2010年02月26日

(12) 寒鯉の味噌煮


家庭で堪能! おいしい 茨城&つくば (12) 寒鯉の味噌煮


1か月前の1月末の頃の話題だったのですが、アップしそこなっていて、ここ数日急に春めいてきましたのもあり、あわててアップします。

 「魚は冬に脂が乗る」というのは本当だと実感したのが、以前行ったアクアワールド大洗水族館でのこと。夏の頃は何度か行ったことがあったのですが、ある時、冬休みの時期に行ってびっくり。 

大水槽を ゆうゆうと泳ぐ、豚・・・ではなくて、サメ! 

どいつもこいつも、よーく肥え太っていて、シャープなイメージとおよそかけ離れた呑気な姿に、「魚は冬、脂が乗るって本当だったんだ」と実感しました。
「海豚」はイルカですが、本当は「冬のサメ」かもしれないと思った次第です。まあ、水族館なんで、することもなくエサ食べていたら、それは太りますよね。。。(←自戒 )

 前置きが長くなりました。寒鯉です。

 以前、某TV番組「○ンミンショー」で、茨城出身の渡辺徹さんが「真冬の鯉や鮒は、脂が乗っていて、ものすごく美味しい」と言っていたのが気になり、この時期になると食べたくなる寒鯉です。

 手軽なのは、売っている「鯉の旨煮」の真空パックですが、正直、お店や製造場所によってかなり違いがあり、臭みが全くないものと、川魚特有の臭みが残ってしまっているものがあります。

 後者を食べたら、鯉料理を嫌いになってしまいます。あれはもったいない。


尚、有名処のものが必ずしも美味しいわけでなく、行方市や北浦、涸沼あたりの、道端の地元の野菜等を売っているところで、お惣菜として売られているものが、経験上、美味しいものがあるようです。しかも、安くて量も多い。

 さて、今回(1カ月ほど前の1月最後の頃)、土浦・荒川沖の某スーパーマーケットで切り身が売られているのを発見!自分で鯉料理にトライしてみることにしました。 

煮魚は、刺身になるくらい新鮮でないと、臭みが出て美味しくないし、私は煮魚は苦手料理で、ほとんど作ったことありません。



しかも、今回、鯉! 
 川魚は特に、「生きているものを、さばいてすぐ料理」しないと、臭みが出て食べられない。。。そうなので、スーパーで切り身を見て、しばらく考えましたが、購入。


切り身のくせに、ウロコがついていて「!?」と思いましたが、調べると、鯉の煮ものはウロコも食べるとのこと。了解。

 初挑戦、鯉の味噌煮を作ることにしました。

材料:

 ・新鮮な鯉の切り身(今回は茨城・北浦産)
 ・日本酒(なければ水でも可) ・味噌(今回は八丁味噌を使用) ・味醂 
 ・お好みでショウガなど
※長時間煮るため、鍋は、家計にも地球にも優しい保温鍋(○ャトルシェフなど)がおすすめ。


湯通しした鯉の切り身


作り方:

(1)(下ごしらえ)切り身を軽く洗って、 煮たてたお湯にさっとくぐらせ、ざるに取っておきます。


(2) 鍋にひたひたになるぐらいの日本酒を入れ、沸いたら、味噌(今回は八丁味噌)と味醂を溶かします。
 そこに、鯉の切り身を入れて、まずは20分ほど、弱火でじっくり煮ます。アクも丁寧に取ります。


(3) 火からおろし、鍋を保温器にセット。時々火を入れてやって、さらに丸1日位、じっくり煮ていきます。
 ※お好みでショウガなど入れると良いと思いますが、今回は、入れていません。

で、出来上がり。

 

鯉の味噌煮 。

少々崩れかかっている
のは愛嬌で  恐る恐る食べてみると、旨ぁ~~い! 
しかも全く臭みがない!ショウガ入れてないのに。
すごく新鮮な切り身だったんでしょう。スーパーマ○ヘイ、偉い!

 ウロコが、シャクシャクと心地よくクリスピーなのも良いですね。
 肝や卵も美味しく、これは家族で取り合いです。


  これは、昔は、ものすごい御馳走だというのも頷けます。今ももちろん御馳走ですが。
 あっという間に食べてしまいました。



唐芋の味噌煮

煮汁が残ったので、翌日、この煮汁で唐芋(つくば産)を煮ました。

 鯉の良い出汁が唐芋に染みて、これまた美味しい。唐芋は、里芋に味は似ていますが、里芋とは違う栗のような風味もあり、皮をむくのも里芋よりも楽で、大好きです。

 
 水郷地帯に近いエリアならでは の、新鮮な寒鯉。
 是非、冬の御馳走、味噌煮・旨煮にトライしてください。


※ところで、つくばのスーパーマーケットで鯉の切り身を売っている所を、今のところ見たことがありません。
 土浦に行くと時々見かけるぐらいです。つくばでも、切り身、売ってほしいなぁ。
 週末、行方か涸沼に行こうかなぁ。。。

(初出 『つくば市民レポーター』 2010年2月26日 19時40分)


★頂いたコメントと回答

* コメント

 ★鯉ですか。20年以上前に新潟で友人の奥さんが醤油味で砂糖が効きコッテリと煮てくれたものを恐るおそる食べました。釣り好きのご主人が釣ってきた物でしたので、美味しかったのですが、それが最初で最後になっています。
 一昨年平潟港でアンコウのどぶ汁鍋を食べました。美術館の帰りに観光協会で地元の人が行く店を紹介されて行きました。
 平潟港に面している目立たない小さい店ですがとても混んでいました。とても美味しかったので場所はしっかり覚えていますが、店の名前は?忘れました。
 以前水戸の有名店で食べた品のいいアンコウ鍋より美味しかったと思います。
 美味しい鯉の味噌煮のお話しを読み、鮟鱇を思い出しました。
 次のお料理紹介を期待して待っています。(^o^)丿
 by ポップコーン at 3月2日 20時56分

  ●ポップコーンさま
  平潟のアンコウ鍋良いですね~! 私も20年近く前になりますが、平潟の民宿に泊まって食べたアンコウ鍋や魚介料理  が忘れられません。その何年か後、平潟に行った時、どこのお宿だったか探したのですが、分かりませんでした。残念。
   やはり、魚料理は漁港近くの地元の人で賑わうお店に勝るものはないですよね。
   by かるだもん at 3月3日 21時28分






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Posted by かるだ もん at 19:40│Comments(0)家庭で堪能!おいしい 茨城&つくば
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・郷土食研究会うまかっぺ!茨城



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