2017年08月06日
坂東ぷちトリップ~(3)弓田(ゆだ)のポックリ不動尊
坂東ぷちトリップ~(3)弓田(ゆだ)のポックリ不動尊
今までのお話
→ 坂東ぷちトリップ~(1)逆井城跡公園
→ 坂東ぷちトリップ~(2)天然温泉!さしま健康交流センター遊楽里で日帰り湯
さて、前回報告した日帰り温泉の遊楽里からつくばへの帰り道、
『ぽっくりと願いが適う』
という、弓田(ゆだ)のぽっくり不動尊こと、慈光寺に行きました。
こちらの不動尊については、以前書いた記事
→ お参りに行きたい、酉年にちなむ神社仏閣~その2 仏閣編(茨城)
でも触れていますが、今回、初めてのお参りです\(^o^)/。
北関東三十六不動尊霊場の三十五番札所でもある、弓田の不動尊。
坂東市ホームページの『弓田の不動尊』
http://www.city.bando.lg.jp/sp/page/page000389.html
によると、奈良時代に創建され、平安中期には平将門にも崇敬されたという古刹。
そして、すぐ近くの弓田香取神社も含め、この一帯が古く律令時代や続く奈良時代から、軍事基地だったと考えられるとのこと。
平将門もここを鬼門除けの本尊として深く信仰したそうです。
境内の周りや参道には、寄進された、たくさんの幟がはためいています。
その奥にあるのが、不動尊が安置されている不動堂。
訪れた日は、アガパンサスの爽やかな青い花が綺麗でした。
不動堂。
入口の上方にある絵(絵馬?)が印象的です。
『弓田のぽっくり不動尊』の謂れが書かれた看板。
看板の説明を要約すると、
天正四年(筆者註:1576年)、兵戦で、諸堂宇が殆どが炎上したが、この不動尊と阿弥陀堂だけは戦火を免れて、
→ 『不動尊を信心すれば、その念願が阿弥陀如来にまで届き、殊に臨終の際はポックリと眠るように大往生できる』と信仰が広まり、
→ 現在では、『自ら速やかに運を開き、厄を払い、福を致す等、何事もポックリと心願成就する不動尊』として篤く信仰されている
とのこと!
何事も願いが「ぽっくり」と成就して、晩年はぽっくり極楽往生って、最高の人生ではありませんか!!
ということで、しっかりお参りしてきました(^^)v
ご詠歌。
慈光院の本堂。
不動院に向かって右側にあります。
境内の石仏群。
木々の向こうに鐘楼。
文献1及び2によると、天正四年の戦火の際、『千古の秘仏不動明王像はいちょうの大木によって戦火を避けられた』という故事が伝わっているそうです。
この写真で向かって左側の木はイチョウの木(だったと記憶)。
この木の祖先(まだ若そうなので多分何代目かの木?)が、不動明王像を守ったのでしょうか
こじんまりしながらも、明るい雰囲気のお寺さんでした。
酉年の今年、念願の弓田の不動尊にお参りできたのがとても嬉しいです!
お参りの後、つくばへの帰路につきました。
中世の城跡、日帰り湯、古刹など、見どころたくさんの坂東へのプチドライブを堪能しました(^o^)
*******************************************************************************************************
【参考文献】
1. 『北関東三十六不動尊霊場ガイドブック こころをみつめる巡礼の旅』 北関東三十六不動尊霊場会 発行
2. 『茨城242社寺ご利益ガイド』 今瀬文也 著 茨城新聞社
今までのお話
→ 坂東ぷちトリップ~(1)逆井城跡公園
→ 坂東ぷちトリップ~(2)天然温泉!さしま健康交流センター遊楽里で日帰り湯
さて、前回報告した日帰り温泉の遊楽里からつくばへの帰り道、
『ぽっくりと願いが適う』
という、弓田(ゆだ)のぽっくり不動尊こと、慈光寺に行きました。
こちらの不動尊については、以前書いた記事
→ お参りに行きたい、酉年にちなむ神社仏閣~その2 仏閣編(茨城)
でも触れていますが、今回、初めてのお参りです\(^o^)/。
北関東三十六不動尊霊場の三十五番札所でもある、弓田の不動尊。
坂東市ホームページの『弓田の不動尊』
http://www.city.bando.lg.jp/sp/page/page000389.html
によると、奈良時代に創建され、平安中期には平将門にも崇敬されたという古刹。
そして、すぐ近くの弓田香取神社も含め、この一帯が古く律令時代や続く奈良時代から、軍事基地だったと考えられるとのこと。
平将門もここを鬼門除けの本尊として深く信仰したそうです。
境内の周りや参道には、寄進された、たくさんの幟がはためいています。
その奥にあるのが、不動尊が安置されている不動堂。
訪れた日は、アガパンサスの爽やかな青い花が綺麗でした。
不動堂。
入口の上方にある絵(絵馬?)が印象的です。
『弓田のぽっくり不動尊』の謂れが書かれた看板。
看板の説明を要約すると、
天正四年(筆者註:1576年)、兵戦で、諸堂宇が殆どが炎上したが、この不動尊と阿弥陀堂だけは戦火を免れて、
→ 『不動尊を信心すれば、その念願が阿弥陀如来にまで届き、殊に臨終の際はポックリと眠るように大往生できる』と信仰が広まり、
→ 現在では、『自ら速やかに運を開き、厄を払い、福を致す等、何事もポックリと心願成就する不動尊』として篤く信仰されている
とのこと!
何事も願いが「ぽっくり」と成就して、晩年はぽっくり極楽往生って、最高の人生ではありませんか!!
ということで、しっかりお参りしてきました(^^)v
ご詠歌。
慈光院の本堂。
不動院に向かって右側にあります。
境内の石仏群。
木々の向こうに鐘楼。
文献1及び2によると、天正四年の戦火の際、『千古の秘仏不動明王像はいちょうの大木によって戦火を避けられた』という故事が伝わっているそうです。
この写真で向かって左側の木はイチョウの木(だったと記憶)。
この木の祖先(まだ若そうなので多分何代目かの木?)が、不動明王像を守ったのでしょうか
こじんまりしながらも、明るい雰囲気のお寺さんでした。
酉年の今年、念願の弓田の不動尊にお参りできたのがとても嬉しいです!
お参りの後、つくばへの帰路につきました。
中世の城跡、日帰り湯、古刹など、見どころたくさんの坂東へのプチドライブを堪能しました(^o^)
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【参考文献】
1. 『北関東三十六不動尊霊場ガイドブック こころをみつめる巡礼の旅』 北関東三十六不動尊霊場会 発行
2. 『茨城242社寺ご利益ガイド』 今瀬文也 著 茨城新聞社
この記事へのコメント
>何事も願いが「ぽっくり」と成就して、晩年はぽっくり極楽往生
それが最高です!青い花も綺麗で、まさにぽっくり願いが叶いそう。
それが最高です!青い花も綺麗で、まさにぽっくり願いが叶いそう。
Posted by カンナユリ at 2017年08月08日 18:00
カンナユリさま
コメントありがとうございます! そうなんですよね♪ 願いがぽっくりと成就して晩年はぽっくり極楽往生! ドライブがてら、行かれてみてください(^^)v
コメントありがとうございます! そうなんですよね♪ 願いがぽっくりと成就して晩年はぽっくり極楽往生! ドライブがてら、行かれてみてください(^^)v
Posted by かるだもん at 2017年08月08日 21:39
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