【家庭で堪能!おいしい 茨城&つくば(83)】 枝豆餅の しその葉包み(しそっぱ餅)


和菓子はちょっと苦手なのですが、塩豆が入った大福は好き。
そして大宰府天満宮の梅ケ枝餅(受験シーズになると生協で冷凍が手に入る♪)も好き。

そして、いつも思うのは、柏餅の葉は食べられないのが残念・・・。
食べられる葉で包めば良いのに・・・グルメ

(83)枝豆餅のシソの葉包み
と思っていたら、茨城では『しそっぱ餅』という郷土食があることを知りました(文献1)。

青じそ(大葉)の葉でお餅を包む!
これは美味しそう♪ そして葉っぱごと食べられるのも嬉しいグッド

ということで、そこで夏のこの時期こそ美味しい
塩ゆで枝豆としその葉(大葉)
を使って、軽食にもなるおやつを作ってみました♪ちょき


【材料】 4個分 大葉、枝豆は、是非採れたての地元産で♪

・塩漬けの大葉(青じその葉) ※作り方は後述 2枚~4枚

・新鮮な大葉(青じその葉) 2枚~4枚

・塩ゆでした枝豆  適宜(多めの方が満足度は高いですちょき
 さやから出しておきます。

・上新粉  60g

・白玉粉  60g

・水  90cc程度

・(お好みで)醤油  少々



【作り方】

(83)枝豆餅のシソの葉包み
1.塩漬け大葉は味を見て、塩味が強いようだったら軽く塩を洗い流してから。絞って水気を取っておく。 
  塩浸け普通の大葉も、洗ってからキッチンペーバーで水気を取っておく。


 写真は1週間ほど塩漬けした大葉。






(83)枝豆餅のシソの葉包み
2. 上新粉、白玉粉を混ぜて、水を少しずつ加えながら、手で捏ねていく。










(83)枝豆餅のシソの葉包み
3. 2が耳たぶ程度の硬さになったら、枝豆を加え、均一になるように混ぜていく。



4. 3を食べる大きさに分けて丸めた後、平らに形作る。





(83)枝豆餅のシソの葉包み
5. 4をテフロン加工のフライパンに、油をひかないで、焼いていく。
  強めの弱火で、片面ずつじっくり(5~6分位ずつ)、表面がパリッとして、こんがり焦げ目が付くまで焼いていく。









(83)枝豆餅のシソの葉包み
6. 焼きあがったら、1の2種類の大葉で包んで出来上がり。

  写真右は、塩漬け大葉で包んだもの。写真左は新鮮な大葉で包んだもの。



塩漬けの大葉と、普通の大葉で味わいが違いますので、是非その違いも楽しんでくださいキラキラ


塩漬けの大葉で巻いたものは、噛むほどに塩味とシソの風味が口に広がり、お餅の風味を引き立てます。

新鮮な大葉で巻いたものは、一口噛むと、口いっぱいに広がるシソの香りが鮮烈です!

で、豆電球一番のおすすめは、新鮮な大葉と、塩漬け大葉のダブルで包んだものハート
大葉が豊富なこの季節ならではの贅沢ハート



(83)枝豆餅のシソの葉包み
餅の中の枝豆も香ばしく、美味しい。
枝豆はゴロゴロたくさん入れた方が、私は好きです♪









(83)枝豆餅のシソの葉包み
塩漬け大葉を使わない時は、お好みで醤油 または砂糖を加えた醤油を、表面に塗っても美味しいです♪

夏のこの時期の手作りおやつ、是非、お試しください♪







【大葉(青じその葉)の塩漬けの作り方】

 大葉を一枚ずつ洗い、ペーパータオルで水気を拭き取ってから、1枚ずつに塩ひとつまみずつ(まんべんなく)振りかけ、密閉容器に入れて冷蔵庫で保存する(1週間程はもちます)。


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【参考文献】

1. 『聞き書茨城の食事』 日本の食生活全集茨城編集委員会 編 農山漁村文化協会 出版




 




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Posted by かるだ もん at 20:49│Comments(0)家庭で堪能!おいしい 茨城&つくば
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