2016年09月24日
郷土菓子5~岐阜(飛騨高山)
郷土菓子5~岐阜(飛騨高山)
今までのシリーズ
郷土菓子 ~ 秋田・角館、山形・長井
郷土菓子 2~ 大阪・神戸
郷土菓子3~ 岩手
郷土菓子4~沖縄
岐阜の飛騨高山は、『飛騨駄菓子』と呼ばれる郷土菓子の宝庫です♪
この夏に飛騨高山方面に行ってきて、見つけた『飛騨駄菓子』たち。
値段が手ごろで、懐かしく美味しい。
・こくせん
・角豆、豆板
・胡麻きなこ棒
・とちの実せんべい 2種類
・よもぎきなこ棒、ごまきなこ棒
『とちの実せんべい』
2種類買ってみました。
味も触感も違って面白い。
どちらが好きか、家族でも好みが分かれました。
・『こくせん』
黒ゴマを飴で固めたものですが、固くなくて、サクサク。
後を引くお菓子。
お土産として友人達に食べてもらったら、とても好評でした。
・『角豆』
またの名を『豆板』とも呼ばれます。
ピーナッツを飴で固めたもの。
固そうですが、手で割れますし、口の中でもサクサク食べられます。
・『よもぎきなこ棒』 『ごまきなこ棒』
きな粉と水あめで作られた「きな粉棒」は、郷土菓子のテッパンですね。
以前
郷土菓子3~岩手
でも書きましたが、
茨城は水戸の「吉原殿中」、
古河の「御家宝」、
埼玉の「五家宝」、
岩手の「どんひねり」
など(他にも全国にあると思います)も、
ポン米を水あめでまとめて、きな粉をまぶしたもので、「きな粉棒」と同じ系列のお菓子ですよね。
「駄菓子」といえども、
・水あめ
・大豆(きな粉)
・米(ポン米)
を使っていて、昔は高級食材。
そして滋養豊か。
『こくせん』や『角豆(豆板)』などは、木の実を飴で固めたもの。
これも滋養豊か。
郷土菓子は、ゴマ、落花生、くるみ、トチの実などの、種子類、木の実類を使うお菓子も多い気がします。
また、ヨモギなどの野菜(野草)類も加わったり。
もとは野や山で採れる草や木の実を使った、ささやかな食べ物だったのでしょう。
(木の実も大変貴重だったでしょうし)
それが、現代になり、砂糖が簡単に使えるようになってきて、甘いお菓子となっていった。
昔から続く文化を背景に、滋養豊かで愛情を感じるお菓子。
保存がある程度きくようなら、非常食にもなりそうですよね。
あなどれないですし、奥が深いと感じます。
私たちが飛騨高山に行ったときは、アニメ(『氷菓』)の舞台とのことで、あちこちポスターがあったり、聖地巡りをしているらしいグループや親子を見かけました。
最近話題の、アニメ映画『君の名は。』の風景も一部、飛騨地方を使っているそうですね。
聖地巡礼の皆さんのお土産にも良いかもしれません♪
おしゃれなお菓子も良いけれど、昔ながらの郷土菓子も、雰囲気ありますよ
【おまけ】
朝市で買った、
おもち3種類。
写真左から、
・紫蘇入り ・栗入り ・朴葉包み
どれも美味しかった♪
紫蘇入りもちは、目からうろこ。
朴葉包み餅は、そのままオーブンで軽く焼くと、葉っぱが良い感じに剥がれて、食べられます。
朴葉の香りは、ほんのり甘くやわらかいミント系の香りなんですね。
シリーズ前回
郷土菓子4~沖縄
でご紹介した、沖縄のむーちー等を包んでいる月桃(サンニン)の葉の香りを思い出しました!
昔から殺菌・保存効果があるから使われているとのことで、香りが似ているのもさもありなん・・・です(^^)
また『郷土菓子』が手に入ったら、このシリーズ続きます。
→ 郷土菓子6~ 島根(隠岐)の そばかりん
今までのシリーズ
郷土菓子 ~ 秋田・角館、山形・長井
郷土菓子 2~ 大阪・神戸
郷土菓子3~ 岩手
郷土菓子4~沖縄
岐阜の飛騨高山は、『飛騨駄菓子』と呼ばれる郷土菓子の宝庫です♪
この夏に飛騨高山方面に行ってきて、見つけた『飛騨駄菓子』たち。
値段が手ごろで、懐かしく美味しい。
・こくせん
・角豆、豆板
・胡麻きなこ棒
・とちの実せんべい 2種類
・よもぎきなこ棒、ごまきなこ棒
『とちの実せんべい』
2種類買ってみました。
味も触感も違って面白い。
どちらが好きか、家族でも好みが分かれました。
・『こくせん』
黒ゴマを飴で固めたものですが、固くなくて、サクサク。
後を引くお菓子。
お土産として友人達に食べてもらったら、とても好評でした。
・『角豆』
またの名を『豆板』とも呼ばれます。
ピーナッツを飴で固めたもの。
固そうですが、手で割れますし、口の中でもサクサク食べられます。
・『よもぎきなこ棒』 『ごまきなこ棒』
きな粉と水あめで作られた「きな粉棒」は、郷土菓子のテッパンですね。
以前
郷土菓子3~岩手
でも書きましたが、
茨城は水戸の「吉原殿中」、
古河の「御家宝」、
埼玉の「五家宝」、
岩手の「どんひねり」
など(他にも全国にあると思います)も、
ポン米を水あめでまとめて、きな粉をまぶしたもので、「きな粉棒」と同じ系列のお菓子ですよね。
「駄菓子」といえども、
・水あめ
・大豆(きな粉)
・米(ポン米)
を使っていて、昔は高級食材。
そして滋養豊か。
『こくせん』や『角豆(豆板)』などは、木の実を飴で固めたもの。
これも滋養豊か。
郷土菓子は、ゴマ、落花生、くるみ、トチの実などの、種子類、木の実類を使うお菓子も多い気がします。
また、ヨモギなどの野菜(野草)類も加わったり。
もとは野や山で採れる草や木の実を使った、ささやかな食べ物だったのでしょう。
(木の実も大変貴重だったでしょうし)
それが、現代になり、砂糖が簡単に使えるようになってきて、甘いお菓子となっていった。
昔から続く文化を背景に、滋養豊かで愛情を感じるお菓子。
保存がある程度きくようなら、非常食にもなりそうですよね。
あなどれないですし、奥が深いと感じます。
私たちが飛騨高山に行ったときは、アニメ(『氷菓』)の舞台とのことで、あちこちポスターがあったり、聖地巡りをしているらしいグループや親子を見かけました。
最近話題の、アニメ映画『君の名は。』の風景も一部、飛騨地方を使っているそうですね。
聖地巡礼の皆さんのお土産にも良いかもしれません♪
おしゃれなお菓子も良いけれど、昔ながらの郷土菓子も、雰囲気ありますよ
【おまけ】
朝市で買った、
おもち3種類。
写真左から、
・紫蘇入り ・栗入り ・朴葉包み
どれも美味しかった♪
紫蘇入りもちは、目からうろこ。
朴葉包み餅は、そのままオーブンで軽く焼くと、葉っぱが良い感じに剥がれて、食べられます。
朴葉の香りは、ほんのり甘くやわらかいミント系の香りなんですね。
シリーズ前回
郷土菓子4~沖縄
でご紹介した、沖縄のむーちー等を包んでいる月桃(サンニン)の葉の香りを思い出しました!
昔から殺菌・保存効果があるから使われているとのことで、香りが似ているのもさもありなん・・・です(^^)
また『郷土菓子』が手に入ったら、このシリーズ続きます。
→ 郷土菓子6~ 島根(隠岐)の そばかりん
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