2016年08月18日
信濃産 黒曜石のネックレス
信濃産 黒曜石のネックレス
ちょっと前(7月終わり頃)、テレビでスタジオジブリの『もののけ姫」を放映していました。
その中で、作品の最初の方で、主人公のアシタカが村を出て行くときに、許嫁(だと思います)から、小さい刀の形にカットされた黒い石製らしいの首飾り(たぶん、お守り)を受け取るシーンがあります。
作品の最後の方では、アシタカは、この首飾りをサン(もののけ姫)に渡しながら、
『(サンは森で暮らして)、私はタタラ場で暮らそう。会いに行くよ…』
という趣旨のセリフを言うシーンがあります。
・・・強くてイケメンで細マッチョの好青年アシタカは、実は女性にマメ
・・・というのは、置いといて(笑)、
黒い石製らしい首飾り、ちょっと気になっていました。
黒い石だけでは、何の石かはわかりませんが、
刀の形というのも、遺跡から出てくる黒曜石の鏃(やじり)を彷彿させます。
黒い石=黒曜石なのかなぁ?
・・・な~んて思っていた矢先、長野方面にドライブに行ったときに、ふと寄ってみた
道の駅「マルメロの駅ながと」(長野県小県郡長和町)。
そこで、なんと!
まず入り口に貼ってあった『もののけ姫』の例のシーンの写真とともに、黒曜石とその製品(ネックレス)についての案内文。
あったらいいなぁ♪と思っていた黒曜石の鏃型のネックレスが!
これにガッツリ、トラップされました♪
その名も
『縄文の首飾り』
近くにあるという「黒耀石体験ミュージアム」で作っているようです。
(※こちらの博物館は、一般的な『黒“曜”石』でなく『黒“耀”石』と表記してます)
参考:黒耀石体験ミュージアム ホームページ
http://www.hoshikuso.jp/
案内板を見ると、この辺りは大昔から黒曜石の産地とのことで、国史跡の『鷹山遺跡群星糞峠黒耀石鉱山』もあるとのこと。
お店の方に伺うと、
『黒曜石はもちろん地元産です。この辺りでは昔から黒曜石が採れるんです。1つ1つ手作りで、形を整えるのに時間がかかるんですよ』
とのこと。
おお!地元産の黒曜石で手作り!
ネックレスとストラップの2タイプがあり、
黒曜石の細工は、確かに少しずつ形が違います。
少し丸みがかった黒曜石のネックレスを見つけ、一目ぼれ。
飾りのビーズもいい感じ。
しかも、すごい良心的価格♪
よく見ると漆黒の中に、白っぽい筋の模様もうっすら見えます。
吸い込まれそうに黒くて、でも透明感があって清楚で気品も漂い、とても綺麗。
大昔の人が、黒曜石を珍重した気持ちがよく分かります。
ガラス質で鋭い鏃にもなるし、権力者や聖職者が身につけるアクセサリー(魔よけ的なもの)にもなりそう。
交易で遠くまで広がっているということは、高価なものとして取引されていたのだろうし。
普通石の鏃以上に、呪術的な意味もあったのかもしれないなぁ…と、見ながら妄想。
さて、一緒に行った娘は、鏃型の黒曜石のネックレスを購入。
※これで、狙った獲物誰かのハートを射抜くつもりか(^m^)
(BGMは 山本リンダ『狙いうち』(笑))
さて、前回、地元産パワーストーン♪ ということで、茨城県常陸大宮の玉川産の『めのう』と『珪化木』の記事を書きました。
→ 茨城こんなもの見つけた♪(23) 常陸大宮の 珪化木 と メノウ
それから日も置かずに、今度は国内産黒曜石のネックレスをゲット\(^o^)/。
きっと『ジオ』の神様が微笑んでくれたに違いありません(*^^*)
ガラス質の鉱物である黒曜石は、石英の成分(ガラスと同じ)を多く含む溶岩が、火山から噴火して急に冷えて出来たものだそう。
この辺りは霧ヶ峰に近いので、大昔の噴火の名残が、黒曜石なのでしょう。
参考: 霧ヶ峰保護センター ホームページ
http://www.lcv.ne.jp/~kirivc/howaboutkirigamine.htm
それが、人の時代になり、交易で全国に流通していき・・・。
関東の遺跡でも発掘される黒曜石の鏃も、このあたりで算出したものが多いのでしょうね。
思いがけず、地球&文明の太古ロマンを見つけました(*^^*)
ちょっと前(7月終わり頃)、テレビでスタジオジブリの『もののけ姫」を放映していました。
その中で、作品の最初の方で、主人公のアシタカが村を出て行くときに、許嫁(だと思います)から、小さい刀の形にカットされた黒い石製らしいの首飾り(たぶん、お守り)を受け取るシーンがあります。
作品の最後の方では、アシタカは、この首飾りをサン(もののけ姫)に渡しながら、
『(サンは森で暮らして)、私はタタラ場で暮らそう。会いに行くよ…』
という趣旨のセリフを言うシーンがあります。
・・・強くてイケメンで細マッチョの好青年アシタカは、実は女性にマメ
・・・というのは、置いといて(笑)、
黒い石製らしい首飾り、ちょっと気になっていました。
黒い石だけでは、何の石かはわかりませんが、
刀の形というのも、遺跡から出てくる黒曜石の鏃(やじり)を彷彿させます。
黒い石=黒曜石なのかなぁ?
・・・な~んて思っていた矢先、長野方面にドライブに行ったときに、ふと寄ってみた
道の駅「マルメロの駅ながと」(長野県小県郡長和町)。
そこで、なんと!
まず入り口に貼ってあった『もののけ姫』の例のシーンの写真とともに、黒曜石とその製品(ネックレス)についての案内文。
あったらいいなぁ♪と思っていた黒曜石の鏃型のネックレスが!
これにガッツリ、トラップされました♪
その名も
『縄文の首飾り』
近くにあるという「黒耀石体験ミュージアム」で作っているようです。
(※こちらの博物館は、一般的な『黒“曜”石』でなく『黒“耀”石』と表記してます)
参考:黒耀石体験ミュージアム ホームページ
http://www.hoshikuso.jp/
案内板を見ると、この辺りは大昔から黒曜石の産地とのことで、国史跡の『鷹山遺跡群星糞峠黒耀石鉱山』もあるとのこと。
お店の方に伺うと、
『黒曜石はもちろん地元産です。この辺りでは昔から黒曜石が採れるんです。1つ1つ手作りで、形を整えるのに時間がかかるんですよ』
とのこと。
おお!地元産の黒曜石で手作り!
ネックレスとストラップの2タイプがあり、
黒曜石の細工は、確かに少しずつ形が違います。
少し丸みがかった黒曜石のネックレスを見つけ、一目ぼれ。
飾りのビーズもいい感じ。
しかも、すごい良心的価格♪
よく見ると漆黒の中に、白っぽい筋の模様もうっすら見えます。
吸い込まれそうに黒くて、でも透明感があって清楚で気品も漂い、とても綺麗。
大昔の人が、黒曜石を珍重した気持ちがよく分かります。
ガラス質で鋭い鏃にもなるし、権力者や聖職者が身につけるアクセサリー(魔よけ的なもの)にもなりそう。
交易で遠くまで広がっているということは、高価なものとして取引されていたのだろうし。
普通石の鏃以上に、呪術的な意味もあったのかもしれないなぁ…と、見ながら妄想。
さて、一緒に行った娘は、鏃型の黒曜石のネックレスを購入。
※これで、狙った
(BGMは 山本リンダ『狙いうち』(笑))
さて、前回、地元産パワーストーン♪ ということで、茨城県常陸大宮の玉川産の『めのう』と『珪化木』の記事を書きました。
→ 茨城こんなもの見つけた♪(23) 常陸大宮の 珪化木 と メノウ
それから日も置かずに、今度は国内産黒曜石のネックレスをゲット\(^o^)/。
きっと『ジオ』の神様が微笑んでくれたに違いありません(*^^*)
ガラス質の鉱物である黒曜石は、石英の成分(ガラスと同じ)を多く含む溶岩が、火山から噴火して急に冷えて出来たものだそう。
この辺りは霧ヶ峰に近いので、大昔の噴火の名残が、黒曜石なのでしょう。
参考: 霧ヶ峰保護センター ホームページ
http://www.lcv.ne.jp/~kirivc/howaboutkirigamine.htm
それが、人の時代になり、交易で全国に流通していき・・・。
関東の遺跡でも発掘される黒曜石の鏃も、このあたりで算出したものが多いのでしょうね。
思いがけず、地球&文明の太古ロマンを見つけました(*^^*)
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