2024年04月21日
2024つくば牡丹園
2024つくば牡丹園
先日、つくば観光ボランティア298の勉強会で、つくば牡丹園Peony Garden Tokyoに行ってきました。
つくば牡丹園さんは『世界最大級のピオニーガーテン』
期間限定の貴重な開園期間です。
(今年2024年は4月6日~5月19日の期間の開園)
つくば牡丹園さんの公式サイト
→ https://jp.peonygardentokyo.com/
訪れた日4/8の午前中は、まだ牡丹園周辺の桜は桜吹雪になりながらも、まだ見ごろでした。
(この日は午後から夏日になったので、この後、一気に葉桜になったかな…)
桜の満開の時期と牡丹の開花が重なるのは珍しいとのことを、園の方がおっしゃっていました。
そして、「特に白い牡丹の花と桜の満開が重なるのは貴重」とのことで、ラッキーでした。
写真は、満開の桜を背景に、早咲きの白い牡丹 『里の白雪』。
素敵です。
エントランス近くの花壇では、樹齢130年超の牡丹「太陽」も開花中。
また、トウカエデ『花散里』の芽吹きと、満開の桜が重なるのもなかなかないとのこと。
『花散里』は、牛久の確実園さんが作出したトウカエデの品種。
春の芽吹きの薄ピンクから新緑の薄緑、そして夏の濃い緑から秋の紅葉まで、葉の色がどんどん変化するトウカエデの品種です。
ということで、満開の桜と、トウカエデ『花散里』と、白い牡丹の花の写真。
この日は、園長の関博士から、土壌のこと、植物の生態のこと、造園についてお話を聞きながら見学しました。
大変、奥深い内容を分かりやすく説明して頂き、本当に勉強になりましたし、もっと知りたいと思いました。
(そして自宅の庭の土も、もっと手をかけてあげようかと反省しました(^^;))
説明を伺いながら、園内を見ると見え方や感じ方がぐっと違ってきますよね。
牡丹の色の作出の難しさなども、お話をきかないと知らないことばかり。
花の色のありがたみ感じながら、一輪一輪を見ました。
写真は開花中の牡丹 『写楽』。
確かに写楽の浮世絵を彷彿させるような、鮮やかで艶やかな花ですよね。
それぞれ名付けられた名前も興味深いです。
それにしても園内の道はどこもふかふか。
植物はみんな活き活き。
牛久沼の自然を生かしながらも、しっかり手入れが行き届いている園内を散策するだけでも
元気をもらいます。
こちらの造園も、全て園長の関さんがされたとのこと
すごい
4/8のこの日は、早咲き~中咲きの牡丹が開花中とのことで、シャクヤクはつぼみでした。
そして、これからはいよいよシャクヤクの開花が始まり、広い園内で華やかなシャクヤクの競演が見られます。
シャクヤクが咲き出すと、シャクヤクの花をたくさん浮かべた花筏も、楽しめそう。
園内スタンプラリーの記念品に、綺麗な牡丹の花の絵葉書を頂きました。
2024年のつくば牡丹園の開園期間は、
2024年4月6日~5月19日まで。
1年でわずか1か月半ほど、貴重な開園日。
花好きの皆様、レッツGO。
なお、過去につくば牡丹園に行った時の記事
→ つくば牡丹園2022
【おまけ】
つくば牡丹園に行った翌日の4/9、我が家のヤマシャクヤクも咲きました♪
(撮影時、風が吹いていて花が揺れていたのと、私の腕のせいで、写真がピンボケです・・・)
肥料が少ないせいか、3年ぶりの開花です。
でも、清楚で大好きです。
ヤマシャクヤクは日本の固有種で、このヤマシャクヤクと、中国や西欧のシャクヤクを掛け合わせて、
現在の様々なシャクヤクが生まれたのだそうです。
そうやって見ると、ますますヤマシャクヤクも愛おしくなります。
先日、つくば観光ボランティア298の勉強会で、つくば牡丹園Peony Garden Tokyoに行ってきました。
つくば牡丹園さんは『世界最大級のピオニーガーテン』
期間限定の貴重な開園期間です。
(今年2024年は4月6日~5月19日の期間の開園)
つくば牡丹園さんの公式サイト
→ https://jp.peonygardentokyo.com/
訪れた日4/8の午前中は、まだ牡丹園周辺の桜は桜吹雪になりながらも、まだ見ごろでした。
(この日は午後から夏日になったので、この後、一気に葉桜になったかな…)
桜の満開の時期と牡丹の開花が重なるのは珍しいとのことを、園の方がおっしゃっていました。
そして、「特に白い牡丹の花と桜の満開が重なるのは貴重」とのことで、ラッキーでした。
写真は、満開の桜を背景に、早咲きの白い牡丹 『里の白雪』。
素敵です。
エントランス近くの花壇では、樹齢130年超の牡丹「太陽」も開花中。
また、トウカエデ『花散里』の芽吹きと、満開の桜が重なるのもなかなかないとのこと。
『花散里』は、牛久の確実園さんが作出したトウカエデの品種。
春の芽吹きの薄ピンクから新緑の薄緑、そして夏の濃い緑から秋の紅葉まで、葉の色がどんどん変化するトウカエデの品種です。
ということで、満開の桜と、トウカエデ『花散里』と、白い牡丹の花の写真。
この日は、園長の関博士から、土壌のこと、植物の生態のこと、造園についてお話を聞きながら見学しました。
大変、奥深い内容を分かりやすく説明して頂き、本当に勉強になりましたし、もっと知りたいと思いました。
(そして自宅の庭の土も、もっと手をかけてあげようかと反省しました(^^;))
説明を伺いながら、園内を見ると見え方や感じ方がぐっと違ってきますよね。
牡丹の色の作出の難しさなども、お話をきかないと知らないことばかり。
花の色のありがたみ感じながら、一輪一輪を見ました。
写真は開花中の牡丹 『写楽』。
確かに写楽の浮世絵を彷彿させるような、鮮やかで艶やかな花ですよね。
それぞれ名付けられた名前も興味深いです。
それにしても園内の道はどこもふかふか。
植物はみんな活き活き。
牛久沼の自然を生かしながらも、しっかり手入れが行き届いている園内を散策するだけでも
元気をもらいます。
こちらの造園も、全て園長の関さんがされたとのこと
すごい
4/8のこの日は、早咲き~中咲きの牡丹が開花中とのことで、シャクヤクはつぼみでした。
そして、これからはいよいよシャクヤクの開花が始まり、広い園内で華やかなシャクヤクの競演が見られます。
シャクヤクが咲き出すと、シャクヤクの花をたくさん浮かべた花筏も、楽しめそう。
園内スタンプラリーの記念品に、綺麗な牡丹の花の絵葉書を頂きました。
2024年のつくば牡丹園の開園期間は、
2024年4月6日~5月19日まで。
1年でわずか1か月半ほど、貴重な開園日。
花好きの皆様、レッツGO。
なお、過去につくば牡丹園に行った時の記事
→ つくば牡丹園2022
【おまけ】
つくば牡丹園に行った翌日の4/9、我が家のヤマシャクヤクも咲きました♪
(撮影時、風が吹いていて花が揺れていたのと、私の腕のせいで、写真がピンボケです・・・)
肥料が少ないせいか、3年ぶりの開花です。
でも、清楚で大好きです。
ヤマシャクヤクは日本の固有種で、このヤマシャクヤクと、中国や西欧のシャクヤクを掛け合わせて、
現在の様々なシャクヤクが生まれたのだそうです。
そうやって見ると、ますますヤマシャクヤクも愛おしくなります。
2024年04月12日
2024年の桜@つくば
2024年の桜@つくば
今年は、梅の開花は早かった(今年の梅については → 筑波山梅林2024年)のですが、3月中旬以降は寒かったせいか、桜の開花は遅めでしたね。
遅め…といっても、ここ最近の桜は昔より開花が早くなっているので(特に昨年は異常に早かった)、以前に戻った感じでしょうか。
ニュースを見ていたら、水戸地方で小学校の入学式の頃に桜が満開なのは、6年ぶり?と言ってました。
確かに今年は、小学校の入学式にちょうど桜の見ごろを迎えていました。
(あいにくの荒天でしたが)
ということで、今年のつくばの桜です。
まずは3/31(日)
りんりんロードは、開花期が様々な桜を植えているので、まだつぼみの固い木も
あれば、5分咲き~に咲いて見ごろを迎えつつある木もありました。
こちらは、りんりんロードの小田城跡付近の桜。
この辺りは見ごろを迎えている木が多かったです。
次は翌週4/7(日)
ソメイヨシノがほぼ満開になりました。
筑波北部工業団地 国立公文書館つくば分館近くの調整池(筑波北部緑地)から見た、
筑波山と桜。
ここは、穴場です
同じく筑波北部緑地にて。
ツツジも咲き始めていたので、ツツジと筑波山もパチリ。
ツツジにピントがあってしまったのはご愛敬で
さてこちらは、同じく4/7(日)の面野井のしだれ桜。
ちょうど満開を迎えていました。
こちらの桜を見る度に、『婀娜姿(あだなすがた)』という表現が浮かぶ、妖艶な桜です。
この時、雲がかかっていて写真が暗くなってしまったのが残念。ですが、妖艶さが逆に伝わるのではないでしょうか
同じしだれ桜でも、こちらはまた雰囲気が違います。
上郷の随翁院さんのしだれ桜。
(4/7(日)撮影)
こちらは花期がソメイヨシノよりも早いようで、だいぶお花は散っていましたが、それでも美しい。
艶やかながらも凜とした美しさのしだれ桜
桜の名所、北条大池にも行ってみました。
桜が満開の北条大池から望む筑波山。
絵はがきになりそうな写真だと思いませんか
写真には撮っていませんが、大池の向こう岸~筑波山方向を見ると、筑波山を背景に平沢官衙遺跡が見える、素晴らしいロケーション♪
今度は翻って見ると、宝篋山と桜が。
ということで、桜が満開の北条大池から望む宝篋山。
山桜も咲き始めているようで、よく見ると淡く白っぽい木々があります。
来週頃から山桜の見ごろになるかな。
見に行ってみようかな♪
この後は意外と気温が低くなり、ソメイヨシノの散り始めがストップした感じで、数日間
満開状態がキープ。満開状態をしばらく楽しめました。
こちらは、4/10(水)、つくば市内某所にて。
ソメイヨシノをバックに、カエデの芽吹きとつぼみ。
ソメイヨシノ満開の頃は、ちょうどカエデの芽吹きと開花期にもなります。
私はこの組み合わせが大好きです。
いよいよ、今年も春が来たという気持ちが高まりますよ
こちらは同じく4/10(水)、つくば市 小野川交流センターの桜。
高木の桜の並木がすがすがしい。
学校や交流センターなど、あまり知られていない桜の名所を見つけるのも、この季節の楽しみですよね
しばらくすると、八重桜、花水木…と開花が続き、新緑の季節に突入します。
一年で一番ワクワクする季節です。
今年は、梅の開花は早かった(今年の梅については → 筑波山梅林2024年)のですが、3月中旬以降は寒かったせいか、桜の開花は遅めでしたね。
遅め…といっても、ここ最近の桜は昔より開花が早くなっているので(特に昨年は異常に早かった)、以前に戻った感じでしょうか。
ニュースを見ていたら、水戸地方で小学校の入学式の頃に桜が満開なのは、6年ぶり?と言ってました。
確かに今年は、小学校の入学式にちょうど桜の見ごろを迎えていました。
(あいにくの荒天でしたが)
ということで、今年のつくばの桜です。
まずは3/31(日)
りんりんロードは、開花期が様々な桜を植えているので、まだつぼみの固い木も
あれば、5分咲き~に咲いて見ごろを迎えつつある木もありました。
こちらは、りんりんロードの小田城跡付近の桜。
この辺りは見ごろを迎えている木が多かったです。
次は翌週4/7(日)
ソメイヨシノがほぼ満開になりました。
筑波北部工業団地 国立公文書館つくば分館近くの調整池(筑波北部緑地)から見た、
筑波山と桜。
ここは、穴場です
同じく筑波北部緑地にて。
ツツジも咲き始めていたので、ツツジと筑波山もパチリ。
ツツジにピントがあってしまったのはご愛敬で
さてこちらは、同じく4/7(日)の面野井のしだれ桜。
ちょうど満開を迎えていました。
こちらの桜を見る度に、『婀娜姿(あだなすがた)』という表現が浮かぶ、妖艶な桜です。
この時、雲がかかっていて写真が暗くなってしまったのが残念。ですが、妖艶さが逆に伝わるのではないでしょうか
同じしだれ桜でも、こちらはまた雰囲気が違います。
上郷の随翁院さんのしだれ桜。
(4/7(日)撮影)
こちらは花期がソメイヨシノよりも早いようで、だいぶお花は散っていましたが、それでも美しい。
艶やかながらも凜とした美しさのしだれ桜
桜の名所、北条大池にも行ってみました。
桜が満開の北条大池から望む筑波山。
絵はがきになりそうな写真だと思いませんか
写真には撮っていませんが、大池の向こう岸~筑波山方向を見ると、筑波山を背景に平沢官衙遺跡が見える、素晴らしいロケーション♪
今度は翻って見ると、宝篋山と桜が。
ということで、桜が満開の北条大池から望む宝篋山。
山桜も咲き始めているようで、よく見ると淡く白っぽい木々があります。
来週頃から山桜の見ごろになるかな。
見に行ってみようかな♪
この後は意外と気温が低くなり、ソメイヨシノの散り始めがストップした感じで、数日間
満開状態がキープ。満開状態をしばらく楽しめました。
こちらは、4/10(水)、つくば市内某所にて。
ソメイヨシノをバックに、カエデの芽吹きとつぼみ。
ソメイヨシノ満開の頃は、ちょうどカエデの芽吹きと開花期にもなります。
私はこの組み合わせが大好きです。
いよいよ、今年も春が来たという気持ちが高まりますよ
こちらは同じく4/10(水)、つくば市 小野川交流センターの桜。
高木の桜の並木がすがすがしい。
学校や交流センターなど、あまり知られていない桜の名所を見つけるのも、この季節の楽しみですよね
しばらくすると、八重桜、花水木…と開花が続き、新緑の季節に突入します。
一年で一番ワクワクする季節です。
2024年04月03日
東洋系にんじん 2種類 味比べ ~ 金時にんじん と 島にんじん
東洋系にんじん 2種類 味比べ ~ 金時にんじん と 島にんじん
にんじんには、東洋種と西洋種があるとご存じでしたか?
私たちが普通にスーパーなどで購入するのは、西洋種のにんじん。
園芸店でタネの袋を買う時に『西洋にんじん』となっているので、家庭菜園されている方は名称をご存じのことでしょう。
色はオレンジ色です。
で、東洋種のにんじんとはどんなものかと調べると、年末頃、おせち用などに、よく見るにんじんよりも赤くて、細長いものを
見かけることがありますよね。
あれが、東洋にんじんの一種、『金時にんじん』と呼ばれるものです。
その他、沖縄で栽培されている 『島にんじん』、これも東洋種なのだそうです。
沖縄旅行で、スーパーで『島にんじん』を購入してみました(※)。
色は、私が買ったのは黄色や黄色に近いオレンジ色で、金時にんじんと同じく、細長いものでした。
※ スーパーで購入した島にんじんは、県外に持ち出しても大丈夫なようです。
参考サイト:農林水産省サイト 『沖縄県からの植物の持ち出しについて』
https://www.vill.nakagusuku.okinawa.jp/UserFiles/File/mochidasinituite.pdf
で、お味ですが、甘みがあるのはもちろんですが、まずは、島にんじん、柔らかい!
そして香りが穏やか。
にんじん嫌いの人が言う、『におい』 『味のくせ』が ほとんどないのです。
沖縄の家庭料理で、『にんじんしりしり』という料理があります。
スライスしたにんじんを炒めたものですが、島にんじんで作るとすごく美味しい!
西洋にんじんで作るより美味しくて、多分、にんじん嫌いの子でも案外食べちゃうのでは?
というお味。
島にんじんで作る 『にんじんしりしり』 の味が忘れられず、本土でもどうやったら食べられるのかなと調べてみると、『島にんじん』 も 『金時にんじん』も、同じ東洋種のにんじんだというのが分かりました。
そして、茨城では、金時にんじんが、農産物直売所で時々手に入る
これは試すしかない
ということで、作って食べ比べた報告です。
実は作って食べたのが2月下旬で、報告がすっかり遅くなってしまいましたが
(写真は2024年2月下旬撮影)
黄色い方は、沖縄旅行して、那覇のスーパーで購入した「島にんじん」
赤い方は、近所の農産物直売所で購入した、茨城県産の「金時にんじん」。
食べ比べてみると、かなり似ています…というか目をつぶって食べると区別つかないです。
あえていえば、島にんじん の方がわずかに香りが穏やかな気がしますが、購入してから間が経ってる島ニンジンと、購入したての金時にんじんの違いとも言えそうなので、
『味も風味もほぼ同じ』と言って良いと思いました。
逆に、西洋にんじんとの違いの方が大きいように感じます。
ならば、どうしてもっと東洋系にんじんが作られないのかな?と思って調べてみると、西洋系のにんじんの方が、収穫が安定しているからなのだそうです。
日本で古来から使われてきた『東洋系にんじん』、もっと見直されても良いと思うのですが、栽培が難しいということで、残念。
さて、金時にんじんの収穫は晩秋から冬なので、もうシーズンは終わってしまいましたが、沖縄の島にんじんの旬は晩秋から5月ぐらいまでとのこと。
沖縄に行かれる機会があったが、是非、島にんじん、召し上がって見て下さい。
また晩秋から冬に、金時にんじんを見変えたら、煮ものだけでなく、是非 『にんじんしりしり』を作って召し上がったみて下さい。
にんじん嫌いの人も食べられるのではないかな♪ と思います。
にんじんには、東洋種と西洋種があるとご存じでしたか?
私たちが普通にスーパーなどで購入するのは、西洋種のにんじん。
園芸店でタネの袋を買う時に『西洋にんじん』となっているので、家庭菜園されている方は名称をご存じのことでしょう。
色はオレンジ色です。
で、東洋種のにんじんとはどんなものかと調べると、年末頃、おせち用などに、よく見るにんじんよりも赤くて、細長いものを
見かけることがありますよね。
あれが、東洋にんじんの一種、『金時にんじん』と呼ばれるものです。
その他、沖縄で栽培されている 『島にんじん』、これも東洋種なのだそうです。
沖縄旅行で、スーパーで『島にんじん』を購入してみました(※)。
色は、私が買ったのは黄色や黄色に近いオレンジ色で、金時にんじんと同じく、細長いものでした。
※ スーパーで購入した島にんじんは、県外に持ち出しても大丈夫なようです。
参考サイト:農林水産省サイト 『沖縄県からの植物の持ち出しについて』
https://www.vill.nakagusuku.okinawa.jp/UserFiles/File/mochidasinituite.pdf
で、お味ですが、甘みがあるのはもちろんですが、まずは、島にんじん、柔らかい!
そして香りが穏やか。
にんじん嫌いの人が言う、『におい』 『味のくせ』が ほとんどないのです。
沖縄の家庭料理で、『にんじんしりしり』という料理があります。
スライスしたにんじんを炒めたものですが、島にんじんで作るとすごく美味しい!
西洋にんじんで作るより美味しくて、多分、にんじん嫌いの子でも案外食べちゃうのでは?
というお味。
島にんじんで作る 『にんじんしりしり』 の味が忘れられず、本土でもどうやったら食べられるのかなと調べてみると、『島にんじん』 も 『金時にんじん』も、同じ東洋種のにんじんだというのが分かりました。
そして、茨城では、金時にんじんが、農産物直売所で時々手に入る
これは試すしかない
ということで、作って食べ比べた報告です。
実は作って食べたのが2月下旬で、報告がすっかり遅くなってしまいましたが
(写真は2024年2月下旬撮影)
黄色い方は、沖縄旅行して、那覇のスーパーで購入した「島にんじん」
赤い方は、近所の農産物直売所で購入した、茨城県産の「金時にんじん」。
食べ比べてみると、かなり似ています…というか目をつぶって食べると区別つかないです。
あえていえば、島にんじん の方がわずかに香りが穏やかな気がしますが、購入してから間が経ってる島ニンジンと、購入したての金時にんじんの違いとも言えそうなので、
『味も風味もほぼ同じ』と言って良いと思いました。
逆に、西洋にんじんとの違いの方が大きいように感じます。
ならば、どうしてもっと東洋系にんじんが作られないのかな?と思って調べてみると、西洋系のにんじんの方が、収穫が安定しているからなのだそうです。
日本で古来から使われてきた『東洋系にんじん』、もっと見直されても良いと思うのですが、栽培が難しいということで、残念。
さて、金時にんじんの収穫は晩秋から冬なので、もうシーズンは終わってしまいましたが、沖縄の島にんじんの旬は晩秋から5月ぐらいまでとのこと。
沖縄に行かれる機会があったが、是非、島にんじん、召し上がって見て下さい。
また晩秋から冬に、金時にんじんを見変えたら、煮ものだけでなく、是非 『にんじんしりしり』を作って召し上がったみて下さい。
にんじん嫌いの人も食べられるのではないかな♪ と思います。