って!(後編)
・ 元々は筑波山にあった、東京・護国寺の瑜祇(ゆぎ)塔
今は往時の姿もわからない位の森となっています。
この森にはムササビも住んでいるとか。
自然に帰って行くのもまた摂理なのでしょう。

厳島神社が、華やかになっていました。
水占いのコーナーや、技能上達の祈願の棚が出来ていました。

祈願の赤い紙がひらめいていると、艶やかな雰囲気になりますね。

樹齢800年の大杉。
前回来た時は、近づけないように縄が張られていましたが、
木製の柵にグレードアップしていました。近づけない範囲もちょっと狭まったかな。
木製の柵の方が趣があって良いですよね。

夫婦杉
こちらは樹齢はどのくらいでしょうか。でも300~400年は経っていそうに思います。
大杉ほど有名でなく、階段の脇(しかも狭めの場所)にあるので、見過ごされやすいのですが、かなり立派なツインの杉。
ピークが二つある『二上山』である筑波山
その二柱の神体=『筑波男神(男体山)』&『筑波女神(女体山)』
を祀る神社の境内にぴったりの杉の木ですよね(*^^*)
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【本日のスポット】
あんぱんで有名な木村屋総本店と、筑波山神社の関係について

筑波山神社拝殿に向かって右手にある、春日神社・日枝神社拝殿の、お賽銭箱に注目。
渋いデザインのお賽銭箱には『木村屋總本店(※)』の文字が。
あの、アンパンで有名な木村屋總本店です。
※『總』の字の糸へんは、縄をなったような形

春日神社・日枝神社に向かう古びた階段の前に、石造の小さな門があります。
そこもよく見ると・・・同じく『木村屋總本店』と彫られています。
木村屋總本店の初代 木村安兵衛さんは、現在の茨城県牛久市の出身。
それもあってか、その昔、パン種の酵母菌を、筑波山神社脇の杉の井の近くで採取し、それを培養してあんぱんのパンを作ったとのこと。
そのご縁で、お賽銭箱や石柱を寄進されたとのこと。
そして今でも毎年、木村屋總本店さんは毎年、筑波山神社にお参りに来られるとのこと。
そのパン種の末裔の酵母菌を使ったアンパンは、銀座店のみでの限定販売。
(以上は、昨年、勉強会で伺った木村屋總本店の職員の方から話を元に、かいつまんで書きました)

これがその、銀座本店限定販売のあんぱん。
真ん中のくぼみに、桜の塩漬けが入っています。
明治天皇も気に入られたというあんぱんも、こんな感じだったのでしょうか。

半分にしようとすると、ほら、こんなに生地がのびーる。
もちもちしているのが伝わってくるでしょう♪
外はこんがり、中はもちもち。小豆餡も上品で、桜の塩漬けが引き締める

人気商品のはずです

筑波山と パン種の関係の話が、木村屋總本店さんのHPに見当たらないのが極めて残念です。
ついでにつくば市のHPにも見当たらないのも残念・・・せめて、つくば市のHPに記載して欲しいなぁ。
Posted by かるだ もん at 19:46│Comments(0)│地域・お出かけ
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