【茨城こんなもの見つけた♪(54) 】 インターナショナル&パンの街 つくば のパンの秘話~ココロパン~
先日、東京に住む友人から、
『ウズベキスタンとの交流会で、つくばのパン屋さんのパンが配られたよ!』
『”ココロパン” という名前で、生まれたエピソードが感動的だった』
というメッセ―ジとともに、そのパンの写真がLINEで送られてきました。

『ピーターパンというパン屋さんのパンです』
友人のLINEメッセージは続いてそう書かれていました。
つくばは『パンの街つくば』ということで、美味しいパン屋さんがたくさんあります
。
その中の老舗 『ピーターパン』さんで、『ココロパン』と名付けられて作られているパンがあると知りました
。
それが、東京のイベントでも出されたとのこと
調べてみると、YouTubeで、「こころの架け橋 『ココロパン』 紹介VTR」 という動画を見つけました。
(同じ動画が、友人が参加したウズベキスタンとの交流会でも流れたそうです)
⇓
こころの架け橋 『ココロパン』 紹介VTR(別サイトに飛びます)
https://www.youtube.com/watch?v=FsTQ3zzQop4
ピーターパンの社長さんの辻さんが、『ココロパン』の誕生についてお話をされています。
2013年8月のつくば国際会議場で開催されたイベントの時に制作された動画とのこと。
なんと9年前
その『こころパン』が生まれるきっかけが、『アミノフと兵隊さん』(ノディラ アミノヴァ作 山田径子 絵)
という絵本で、この作者のノディラさんという方のお話を聞かれた、ピーターパンの辻さんが感動され、
また、ウズベキスタンの首都タシケントは『パンの街』で、つくばも『パンの街』ということで、
タシケントのパンの作り方を学び、『ココロパン』を作られたとのこと
。
(詳しくは上の動画をご覧下さい♪)
また、別の友人も、『アミノフと兵隊さん』という絵本のことを教えてくれました
。
その絵本は、第二次世界大戦で捕虜になり、ウズベキスタンで劇場建設の労働に携わった日本兵ウスタさんと、
アミノフさんという現地の方との心の交流のお話で、作者のノディラさんはアミノフさんのお孫さんとのこと。
実は私事ですが、私の祖父も、第二次世界大戦の時に、ロシアの捕虜になり、シベリアに抑留された経験がありました。
幼い頃、年中、シベリア抑留の時の過酷な労働の話を聞かされていたので、絵本に出てくるウスタさんのことは他人事には思えません
。
東京の友人からの何気ない写真と報告から、是非、私もそのパンと絵本が欲しくなり、友朋堂吾妻店さん(平日のみ営業)に行ったところ、
1冊だけ残っていて、購入出来ました
。
アミノフさんと、現地で建物建設の労働をしていた日本兵捕虜の人達との、ささやかな交流のお話、そして建築現場で怪我をしたアミノフさんを助けた日本兵捕虜ウスタさんのこと、胸が熱くなります。
日本兵ウスタさんは日本に帰りたいと言いながら、ウズベキスタンで亡くなったそうです。
でも、ウスタさんをはじめ、捕虜の日本兵達が、強制労働にも関わらず、大変立派な建物作り、大地震でも壊れず、それが今でも
現役で使われているとのこと

。
『そういう日本で勉強してほしい』とおじいさんに言われたお孫さん(ナディアさん)が、日本に来て、筑波大学に留学し、
おじいさんと日本兵の方との心のエピソードを絵本にされたということも、絵本の最後の方で紹介されています。

(写真は、絵本『アミノフと兵隊さん』(作 ノディラ アミノヴァ作 絵 山田径子 発行元 アミノフと兵隊さん制作プロジェクト事務局) と、ピーターパンの『ココロパン』のツーショット)
そして、そのエピソードに感銘を受けられた、つくば市内の老舗パン屋さん ピーターパンの社長さんが、
ウズベキスタンに言って現地のパンの製法を教わって作り、『こころパン』の名付けて店頭で販売されるようになったということで、
物語が現代にまで続いていることに感動
その『ココロパン』も、ピーターパン並木店さんに行って購入出来ました
。
(こころパンは、扱っている日とそうでない日があるようなので、お店で要確認)。
同じく『こころパン』のエピソードに感動した、さらに別の友人(つくば在住)は、パンを買った時に、ラッキーにもこころパンを焼くパン職人さん(多分、動画でお話されていた方みたいです)から、『こころパン』の模様に使われる器具(ウズベキスタン製)の話もうかがったそう
。

ココロパンのアップ。
なんと美しいのでしょう
トッピングの黒ごまの下に、綺麗な花の模様があるのがご覧になれますでしょうか。
どうやってこの模様を付けるのかな?と思っていたら、模様をパン生地に付ける器具があるのですね。
それも、ウズベキスタン製で、実際、現地でも使われている器具とのこと
。
この美しい模様にもちゃんとエピソードがある!
しかも美味しい
見過ごされそうなパンにも、とても深いエピソードや誕生秘話があることに、感動しました

パンの街つくばのパン、他にもエピソードがあるパン、きっといろいろあるのでしょうね。
今の世界情勢、戦争のこと、本当に胸が痛みますし、本当に早く終結して、みんなが安心して暮らせる世界になってほしい。
そして世界情勢による世界的な小麦不足、食料不足も大変心配。
『こころパン』を噛みしめながら、あらためて多くのことを考えさせられています。
【おまけ】
ちなみに、『こころパン』は、軽くトーストするとより美味しいです
。
噛みしめる度に、小麦の美味しさが伝わってきます
。
美味しいパンと素晴らしいエピソードを、ラフマット!(ウズベキスタン語の『ありがとう』) です。
(
なお、個人的に、メッサというパプリカで作られたソースをちょっぴりつけて頂くと、更に異国の気分が増しますので、おすすめ。
メッサは輸入食材店などで買えます・・・ウズベキスタンの食べ方ではないかとは思いますが、異国情緒たっぷりで、しかも美味しいので、おすすめです
)
【おまけ2】
かなり以前書いた記事
『ウズベキスタンのおじいちゃん人形 と ダリアの花』
は、筑波大学大学院に留学されていたウスベキスタンのOくんが、筑波大学のプログラムで、我が家にホームステイした時のお話です。
ウズベキスタンの料理の話も!
ウズベキスタン繋がりとうことで、是非
(ちなみに、上記で、ココロパンのことを教えてくれた東京の友人、絵本『アミノフと兵隊さん』や、ココロパンの模様についての話など、様々な情報を伝えてくれた友人達は、いずれも、上記のページの話題にも出てくる、ヒッポファミリークラブの友人達です
)
ラフマット!
先日、東京に住む友人から、
『ウズベキスタンとの交流会で、つくばのパン屋さんのパンが配られたよ!』
『”ココロパン” という名前で、生まれたエピソードが感動的だった』
というメッセ―ジとともに、そのパンの写真がLINEで送られてきました。

『ピーターパンというパン屋さんのパンです』
友人のLINEメッセージは続いてそう書かれていました。
つくばは『パンの街つくば』ということで、美味しいパン屋さんがたくさんあります

その中の老舗 『ピーターパン』さんで、『ココロパン』と名付けられて作られているパンがあると知りました

それが、東京のイベントでも出されたとのこと

調べてみると、YouTubeで、「こころの架け橋 『ココロパン』 紹介VTR」 という動画を見つけました。
(同じ動画が、友人が参加したウズベキスタンとの交流会でも流れたそうです)
⇓
こころの架け橋 『ココロパン』 紹介VTR(別サイトに飛びます)
https://www.youtube.com/watch?v=FsTQ3zzQop4
ピーターパンの社長さんの辻さんが、『ココロパン』の誕生についてお話をされています。
2013年8月のつくば国際会議場で開催されたイベントの時に制作された動画とのこと。
なんと9年前

その『こころパン』が生まれるきっかけが、『アミノフと兵隊さん』(ノディラ アミノヴァ作 山田径子 絵)
という絵本で、この作者のノディラさんという方のお話を聞かれた、ピーターパンの辻さんが感動され、
また、ウズベキスタンの首都タシケントは『パンの街』で、つくばも『パンの街』ということで、
タシケントのパンの作り方を学び、『ココロパン』を作られたとのこと

(詳しくは上の動画をご覧下さい♪)
また、別の友人も、『アミノフと兵隊さん』という絵本のことを教えてくれました

その絵本は、第二次世界大戦で捕虜になり、ウズベキスタンで劇場建設の労働に携わった日本兵ウスタさんと、
アミノフさんという現地の方との心の交流のお話で、作者のノディラさんはアミノフさんのお孫さんとのこと。
実は私事ですが、私の祖父も、第二次世界大戦の時に、ロシアの捕虜になり、シベリアに抑留された経験がありました。
幼い頃、年中、シベリア抑留の時の過酷な労働の話を聞かされていたので、絵本に出てくるウスタさんのことは他人事には思えません

東京の友人からの何気ない写真と報告から、是非、私もそのパンと絵本が欲しくなり、友朋堂吾妻店さん(平日のみ営業)に行ったところ、
1冊だけ残っていて、購入出来ました

アミノフさんと、現地で建物建設の労働をしていた日本兵捕虜の人達との、ささやかな交流のお話、そして建築現場で怪我をしたアミノフさんを助けた日本兵捕虜ウスタさんのこと、胸が熱くなります。
日本兵ウスタさんは日本に帰りたいと言いながら、ウズベキスタンで亡くなったそうです。
でも、ウスタさんをはじめ、捕虜の日本兵達が、強制労働にも関わらず、大変立派な建物作り、大地震でも壊れず、それが今でも
現役で使われているとのこと



『そういう日本で勉強してほしい』とおじいさんに言われたお孫さん(ナディアさん)が、日本に来て、筑波大学に留学し、
おじいさんと日本兵の方との心のエピソードを絵本にされたということも、絵本の最後の方で紹介されています。

(写真は、絵本『アミノフと兵隊さん』(作 ノディラ アミノヴァ作 絵 山田径子 発行元 アミノフと兵隊さん制作プロジェクト事務局) と、ピーターパンの『ココロパン』のツーショット)
そして、そのエピソードに感銘を受けられた、つくば市内の老舗パン屋さん ピーターパンの社長さんが、
ウズベキスタンに言って現地のパンの製法を教わって作り、『こころパン』の名付けて店頭で販売されるようになったということで、
物語が現代にまで続いていることに感動

その『ココロパン』も、ピーターパン並木店さんに行って購入出来ました

(こころパンは、扱っている日とそうでない日があるようなので、お店で要確認)。
同じく『こころパン』のエピソードに感動した、さらに別の友人(つくば在住)は、パンを買った時に、ラッキーにもこころパンを焼くパン職人さん(多分、動画でお話されていた方みたいです)から、『こころパン』の模様に使われる器具(ウズベキスタン製)の話もうかがったそう


ココロパンのアップ。
なんと美しいのでしょう

トッピングの黒ごまの下に、綺麗な花の模様があるのがご覧になれますでしょうか。
どうやってこの模様を付けるのかな?と思っていたら、模様をパン生地に付ける器具があるのですね。
それも、ウズベキスタン製で、実際、現地でも使われている器具とのこと

この美しい模様にもちゃんとエピソードがある!

しかも美味しい

見過ごされそうなパンにも、とても深いエピソードや誕生秘話があることに、感動しました


パンの街つくばのパン、他にもエピソードがあるパン、きっといろいろあるのでしょうね。
今の世界情勢、戦争のこと、本当に胸が痛みますし、本当に早く終結して、みんなが安心して暮らせる世界になってほしい。
そして世界情勢による世界的な小麦不足、食料不足も大変心配。
『こころパン』を噛みしめながら、あらためて多くのことを考えさせられています。
【おまけ】
ちなみに、『こころパン』は、軽くトーストするとより美味しいです

噛みしめる度に、小麦の美味しさが伝わってきます

美味しいパンと素晴らしいエピソードを、ラフマット!(ウズベキスタン語の『ありがとう』) です。
(

メッサは輸入食材店などで買えます・・・ウズベキスタンの食べ方ではないかとは思いますが、異国情緒たっぷりで、しかも美味しいので、おすすめです

【おまけ2】
かなり以前書いた記事
『ウズベキスタンのおじいちゃん人形 と ダリアの花』
は、筑波大学大学院に留学されていたウスベキスタンのOくんが、筑波大学のプログラムで、我が家にホームステイした時のお話です。
ウズベキスタンの料理の話も!
ウズベキスタン繋がりとうことで、是非

(ちなみに、上記で、ココロパンのことを教えてくれた東京の友人、絵本『アミノフと兵隊さん』や、ココロパンの模様についての話など、様々な情報を伝えてくれた友人達は、いずれも、上記のページの話題にも出てくる、ヒッポファミリークラブの友人達です

ラフマット!
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