2017年04月20日
茂木町のミツマタ群生地と、桜川市の桜
茂木町のミツマタ群生地と、桜川市の桜
2週間ほど前の先日4/8(土)、思いがけず、満開のミツマタと、咲き始めたサクラの2つの春の花を愛でるドライブをしました。
茨城県側は桜川市のサクラ。
そしてそのすぐお隣、栃木県茂木町ではミツマタです。
最初は、桜川市に桜を観に行ってきました。
さくらまつりは開催されていましたが、この日(4/8)高峯付近の山桜はまだ咲いておらず…。
山桜は、翌週(4/16頃)くらいから見頃ではないか…と地元の方のお話。
臨時駐車場をされているお宅の方から、
『高峯を越えて(隣接する)茂木(栃木県)の方に、ミツマタの群生地があるから、もしお時間があるならそこに行ってみると、良いですよ
』と教えて頂き、行き方を伺って行ってみることに。
不安になりながら山を越えて茂木に入り、山間の集落の道を走っていきます。
(道に時々立っている、手作りっぽい標語が、いろんな意味で味わいがあったり・・・)
教えて頂いた通りに、しかし思ったより かな~~り走っていくと、『ミツマタ群生地(やじるし)』と書かれた小さな看板を見かけるようになり、それを頼りに行くと・・・。
ひなびた山間に駐車場がありました。
人が何人か森の方へ歩いていきます。
人の流れに従って行ってみました。
・・・すると。
森の中に、低木のミツマタの群生が花を咲かせているではありませんか。
こんなに大量のミツマタのの木々は初めて!もうびっくりです
遠目にクリーム色の花が無数に咲いているのがわかります。
ミツマタはこんな花。
外側は白く、内側が黄色い小さい花が半円球状に集まって咲きます。
だから遠目にはクリームがかった花に見えます。
(なお園芸種には、内側がオレンジ色のものもあります)
我が家の庭にも1本ミツマタがあります。1本だけだと、香りはよくわかりませんが、
これだけ群生していると、ミツマタの花にも甘い良い香りがすることが分かります。
雨の降った後で、斜面にある散策路はかなりすべって歩きにくいのと、道が狭いので、一方通行の指示に従って、おそるおそる歩きました。
人の背よりもずっと高く成長した、たくさんのミツマタの木々が一斉に花をつけている中にいると、不思議な浮遊感を感じます。
美しい!
そして、なんと幻想的な!
遊歩道の順路前半は土のままなので、雨の時は粘土っぽくて、かなり歩きにくかったです。
順路の後半は、木で整備されていて、だいぶ歩きやすくなって助かりました。
説明の看板によると、戦時中、和紙の材料にということでミツマタを植えたのが始まりだそう。
針葉樹の森の中にあるので、神秘的でさえあります。
『妖精の森』のキャッチフレーズも、納得。
遊歩道の途中(一番奥の辺り)にある洞穴。看板によるとマンガン鉱の採取跡とのこと。。
かなり古い採掘跡の印象。穴の奥は深くてよく見えませんでした…。
帰りがけ、駐車場のそばの地元ボランティアの方のおられるテントで、地元のお米でつくったおにぎり(鶏から揚げ付き)を購入。美味しかった!
素晴らしい景色を見させて頂いたので、保全のための寄付もちょっとだけ入れさせて頂きました。
いわゆるガイドブックは、県別になっているので、隣接している(県外の)見どころの情報は全くありません。
地域の情報発信も、自治体のエリア単位がほとんど。
だから、見どころなど知らないことが多いです。
でも生活している人にとっては、隣接地は県境を越えて生活圏内なわけで、こういった嬉しい情報も教えて頂ける。
こういった『“県境”エリアの観光情報』は大事ですよね。
【おまけ】
帰りは山を越えず、下の道(広い♪)で楽々、桜川市に戻り、
桜川の磯部稲村神社や、近くの磯部桜川公園の桜を観てきました。
磯部稲村神社
境内では深緑の針葉樹を背景に、光が当たったように桜色が映えます。
これから咲き始める桜の種類も多いようです。
磯部桜川公園の桜の木々。
訪れた4/8は、木によって開花はまちまちで、一番咲いていてもまだ五分咲きぐらいでした。
桜川磯部神社の糸桜。
儚げなのに艶やかな桜。
「さくらまつり」開催中で、桜川磯部神社では、地元の名産品も売られていました。
この日はあいにくの曇りでしたが、晴れていて、ヤマザクラが見ごろの時だったら、こんな景色が見える・・・とのことで、神社の近くには写真が貼ってありました。
これが見られたら、どんなに素晴らしいことでしょう
【本日のお土産】
茂木では、ミツマタ群生地に行く途中で、偶然見つけた和菓子屋さんがありました。
山間のお店なのに、車がたくさん停まっていて、人が並んでいました。
幸運にも、名物という『羽二重苺』と『鯉もなか』を購入。
『鯉もなか』は、
ゆずあん と つぶあん の2種類。
私はゆずあんが好き♪
そして行列の出来ていたのは
『羽二重苺』。
中の小豆あんと生クリームと大きなイチゴももちろん美味しいのですが、驚くのは
周りのおもちが口の中で溶ける♪
すごく美味しい!
桜川では、最初行った高峯の近くの臨時駐車場のお宅(茂木のミツマタを教えて下さった)のブースで、桜の花のラスクを購入。
春っぽいですよね
他にもセリなど野菜も購入♪
桜川の磯部稲村神社では、さくらまつりのイベントで、地元の物産を売るブースがあり、
桜の花の形をした、地元のおせんべいを購入。
昨年の、山桜の時期の高峯の写真付き。
また今度、是非、高峯の山桜が観たいです。
おもいがけず、2種類の春の木の花の群生を満喫したプチ旅でした
2週間ほど前の先日4/8(土)、思いがけず、満開のミツマタと、咲き始めたサクラの2つの春の花を愛でるドライブをしました。
茨城県側は桜川市のサクラ。
そしてそのすぐお隣、栃木県茂木町ではミツマタです。
最初は、桜川市に桜を観に行ってきました。
さくらまつりは開催されていましたが、この日(4/8)高峯付近の山桜はまだ咲いておらず…。
山桜は、翌週(4/16頃)くらいから見頃ではないか…と地元の方のお話。
臨時駐車場をされているお宅の方から、
『高峯を越えて(隣接する)茂木(栃木県)の方に、ミツマタの群生地があるから、もしお時間があるならそこに行ってみると、良いですよ
』と教えて頂き、行き方を伺って行ってみることに。
不安になりながら山を越えて茂木に入り、山間の集落の道を走っていきます。
(道に時々立っている、手作りっぽい標語が、いろんな意味で味わいがあったり・・・)
教えて頂いた通りに、しかし思ったより かな~~り走っていくと、『ミツマタ群生地(やじるし)』と書かれた小さな看板を見かけるようになり、それを頼りに行くと・・・。
ひなびた山間に駐車場がありました。
人が何人か森の方へ歩いていきます。
人の流れに従って行ってみました。
・・・すると。
森の中に、低木のミツマタの群生が花を咲かせているではありませんか。
こんなに大量のミツマタのの木々は初めて!もうびっくりです
遠目にクリーム色の花が無数に咲いているのがわかります。
ミツマタはこんな花。
外側は白く、内側が黄色い小さい花が半円球状に集まって咲きます。
だから遠目にはクリームがかった花に見えます。
(なお園芸種には、内側がオレンジ色のものもあります)
我が家の庭にも1本ミツマタがあります。1本だけだと、香りはよくわかりませんが、
これだけ群生していると、ミツマタの花にも甘い良い香りがすることが分かります。
雨の降った後で、斜面にある散策路はかなりすべって歩きにくいのと、道が狭いので、一方通行の指示に従って、おそるおそる歩きました。
人の背よりもずっと高く成長した、たくさんのミツマタの木々が一斉に花をつけている中にいると、不思議な浮遊感を感じます。
美しい!
そして、なんと幻想的な!
遊歩道の順路前半は土のままなので、雨の時は粘土っぽくて、かなり歩きにくかったです。
順路の後半は、木で整備されていて、だいぶ歩きやすくなって助かりました。
説明の看板によると、戦時中、和紙の材料にということでミツマタを植えたのが始まりだそう。
針葉樹の森の中にあるので、神秘的でさえあります。
『妖精の森』のキャッチフレーズも、納得。
遊歩道の途中(一番奥の辺り)にある洞穴。看板によるとマンガン鉱の採取跡とのこと。。
かなり古い採掘跡の印象。穴の奥は深くてよく見えませんでした…。
帰りがけ、駐車場のそばの地元ボランティアの方のおられるテントで、地元のお米でつくったおにぎり(鶏から揚げ付き)を購入。美味しかった!
素晴らしい景色を見させて頂いたので、保全のための寄付もちょっとだけ入れさせて頂きました。
いわゆるガイドブックは、県別になっているので、隣接している(県外の)見どころの情報は全くありません。
地域の情報発信も、自治体のエリア単位がほとんど。
だから、見どころなど知らないことが多いです。
でも生活している人にとっては、隣接地は県境を越えて生活圏内なわけで、こういった嬉しい情報も教えて頂ける。
こういった『“県境”エリアの観光情報』は大事ですよね。
【おまけ】
帰りは山を越えず、下の道(広い♪)で楽々、桜川市に戻り、
桜川の磯部稲村神社や、近くの磯部桜川公園の桜を観てきました。
磯部稲村神社
境内では深緑の針葉樹を背景に、光が当たったように桜色が映えます。
これから咲き始める桜の種類も多いようです。
磯部桜川公園の桜の木々。
訪れた4/8は、木によって開花はまちまちで、一番咲いていてもまだ五分咲きぐらいでした。
桜川磯部神社の糸桜。
儚げなのに艶やかな桜。
「さくらまつり」開催中で、桜川磯部神社では、地元の名産品も売られていました。
この日はあいにくの曇りでしたが、晴れていて、ヤマザクラが見ごろの時だったら、こんな景色が見える・・・とのことで、神社の近くには写真が貼ってありました。
これが見られたら、どんなに素晴らしいことでしょう
【本日のお土産】
茂木では、ミツマタ群生地に行く途中で、偶然見つけた和菓子屋さんがありました。
山間のお店なのに、車がたくさん停まっていて、人が並んでいました。
幸運にも、名物という『羽二重苺』と『鯉もなか』を購入。
『鯉もなか』は、
ゆずあん と つぶあん の2種類。
私はゆずあんが好き♪
そして行列の出来ていたのは
『羽二重苺』。
中の小豆あんと生クリームと大きなイチゴももちろん美味しいのですが、驚くのは
周りのおもちが口の中で溶ける♪
すごく美味しい!
桜川では、最初行った高峯の近くの臨時駐車場のお宅(茂木のミツマタを教えて下さった)のブースで、桜の花のラスクを購入。
春っぽいですよね
他にもセリなど野菜も購入♪
桜川の磯部稲村神社では、さくらまつりのイベントで、地元の物産を売るブースがあり、
桜の花の形をした、地元のおせんべいを購入。
昨年の、山桜の時期の高峯の写真付き。
また今度、是非、高峯の山桜が観たいです。
おもいがけず、2種類の春の木の花の群生を満喫したプチ旅でした
この記事へのコメント
お早うございます。
先週土曜日に磯部稲村神社に行きました。
http://stk1031.blogspot.jp/
ミツマタは焼森山ですか?未訪ですが以前検索しました。
先週土曜日に磯部稲村神社に行きました。
http://stk1031.blogspot.jp/
ミツマタは焼森山ですか?未訪ですが以前検索しました。
Posted by stk at 2017年04月21日 06:29
stkさま
コメントありがとうございます。ミツマタの群生地は、おっしゃるように焼森山の近くです。
先週、磯部稲村神社へ行かれたのですね!やはり青い空に桜は映えますね(*^^*) ヤマザクラできれいな桜川に行かれて羨ましいです。
コメントありがとうございます。ミツマタの群生地は、おっしゃるように焼森山の近くです。
先週、磯部稲村神社へ行かれたのですね!やはり青い空に桜は映えますね(*^^*) ヤマザクラできれいな桜川に行かれて羨ましいです。
Posted by かるだもん at 2017年04月21日 20:49
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