2018年03月21日
筑波山梅林2つの秘話(2)~筑波山梅林より古い隣接の梅の林
筑波山梅林2つの秘話(2)~筑波山梅林より古い隣接の梅の林
前回のお話
→ 筑波山梅林2つの秘話(1)と、梅まつり2018年3月3日&7日
梅まつりで土日祝日は、道路も大渋滞で賑わう、筑波山梅林。
そのお隣の敷地に、筑波山梅林誕生のきっかけとなった場所があります。
『つくばね焼』の幟と、看板が掲げられているのでご存じの方も多いでしょう。
『窯元 陶 梅田』
今まで、筑波山梅林に行く度に、気になってはいましたが、時間の関係上、いつも行き損ねていた窯元さん。
今回、買い物がてらつくばね焼窯の方にお話をうかがったら、大変興味深かったので、ここに紹介します!
梅まつりの梅を見がてら、筑波山梅林の入り口近くから、黄色い幟を目指して登っていきました。
『つくばね焼』と大きく書かれた建物。
筑波山梅林に隣接してるので、梅林からも見えますね。
【窯元 陶 梅田さん と 筑波山梅林の関係】
伺ったお話を要約すると、
① 昔(昭和30年代頃か?)、まだ何もない山林のこの場所に入植して土地を開拓した。
② 名字が梅田さんなので『梅』の木を選び、昭和37年にこの土地に千本ほど手植えされた。
(つくばね焼を作られている方のお母さんが植えられたとのこと)
③ それを期に昭和41年、当時の筑波町が、その隣の敷地斜面(現在の梅林)に町の需要用の実梅の苗を植え始めた。
これが現在の筑波山梅林になっている。
④ 梅田さんの土地の梅の木は、その後の土地造成でかなり無くなってしまった。
しかしそれでも敷地内には、梅の古木が何本も残っていて、見ることが出来る。
敷地に残る、梅の木々。
梅林の、専門家が剪定した木の造形とは違いますが、風格がありますよね。
⑤ 敷地内の紅梅の若い木々は、梅田さん御夫妻のご結婚50周年記念に、数年前に植えたもの。とのこと!
写真が良くなくて申し訳ないのですが、白い花の後ろにある、赤い花のまだ細い若木が、その記念の植樹の紅梅の木の1本かと思います。
【つくばね焼の特徴】
また、『つくばね焼』は、昭和63年茨城県郷土工芸品に指定されており(※)
★斜面を利用した『登り窯』で焼いている(※)。
写真は窯の外観。
★つくばね焼の粘土には、筑波山の土もブレンドされている(※)。
★釉薬には、筑波山に生えている草木を使った灰を使用(※)。
とのこと。
(※)『つくばね焼』のパンフレットより。
写真は、窯元 陶 梅田さんの敷地から筑波山梅林の展望四阿(あずまや)を望む。
筑波山梅林は、梅まつり期間がもちろん一番の見頃ですが、これからの季節、山桜、ツツジ・山ツツジ、紫陽花も綺麗な季節です。
しかも空いている! そして下に隣接するフォレストアドベンチャーで楽しめる。
・・・ということで、つくばね焼も見学されると良いかもしてません(^^)v
筑波山の名水で入れると、お茶もコーヒーも美味しい
筑波山の花崗岩を通ってきた水は、とても美味しい水になります。
(だから筑波山系周辺の筑波山水系には、造り酒屋が多い♪)
お気に入りの楕円のお皿。
使い勝手が良いので、もうちょっと買いそろえたい
筑波山梅林に隣接する、もうひとつの『梅林』。
それは、筑波山梅林の歴史にも繋がっています。
そこで焼かれている焼き物と一緒に、もっと広く知られると良いなぁと思います。
前回のお話
→ 筑波山梅林2つの秘話(1)と、梅まつり2018年3月3日&7日
梅まつりで土日祝日は、道路も大渋滞で賑わう、筑波山梅林。
そのお隣の敷地に、筑波山梅林誕生のきっかけとなった場所があります。
『つくばね焼』の幟と、看板が掲げられているのでご存じの方も多いでしょう。
『窯元 陶 梅田』
今まで、筑波山梅林に行く度に、気になってはいましたが、時間の関係上、いつも行き損ねていた窯元さん。
今回、買い物がてらつくばね焼窯の方にお話をうかがったら、大変興味深かったので、ここに紹介します!
梅まつりの梅を見がてら、筑波山梅林の入り口近くから、黄色い幟を目指して登っていきました。
『つくばね焼』と大きく書かれた建物。
筑波山梅林に隣接してるので、梅林からも見えますね。
【窯元 陶 梅田さん と 筑波山梅林の関係】
伺ったお話を要約すると、
① 昔(昭和30年代頃か?)、まだ何もない山林のこの場所に入植して土地を開拓した。
② 名字が梅田さんなので『梅』の木を選び、昭和37年にこの土地に千本ほど手植えされた。
(つくばね焼を作られている方のお母さんが植えられたとのこと)
③ それを期に昭和41年、当時の筑波町が、その隣の敷地斜面(現在の梅林)に町の需要用の実梅の苗を植え始めた。
これが現在の筑波山梅林になっている。
④ 梅田さんの土地の梅の木は、その後の土地造成でかなり無くなってしまった。
しかしそれでも敷地内には、梅の古木が何本も残っていて、見ることが出来る。
敷地に残る、梅の木々。
梅林の、専門家が剪定した木の造形とは違いますが、風格がありますよね。
⑤ 敷地内の紅梅の若い木々は、梅田さん御夫妻のご結婚50周年記念に、数年前に植えたもの。とのこと!
写真が良くなくて申し訳ないのですが、白い花の後ろにある、赤い花のまだ細い若木が、その記念の植樹の紅梅の木の1本かと思います。
【つくばね焼の特徴】
また、『つくばね焼』は、昭和63年茨城県郷土工芸品に指定されており(※)
★斜面を利用した『登り窯』で焼いている(※)。
写真は窯の外観。
★つくばね焼の粘土には、筑波山の土もブレンドされている(※)。
★釉薬には、筑波山に生えている草木を使った灰を使用(※)。
とのこと。
(※)『つくばね焼』のパンフレットより。
写真は、窯元 陶 梅田さんの敷地から筑波山梅林の展望四阿(あずまや)を望む。
筑波山梅林は、梅まつり期間がもちろん一番の見頃ですが、これからの季節、山桜、ツツジ・山ツツジ、紫陽花も綺麗な季節です。
しかも空いている! そして下に隣接するフォレストアドベンチャーで楽しめる。
・・・ということで、つくばね焼も見学されると良いかもしてません(^^)v
筑波山の名水で入れると、お茶もコーヒーも美味しい
筑波山の花崗岩を通ってきた水は、とても美味しい水になります。
(だから筑波山系周辺の筑波山水系には、造り酒屋が多い♪)
お気に入りの楕円のお皿。
使い勝手が良いので、もうちょっと買いそろえたい
筑波山梅林に隣接する、もうひとつの『梅林』。
それは、筑波山梅林の歴史にも繋がっています。
そこで焼かれている焼き物と一緒に、もっと広く知られると良いなぁと思います。
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