※2013年1月6日(日)放送の ラヂオつくば『つくば井戸端レポーター』でお話しした内容を再構築しております。


巳年!金運&健康運にご利益あり!? ヘビの伝説に彩られた神社・場所 in 茨城(1)


今年は2013年・平成25年で、干支は巳年。ヘビですね。
そこで、縁起の良いヘビのお話、茨城県内のヘビにちなむ神社や場所について、お話したいと思います。


● 蛇は金運、勝負運のお守り!?

 え~っ ヘビ!気持悪い~という方も多いでしょうが、気持悪く、嫌われもののヘビですが、実はお守りにもなってる ってご存知ですか?

 ちょっと前、つくば市内のジュエリーショップを何件か廻る機会があったのですが、びっくりしたのが、どのお店にも、18金のリアルな蛇のモチーフのネックレスが陳列されていたこと。
 ヘビは、金運、勝負運を上げる というそうですから、そういった方が身につけるというニーズが確実にあるんでしょう。

 また、ヘビの抜け殻でできた財布ってご存知ですか。昔、私も、実家にあって見たことあるんですが、ヘビのぬけがらも、昔からお守りとされることがあったようです。


● たくましい生命力! そして脱皮を繰り返す

 さて、観光地や動物園などで、ヘビを肩に乗せたことある方、いらっしゃると思います。
その体験のある方、乗せてみていかがでしたか。

 私も、ニシキヘビを肩に乗せたことありますべーっ。 外国に行ったときに、ノリで乗せたんですが、まず、ずっしりと重い。
 そして感触はひんやりさらさら。暑い国だったので気持が良いくらい。
 でもヘビの身体全体、これ筋肉…という感じで、『コイツを怒らせたら、絞殺されるな』と本気に思いました。
・・・つまり、リアルな生命力を感じたわけです。

 ヘビは脱皮を繰り返す。…何度も生まれ変わる。そして非常にたくましい(なかなかくたばらない)…生命力の象徴 といわけなんですグッド

 そういうわけで、2013年、平成25年、今年こそ、たくましく、生命力あふれて生活でき、おまけに金運のお願いも出来るかもしれない、茨城県内、蛇に関わりがあったり、蛇の伝説が伝わる神社・場所をご紹介します。
是非お参りに行かれると良いことあるかもしれません♪

1.つくば  

・筑波山 白蛇弁天

 昔、この岩の近くに大きな白い鳥居のようなものがあり、ある人が寄りかかると動いたそうです。見ると鳥居でなくて、大きな白蛇で、驚いて逃げてきたとのこと。それを、中禅寺(江戸時代までは、
筑波山神社でなく、中禅寺という大きな寺院でした)の住職が、『人を驚かしてはいけない』と、この岩の中にその白ヘビを封じ込めた
・・・という伝説が伝わっている白蛇弁天(文献1)。

 今でもその岩の裂け目から白蛇が見えるという話もあるようですが、キラキラ心がきれいでないと白蛇は見えない といいます(文献1)
 また、ここで白蛇を見た人はお金持ちになれるちょき という伝説も伝わっているようです(文献2)。


筑波山神社の東側からの登山ルートの白雲橋ルートの途中にあります。登山道入り口から、大体20分程度登った所に、たくさんの石が積まれた大きな岩があります。そこが白蛇弁天のイワヤです。
 『白蛇弁天』という看板があります。 


大きな岩の上に祠があります。祠には可愛らしい陶製の白蛇が2体置かれていました(^^)。

岩の上やまわりには、小石がたくさん積み上げられています。
山の下から、願かけのために石を持って登って、置いていったものかもしれません。

石に覆われているのもあり、白ヘビが見えるという岩の裂け目は分かりませんでした。

さて、私たちが訪ねた時は、トレイルランの大会が行われており、私たちが息を切らせて登っている登山道を走って駆け上がるたくさんの人たちに出会いました走る

← 遠くの人影が、トレイルラン大会の参加者の皆さん。

 

岩の裂け目で白蛇は見られませんでしたが、祠の可愛い白蛇の像と、『生命力溢れる!』坂道を駆け上がる、トレイルラン大会のたくさんのランナーに会えました

尚、ご利益につきましては、伝説の他に一般には、弁天(弁才天)のご利益(ごりやく)は、弁才、長寿、財宝、除災、戦勝があるそうです(文献3)。お願いしてみると良いかもしれません! 


・筑波山神社内 厳島神社 

筑波山神社の境内にも、実は、蛇に縁のある場所があります。 

随神門を通り、拝殿に上がる階段の手前で左に行くと、小さな池に囲まれたお社があります。
それが、厳島神社です。 

神社の前には説明の看板があります。
三代将軍 徳川家光公が寄進で、琵琶湖の竹生島の厳島神社を勧請したものとのこと。祭神は市杵島(いちきしま)姫命
。茨城県の指定文化財です(文献4,5)。

参考:筑波山神社ホームページの「みどころ」 → http://www.tsukubasanjinja.jp/cgi-bin/tsukubasanjinja/siteup.cgi?category=5&page=1


正面の向拝の上部(蟇股といわれる部分)に、リアルな蛇の彫刻があります。

本家の竹生島でも、祭神の市杵島姫命は、仏教の弁才天と同じとされていて、神使が、蛇だそうです。

建物に神使の彫刻を施すことで、お祀りしている神様の名前を表しているのだそうです!(文献5)


ご利益は、市杵島姫命は、もともと海の神様、航海の神様のようで、そこから、交通安全・開運厄除のご利益(ごりやく)があるとされているようです。
また前述したように、市杵島姫命と同じとみなされている弁才天は、弁才、長寿、財宝、除災、戦勝のご利益があるそうです(文献5)ハート
 

さて、ここで、クイズ1 

筑波山神社境内にある、厳島神社。正面屋根の下の蟇股(かえるまた?)の部分に蛇の彫刻がありますが、神社裏手には、猪の彫刻があります。これは何故でしょうか。

← 躍動感あふれる 猪の彫刻

 答えは、次回! 

以下続きます。お楽しみに♪  → ヘビの伝説に彩られた神社・場所 in 茨城(2)


***********************************************
参考文献

1.『筑波歴史散歩』 宮本宣一 著 崙書房
2.『筑波の昔ばなし 上』 仲田安夫 著 筑波書林
3.『茨城・蛇の民俗と民話』 更科公護 著 筑波書林
4.『郷土の先達とゆ く筑波山』 結デュエット発行・発売
5.『つくば市の文化財』 つくば市教育委員会編集 つくば市発行


(初出 『つくば市民レポーター』サイト 2013年1月14日 21時52分)


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徒然なるままに、興味のあることを気ままに書いています。好きなことばは「中途半端も、たくさん集まればいっぱい!」(ドラマのセリフ)

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