2016年11月29日
(74) 古の筑波山の夫婦餅(餅でんがく)を再現♪
【家庭で堪能!おいしい 茨城&つくば(74)】古の 筑波山の夫婦餅(餅でんがく)を再現♪
先日、
→ 古の『夫婦餅』を想い、筑波山頂で串餅と味噌田楽を食す。
という記事を書きました。
昔、筑波山頂の茶店で出されていたという、
『夫婦餅』(『餅でんがく』)
現在食べられないなら、作ってしまえっ
ということで、家で作ってみました\(^o^)/。
味噌は、筑波山産のオニグルミを使った、くるみ味噌を塗ってみました。
くるみ味噌の作り方については、前回の記事
→ 【家庭で堪能!おいしい 茨城&つくば(73)】 筑波山産の鬼胡桃(オニグルミ)で作る、くるみ味噌
をご覧ください(^^)v
餅については、上記のページでも詳しく解説しましたが、
昔、筑波山で出されていたのは、五平もちのような扁平型の餅だったようなので、
それを意識して作りました。
また
昔から茨城の各地の家庭で作られていたという、残りご飯を使った
『焼きもち』
のレシピも取り入れてみました。
※筑波山の『夫婦餅(餅でんがく)』の再現につきましては、
この記事の最後に記載した参考文献1~6を基に、作りました。
【材料】
・ご飯
・小麦粉
・木綿豆腐
※堅豆腐、水切り豆腐が手にはいったらその方が楽です。
・くるみ味噌 (くるみは筑波山産のオニグルミを使用)
【作り方】
1.木綿豆腐は電子レンジで600wで2分ほど加熱して、出てきた水を捨てて、キッチンペーパーに挟んで水分を取る。
水分がまだ抜けないようなら、再度1~2分程度加熱して、同様の作業をする。
(木綿豆腐が厚めなら、2回目は1回目とは逆に、上下ひっくり返して加熱すると良いです)
※堅豆腐や水切り豆腐が手に入ったら、このプロセスは要りません。
2.フライパンに薄くサラダオイルを敷き、適宜カットした1の豆腐を並べて、焼き目がつく位に、両面を焼く。
3.ご飯に小麦粉をまぶして、まんべんなく混ぜてから、軽くこねて、団子を作る。
それを掌で平たく形を整えて、オーブントースターで焼き目がつく位に焼く。
※これを昔から『焼き餅』と呼んで、家庭で食べていたそうです。
(文献6より)
4.焼き上がった、豆腐と餅に、くるみ味噌を塗って出来上がり。
※ここで再度、オーブントースターか魚焼きコンロで、軽く味噌に焦げ目が出来る程度に焼くと、より香ばしくなります♪
ホームメイドなので、串は使ってません。
串に刺すと、より気分は出ますね(^^) お好みで。
昔の筑波山頂の茶屋で出されていたという夫婦餅。
団子(平たい餅だったという記述あり)と豆腐を並べて、
『夫婦餅』
と呼んでいたそう。
( 古の『夫婦餅』を想い、筑波山頂で串餅と味噌田楽を食す。 参照)
ホームメイドの夫婦餅も、
味噌を塗った『焼き餅』と、豆腐田楽を、夫婦に見立てて。
くるみ味噌を塗ってから、もう一度、軽く焦げ目が付く位に焼いてます。
形は違っても、くるみ味噌で一緒、餅と豆腐の味のコンビネーションも良く、味わい深い
・・・夫婦とはこんなものかもしれませんね(^m^)
こちらは、おしゃれなカフェ風に、ワッフル型で焼きました。
下のやや広がっているのが、ワッフルお餅。さっくさく(*^^*)
上が、焼き豆腐。こちらはどーんと食べ応えアリ!
餅は普通の切りもち。
豆腐は水切り豆腐(水切りした木綿豆腐でもOK)。
切りもちは、水にぬらして、かるく電子レンジで加熱(1分程度)してから、ワッフル型で焼いています。
塗っているのは同じく、くるみ味噌。
ワッフルにすると、おしゃれにメープルシロップやらフルーツソースやらをかけたくなりますが、
ここは、やはりくるみ味噌が断然美味しいです。
(もとは、お餅と味噌ですから)
切りもちをワッフル型で焼くのは『モッフル』と呼ばれていて、かなり一般的ですよね。
簡単でおいしい♪ サクサクの食感がまた良い。
お豆腐も、ワッフル型でそのまま焼けて簡単です。
(焦げ付きが心配なら、表面に薄くサラダオイルを塗って焼いても良いです)
筑波山に登る時のお弁当に良いかなぁとも思うのですが、
やはりアツアツが一番なので、おうちで、昔の筑波山頂の茶屋気分を想像して味わうのが良いかも(^^)。
また『夫婦餅』なので、ここぞという勝負時などにも!?
お試しください(^^)
--------------------------------------------------------------------------------------
参考文献
1. 『筑波山名跡誌 安永期の貴重な地誌再現 (ふるさと文庫)』 上生庵亮盛 著 桐原光明 解説 筑波書林
2. 『筑波山』 岩上長作 (東京交通世界社発行の復刻版) 崙書房
3. 『春の筑波山』 (桂月全集 第2巻 紀行1)大町桂月 著 日本図書センター
※茨城県立図書館にあります。
4. 『長塚節 歌集』 長塚節著 春陽堂
※茨城県立図書館にあります。
5.『筑波誌<筑波山神社版>』 杉山友章 著 崙書房
6.『日本の食生活全集8 茨城の食事』 農山漁村文化協会(農文協)
先日、
→ 古の『夫婦餅』を想い、筑波山頂で串餅と味噌田楽を食す。
という記事を書きました。
昔、筑波山頂の茶店で出されていたという、
『夫婦餅』(『餅でんがく』)
現在食べられないなら、作ってしまえっ
ということで、家で作ってみました\(^o^)/。
味噌は、筑波山産のオニグルミを使った、くるみ味噌を塗ってみました。
くるみ味噌の作り方については、前回の記事
→ 【家庭で堪能!おいしい 茨城&つくば(73)】 筑波山産の鬼胡桃(オニグルミ)で作る、くるみ味噌
をご覧ください(^^)v
餅については、上記のページでも詳しく解説しましたが、
昔、筑波山で出されていたのは、五平もちのような扁平型の餅だったようなので、
それを意識して作りました。
また
昔から茨城の各地の家庭で作られていたという、残りご飯を使った
『焼きもち』
のレシピも取り入れてみました。
※筑波山の『夫婦餅(餅でんがく)』の再現につきましては、
この記事の最後に記載した参考文献1~6を基に、作りました。
【材料】
・ご飯
・小麦粉
・木綿豆腐
※堅豆腐、水切り豆腐が手にはいったらその方が楽です。
・くるみ味噌 (くるみは筑波山産のオニグルミを使用)
【作り方】
1.木綿豆腐は電子レンジで600wで2分ほど加熱して、出てきた水を捨てて、キッチンペーパーに挟んで水分を取る。
水分がまだ抜けないようなら、再度1~2分程度加熱して、同様の作業をする。
(木綿豆腐が厚めなら、2回目は1回目とは逆に、上下ひっくり返して加熱すると良いです)
※堅豆腐や水切り豆腐が手に入ったら、このプロセスは要りません。
2.フライパンに薄くサラダオイルを敷き、適宜カットした1の豆腐を並べて、焼き目がつく位に、両面を焼く。
3.ご飯に小麦粉をまぶして、まんべんなく混ぜてから、軽くこねて、団子を作る。
それを掌で平たく形を整えて、オーブントースターで焼き目がつく位に焼く。
※これを昔から『焼き餅』と呼んで、家庭で食べていたそうです。
(文献6より)
4.焼き上がった、豆腐と餅に、くるみ味噌を塗って出来上がり。
※ここで再度、オーブントースターか魚焼きコンロで、軽く味噌に焦げ目が出来る程度に焼くと、より香ばしくなります♪
ホームメイドなので、串は使ってません。
串に刺すと、より気分は出ますね(^^) お好みで。
昔の筑波山頂の茶屋で出されていたという夫婦餅。
団子(平たい餅だったという記述あり)と豆腐を並べて、
『夫婦餅』
と呼んでいたそう。
( 古の『夫婦餅』を想い、筑波山頂で串餅と味噌田楽を食す。 参照)
ホームメイドの夫婦餅も、
味噌を塗った『焼き餅』と、豆腐田楽を、夫婦に見立てて。
くるみ味噌を塗ってから、もう一度、軽く焦げ目が付く位に焼いてます。
形は違っても、くるみ味噌で一緒、餅と豆腐の味のコンビネーションも良く、味わい深い
・・・夫婦とはこんなものかもしれませんね(^m^)
こちらは、おしゃれなカフェ風に、ワッフル型で焼きました。
下のやや広がっているのが、ワッフルお餅。さっくさく(*^^*)
上が、焼き豆腐。こちらはどーんと食べ応えアリ!
餅は普通の切りもち。
豆腐は水切り豆腐(水切りした木綿豆腐でもOK)。
切りもちは、水にぬらして、かるく電子レンジで加熱(1分程度)してから、ワッフル型で焼いています。
塗っているのは同じく、くるみ味噌。
ワッフルにすると、おしゃれにメープルシロップやらフルーツソースやらをかけたくなりますが、
ここは、やはりくるみ味噌が断然美味しいです。
(もとは、お餅と味噌ですから)
切りもちをワッフル型で焼くのは『モッフル』と呼ばれていて、かなり一般的ですよね。
簡単でおいしい♪ サクサクの食感がまた良い。
お豆腐も、ワッフル型でそのまま焼けて簡単です。
(焦げ付きが心配なら、表面に薄くサラダオイルを塗って焼いても良いです)
筑波山に登る時のお弁当に良いかなぁとも思うのですが、
やはりアツアツが一番なので、おうちで、昔の筑波山頂の茶屋気分を想像して味わうのが良いかも(^^)。
また『夫婦餅』なので、ここぞという勝負時などにも!?
お試しください(^^)
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参考文献
1. 『筑波山名跡誌 安永期の貴重な地誌再現 (ふるさと文庫)』 上生庵亮盛 著 桐原光明 解説 筑波書林
2. 『筑波山』 岩上長作 (東京交通世界社発行の復刻版) 崙書房
3. 『春の筑波山』 (桂月全集 第2巻 紀行1)大町桂月 著 日本図書センター
※茨城県立図書館にあります。
4. 『長塚節 歌集』 長塚節著 春陽堂
※茨城県立図書館にあります。
5.『筑波誌<筑波山神社版>』 杉山友章 著 崙書房
6.『日本の食生活全集8 茨城の食事』 農山漁村文化協会(農文協)
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