2016年03月27日
【つくばのレトロ建築めぐり6】 旧筑波山郵便局
【つくばのレトロ建築めぐり6】 旧筑波山郵便局
つくばでも道を車で移動していたり、歩いていたり、ランニングしていたりする時に、ぱっと目に入ってきて、気になる『レトロ建築』を少しずつアップしているシリーズ。
(基本的に 旧公共建築物、お店・病院等の建物です)
→ 「つくばのレトロ建築めぐり1」
「つくばのレトロ建築めぐり2」
「つくばのレトロ建築めぐり3」
「つくばのレトロ建築めぐり4」
「つくばのレトロ建築めぐり5」
今回は、つくば市内に現存するレトロ木造建築の有名どころ、旧筑波山郵便局です。
筑波山神社から、『つくば道』を少し下ったところにあります。
白い壁と、赤い入口と窓枠がおしゃれ。
塗装のはげ具合に時の経過を感じます。
旧道「つくば道」沿いにあります。
階段を下りて左にある建物が、旧筑波山郵便局。
時が止まったような、静かな雰囲気。
遠くの景色も美しい。
逆に山の方向を見上げる形で。
毎年11月初めの頃にある『筑波山麓秋祭り』などのイベントの時に、公開されています。
この旧筑波山郵便局の建物自体、昭和50年(1975年)に新しい郵便局が出来て閉鎖されたままになっていたところ、2008年に開催された「第23回国民文化祭・いばらき2008」をきっかけに、イベント拠点として再生されたという経緯があります。
詳細 → adp archive サイト 旧筑波山郵便局プロジェクト http://info-d.geijutsu.tsukuba.ac.jp/~adp/project/08/1_2.html
入口窓からのぞくと、こちらも時が止まったような部屋の様子。
写真には写っていませんが、懐かしの赤ポストも中に仕舞われていました。
イベントの時には表に出るのかもしれませんね(^^)
建物の向かって右には、石の小さな祠が。
何の神様を祀っているのかな。
すぐ近く(階段を上ってまもなく)には、「対宝館」跡地も。
古くから続く旅館だったそうです。
東日本大震災の被害がもとで取り壊されたと聞きました。
取り壊す前の姿を見たかった。出来れば一度宿泊したかったです
看板がありし日の姿を偲ばせます。
筑波山麓、北条から筑波山神社までつづく『つくば道』。
江戸時代初頭、当時の筑波山知足院中禅寺は、江戸の鬼門を守る祈願所として幕府から寄進を受け、多くの建築物を建てる物資を運ぶために、「つくば道」が作られたといいます。
今は敷地のほとんどが筑波山神社になっていますが、現在も残る境内の『ご神橋』、『厳島神社』、『春日神社』、『日枝神社』の資材は、このつくば道を運ばれてきたのですね。
江戸の初期から現在まで、人々の往来を見てきた『つくば道』
そして、その終点近くにある旧筑波山郵便局。
イベント会場としての復活した第二の人生、続いて欲しいです。
つくばでも道を車で移動していたり、歩いていたり、ランニングしていたりする時に、ぱっと目に入ってきて、気になる『レトロ建築』を少しずつアップしているシリーズ。
(基本的に 旧公共建築物、お店・病院等の建物です)
→ 「つくばのレトロ建築めぐり1」
「つくばのレトロ建築めぐり2」
「つくばのレトロ建築めぐり3」
「つくばのレトロ建築めぐり4」
「つくばのレトロ建築めぐり5」
今回は、つくば市内に現存するレトロ木造建築の有名どころ、旧筑波山郵便局です。
筑波山神社から、『つくば道』を少し下ったところにあります。
白い壁と、赤い入口と窓枠がおしゃれ。
塗装のはげ具合に時の経過を感じます。
旧道「つくば道」沿いにあります。
階段を下りて左にある建物が、旧筑波山郵便局。
時が止まったような、静かな雰囲気。
遠くの景色も美しい。
逆に山の方向を見上げる形で。
毎年11月初めの頃にある『筑波山麓秋祭り』などのイベントの時に、公開されています。
この旧筑波山郵便局の建物自体、昭和50年(1975年)に新しい郵便局が出来て閉鎖されたままになっていたところ、2008年に開催された「第23回国民文化祭・いばらき2008」をきっかけに、イベント拠点として再生されたという経緯があります。
詳細 → adp archive サイト 旧筑波山郵便局プロジェクト http://info-d.geijutsu.tsukuba.ac.jp/~adp/project/08/1_2.html
入口窓からのぞくと、こちらも時が止まったような部屋の様子。
写真には写っていませんが、懐かしの赤ポストも中に仕舞われていました。
イベントの時には表に出るのかもしれませんね(^^)
建物の向かって右には、石の小さな祠が。
何の神様を祀っているのかな。
すぐ近く(階段を上ってまもなく)には、「対宝館」跡地も。
古くから続く旅館だったそうです。
東日本大震災の被害がもとで取り壊されたと聞きました。
取り壊す前の姿を見たかった。出来れば一度宿泊したかったです
看板がありし日の姿を偲ばせます。
筑波山麓、北条から筑波山神社までつづく『つくば道』。
江戸時代初頭、当時の筑波山知足院中禅寺は、江戸の鬼門を守る祈願所として幕府から寄進を受け、多くの建築物を建てる物資を運ぶために、「つくば道」が作られたといいます。
今は敷地のほとんどが筑波山神社になっていますが、現在も残る境内の『ご神橋』、『厳島神社』、『春日神社』、『日枝神社』の資材は、このつくば道を運ばれてきたのですね。
江戸の初期から現在まで、人々の往来を見てきた『つくば道』
そして、その終点近くにある旧筑波山郵便局。
イベント会場としての復活した第二の人生、続いて欲しいです。
落語『紋三郎稲荷』 の舞台を訪ねて (三)
落語『紋三郎稲荷』 の舞台を訪ねて (二)
落語『紋三郎稲荷』 の舞台を訪ねて (一)
茨城3つの養蚕信仰の聖地について(9) 地元の方から教えて頂いた神栖に伝わるお話
国立歴史民俗博物館 企画展 『陰陽師とは何者か』 を見て
映画『石岡タロー』
落語『紋三郎稲荷』 の舞台を訪ねて (二)
落語『紋三郎稲荷』 の舞台を訪ねて (一)
茨城3つの養蚕信仰の聖地について(9) 地元の方から教えて頂いた神栖に伝わるお話
国立歴史民俗博物館 企画展 『陰陽師とは何者か』 を見て
映画『石岡タロー』
Posted by かるだ もん at 22:30│Comments(4)│茨城&つくば プチ民俗学・歴史
この記事へのコメント
お久しぶりです。
旧筑波山郵便局、行ったことがあります。
石段が結構きついですよね。
http://stk1031.blogspot.jp/2013/10/2013.html
http://stk1031.blogspot.jp/
旧筑波山郵便局、行ったことがあります。
石段が結構きついですよね。
http://stk1031.blogspot.jp/2013/10/2013.html
http://stk1031.blogspot.jp/
Posted by stk at 2016年03月27日 23:27
stkさま
コメントありがとうございます。
石段を登られて行かれたのですね!
ブログ拝見しました。筑波山の記念切手があるのですね!イベントの時に販売されるのでhそうか。素敵です(*^^*)
コメントありがとうございます。
石段を登られて行かれたのですね!
ブログ拝見しました。筑波山の記念切手があるのですね!イベントの時に販売されるのでhそうか。素敵です(*^^*)
Posted by かるだもん at 2016年03月28日 19:59
旧筑波山郵便局は、レトロな雰囲気があって良いですよね♪(*^^*)゙
筑波山神社の御座替祭では、この道を御神輿が登って来ますが、あの急な階段を一気に駆け上っていました!
赤ポストは、イベントの時も屋内にありましたよ、あそこが定位置のようです(笑)
筑波山神社の御座替祭では、この道を御神輿が登って来ますが、あの急な階段を一気に駆け上っていました!
赤ポストは、イベントの時も屋内にありましたよ、あそこが定位置のようです(笑)
Posted by ふるたこ at 2016年03月29日 01:09
ふるたこさま
コメントありがとうございます。
御神輿があの坂を毎回「駆け上がっている」のって、考えてみるとすごいですね!
赤ポストはイベント時も外には出ないのですね,,,φ(.. ) まあ、重いのでそうそう移動出来なさそうですよね(^^;)
コメントありがとうございます。
御神輿があの坂を毎回「駆け上がっている」のって、考えてみるとすごいですね!
赤ポストはイベント時も外には出ないのですね,,,φ(.. ) まあ、重いのでそうそう移動出来なさそうですよね(^^;)
Posted by かるだもん at 2016年03月29日 08:12
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