2016年07月05日
茨城 こんなもの見つけた♪(20) 坂東の『やきびん』と『みょうがまんじゅう』
茨城 こんなもの見つけた♪(20) 坂東の 『やきびん』 と 『みょうがまんじゅう』
旧暦6/1や、半夏生(夏至から数えて11日目頃。7/2前後の頃だそう)に食べる伝統料理、伝統菓子というのは、全国にあるようですね。
茨城県内にもあるようで、それを作ってみたのは、以前、報告しました。
→ 【家庭で堪能!おいしい茨城&つくば(58)】 旧6月1日の角まんじゅう
※「角まんじゅう」は、旧総和町(現在の古河市 総和地区)の伝統菓子とのことです。
で、また最近、坂東市の岩井地区の伝統菓子で「やきびん(焼きびん)」というのがあるいうのを、知りました。
【参考サイト】
●公益社団法人 日本観光振興協会HP「全国観るナビ」 茨城県坂東市
http://www.nihon-kankou.or.jp/ibaraki/082287/detail/08228fa2262083601
●旅ぐるたび サイト
http://gurutabi.gnavi.co.jp/i/i_231/
上記のサイトによると、旧岩井町(現 坂東市岩井地区)では、収穫したばかりの小麦を粉にして、みょうがの葉で包んだまんじゅうを作り、7/1と7/15の神社の例祭でお供えしたとのこと。
焼いて作るところから「やきびん(焼きびん)」呼ばれているとのこと(※※)。
さらに、その「やきびん」から生まれた、「みょうがまんじゅう」というのが、坂東市の銘菓として、売られているというではありませんか。
「季節もの」 「地域限定」 「伝統菓子」の3つに弱い私、
急いで、坂東市まで行って買ってきました(^o^)v
写真 右のやや平たいものが「やきびん」
左の丸いものが「みょうがまんじゅう」
どちらも、上下にみょうがの葉がついています(みょうがの葉でサンドイッチされている感じです)。
やきびん
小豆餡が入ったおやき。外側はみょうがの葉で巻かれていて、葉ごと焼かれています。
歯ごたえがあって香ばしくて美味しい。
みょうがまんじゅう
みょうがの葉がトッピングされたおまんじゅう。こちらも小豆餡。
お店の方に訊くと、
『やきびんは焼いていますが、みょうがまんじゅうは蒸しています』とのことです。
みょうがの葉は、いわゆる夏野菜のみょうが(みょうがの花のつぼみ)よりも、香りがずっと淡いですが、噛んでいるとかすかに爽やかな風味が鼻に抜けて、夏を感じる風味です。
焼いた「やきびん」と、蒸した「みょうがまんじゅう」
どちらが良いかは、人ぞれぞれのお好みですね♪
私は伝統的な「やきびん」の方が好きかな。
生地に歯ごたえがあって、みょうがの葉も一緒によく噛めて葉の香ばしさもよく分かりますし、みょうがを使っている良さが伝わってきます。
ところで、「やきびん(焼きびん)」の「びん」って、どういう意味なのかな?
多分、「餅」の音読み「へい、べい」がなまって、「びん」になったか、
もしくは案外、「餅」の中国語読み「ピン(bing3)」から来たようにも、私など考えちゃいますが、どうなんでしょう。。
小麦粉を練って丸い形に焼いた、焼餅(シャオピン、シャーピン) という料理があるので、それが伝わって、名前も「やきびん」になったのでは・・・とか考えるのですが。
儀礼食、伝統食の由来や歴史も面白そうです。
【おまけ】
ネットで調べた範囲ですが、埼玉や神奈川にも「やきびん」と呼ばれる伝統食があるようですね。
小麦粉を使うものと、冷やご飯を使うものとがあるようですが、
みょうがの葉で包んで焼いているのは、坂東市ならではみたいです。
またみょうがの葉を使った伝統菓子で、やはり「みょうが饅頭」と呼ばれるものが、熊本県にもあるようで、
そちらは白玉団子をみょうがの葉で包んで蒸したもののようです。
面白いですね(*^^*)
※※ せっかくの伝統料理なのですから、本当はこういった由来は、坂東市や、坂東市商工会のサイトに詳しく掲載されていると、より広く知られて良いと思うのですが、ないようです(2016年7月5日現在)。
こういう説明は市や商工会のサイトで掲載した方がいいと思いますヨ。 ← もしも、当ブログを読まれた関係者がいらっしゃいましたら。
旧暦6/1や、半夏生(夏至から数えて11日目頃。7/2前後の頃だそう)に食べる伝統料理、伝統菓子というのは、全国にあるようですね。
茨城県内にもあるようで、それを作ってみたのは、以前、報告しました。
→ 【家庭で堪能!おいしい茨城&つくば(58)】 旧6月1日の角まんじゅう
※「角まんじゅう」は、旧総和町(現在の古河市 総和地区)の伝統菓子とのことです。
で、また最近、坂東市の岩井地区の伝統菓子で「やきびん(焼きびん)」というのがあるいうのを、知りました。
【参考サイト】
●公益社団法人 日本観光振興協会HP「全国観るナビ」 茨城県坂東市
http://www.nihon-kankou.or.jp/ibaraki/082287/detail/08228fa2262083601
●旅ぐるたび サイト
http://gurutabi.gnavi.co.jp/i/i_231/
上記のサイトによると、旧岩井町(現 坂東市岩井地区)では、収穫したばかりの小麦を粉にして、みょうがの葉で包んだまんじゅうを作り、7/1と7/15の神社の例祭でお供えしたとのこと。
焼いて作るところから「やきびん(焼きびん)」呼ばれているとのこと(※※)。
さらに、その「やきびん」から生まれた、「みょうがまんじゅう」というのが、坂東市の銘菓として、売られているというではありませんか。
「季節もの」 「地域限定」 「伝統菓子」の3つに弱い私、
急いで、坂東市まで行って買ってきました(^o^)v
写真 右のやや平たいものが「やきびん」
左の丸いものが「みょうがまんじゅう」
どちらも、上下にみょうがの葉がついています(みょうがの葉でサンドイッチされている感じです)。
やきびん
小豆餡が入ったおやき。外側はみょうがの葉で巻かれていて、葉ごと焼かれています。
歯ごたえがあって香ばしくて美味しい。
みょうがまんじゅう
みょうがの葉がトッピングされたおまんじゅう。こちらも小豆餡。
お店の方に訊くと、
『やきびんは焼いていますが、みょうがまんじゅうは蒸しています』とのことです。
みょうがの葉は、いわゆる夏野菜のみょうが(みょうがの花のつぼみ)よりも、香りがずっと淡いですが、噛んでいるとかすかに爽やかな風味が鼻に抜けて、夏を感じる風味です。
焼いた「やきびん」と、蒸した「みょうがまんじゅう」
どちらが良いかは、人ぞれぞれのお好みですね♪
私は伝統的な「やきびん」の方が好きかな。
生地に歯ごたえがあって、みょうがの葉も一緒によく噛めて葉の香ばしさもよく分かりますし、みょうがを使っている良さが伝わってきます。
ところで、「やきびん(焼きびん)」の「びん」って、どういう意味なのかな?
多分、「餅」の音読み「へい、べい」がなまって、「びん」になったか、
もしくは案外、「餅」の中国語読み「ピン(bing3)」から来たようにも、私など考えちゃいますが、どうなんでしょう。。
小麦粉を練って丸い形に焼いた、焼餅(シャオピン、シャーピン) という料理があるので、それが伝わって、名前も「やきびん」になったのでは・・・とか考えるのですが。
儀礼食、伝統食の由来や歴史も面白そうです。
【おまけ】
ネットで調べた範囲ですが、埼玉や神奈川にも「やきびん」と呼ばれる伝統食があるようですね。
小麦粉を使うものと、冷やご飯を使うものとがあるようですが、
みょうがの葉で包んで焼いているのは、坂東市ならではみたいです。
またみょうがの葉を使った伝統菓子で、やはり「みょうが饅頭」と呼ばれるものが、熊本県にもあるようで、
そちらは白玉団子をみょうがの葉で包んで蒸したもののようです。
面白いですね(*^^*)
※※ せっかくの伝統料理なのですから、本当はこういった由来は、坂東市や、坂東市商工会のサイトに詳しく掲載されていると、より広く知られて良いと思うのですが、ないようです(2016年7月5日現在)。
こういう説明は市や商工会のサイトで掲載した方がいいと思いますヨ。 ← もしも、当ブログを読まれた関係者がいらっしゃいましたら。
この記事へのコメント
やきびんは、食べたこと無いですが、みょうが饅頭は、坂東市の名物ということで、以前に食べました♪みょうがの葉が爽やかな風味の饅頭でした♪
昔からある地元の銘菓は、地域応援で積極的に紹介してほしいですね!(*^^*)
昔からある地元の銘菓は、地域応援で積極的に紹介してほしいですね!(*^^*)
Posted by ふるたこ at 2016年07月06日 02:29
ふるたこさま
メッセージ、ありがとうございます♪さすが、ふるたこさん、既にみょうがまんじゅうを召し上がっていらっしゃる!
「みょうがの葉」というのが季節感ありますし、さわやかですよね。
おっしゃるとおり、地元の銘菓、地元の伝統食を、歴史や民俗なども含め、もっと地元でも紹介してほしいですね。
メッセージ、ありがとうございます♪さすが、ふるたこさん、既にみょうがまんじゅうを召し上がっていらっしゃる!
「みょうがの葉」というのが季節感ありますし、さわやかですよね。
おっしゃるとおり、地元の銘菓、地元の伝統食を、歴史や民俗なども含め、もっと地元でも紹介してほしいですね。
Posted by かるだもん at 2016年07月06日 08:17
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