郷土菓子7 ~ 香川の『おいり』


旅行した先で見つけた郷土菓子をぼちぼちと紹介する、全国の郷土菓子シリーズ。

今回は香川県の『おいり』です。

郷土菓子7 ~ 香川の『おいり』
香川県方面に出かける機会があり、高松から丸亀方面に向かう途中にあった道の駅(たしか『滝宮』だったか)で購入。

プラスチック容器に、カラフルで小さな丸いあられのようなものが入っていました。

1粒が直径1cm程度と小粒。
淡いながらもカラフルで可愛いですねハート


最初、ひなあられみたいなものを予想して食べてみたら、違う!

郷土菓子7 ~ 香川の『おいり』まず、甘みとともに、ニッキの風味が口に広がります。
甘みも、市販の一般的なひなあられよりも強くない感じです。

そして、ひなあられよりもずっと軽く繊細。
強く触るとすぐに崩れてしまいます。
(なので、写真では、上部にあったものは、蓋からの圧力でちょっと崩れてしまっています汗

口に入れると、噛む前にすっと溶ける感じで、舌に餅米の風味が残りますハート

軽いのとニッキの風味で、結構、あとをひいて食べてしまいますキラキラ

原材料は、餅米、砂糖、水飴、ニッキ油、着色料


Wikipediaによると、香川県の「おいり」は、西讃岐地方の郷土菓子で、主に結婚式の引き出物として用いられてきたそう。

そのためか、高松に戻ってからも、何軒かのお土産屋さんで捜してみましたが、ちょっと見当たりませんでした。
『あの時、買っておいて良かった♪』と思いました(^^)vちょき

関東でも手軽に手に入ると良いなぁと思うのですが、先にも書いたように、とても壊れやすいお菓子なので、なかなか全国への輸送は難しそう。
それだからこその、郷土菓子なのでしょう(*^^*)
いつまでも大事されて食べ続けられて欲しいなぁと思いました笑


今までのシリーズ
豆電球郷土菓子 ~ 秋田・角館、山形・長井
豆電球郷土菓子 2~ 大阪・神戸
豆電球郷土菓子3~ 岩手
豆電球郷土菓子4~沖縄
豆電球郷土菓子5~岐阜(飛騨高山)
豆電球郷土菓子6~ 島根(隠岐)の そばかりん











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徒然なるままに、興味のあることを気ままに書いています。好きなことばは「中途半端も、たくさん集まればいっぱい!」(ドラマのセリフ)

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