2015年10月27日
茨城こんなもの見つけた♪(17) ぴーあんこうの干物と、あんこうのぬの干し
茨城こんなもの見つけた♪(17) ぴーあんこうの干物と、あんこうのぬの干し
先日、北茨城に行った時に見つけたもの。
詳細 → 茨城県天心記念五浦美術館~異界へのいざない展 と 北茨城の旅

『ぴーあんこうの干物』(冷凍)と、『あんこう ぬの干し』(冷蔵)
※ぴーあんこうが白っぽいのは、冷凍庫から出して霜がついているためです。
『ぴーあんこう』? 『ぬの干し』?・・・どちらも初めて聞く名前。
そこでお店の方に訊いたところ、「びーあんこう」とは、小さい鮟鱇(アンコウ)のことで、北茨城の浜の方では、漁師さんが小さいアンコウを「ぴーあんこう」と呼ぶそうです。
でも、小さくても鮟鱇は鮟鱇。
しかも、その干物なんて、超~珍しい!
さすが北茨城です。
そして、「ぬの干し」なるもの。
見た目、麩を薄くして大きく伸ばしたものを畳んでいるように見えます。
「ぬの」とは、鮟鱇の卵巣とのことだそうです。
その干物。これまた、超~珍しい。
鮟鱇鍋に必須、「鮟鱇の七つ道具」。「ぬの」はその一つ。
ちなみに、鮟鱇の七つ道具は、
肝 、ひれ、ぬの(卵巣)、柳肉(白身肉、胴体や頬肉)、水袋(胃袋)、エラ、皮
だそうです。
茨城が誇るグルメ「鮟鱇鍋」ですが、白身肉はもちろん、他の部分(七つ道具)も美味しい
ので、絶対に食べて下さいね
。
さて今回は、鍋とはまた違う、鮟鱇の珍味
。

びーあんこうの干物は、レンジの魚焼きを使って。
やや厚みがあるので、焦げないように火をあまり強くしないでジックリと焼いてみました。
※七輪があったら炭火で焼くとより良さそう
あっさりしてくせのない白身のあんこうですが、干物になっていることで旨み出てきて、いけます
。
醤油をちょっと垂らすとまたいい感じに
。
また、今回の発見!
「骨以外は捨てるところがない」といわれるアンコウですが、ぴーあんこうの場合、骨も食べられます
。
写真は身から骨を外したところ。きれいに外せます。
そして背骨全体が軟骨っぽくって、サクサクと食べられちゃいます。よく焼くとより香ばしく。
これでカルシウムもばっちり摂取♪

さて、次の珍味『ぬの干し』
これは、そのまま小さくカットして。
食べてみると・・・タラコの味!つまり魚卵の味です。
あんこうの『ぬの』は卵巣とのこと。なるほど!
あんこうの卵巣は布状の平たいものですが、タラコも薄くシート状にしたら、こんな味と食感になると思います。
いやぁ、日本酒に合う合う♪
味が結構濃厚なので、少しずつ食べて、何日も楽しめちゃいそう。
ここは、やはり茨城県北の地酒かな♪
鍋だけでない鮟鱇の食べ方、「ぴーあんこうの干物」と「ぬの干し」
北茨城ならでは!の食材です♪
また北茨城方面に行ったら、即買います
先日、北茨城に行った時に見つけたもの。
詳細 → 茨城県天心記念五浦美術館~異界へのいざない展 と 北茨城の旅

『ぴーあんこうの干物』(冷凍)と、『あんこう ぬの干し』(冷蔵)
※ぴーあんこうが白っぽいのは、冷凍庫から出して霜がついているためです。
『ぴーあんこう』? 『ぬの干し』?・・・どちらも初めて聞く名前。
そこでお店の方に訊いたところ、「びーあんこう」とは、小さい鮟鱇(アンコウ)のことで、北茨城の浜の方では、漁師さんが小さいアンコウを「ぴーあんこう」と呼ぶそうです。
でも、小さくても鮟鱇は鮟鱇。
しかも、その干物なんて、超~珍しい!

さすが北茨城です。
そして、「ぬの干し」なるもの。
見た目、麩を薄くして大きく伸ばしたものを畳んでいるように見えます。
「ぬの」とは、鮟鱇の卵巣とのことだそうです。
その干物。これまた、超~珍しい。
鮟鱇鍋に必須、「鮟鱇の七つ道具」。「ぬの」はその一つ。
ちなみに、鮟鱇の七つ道具は、
肝 、ひれ、ぬの(卵巣)、柳肉(白身肉、胴体や頬肉)、水袋(胃袋)、エラ、皮
だそうです。
茨城が誇るグルメ「鮟鱇鍋」ですが、白身肉はもちろん、他の部分(七つ道具)も美味しい


さて今回は、鍋とはまた違う、鮟鱇の珍味


びーあんこうの干物は、レンジの魚焼きを使って。
やや厚みがあるので、焦げないように火をあまり強くしないでジックリと焼いてみました。
※七輪があったら炭火で焼くとより良さそう

あっさりしてくせのない白身のあんこうですが、干物になっていることで旨み出てきて、いけます

醤油をちょっと垂らすとまたいい感じに


「骨以外は捨てるところがない」といわれるアンコウですが、ぴーあんこうの場合、骨も食べられます

写真は身から骨を外したところ。きれいに外せます。
そして背骨全体が軟骨っぽくって、サクサクと食べられちゃいます。よく焼くとより香ばしく。
これでカルシウムもばっちり摂取♪

さて、次の珍味『ぬの干し』
これは、そのまま小さくカットして。
食べてみると・・・タラコの味!つまり魚卵の味です。
あんこうの『ぬの』は卵巣とのこと。なるほど!
あんこうの卵巣は布状の平たいものですが、タラコも薄くシート状にしたら、こんな味と食感になると思います。
いやぁ、日本酒に合う合う♪

味が結構濃厚なので、少しずつ食べて、何日も楽しめちゃいそう。



鍋だけでない鮟鱇の食べ方、「ぴーあんこうの干物」と「ぬの干し」
北茨城ならでは!の食材です♪

また北茨城方面に行ったら、即買います

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