2023年02月21日
(102) 自家製 “山の海産物” づくり ~ 山くらげ・山するめ・山あわび
【家庭で堪能!おいしい 茨城&つくば (102) 】 自家製 “山の海産物”づくり ~ 山くらげ・山するめ・山あわび
天気が良い日が多く、気温が低く からっ風の吹く、北関東のこの季節。
絶好の干し野菜づくりの季節でもあります!
『山くらげ』は中華食材でも有名な乾燥野菜ですが、『山くらげ』にならって、
『山するめ』『山あわび』と勝手に名付けた、干し野菜を作ってみました。
ということで、今回は、自家製“山の海産物”づくり と 簡単レシピです。
(1) 山くらげ
中華食材で見かけることのある『山クラゲ』
これは、茎レタスが手に入ると、簡単に作れちゃいます。
茎を縦にスライスしたものを、天日干し
私は厚さ2㎜位、幅は1cm位、長さは2cm位にスライスしたものを干しています。

1日程度だとセミドライ。
もう数日干すと、カラカラに乾燥したタイプ。
(写真は 3日間天日干しで、ほぼカラカラになった状態のものです)
【食べ方の例】
調理する時は、水で戻して。20分もつけて置けば戻ります。
戻した『山クラゲ』を、サラダ油炒めて、火を止めた後にゴマ油少々で香りづけ。塩少々で味付けし、すりごまも少々かけて。お好みでラー油少々もGood。
生の茎レタスを使った時とはまた違う食感と旨味
。
コリコリした歯ごたえが、まさにクラゲっぽい・・・『山くらげ』と呼ばれるのも、さもありなんです
。
美味しいです
(2)山するめ
これはあまり一般的な名前でないかもしれません。
以前、生協で『山のするめ』という名の名産品を購入しました。
『そのまま食べられます。まるで するめいかのような味』と銘打っていました。
これは、乾燥させたエノキダケでした。
確かに、するめいかを彷彿させる食感と旨味
。
いかのような生臭さがないので、海産物が苦手な人にも美味しく食べられるかと思います。
エノキダケは生では食べられないものですが、
「そのまま食べられる」ということは、一度加熱したものを乾燥させたのではないかと憶測。
加熱方法をいくつか試して、これが一番だと思った方法です
。
① エノキダケを半分にカットし、手でほぐしてばらす。
② 油をしかないでフライパン(テフロン加工のプライパンなど)で、火が通ってしんなりするまで乾煎りする。
焦がさないように、中火位で炒ります。大体3〜4分程度です。

③ 粗熱を取った後、ざるに広げて、天日でからからになるまで干す。
(関東の冬の晴れて乾燥した日で、3〜4日位天日乾燥)
レシピはとても簡単。
でも、エノキダケを手でほぐすのは、結構手間がかかります。
その手間をかけてでも、食べたくなる美味しさ
写真は、2月の晴れた3日間、天日干ししてから、乾いた物を、再び手で裂いてほぐしたもの。
【食べ方の例】
これはまずはそのままで! 本当に するめいかのような旨味があって、手が止まりません!
あと、お浸しやサラダのトッピングにも良いです
。
(3)山あわび
カットしたエリンギが『あわび』に見た目が似ている…というのは、割と巷で言われている話。
味は、そのままでは、残念ながらやはりあわびには遠い…。しかし干すと旨みが増しますし、食感もより貝類に近くなります

エリンギを生のままざく切りして、2日ほど天日干します。
(干し方等は、文献1を参考にしています
)

【食べ方の例】
干しエリンギは加熱して調理します。
まず水で戻してから、白菜と一緒にサッと油で炒めてます。
次に、旨煮風に白だしとみりんと醤油少々を加えた煮汁で数分煮て、具材に火が通ったら、最後に片栗粉でとろみをつけて旨煮風の味付けに。
あわびのような強い風味はありませんが、白菜の旨味も加わり、とても美味しいです
。
しかも、財布に優しい! \( ˆoˆ )/
とってもベジタリアンな『海の幸もどき』。『もどき』といってもあなどれない美味しさ

野菜の保存も兼ねて、おすすめです♪
**********************
【参考文献】
1.『干し野菜百科』 濱田美里 著 河出書房新社
天気が良い日が多く、気温が低く からっ風の吹く、北関東のこの季節。
絶好の干し野菜づくりの季節でもあります!

『山くらげ』は中華食材でも有名な乾燥野菜ですが、『山くらげ』にならって、
『山するめ』『山あわび』と勝手に名付けた、干し野菜を作ってみました。
ということで、今回は、自家製“山の海産物”づくり と 簡単レシピです。
(1) 山くらげ
中華食材で見かけることのある『山クラゲ』
これは、茎レタスが手に入ると、簡単に作れちゃいます。
茎を縦にスライスしたものを、天日干し
私は厚さ2㎜位、幅は1cm位、長さは2cm位にスライスしたものを干しています。

1日程度だとセミドライ。
もう数日干すと、カラカラに乾燥したタイプ。
(写真は 3日間天日干しで、ほぼカラカラになった状態のものです)

【食べ方の例】
調理する時は、水で戻して。20分もつけて置けば戻ります。
戻した『山クラゲ』を、サラダ油炒めて、火を止めた後にゴマ油少々で香りづけ。塩少々で味付けし、すりごまも少々かけて。お好みでラー油少々もGood。
生の茎レタスを使った時とはまた違う食感と旨味

コリコリした歯ごたえが、まさにクラゲっぽい・・・『山くらげ』と呼ばれるのも、さもありなんです

美味しいです

(2)山するめ
これはあまり一般的な名前でないかもしれません。
以前、生協で『山のするめ』という名の名産品を購入しました。
『そのまま食べられます。まるで するめいかのような味』と銘打っていました。
これは、乾燥させたエノキダケでした。
確かに、するめいかを彷彿させる食感と旨味

いかのような生臭さがないので、海産物が苦手な人にも美味しく食べられるかと思います。
エノキダケは生では食べられないものですが、
「そのまま食べられる」ということは、一度加熱したものを乾燥させたのではないかと憶測。
加熱方法をいくつか試して、これが一番だと思った方法です

① エノキダケを半分にカットし、手でほぐしてばらす。
② 油をしかないでフライパン(テフロン加工のプライパンなど)で、火が通ってしんなりするまで乾煎りする。
焦がさないように、中火位で炒ります。大体3〜4分程度です。

③ 粗熱を取った後、ざるに広げて、天日でからからになるまで干す。
(関東の冬の晴れて乾燥した日で、3〜4日位天日乾燥)
レシピはとても簡単。
でも、エノキダケを手でほぐすのは、結構手間がかかります。
その手間をかけてでも、食べたくなる美味しさ

写真は、2月の晴れた3日間、天日干ししてから、乾いた物を、再び手で裂いてほぐしたもの。
【食べ方の例】
これはまずはそのままで! 本当に するめいかのような旨味があって、手が止まりません!

あと、お浸しやサラダのトッピングにも良いです

(3)山あわび
カットしたエリンギが『あわび』に見た目が似ている…というのは、割と巷で言われている話。
味は、そのままでは、残念ながらやはりあわびには遠い…。しかし干すと旨みが増しますし、食感もより貝類に近くなります


エリンギを生のままざく切りして、2日ほど天日干します。
(干し方等は、文献1を参考にしています


【食べ方の例】
干しエリンギは加熱して調理します。
まず水で戻してから、白菜と一緒にサッと油で炒めてます。
次に、旨煮風に白だしとみりんと醤油少々を加えた煮汁で数分煮て、具材に火が通ったら、最後に片栗粉でとろみをつけて旨煮風の味付けに。
あわびのような強い風味はありませんが、白菜の旨味も加わり、とても美味しいです

しかも、財布に優しい! \( ˆoˆ )/
とってもベジタリアンな『海の幸もどき』。『もどき』といってもあなどれない美味しさ


野菜の保存も兼ねて、おすすめです♪
**********************
【参考文献】
1.『干し野菜百科』 濱田美里 著 河出書房新社
年越しそばは、常陸秋そば。そして常陸秋そばの焼酎の、常陸秋そばのそば湯割りを飲む!
(101) イサザアミ煮干しのカレーふりかけ
(100) あんこうのムニエル 塩ふくれみかん風味
(99) 柿餅のクリームチーズ添え
(97) 青ミニトマトを味わう レシピ3つ
(96) 常陸大黒と干し芋のグラッセ ヨーグルトと季節の果物添え
(101) イサザアミ煮干しのカレーふりかけ
(100) あんこうのムニエル 塩ふくれみかん風味
(99) 柿餅のクリームチーズ添え
(97) 青ミニトマトを味わう レシピ3つ
(96) 常陸大黒と干し芋のグラッセ ヨーグルトと季節の果物添え
Posted by かるだ もん at 22:18│Comments(0)│家庭で堪能!おいしい 茨城&つくば
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