2015年03月01日
2週連続、すみつかれ試食体験\(^o^)/
2週連続、すみつかれ試食体験\(^o^)/
2/22(日)坂東市と2/28(土)つくば市
それぞれで開催されたイベントで、茨城の郷土料理『すみつかれ』、た~っくさん、試食してきました(^^)v
(1) 2/22(日)坂東市 郷土料理まつり すみつかれコンテスト(61種類試食)
『耳うどん』(無料提供)
連れ合いと、大学生の次女と一緒に参加。
友人たちとドライブした帰りに寄った栃木の佐野で、『耳うどん』食べたことがある次女は、『佐野で食べたのと見た目も味もかなり似ている』と言ってました。
茹でる前の『耳うどん』の形は、小型の餃子かワンタン風に見えました。
茹でるとちょっとやや形が崩れて、超太くて短いきしめんを四つ折りにした風になります。
でも、うどんらしくコシがあって美味しい。
お汁も根菜がたっぷりで旨味も効いていて、美味しかったです。
『耳うどん』は、佐野の郷土料理ということで有名ですが、坂東市の藤田地区でもお正月に食べるそうです。
栃木南部と茨城南西部、やはり料理も近いものがあるのですね。
こちらは新作、『ねぎの信田巻』と、『ねぎのコロッケ』(無料提供)
食べての感想を書くアンケートに答えます。
どちらも美味しかったですよ。
さて、メインイベント、すみつかれコンテスト(審査員による審査は既に終わった模様)。
ホールに堂々と61種類のすみつかれ!
1つ1つの作者と説明が書かれた掲示案も会場にありました。
会場にはちゃんと、すみつかれに関する風習(初午に稲荷神社にお供えをする等)の説明もありました。
こういうことは大事ですよね。
一列に並んで、小さな(プリンについてくるタイプの)スプーンで少しずつ、小さなお皿(プラスチックの醤油皿のような)で受けながら食べました。
いや~!いろんな味ありますね♪
61種類、ほとんど食べました(流れに乗ってすくって食べるため、私の場合、食べ損ねたものもいくつかありました)。
そして好みも分かれる。
私の後ろにいた年配の女性グループ(多分地元の方っぽい)は、いろいろ批評しながら召しあがっていて、それを何気に聴いているのも結構楽しかったり。
『酒粕入りは食べない』 『鮭入りもどうも好きじゃない』 『ちょっと酸っぱい…』…
いろいろ言いたい放題(^m^)
私も連れ合いも県外出身者なので、すみつかれに対しては割と『客観的に』食べられると思いますが、小さいころからすみつかれを食べている方は、やっぱり『家族の味』『思い出の味』があるから、それと味が少しでも違う『すみつかれ』は、許せないのかもしれませんね。
次女は小さいころ(真壁のイベントで)食べた時、『すみつかれは好きじゃない』と言っていましたが、
大きくなった現在、『何これ、美味しい!』と結構、大はしゃぎ(?)
酒粕も嫌いだったはずですが、『いや、嫌いじゃないよ?』と。
大人になったんだねぇ…(^m^)。
ちょっとずつの試食ですが、61種類食べるとかな~りお腹いっぱい。
近い味が多いので、これを審査するって大変だろうなぁ。
すみつかれ(しもつかれ)は、大きく分けて、大根を含め全て煮込んで加熱するタイプと、大根・人参などが生の、酢の物のような膾タイプの2タイプがあるようです。
『すみつかれ』文化のない我が家ですが、どうも味は保守的みたいで、煮込みタイプでも酢の物タイプでも、『伝統的なタイプが好き♪』と3人とも一致しました(^^)
受賞されたものについては、
坂東市HP: http://www.city.bando.lg.jp/page/page002350.html
をご参照ください。
おまけ: お土産に『まさかど~なつ』を購入。
お焼きのような、ベーグルのような生地の中に、フィリングの味が3種類。
これ、美味しいと思います♪
********************************************************
(2)2/28(土)つくば市 小田の古民家『華の幹』の『小田西部地区ツアーと"しもつかれ"試食会』
友人と連れ合いと3人で参加。
個人的には小田西部の歴史散策も興味深く、大変勉強になったのですが、今回は『しもつかれ』(こちらでは『すみつかれ』でなく『しもつかれ』となっていました)の方の報告。
『7件のしもつかれを食べると、その年は風邪を引かない』といわれるそうですね。
そのためか、伝統的しもつかれと6種と新作しもつかれ(アレンジ)1種の計7種、
それぞれのしもつかれの説明を伺ってから、実食(^o^)v。
真中にあるのは、お赤飯。
一番上にあるのが、つくば市国松で、時計回りに、真壁、下館1、小田、下館2、新作(アレンジ)、県西…にあるお宅の味とのこと。
(同じ地区でもお宅によってかなりバリエーションがあるそうです)
今回頂いた試食7種では、小田と、新作(アレンジ)が膾タイプ、その他が煮込みタイプのようでした。
ランチコースも頼んだので、美味しいランチセットも♪
お稲荷さんの中は、お赤飯。これも美味しかったです。
おまけ:私の湯のみは、なんと、懐かしの85年筑波科学万博(EXPO85)記念の湯のみ(^^)
みんなで、あーだ、こーだ言いながら食べるのも、とても楽しかったです。
他の参加者の方で、『実家の味と同じです!』と喜んでいた方もいらっしゃいました。
やはり、郷土食は、その人の記憶、家族の風景、地域の記憶が凝縮されている大事なものなんですよね。
なお、食事中のBGMは、お琴の生演奏!
また、子供たちによる、能の謡も聴いたり。
小田地区西部の歴史散策も、古民家『華の幹』さんの見学も大変興味深く、たくさん勉強した1日でした!
おまけで購入した、飾り巻き寿司。
帰宅してから頂きました。
美しい~!そして美味しい~!
飾り巻き寿司は上手に作りたいと悪戦苦闘しているところなので、美しい巻き寿司、憧れです♪
2週連続の『すみつかれ(しもつかれ)』試食、いろんなことを考えさせられましたし、郷土食の奥深さを感じました。
次の世代に食べてもらうためには新しい味の試みも大切ですが、同時にその根底にある料理の謂れ/意味や風習も大事にしないといけないなぁと改めて感じました。
坂東市の試みも、つくば市小田の華の幹さんの試みも、とても大事なことです。
同じような催し、いろんな場所や機会で行われると良いなぁと強く思いました!
2/22(日)坂東市と2/28(土)つくば市
それぞれで開催されたイベントで、茨城の郷土料理『すみつかれ』、た~っくさん、試食してきました(^^)v
(1) 2/22(日)坂東市 郷土料理まつり すみつかれコンテスト(61種類試食)
『耳うどん』(無料提供)
連れ合いと、大学生の次女と一緒に参加。
友人たちとドライブした帰りに寄った栃木の佐野で、『耳うどん』食べたことがある次女は、『佐野で食べたのと見た目も味もかなり似ている』と言ってました。
茹でる前の『耳うどん』の形は、小型の餃子かワンタン風に見えました。
茹でるとちょっとやや形が崩れて、超太くて短いきしめんを四つ折りにした風になります。
でも、うどんらしくコシがあって美味しい。
お汁も根菜がたっぷりで旨味も効いていて、美味しかったです。
『耳うどん』は、佐野の郷土料理ということで有名ですが、坂東市の藤田地区でもお正月に食べるそうです。
栃木南部と茨城南西部、やはり料理も近いものがあるのですね。
こちらは新作、『ねぎの信田巻』と、『ねぎのコロッケ』(無料提供)
食べての感想を書くアンケートに答えます。
どちらも美味しかったですよ。
さて、メインイベント、すみつかれコンテスト(審査員による審査は既に終わった模様)。
ホールに堂々と61種類のすみつかれ!
1つ1つの作者と説明が書かれた掲示案も会場にありました。
会場にはちゃんと、すみつかれに関する風習(初午に稲荷神社にお供えをする等)の説明もありました。
こういうことは大事ですよね。
一列に並んで、小さな(プリンについてくるタイプの)スプーンで少しずつ、小さなお皿(プラスチックの醤油皿のような)で受けながら食べました。
いや~!いろんな味ありますね♪
61種類、ほとんど食べました(流れに乗ってすくって食べるため、私の場合、食べ損ねたものもいくつかありました)。
そして好みも分かれる。
私の後ろにいた年配の女性グループ(多分地元の方っぽい)は、いろいろ批評しながら召しあがっていて、それを何気に聴いているのも結構楽しかったり。
『酒粕入りは食べない』 『鮭入りもどうも好きじゃない』 『ちょっと酸っぱい…』…
いろいろ言いたい放題(^m^)
私も連れ合いも県外出身者なので、すみつかれに対しては割と『客観的に』食べられると思いますが、小さいころからすみつかれを食べている方は、やっぱり『家族の味』『思い出の味』があるから、それと味が少しでも違う『すみつかれ』は、許せないのかもしれませんね。
次女は小さいころ(真壁のイベントで)食べた時、『すみつかれは好きじゃない』と言っていましたが、
大きくなった現在、『何これ、美味しい!』と結構、大はしゃぎ(?)
酒粕も嫌いだったはずですが、『いや、嫌いじゃないよ?』と。
大人になったんだねぇ…(^m^)。
ちょっとずつの試食ですが、61種類食べるとかな~りお腹いっぱい。
近い味が多いので、これを審査するって大変だろうなぁ。
すみつかれ(しもつかれ)は、大きく分けて、大根を含め全て煮込んで加熱するタイプと、大根・人参などが生の、酢の物のような膾タイプの2タイプがあるようです。
『すみつかれ』文化のない我が家ですが、どうも味は保守的みたいで、煮込みタイプでも酢の物タイプでも、『伝統的なタイプが好き♪』と3人とも一致しました(^^)
受賞されたものについては、
坂東市HP: http://www.city.bando.lg.jp/page/page002350.html
をご参照ください。
おまけ: お土産に『まさかど~なつ』を購入。
お焼きのような、ベーグルのような生地の中に、フィリングの味が3種類。
これ、美味しいと思います♪
********************************************************
(2)2/28(土)つくば市 小田の古民家『華の幹』の『小田西部地区ツアーと"しもつかれ"試食会』
友人と連れ合いと3人で参加。
個人的には小田西部の歴史散策も興味深く、大変勉強になったのですが、今回は『しもつかれ』(こちらでは『すみつかれ』でなく『しもつかれ』となっていました)の方の報告。
『7件のしもつかれを食べると、その年は風邪を引かない』といわれるそうですね。
そのためか、伝統的しもつかれと6種と新作しもつかれ(アレンジ)1種の計7種、
それぞれのしもつかれの説明を伺ってから、実食(^o^)v。
真中にあるのは、お赤飯。
一番上にあるのが、つくば市国松で、時計回りに、真壁、下館1、小田、下館2、新作(アレンジ)、県西…にあるお宅の味とのこと。
(同じ地区でもお宅によってかなりバリエーションがあるそうです)
今回頂いた試食7種では、小田と、新作(アレンジ)が膾タイプ、その他が煮込みタイプのようでした。
ランチコースも頼んだので、美味しいランチセットも♪
お稲荷さんの中は、お赤飯。これも美味しかったです。
おまけ:私の湯のみは、なんと、懐かしの85年筑波科学万博(EXPO85)記念の湯のみ(^^)
みんなで、あーだ、こーだ言いながら食べるのも、とても楽しかったです。
他の参加者の方で、『実家の味と同じです!』と喜んでいた方もいらっしゃいました。
やはり、郷土食は、その人の記憶、家族の風景、地域の記憶が凝縮されている大事なものなんですよね。
なお、食事中のBGMは、お琴の生演奏!
また、子供たちによる、能の謡も聴いたり。
小田地区西部の歴史散策も、古民家『華の幹』さんの見学も大変興味深く、たくさん勉強した1日でした!
おまけで購入した、飾り巻き寿司。
帰宅してから頂きました。
美しい~!そして美味しい~!
飾り巻き寿司は上手に作りたいと悪戦苦闘しているところなので、美しい巻き寿司、憧れです♪
2週連続の『すみつかれ(しもつかれ)』試食、いろんなことを考えさせられましたし、郷土食の奥深さを感じました。
次の世代に食べてもらうためには新しい味の試みも大切ですが、同時にその根底にある料理の謂れ/意味や風習も大事にしないといけないなぁと改めて感じました。
坂東市の試みも、つくば市小田の華の幹さんの試みも、とても大事なことです。
同じような催し、いろんな場所や機会で行われると良いなぁと強く思いました!
この記事へのコメント
二週連続のすみつかれ体験、お疲れさまでした!
坂東だけは行けましたが、小田の方も貴重な体験だったようですね(*^^*)
散策して、ヘルシーなすみつかれを食べるイベントとはステキですね。健康にもヨイ!
常総・坂東方面のイベントは、またアンテナ張っておきます。
色々な地域の中に、昔ながらの伝統を守りたいと思い、それを実行する方がいらっしゃるのは嬉しいことですね!
わたしも数十種類のすみつかれを食べたので、健康になりたいと思います!!
坂東だけは行けましたが、小田の方も貴重な体験だったようですね(*^^*)
散策して、ヘルシーなすみつかれを食べるイベントとはステキですね。健康にもヨイ!
常総・坂東方面のイベントは、またアンテナ張っておきます。
色々な地域の中に、昔ながらの伝統を守りたいと思い、それを実行する方がいらっしゃるのは嬉しいことですね!
わたしも数十種類のすみつかれを食べたので、健康になりたいと思います!!
Posted by ゆーぢ at 2015年03月03日 09:23
ゆーぢさま
坂東市の郷土料理まつり、その節は大変お世話になりましたm(_ _)m
小田の方も温かく楽しい企画で、参加できて、思わず幸せな気持ちになりました(^o^)。
この二つの企画を体験して、すみつかれ(しもつかれ)の大ファンになりましたよ~。
坂東市の郷土料理まつり、その節は大変お世話になりましたm(_ _)m
小田の方も温かく楽しい企画で、参加できて、思わず幸せな気持ちになりました(^o^)。
この二つの企画を体験して、すみつかれ(しもつかれ)の大ファンになりましたよ~。
Posted by かるだもん at 2015年03月03日 19:21
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