2021年01月21日
おめでた柄 と 桃太郎柄 の きびだんご
おめでた柄 と 桃太郎柄 の きびだんご
『きびだんご』、岡山みやげで有名ですね。
子供の駄菓子というより、庶民の大人のお茶受けという感じでしょうか
。
そして、昔話の桃太郎では、おばあさんが作ったきびだんご。
猿と犬と雉が、桃太郎のお供になる報酬としての(?)きびだんご
。
きびだんごは、『黍(きび)』でつくられているから、『きびだんご』なのか?
はたまた、『吉備国』(今の岡山県全域も含むエリア)で作られただんごだから、『きびだんご』なのか?
桃太郎のきびだんごは黍で作られた『黍団子』。
そこで『黍』と『吉備』をかけて、更に岡山の吉備津彦伝説・温羅伝説と桃太郎を結び付けて
観光振興で生まれたお菓子が、岡山銘菓の『きびだんご』なのだそうです。
グッドアイディア
そして押しも押されぬ岡山みやげ
。
現在はなかなか旅行が出来ない状況ですが、今回、私は、 生協で、
暮れに正月バージョン、年明けに節分バージョンが売られていたので、購入しました(^o^)v。
どちらも、岡山市の山方永寿堂さんの製品。
パッケージの日本伝統のおめでたい柄がとても可愛い
めでたくもキッチュな絵柄が、ほのぼのとして、そして何か駄菓子も連想(※)させます。
※ご参考:以前書いた記事 → 『山形 鶴岡駄菓子』
●正月バージョン

さすがお正月バージョン。
箱も包み紙もめでたい絵づくし。
とても凝ったデザインで、扇子の真ん中の穴(窓)から、内蓋に描かれた『大入』の文字が見え、
扇子の描かれた蓋を開けると、更に賑々しく、熊の手のようなデザインで、おめでたい柄が出てきます。

箱の横には、『きびだんご(KIBIDANGO)についての簡単な英語の説明があり、
さらに箱のふたを開けると、箱に描かれた日本伝統の吉祥絵柄の説明が英語で書かれています。
説明は英語オンリー!
外国へのお土産を意識したデザインです。
だんごの入った袋の上には、付録として、めでたい形を折れる折り紙数種類と、折り方の説明書も。
めっちゃ、気が利いてます(^^)
とにかく箱のデザインが凝っていて、しかも可愛い!

お団子を包む包装紙は、
招き猫、鶴と亀、福助、七福神、鯛
の5種類。
それが2個ずつなので、お団子は計10個。

一口大のお団子
柔らかくて、舌触りが滑らかで、ほのかに甘くて美味しい
。
●桃太郎バージョン

『きびだんご(吉備団子・黍団子)』といえば、やはり桃太郎伝説!
桃太郎伝説の『鬼』は、節分の『鬼』も当然連想させるので、節分バージョンともいえそうですね。

こちらは、きなこだんごです。
こちらにも、きびだんごときなこの説明が簡単に英文で書かれています。

こちらも箱のデザインが凝っていて、やっぱり可愛い!
こちらのバージョンでは折り紙は入っていません。
折り紙の付録は正月バージョンのスペシャルなのですね、きっと。
あと、残念がことに、『桃太郎』伝説についての説明がない・・・。
箱の内側に、桃太郎のお話の英語でのあらすじと説明があったらもっと良かったなぁ~。
お餅を包む包装紙は、
桃太郎、犬、猿、雉、鬼 の5種類。
こちらも2個ずつで、計10個のお餅。

きなこがまぶされた、きびだんご。
きなこの香ばしさが、きびだんごの柔らかくほのかな甘さを引き立て手美味しい。
個人的に、きなこは大好き
。
両方とも、日本文化に興味を持つ外国の人へのお土産にぴったりですが、日本人の私達にも嬉しいデザイン
。
正月、節分以外のバージョンがあったら、欲しいくらい
。
ただし、気になるのが、原料(Ingredients)についての英語の記載。
(以下、いずれもアンダーラインは筆者による)
きびだんご(KIBIDANGO)は、
『sugar, rice cake powder, starch syrup, starch, millet powder and others』
きなこきびだんご(Kinako-Kibidango)は、
『sugar, rice cake powder, starch syrup, toasted soybean flour, starch, millet powder and others
の『others』に、多分、かなり神経質になる外国の人は多いと思います。
動物性由来のものが使われていないか、アルコールが少しでも含まれていないか、ベジタリアンはもちろん、
イスラム教の人など、アルコールも、お肉も特別な祈祷をしてとさつされた肉でないと食べませんから。
海外向けなら、そこのところも是非気をつけて、材料をきちんと細かく英語で書いた方が良いです。
それを読んで安心して買える人や、お土産として受け取れる人が増えますから。
そういう点も考慮して安心してもらいながら、日本のお菓子や伝統行事や文化、伝統柄をどんどん海外に発信して欲しいですね。
日本人の私たちも知らなかったこともあって、とても面白いですし(^^)
桃太郎伝説は、岡山の吉備津彦伝説・温羅伝説が元になったという説があり、
それ故、桃太郎伝説の舞台は今の岡山だ言われているそうです。
温羅は大陸から製鉄技術を伝えた一族とも考えられるそうで、『鬼ノ城』遺跡は古代の朝鮮半島の山城の形式
であったり、近くからは製鉄遺跡が発掘されていたり、古代ロマンたっぷりの土地。
新型コロナが収束したら、この地を訪れたいです
。
『きびだんご』、岡山みやげで有名ですね。
子供の駄菓子というより、庶民の大人のお茶受けという感じでしょうか

そして、昔話の桃太郎では、おばあさんが作ったきびだんご。
猿と犬と雉が、桃太郎のお供になる報酬としての(?)きびだんご

きびだんごは、『黍(きび)』でつくられているから、『きびだんご』なのか?
はたまた、『吉備国』(今の岡山県全域も含むエリア)で作られただんごだから、『きびだんご』なのか?
桃太郎のきびだんごは黍で作られた『黍団子』。
そこで『黍』と『吉備』をかけて、更に岡山の吉備津彦伝説・温羅伝説と桃太郎を結び付けて
観光振興で生まれたお菓子が、岡山銘菓の『きびだんご』なのだそうです。
グッドアイディア

そして押しも押されぬ岡山みやげ

現在はなかなか旅行が出来ない状況ですが、今回、私は、 生協で、
暮れに正月バージョン、年明けに節分バージョンが売られていたので、購入しました(^o^)v。
どちらも、岡山市の山方永寿堂さんの製品。
パッケージの日本伝統のおめでたい柄がとても可愛い

めでたくもキッチュな絵柄が、ほのぼのとして、そして何か駄菓子も連想(※)させます。
※ご参考:以前書いた記事 → 『山形 鶴岡駄菓子』
●正月バージョン

さすがお正月バージョン。
箱も包み紙もめでたい絵づくし。
とても凝ったデザインで、扇子の真ん中の穴(窓)から、内蓋に描かれた『大入』の文字が見え、
扇子の描かれた蓋を開けると、更に賑々しく、熊の手のようなデザインで、おめでたい柄が出てきます。


箱の横には、『きびだんご(KIBIDANGO)についての簡単な英語の説明があり、
さらに箱のふたを開けると、箱に描かれた日本伝統の吉祥絵柄の説明が英語で書かれています。
説明は英語オンリー!
外国へのお土産を意識したデザインです。
だんごの入った袋の上には、付録として、めでたい形を折れる折り紙数種類と、折り方の説明書も。
めっちゃ、気が利いてます(^^)
とにかく箱のデザインが凝っていて、しかも可愛い!

お団子を包む包装紙は、
招き猫、鶴と亀、福助、七福神、鯛
の5種類。
それが2個ずつなので、お団子は計10個。

一口大のお団子
柔らかくて、舌触りが滑らかで、ほのかに甘くて美味しい

●桃太郎バージョン

『きびだんご(吉備団子・黍団子)』といえば、やはり桃太郎伝説!
桃太郎伝説の『鬼』は、節分の『鬼』も当然連想させるので、節分バージョンともいえそうですね。

こちらは、きなこだんごです。
こちらにも、きびだんごときなこの説明が簡単に英文で書かれています。

こちらも箱のデザインが凝っていて、やっぱり可愛い!
こちらのバージョンでは折り紙は入っていません。
折り紙の付録は正月バージョンのスペシャルなのですね、きっと。
あと、残念がことに、『桃太郎』伝説についての説明がない・・・。
箱の内側に、桃太郎のお話の英語でのあらすじと説明があったらもっと良かったなぁ~。

桃太郎、犬、猿、雉、鬼 の5種類。
こちらも2個ずつで、計10個のお餅。

きなこがまぶされた、きびだんご。
きなこの香ばしさが、きびだんごの柔らかくほのかな甘さを引き立て手美味しい。
個人的に、きなこは大好き

両方とも、日本文化に興味を持つ外国の人へのお土産にぴったりですが、日本人の私達にも嬉しいデザイン

正月、節分以外のバージョンがあったら、欲しいくらい

ただし、気になるのが、原料(Ingredients)についての英語の記載。
(以下、いずれもアンダーラインは筆者による)
きびだんご(KIBIDANGO)は、
『sugar, rice cake powder, starch syrup, starch, millet powder and others』
きなこきびだんご(Kinako-Kibidango)は、
『sugar, rice cake powder, starch syrup, toasted soybean flour, starch, millet powder and others
の『others』に、多分、かなり神経質になる外国の人は多いと思います。
動物性由来のものが使われていないか、アルコールが少しでも含まれていないか、ベジタリアンはもちろん、
イスラム教の人など、アルコールも、お肉も特別な祈祷をしてとさつされた肉でないと食べませんから。
海外向けなら、そこのところも是非気をつけて、材料をきちんと細かく英語で書いた方が良いです。
それを読んで安心して買える人や、お土産として受け取れる人が増えますから。
そういう点も考慮して安心してもらいながら、日本のお菓子や伝統行事や文化、伝統柄をどんどん海外に発信して欲しいですね。
日本人の私たちも知らなかったこともあって、とても面白いですし(^^)
桃太郎伝説は、岡山の吉備津彦伝説・温羅伝説が元になったという説があり、
それ故、桃太郎伝説の舞台は今の岡山だ言われているそうです。
温羅は大陸から製鉄技術を伝えた一族とも考えられるそうで、『鬼ノ城』遺跡は古代の朝鮮半島の山城の形式
であったり、近くからは製鉄遺跡が発掘されていたり、古代ロマンたっぷりの土地。
新型コロナが収束したら、この地を訪れたいです

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