茨城こんなもの見つけた♪(35) 茨城の広い空!を感じるカレンダー


特に東京方面から帰ってきて、茨城に近づいてくると、キラキラ空の広さキラキラを感じます。

The 関東平野の空!

冬の澄んだ空気の晴天の日は、

西に富士山、関東山地、
北に日光連山、
そして東に筑波山系


が見渡せますキラキラ

空の広さを、痛い汗ほど感じるのが、晩秋~冬の日の出・日の入の時刻ですよね?

春から秋の初めの気温が高い頃は、湿度も高いせいか空気も靄がかかっているため、気になりませんが、
空気が澄み渡る晩秋~冬は、朝夕の太陽光晴れを遮るものがない!
だから、信号は見えないは、人や自転車は見えにくいわ・・・車の運転が怖いぶーっ
!!運転には十分に注意しましょう。

・・・前置きが長くなりました。


そんな、北関東の広~い空を感じさせるカレンダーがあると聴き、早速購入しました!
ストームチェイサー青木豊さん撮影/文 の写真の卓上カレンダーです。


空から水田の水面にグラデーションの様に続く、夕方の空の色。

北関東に住んでいると、よーく分かる、雷(らい)様の落雷。

青い空に映える筑波山。

地平線近くまで続く、様々な姿を見せる雲。


一枚一枚、見入ってしまいますハート

撮影場所の記載もあったらもっと良かったなぁと思いますが、『ここはどこだろう?』と、知識を総動員させて考えるのも楽しいかな。

発行の結エディットは、つくば市内にある出版社さん。
そして、今回購入したのは、平日昼間だけの開店ですが、復活した友朋堂吾妻店
さらに、私が販売を知ったのは、昼休みに聴いていた、地元のFMラヂオつくばのお昼の生放送!

なんか嬉しくなりますね笑

この卓上カレンダーを机の上に置いて、2018年を迎えようと思いますちょき








  
タグ :カレンダー

Posted by かるだ もん at 18:53Comments(0)こんなもの見つけた!
桜川・椎尾山薬王院の龍の天井画の伝説


筑波山の男体山の北側(桜川市)の山の中腹に、古刹 椎尾山薬王院があります。
立派な三重塔(茨城県指定文化財)で有名です。

 豆電球椎尾山薬王院については、以前書いた記事もご参考まで
  → 茨城の古刹の三重塔~前編~ 早春の椎尾山薬王院を訪ねて



山門
(以下、写真は2017年3月撮影)

ここから急な階段を上がると・・・







本堂(桜川市指定文化財)










本堂に向かって左手奥に、茨城県指定文化財の三重塔。









冒頭で紹介した、以前の記事でもちょっと触れていますが、こちらの本堂の天井には、躍動感あふれる、立派な龍の絵が描かれています。

それが、日光東照宮の『鳴き龍』を彷彿させるような、見事な龍の絵なのです!キラキラ

何かあるぞ・・・と私の野生のカンが言っておりました。
すると、やはり!
ありましたよ、まつわる話が!ちょき
茨城県の民話と伝説 上 ふるさとの自然と動物』(藤田 稔 著)に、この龍の絵にまつわる昔話を見つけたのでご紹介します。

【あらすじ】

昔、薬王院の境内には大きな池があって、鯉がたくさんいました。
ところが、その鯉が一匹ずつ減っていくのに、住職が気付き、見張っていると・・・、
真夜中に本堂から長い影が伸びているのを発見。
住職が大声を出すと、その影は大きな物音を立てて消えてしまいました。
住職が急いで本堂を見に行くと、床の上を鯉が跳ねています。
上を見ると、天井に描かれた龍の口が濡れいるのを発見!
この龍の(絵の)しわざだど住職は気付き、天井の龍の絵の目に、太い釘を打ち付けると、それ以来、池の鯉は減らなくなりました。


この話に納得できるくらい、力強く躍動感のある龍の天井画なのです!



古い絵馬がたくさん奉納されている、一般の人がお参りする場(『外陣』というのでしょうか)の天井に描かれています。

横木を真中に、向かって左手が下半身と尾。
向かって右手が頭と上半身
(『写真を撮って大丈夫です』とのお寺の方のお許しを得て撮影)



頭と上半身。
タダものでない龍のたたずまい!
確かに、夜中に池の鯉を食べに出てきそうですびっくり

たぶん、この龍の絵が、伝説の龍の天井画ではないかと思います。
目の部分に釘が打ち付けられているのか(またはその跡があるのか)は不明。
※訪れたときには、この伝説をまだ知らなかったので。
また再訪する時に、お寺の方に訊いてみたいです。

訪れた時にこの龍の天井画が気になっていたので、今回この伝説を見つけた時は、
『やっぱり!』
と何だかすごく嬉しかったグッド


以前も書きましたが、椎尾山薬王院は、もっともっと知られて良いお寺だと思いますキラキラ

筑波山の南側(つくば市側)は、明治初頭の廃仏毀釈の嵐で、壊滅的被害(被害と言っていいと思います)にあっていますが、
筑波山北側の桜川市の方は、古刹が何か所も残っていて本当に良かったと、強く思います。

※全体的に筑波山系とその周辺は、茨城県内でも古い寺院が残っている『奇跡的な』エリアですグッド

これらの寺院の数々はもっと知られて良いといつも感じます。


【椎尾山薬王院への行き方】
椎尾山薬王院へは、車でも行けますが、道がやや細いのが難点。

筑波山梅林の駐車場に車を停めて、最近整備されたウォーキングコース(筑波山四季の道)で行くのも気持ちよさそうです。

筑波山登山も良いですが、周辺のウォーキングもお勧めですちょき


ご参考: 『鯉』つながりで

『鯉』の話題では、以前書いた、こちらの記事も良かったら♪

茨城由来の冬の季語『蓑和田の鯉取り』を探る(1)

茨城由来の冬の季語『蓑和田鯉の鯉取り』を探る(2)

茨城由来の冬の季語『蓑和田鯉の鯉取り』を探る(3)



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【参考文献】

1. 『茨城県の民話と伝説 上 ふるさとの自然と動物』 藤田 稔 著 有峰書店


【参考ホームページ】

1. 桜川市ホームページ
http://www.city.sakuragawa.lg.jp/page/page000452.html

2. 桜川市観光協会ホームページ
http://www.kankou-sakuragawa.jp/page/page000063.html








  

松の古木と風光明媚 湊公園(日和山・いひん閣跡)~ひたちなか


その土地ごとの風光明媚な場所を集めた「○○八景」というのが、江戸時代ごろ流行ったそうです。

中国の瀟湘八景(しょうしょう はっけい)にならったそうで、wikipediaによると、
八景(はっけい)とは、ある地域における八つの優れた風景を選ぶ、風景評価の様式とのこと。

10世紀に北宋で選ばれた瀟湘八景がモデルとなり、影響を受けた台湾、朝鮮、日本など東アジア各地で、いろいろ八景が選定されてきたそうです。

瀟湘八景の『瀟湘』とは、同じくwikipediaによると、中国の湖南省長沙一帯の地域を指し、中国の山水画の伝統的な画題またその8つの名所のことだそうです。

茨城県下でも、水戸八景、土浦八景など、結構たくさんありますちょき(文献1)

【水戸八景とは】
ちなみに『水戸八景』は、幕末の水戸藩主 徳川斉昭が制定したとのことで、領内の風光明媚な8か所を定め、子弟の鍛錬・自然観賞のために水戸八景をめぐって歩くことを推奨したそうです。
今でいうウォーキングルート、フットパスですね♪

ちなみに、水戸八景を全部廻ると、総距離110km!
これはすごい。
(水戸一高の70kmウォークを始め、茨城県下の高校では長距離ウォーキングが伝統行事になっている所が多いようですが、もしかしてその伝統の流れだったりするのかなぁ??)

この『水戸八景』のうち2か所を、さらに見渡せる場所があるのです!
それが、ひたちなかにある、湊公園(いひん閣跡地、日和山)です。


【湊公園 いひん閣(夤賓閣)跡 と 日和山】
先日、観光ボランティアの勉強会でひたちなかに行く機会があり、湊公園を訪れました。


公園入り口にある、『湊公園について』という看板。

『いひん閣(夤賓閣)』とは、水戸光圀が元禄十六年(1698年)に建てた迎賓のためのお屋敷でした。水戸藩別邸とも呼ばれるようです。
看板によると『歴代藩主の静養や接待のほか、海防の要衝として使われました』
とのこと。

太平洋、涸沼川、那珂湊一帯が見渡せる、大変風光明媚な場所で、この高台一体が、『日和山』もしくは『御殿山』と呼ばれるそうです。

しかし、大変残念なことに、いひん閣(夤賓閣)、幕末の水戸藩内の内紛(元治甲子の乱 1864年)で、焼失。
残っていたらすごい観光資源だったでしょうに…泣


現在は、『湊公園』として整備され、立派な松の木数本だけが、当時を偲ばせてくれます。










先の看板によると、これらの黒松は水戸光圀が、須磨明石(現在の兵庫県)から取り寄せたものと伝えられ、樹齢は300年を超えると推定されるそう!!

この風格はすごい。







湊公園の中で一番高い場所に登っていきます。










【水戸八景のうちの二つ 巌船夕照と水門帰帆】
さて、ここで、先に説明した『水戸八景』が出てきます♪

この日和山のてっぺんから、水戸八景のなかの、
巌船夕照(いわふねゆうしょう)、水門帰帆(みなときはん)が謡われた場所が見渡せます。』
と地元の観光ボランティアの方がおっしゃっていました。

ちなみに、『巌船夕照』が謡われた地は大洗町祝町付近、そして『水門帰帆』が謡われたのは、ひたちなか市和田町付近とのこと
豆電球参考→ ひたちなか市ホームページ > 【文化財講座】水戸八景講座



アクアワールド茨城県大洗水族館方面を望む。
水門帰帆』の地、ひたちなか市和田町付近は、写真のあたりよりもうちょっと左の方のようです。

那珂湊の港をはじめ、太平洋も見渡せる、大変気持ちの良い場所。






【富士山と筑波山が同時に見える景勝地】



巌船夕照』の地、大洗町祝町付近を望む
ゆったり流れる涸沼川

川が大きくカーブしたあたりからの見た夕焼けが、
水戸八景の1つ『巌船夕照(いわふねのゆうしょう)
だそうです。

コンディションが良い日だと、ちょうどそのカーブする涸沼川の上あたりの方向に、富士山も見えるそうです。
そうすると、筑波山、富士山が同時に見える場所なのですね♪


そして、訪れたこの日は、筑波山系がはっきりと見えました!











幕末の水戸藩の内紛では、この日和山と、川の向こうの高台から、大砲を撃ち合ったそうです…(>_<)。そして貴重な建築や資料が焼失・・・。










【日和山秋月の碑~みなと八景~】


さて日和山のてっぺんには『湊八景 日和山秋月』と彫られた石碑があります。
『水戸八景』のほかに、『湊八景』というのもあって、その一つが『日和山から見た秋の月』なのですね。


ボランティアガイドさんによると、この湊公園がある高台と涸沼川の間で、高台のすぐ下の道は、昔は水路で、水戸藩の米を運搬していたそうです。
危険な海上を避けて、この水路から涸沼川に入り → 涸沼 → 陸路 → 北浦・霞ヶ浦 → 利根川水系→ ・・・→ 江戸という運搬経路があったとのこと。



【天然記念物 イワレンゲの群生】
日和山には、もうひとつ珍しい植物群が。

ひたちなか市指定天然記念物 イワレンゲの群生。
ここがイワレンゲの自生北限だそうです。


イワレンゲは、緑色のバラのような形の多肉植物。

季節が過ぎてすっかり枯れていますが、ひょろひょろ伸びているのが、花を咲かせた茎。









ひたちなか沖で暖流と寒流がぶつかるので、本来暖かい気候の場所で自生するイワレンゲが自生しているそうです。
そして、自生出来る北限がこのひたちなかとのこと!








不勉強で、このひたちなかの湊公園、そして、いひん(夤賓)閣を知りませんでしたが、景観がすばらしい!
そして、松の古木の品格は別格。
さすが水戸藩別邸の庭だった歴史的な名跡。

ここはもっと知られても良い場所です!
是非、行かれてみてくださいキラキラ


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【参考文献】

・「茨城八景」 柳生四郎著  筑波書林


【参考ホームページ】

ひたちなか市ホームページ > 【文化財講座】水戸八景講座






  

プロフィール
かるだ もん
かるだ もん
徒然なるままに、興味のあることを気ままに書いています。好きなことばは「中途半端も、たくさん集まればいっぱい!」(ドラマのセリフ)

地元つくばや茨城の話題を中心に、茨城の食材を使った家庭料理、民俗学もどき、国際交流、旅の話題など、趣味の記事を掲載中。

特に自分の勉強も兼ねて、
★民話・伝説紹介と、それにちなむ土地めぐり
★茨城を中心に、全国の郷土料理と食材(世界の料理も含む)の話題
の話題が多いです。

・ヒッポファミリークラブ(多言語自然習得活動と国際交流)
・観光ボランティア
・郷土食研究会うまかっぺ!茨城



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