2015年12月14日
岩手・西和賀町の厄払い人形!
岩手・西和賀町の厄払い人形!
今年の6月頃だったか、NHKの『あさイチ』で、岩手県の西和賀町を紹介するコーナーがありました。その映像にくぎ付け。
巨大な人形道祖神があるではありませんか!
茨城県内の 人形道祖神(大人形、鹿島様)等の大きな藁人形 については、以前当ブログでも紹介していますので、ご参考までに
・辻に立つ大人形(人形道祖神)
・つくばみらい(西丸山地区)の辻人形
正確には、西和賀町のものは、道祖神的というより、人形送り・虫送りの藁人形のようです。
人形送り・虫送りとは、藁で作った人形を依代にして、災厄を村の外や川や海に流すという風習です。
詳細: 千葉県立房総のむら https://www.chiba-muse.or.jp/MURA/kikaku/wazawai/top.htm
しかも、家に飾るためのミニチュア版の『厄払い人形』が売られているとか。
1つ1つ、地元のおじいちゃん、おばあちゃんによる手作り品
。
人形道祖神愛好家としては、これは絶対欲しい!玄関に飾りたい!
しかし、岩手は遠い…と諦めかけていましたが、9月に秋田・田沢湖に行く機会があり、その帰りに、岩手県西和賀町へ立ち寄って、厄除け人形等、西和賀の物産を扱っている結ハウス(湯田牛乳公社)へ寄って購入することが出来ました!
参考:西和賀町観光協会 HP

まず、NHKの番組でも写されて、話題騒然?となった、結ハウス駐車場入り口の大きな藁人形。
人形道祖神は、威嚇のためか、多くのものには大きな陽物がついています。
あれを見るたびに、紛争地域の国境付近に配備される地対空ミサイルを連想します。
こちらの巨大厄除け人形も、魔物を入れさせないためか、大きく手を広げ、威嚇用の(?)大きな陽物が迎撃態勢です
そう見ると、頼もしい気が。

そして、本日の一番の目的、厄払い人形を購入!

手の指、足の指、そして、地対空ミサイル?のような陽物まで、細かく丁寧に作られています。
ひっくり返すと、見えないところまで超ミニサイズの米俵のような丸いものが2つあって、感動(写真は自粛^m^)
現実にこういう人が道端にいたら、不審者情報に流れますね
…。
逆に、侵入者をドン引きさせる威力はある
ので、魔物も退散させるパワーは強力そうです
。
感動しながら、あまりのりっぱな出来栄えに、目立つ所に飾ることが躊躇されて、最初はしばらく、(人目につきにくい)居間に飾っておりました
。
さて、厄払い人形に加えて、上記番組で紹介されていた、西和賀町特産の、100%わらび粉で作ったわらび餅(冷凍)と、わらびの水煮も購入出来て、すごく嬉しい。
また、地元産アイスクリームはめっちゃ美味しかったし、特産のヨーグルトも買ってきました。

西わらび餅
きなこと抹茶の2種類のトッピング。
解凍して頂きましたが、美味しい~
わらび粉100%
ですよ!すばらしい。

わらびの水煮。
味と風味が濃かったです。

シンプルにだし醤油で。

乳製品専門店なので、ヨーグルト2種類も♪
美味しいヨーグルト食べると、スーパーの市販のヨーグルトとか、食べられなくなっちゃうんですよね。うう、罪なヤツ・・・。

藁で一つ一つ、丁寧に作られている厄払い人形。
伝統が途絶えると、すぐに作られなくなってしまうのではと、ちょっと心配です。
作る伝統と飾る文化がこれからも続いて欲しいと、切に願います。
厄払い人形、現在は玄関の片隅に飾っております。
トルコ土産のナザール・ボンジュウ(青い目玉のようなガラスの魔除け)と並んで、入ってくるかもしれない魔物を威嚇中♪
きっと玄関から入ろうとする見えない魔物を、大きな手を広げて、体中大きく広げて
威嚇してくれていると思うと、ちょっと頼もしい♪
-----------------------------------------------------------
【参考文献】
1.「平穏を願う 東日本のわら人形<写真集>」 新里源治著 フォト民俗社
2.「目で見る民俗神 第三巻 境と辻の神」萩原秀三郎著 東京美術
3.「あるく みる きく vol.144」pp.4-33 「わら人形を訪ねて」「人形道祖神さまざま」神野善治著 近畿日本ツーリスト発行
今年の6月頃だったか、NHKの『あさイチ』で、岩手県の西和賀町を紹介するコーナーがありました。その映像にくぎ付け。
巨大な人形道祖神があるではありませんか!

・辻に立つ大人形(人形道祖神)
・つくばみらい(西丸山地区)の辻人形
正確には、西和賀町のものは、道祖神的というより、人形送り・虫送りの藁人形のようです。
人形送り・虫送りとは、藁で作った人形を依代にして、災厄を村の外や川や海に流すという風習です。

しかも、家に飾るためのミニチュア版の『厄払い人形』が売られているとか。
1つ1つ、地元のおじいちゃん、おばあちゃんによる手作り品

人形道祖神愛好家としては、これは絶対欲しい!玄関に飾りたい!

しかし、岩手は遠い…と諦めかけていましたが、9月に秋田・田沢湖に行く機会があり、その帰りに、岩手県西和賀町へ立ち寄って、厄除け人形等、西和賀の物産を扱っている結ハウス(湯田牛乳公社)へ寄って購入することが出来ました!


まず、NHKの番組でも写されて、話題騒然?となった、結ハウス駐車場入り口の大きな藁人形。
人形道祖神は、威嚇のためか、多くのものには大きな陽物がついています。
あれを見るたびに、紛争地域の国境付近に配備される地対空ミサイルを連想します。
こちらの巨大厄除け人形も、魔物を入れさせないためか、大きく手を広げ、威嚇用の(?)大きな陽物が迎撃態勢です

そう見ると、頼もしい気が。

そして、本日の一番の目的、厄払い人形を購入!

手の指、足の指、そして、地対空ミサイル?のような陽物まで、細かく丁寧に作られています。
ひっくり返すと、見えないところまで超ミニサイズの米俵のような丸いものが2つあって、感動(写真は自粛^m^)
現実にこういう人が道端にいたら、不審者情報に流れますね

逆に、侵入者をドン引きさせる威力はある


感動しながら、あまりのりっぱな出来栄えに、目立つ所に飾ることが躊躇されて、最初はしばらく、(人目につきにくい)居間に飾っておりました


また、地元産アイスクリームはめっちゃ美味しかったし、特産のヨーグルトも買ってきました。

西わらび餅
きなこと抹茶の2種類のトッピング。
解凍して頂きましたが、美味しい~

わらび粉100%


わらびの水煮。
味と風味が濃かったです。

シンプルにだし醤油で。

乳製品専門店なので、ヨーグルト2種類も♪
美味しいヨーグルト食べると、スーパーの市販のヨーグルトとか、食べられなくなっちゃうんですよね。うう、罪なヤツ・・・。


藁で一つ一つ、丁寧に作られている厄払い人形。
伝統が途絶えると、すぐに作られなくなってしまうのではと、ちょっと心配です。
作る伝統と飾る文化がこれからも続いて欲しいと、切に願います。
厄払い人形、現在は玄関の片隅に飾っております。

トルコ土産のナザール・ボンジュウ(青い目玉のようなガラスの魔除け)と並んで、入ってくるかもしれない魔物を威嚇中♪
きっと玄関から入ろうとする見えない魔物を、大きな手を広げて、体中大きく広げて

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【参考文献】
1.「平穏を願う 東日本のわら人形<写真集>」 新里源治著 フォト民俗社
2.「目で見る民俗神 第三巻 境と辻の神」萩原秀三郎著 東京美術
3.「あるく みる きく vol.144」pp.4-33 「わら人形を訪ねて」「人形道祖神さまざま」神野善治著 近畿日本ツーリスト発行
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