2009年10月03日
路傍のいろいろ(4) お供え観察 その2
つくばプチ民俗学・・・路傍のいろいろ(4) お供え観察 その2(初出:つくば市民レポーターサイト2009年10月03日 19時50分)
路傍の石造物へのお供え観察 第二段です。
手代木地区の道祖神です。
国道408号 手代木交差点近くの墓地の脇にある道祖神の祠です。
新しい祠と古い祠が並んでいます。
古い方は脇に「天保十亥二月」という刻印が読めます。
この写真は今年6月上旬ごろの写真です。
手作りの布製わらじや、女性物のサンダルがお供えされています。
湯のみもありますので、お茶かお水かお酒なども お供えされているようです。
こちらの道祖神では 以前、男性物のサンダルがお供えされているのも見たことがあります。
足腰の病気の平癒祈願でしょうか。または、旅行などの道中安全祈願でしょうか。
上記の道祖神よりやや西の農道沿いにある道祖神。
向かって一番右が新しい道祖神、一番左が古い道祖神です。土に埋もれかかっている古い方は脇に「天保(?)十(?)」とうっすら読める刻印があります。
真ん中の石造物はよくわかりませんが、かなり風化が進んでいて古いものだということが分かります。
この写真は今年9月中旬の写真です。
こちらの道祖神には お米がお供えされています。時期から、今年の新米だと思われます。
また、ペットボトルに入った液体(透明なので、水か酒か)と、やや扁平の丸い黒っぽい石もお供えされています。
よく見ると、向かって右の橋、台座の脇に、同じような丸い石が数個置かれています。
どうも、何かの祈願に、この丸い石を置くように思われます。
(さらによく見ると、小銭(1円玉)も置かれています)
この石についても、もし地元の方からお話が聞くことができたら、どういった意味かアップしたいと思っています。
-----------------------------------------------------------
掲載当時頂いたコメント
いろんなところに残っているんですね。
私は普段、気付かずに通り過ぎているんだろうなあ。
by hongmei at 10月6日 6時10分
hongmei1さま
歩いているといろいろなことに気付かされて面白いですよね!あと、何気なく写真を撮ったものも、後からよく見るといろいろ気付いてこれも面白いです。もっと行動範囲を広げてみて、小さなことでも見つけてみたいと思っています。
by かるだもん at 10月10日 9時17分
路傍の石造物へのお供え観察 第二段です。
手代木地区の道祖神です。
国道408号 手代木交差点近くの墓地の脇にある道祖神の祠です。
新しい祠と古い祠が並んでいます。
古い方は脇に「天保十亥二月」という刻印が読めます。
この写真は今年6月上旬ごろの写真です。
手作りの布製わらじや、女性物のサンダルがお供えされています。
湯のみもありますので、お茶かお水かお酒なども お供えされているようです。
こちらの道祖神では 以前、男性物のサンダルがお供えされているのも見たことがあります。
足腰の病気の平癒祈願でしょうか。または、旅行などの道中安全祈願でしょうか。
上記の道祖神よりやや西の農道沿いにある道祖神。
向かって一番右が新しい道祖神、一番左が古い道祖神です。土に埋もれかかっている古い方は脇に「天保(?)十(?)」とうっすら読める刻印があります。
真ん中の石造物はよくわかりませんが、かなり風化が進んでいて古いものだということが分かります。
この写真は今年9月中旬の写真です。
こちらの道祖神には お米がお供えされています。時期から、今年の新米だと思われます。
また、ペットボトルに入った液体(透明なので、水か酒か)と、やや扁平の丸い黒っぽい石もお供えされています。
よく見ると、向かって右の橋、台座の脇に、同じような丸い石が数個置かれています。
どうも、何かの祈願に、この丸い石を置くように思われます。
(さらによく見ると、小銭(1円玉)も置かれています)
この石についても、もし地元の方からお話が聞くことができたら、どういった意味かアップしたいと思っています。
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掲載当時頂いたコメント
いろんなところに残っているんですね。
私は普段、気付かずに通り過ぎているんだろうなあ。
by hongmei at 10月6日 6時10分
hongmei1さま
歩いているといろいろなことに気付かされて面白いですよね!あと、何気なく写真を撮ったものも、後からよく見るといろいろ気付いてこれも面白いです。もっと行動範囲を広げてみて、小さなことでも見つけてみたいと思っています。
by かるだもん at 10月10日 9時17分
落語『紋三郎稲荷』 の舞台を訪ねて (三)
落語『紋三郎稲荷』 の舞台を訪ねて (二)
落語『紋三郎稲荷』 の舞台を訪ねて (一)
茨城3つの養蚕信仰の聖地について(9) 地元の方から教えて頂いた神栖に伝わるお話
国立歴史民俗博物館 企画展 『陰陽師とは何者か』 を見て
映画『石岡タロー』
落語『紋三郎稲荷』 の舞台を訪ねて (二)
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Posted by かるだ もん at 19:50│Comments(2)│茨城&つくば プチ民俗学・歴史
この記事へのコメント
裏筑波表筑波を調べているうちに貴ブログに辿り着きました。
408の道祖神のサンダル!見たことがあります!
なぜそこに、と不思議でした。
408の道祖神のサンダル!見たことがあります!
なぜそこに、と不思議でした。
Posted by どすこい母ちゃん at 2017年03月27日 21:46
どすこい母ちゃん さま
コメントありがとうございます!
上の記事の手代木交差点の近くの道祖神、現在も時々、サンダルがお供えされているのを見かけますね。地元の信仰が厚いんだなぁと思います。もしかすると、霊験あらたかなのかもしれませんね(^^)
コメントありがとうございます!
上の記事の手代木交差点の近くの道祖神、現在も時々、サンダルがお供えされているのを見かけますね。地元の信仰が厚いんだなぁと思います。もしかすると、霊験あらたかなのかもしれませんね(^^)
Posted by かるだもん at 2017年03月27日 22:42
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