2014年11月15日
(51)目と味で愛でる「つくばの秋」 福来みかんマーマレード風味ニンジンソテー
【家庭で堪能!おいしい茨城&つくば(51)】目と味で愛でる「つくばの秋」 福来みかんマーマレード風味ニンジンソテー
いよいよ、紅葉が深まってまいりました、つくばです。
筑波山も山頂から、葉の色づきが段々下山してきました。
そして、つくばの中心地も、トウカエデ、プラタナス、イチョウの葉が美しくなってきています。
そんな『つくばの秋』を、目と味で楽しめちゃう料理、福来みかんマーマレード風味ニンジンソテーです。
マーマレードは、もちろん出回り始めた、筑波山の『福来みかん(ふくれみかん)』を使用♪
ニンジンも、手に入ったら、赤と黄色の二色を使うと、より紅葉っぽいですね。
いちょう切りしたニンジンが、紅葉で色づく木々や、足元に敷き詰められた紅葉を彷彿させてくれる一品。
バターでソテーしたニンジンの甘みと、ふくれみかんマーマレードの香りがあとを引きます
【材料】
・福来みかん(ふくれみかん) のマーマレード 適宜(今回は下の分量で大匙2程度)
市販のものでも、手作りでもOK。
※マーマレードを手作りの場合は後述。
・ニンジン 今回は赤と黄色の二種類のニンジン いずれもつくば産
・無塩バター 適宜(今回は中くらいのニンジン2本で、大匙1程度)
・塩 少々
・こしょう 少々
【作り方】
1. ニンジンは、2mm位の薄さのイチョウ切り。
・・・紅葉を再現するために、イチョウ切りにこだわって。
2. 熱したフライパンにバターを入れて溶かす。
3. そこにカットしたニンジンを加え、バターが全体にまわるように混ぜてから、フタをして、弱めの中火で蒸し焼き。
時々、かき混ぜて、均一に火が通るように、さらに焦げないように気をつける。
4. 5分ほど蒸し焼きして、ニンジンにしんなり火が通ったら、塩こしょうを少々(隠し味程度)して、全体を混ぜる。
5. 火を一度止めて、マーマレードを加えて混ぜてから、再度さっと火を通して出来上がり。
※数時間おいて味をなじませると、より美味しいです。
ニンジンの色に映えるように、緑の野菜を添えるのも良いですね。
写真は、ホウレンソウのシンプルなソテー(塩コショウのみ)を添えてみました。
じっくり蒸し焼きした、薄切りニンジンの甘みと香ばしさ、バターのコクに、マーマレードの華やかな香りとほのかな苦みが、とてもマッチします。
お肉と一緒に食べても意外に会いますし、ワインのおつまみにも合います♪ 特に白ワインに合う気がします
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福来みかん(ふくれみかん)のマーマレード の作り方
【材料】
・福来みかん(ふくれみかん) つくば産 適宜 今回10個程度
・砂糖 適宜(一般に、みかんの重さの5割~7割程度の量ですが、お好みで加減)
・レモン 1個 土浦産
【作り方】
1. 福来みかんの実を絞り、皮をむいて、細く刻む。
※ 絞った果汁は後で使います。
2. 刻んだ皮を、水から茹でで、煮こぼす。(あく抜き)
2~3回繰り返すと、苦味が和らぎますが、香りも減ります。お好みで加減して下さい。
ちなみに私は1回だけです。苦味も少々ある大人味ですが香りがたまりません
3. あくを抜いた皮を鍋に入れ、やっと浸る位の水を加え、砂糖も一部加え、煮る。
沸騰したら弱火にして30分程度煮る。焦がさない用に注意。
※保温調理鍋だと10分ほど煮てから1~2時間保温調理しても大丈夫。
※途中で味を見ながら、適宜砂糖を加えて、水分がそこの方に少しになるまで、焦がさないように加熱。
4. 最後にレモンを絞り、先に絞った福来みかん果汁とレモン果汁も加えて、、一煮立ちさせて出来上がり。
5. 熱湯消毒した瓶などに入れて冷蔵庫で保存します。
※かなりもつとは思いますが、うちでは1カ月程度で食べ切ります(というか、なくなります(笑))。
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これからが旬、筑波山特産の福来みかんをつかった、つくばの紅葉を、目と味で愛でる一品。
簡単で美味しいです♪
是非、お試しくださいませ
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