茨城県南西の七不思議(仮)その2


※2014年7月26日・8月2日に、FM84.2MHzラヂオつくば『つくばね自由研究クラブ』で放送した内容の再構築したものです。


不思議で、ちょっとロマンも感じる、昔から語られている、または忘れられようとしている「不思議」を、
自称つくばのミステリーハンター汗の私の好みで独自に7つ選定した
茨城県南の七不思議(仮) 」 
です。

豆電球前回までのお話 → 茨城県南西の七不思議(仮)その1



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3. 汗をかく不動尊 つくば市妻木   

『汗をかく○○像』というのは、世の中に時々ある『不思議な話』なのですが、大抵は、不吉なこと、天変地異の前に汗をかく・・・というのが多いようです。
でも、この妻木の不動尊は、『願いが叶う頃』汗をかく・・・ということで、嬉しい汗なのもあり、地元つくばでもあり、選びましたちょき

●ストーリー:
一心にお参りをして、願いが叶うころになると、不動尊が汗をかく・・・ということで、崇敬者が増えた。




妻木の集落の一角にある不動尊を祀っている祠。
「桜村の民俗」に掲載の写真とたたずまいが変わらないのも、ちょっと嬉しいです笑
道路に面している土地に建っていますが、個人の方の土地のようなので、入るのに遠慮し、遠くからのお参りとさせて頂きました。







4.如蓮和尚の火伏せの龍の絵 つくば市花室、土浦市文京町 他  

如蓮和尚さんは、後には大寅(だいいん)和尚と呼ばれ、江戸末期に現在のつくば市、土浦市におられた方です。

●ストーリー:
如蓮和尚(後の大寅和尚)さんは、31才のころ、今のつくば市の花室にある、覚王寺の住職になって、村人に大変慕われていた。
その後、土浦のお殿様(土屋氏)に乞われて、土屋氏の菩提寺の神龍寺(現在の土浦市文京町)の住職になり、お寺の再建に尽力された。

この如蓮(大寅)和尚さんは、お寺再建に協力者へのお礼や、何かのちょっとしたお礼に村人に、墨で龍の絵を描いて贈っていた。
その墨をするために使った水は、霞ケ浦の沖で汲んだ名水を使ったとのこと。

如蓮(大寅)和尚さんは、何枚も龍の絵を描かれたそうで、これらの絵が掲げられている建物や部屋の近くに火事の火が及ぶと、あら不思議、火がうそのように消えて絵が無事だった・・・とう奇跡話が、複数伝わっているそうで、『火伏せ龍』または『一筆龍』の呼ばれています。
「桜村の昔ばなし」によると、昭和30年にも、奇跡が桜村であったとのこと。

「民話100話 土浦ものがたり」に掲載されている掛け軸状の絵を見ると、薄墨でダイナミックに描かれた、抽象画のような龍の姿です。




如蓮(大寅)和尚さんが最初に来られた、覚王寺(つくば市花室)
花や樹木もきれいで、落ち着いた雰囲気のお寺さんでした。









向かって右側の灯篭には、立派な龍の彫り物がありました。









曹洞宗のお寺らしく、『問答石』が。
趣ある木製の看板に、その説明が書かれていました。











その後、住職となり、尽力されて再建されたという神龍寺(土浦市文京町)
土浦市立図書館のすぐそばにあります。









お寺にある土浦市教育委員会の説明版。市指定文化財『旧本堂天井画の雲竜図』もあるそう。
水墨で書かれた図は沼尻墨僊が描いたもので「大寅和尚と墨僊との関係や、その交流の様子を伝えるものといえる』(説明版より)とのこと。







本堂に掲げられた額。多分『神龍寺』と書かれているのだと。
筆跡というか字体が龍を意識しているデザインで、素敵です。

火伏せ龍の図、拝見してみたいです。





残り3つは、次回 →  茨城県南西の七不思議(仮)その3
乞うご期待♪



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豆電球【参考文献】

『桜村の昔ばなし』  佐野春介  筑波書林
『桜村の民俗』  桜村教育委員会
『民話100話 土浦ものがたり』 本堂 清  常陽新聞社
『平成23年 特別展 妖怪見聞』 茨城県立歴史館 編集・発行





















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徒然なるままに、興味のあることを気ままに書いています。好きなことばは「中途半端も、たくさん集まればいっぱい!」(ドラマのセリフ)

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特に自分の勉強も兼ねて、
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