【家庭で堪能!おいしい 茨城&つくば(65)】「いばらきの恵方巻き」を作る


2月3日の節分に「恵方巻き」を関東地区でも食べるようになったのは、ここ20年くらいでしょうか。

「関西のほうでは、その年の目出度い方向を向いて、大きな太巻きを無言で一気に食べる風習がある」と聞いたときは、「けったいな…」と思いましたが、食品業界はブームが作るのが上手。

しかも行事食っぽいし、この日の献立を考えなくても良いし♪という世のお母さんたち(私だけでないよね?!)に支持されて、ここまで一般化したのでしょうにこにこ

近年、「恵方巻き」もバラエティ豊富で、話題性を狙ったものやら、いろいろ楽しい。
そして、きっと地方色豊かな恵方巻きもあちこちで生まれているはず♪

ということで、「いばらきの恵方巻き」を意識して、作ってみました。

七福神を意識した「七種類の具」は当然として、東洋ならではの健康指向♪陰陽五行を意識した五色の食材

味付けのバランスも考えて。

そして、すべて茨城産はもちろん、茨城名産も意識ちょき

ということで!


【材料】

(65)「いばらきの恵方巻き」を作る
①霞ヶ浦のワカサギ(市販の煮干し)
②酢ダコ もしくは蒸しダコ
 ※蒸しダコを使う場合は、スライスして、酢に塩と梅酢を加えた液に漬けておく。
③納豆(醤油で味付け)
④卵焼き(甘めの味付け)
⑤白菜(辛子漬け)
豆電球※作り方は→ 「【家庭で堪能!おいしい茨城&つくば(11)】芥末白菜 チェーモーバイツァイ
⑥ほうれん草(茹でて薄く塩味)
⑦しいたけ(醤油、酒、みりんで煮含める)

海苔
酢飯(ご飯にすし酢を混ぜる) お米はつくば産
すし酢

梅酢

醤油 今回は土浦の『紫峰の滴』(柴沼醤油)を使用


【作り方】


(65)「いばらきの恵方巻き」を作る
1.海苔に酢飯を薄く延ばして、









2.具を並べます。

(65)「いばらきの恵方巻き」を作る
具の量が多いので、具の並べ方には少々コツがあります。
①具の半分を並べ、







(65)「いばらきの恵方巻き」を作る
②残りの具も並べる。

写真は試作段階です汗
特に納豆がちょっと難しい…。






(65)「いばらきの恵方巻き」を作る
3.巻きすで巻いて出来上がり。









(65)「いばらきの恵方巻き」を作る
具が多いので、綺麗な断面にカット出来ていませんが汗
味は、ちょっと自慢出来る位の美味しさちょき








なお、今回の材料の選定にあたっては、

(茨城の)家庭でも簡単に買える食材ということ
彩り
味のバランス
はもちろんのこと、それに加えて
茨城らしさ」をどーんと表したい!

ということで、

①ワカサギは霞ヶ浦名産

②酢たこ・蒸しだこは、タコ加工品生産量日本一がひたちなか市なので。

③納豆は言わずと知れた茨城の名産
しかも原料豆は豆まきの豆と同じ大豆♪

④鶏卵は、生産量日本一の茨城

⑤冬に甘くておいしくなる白菜は、生産量日本一の茨城
 http://www.ibaraki-shokusai.net/season/season_hakusai.php より。
それを、辛子漬けにしてみました。

⑥同じく、冬に甘くておいしくなるほうれん草。これも生産量上位の茨城

⑦健康食品の生しいたけも、茨城は生産量上位

で選んでみましたちょき

※酢ダコの代わりに、手に入ったら、茨城の屋台の名物「煮いか」でもいいかも♪と思います(色が赤いのも良いですよね)。
※また、霞ヶ浦のわかさぎの代わりに、大洗のしらす干しでも美味しいはずですハート 
しかも、しらすは、カタクチイワシの稚魚なので、節分にもぴったり♪


いばらきの恵方巻き」、美味しいので、ぜひ作ってみてください♪
また、同じ材料で、これからのひな祭りに向けて、ちらしずしも良いかもしれませんね(^^)
※ ちらしずしの場合の納豆は、『干し納豆』が良いかもしれません♪












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Posted by かるだ もん at 20:14│Comments(0)家庭で堪能!おいしい 茨城&つくば
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徒然なるままに、興味のあることを気ままに書いています。好きなことばは「中途半端も、たくさん集まればいっぱい!」(ドラマのセリフ)

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別館: 夢うつつ湯治日記 https://note.com/carfamom/

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