2017年01月28日
茨城こんなもの見つけた♪(26) 懐かしい住所の! わら納豆
茨城こんなもの見つけた♪(26) 懐かしい住所の! わら納豆
納豆の本場、茨城では、やはり納豆のメーカーや種類もいろいろありますよね。
納豆も茨城県内では、
『(スーパーで売られている納豆でも)味が違う!美味しい。』
とよく聞きます。
特に、わら納豆は、やはり一味違う。
よその土地(特に東京)の人で、
『わら納豆を食べてみたい♪』
という人も結構いまして、先日も娘の友達が言っていたとか。
つくばエクスプレス終点のつくば駅でも、構内の地元のものを扱うお店で、わら納豆が売られています。
案外、地元に住んでいると買わないので、今回買ってみました(^^)v
(写真はわら納豆3本が箱に入ったもの)
『水戸名産 水戸納豆』
の文字に、
水戸近郊で作っているんだ♪・・・と思って、よく見ると・・・
『あれ、作っているのは筑波・・・』
・・・つくば でなくて、筑波?
製造元の住所をよーく見ると、
『茨城県筑波郡谷田部町』
・・・なんと! つくば市合併前の、谷田部町!
つくば市は1987年(昭和62年)に、当時の桜村・谷田部町・大穂町・豊里町の4町村が合併して生まれました。
その1年後、1988年(昭和63年)に筑波町も編入。
平成になって、2002年(平成14年)に茎崎町も編入し、現在に至ります。
・・・ということで、30年以上前の住所ではないですか!
しかも、電話番号の局番表記が、02975(4)・・・
(※写真では、住所と電話番号は一部ぼかしています)
パッケージの箱は決して古くなく、新しい物です。
レトロな住所と電話番号表記に、いろいろ想像は膨らみますが(^m^)、
今年2017年は、市制30周年にも当たるし、なんだかめでたい?
さて、肝心のお味は、もちろん、
美味しい~
だてに茨城県推奨品ではないです
現在、ワラつと用のワラがどんどん生産が減っていて、わら納豆も貴重になってきたとニュースで見ました。
つくば市産(谷田部町産♪)の、わら納豆。
★貴重★美味しい★住所もネタなる
三拍子そろっていて、話のタネにもなりそうな つくば土産
として良いかもしれません♪。
もちろん、おうちで わら納豆が食べたくなった時も、
地元産わら納豆 で ご飯♪
良いですね
納豆の本場、茨城では、やはり納豆のメーカーや種類もいろいろありますよね。
納豆も茨城県内では、
『(スーパーで売られている納豆でも)味が違う!美味しい。』
とよく聞きます。
特に、わら納豆は、やはり一味違う。
よその土地(特に東京)の人で、
『わら納豆を食べてみたい♪』
という人も結構いまして、先日も娘の友達が言っていたとか。
つくばエクスプレス終点のつくば駅でも、構内の地元のものを扱うお店で、わら納豆が売られています。
案外、地元に住んでいると買わないので、今回買ってみました(^^)v
(写真はわら納豆3本が箱に入ったもの)
『水戸名産 水戸納豆』
の文字に、
水戸近郊で作っているんだ♪・・・と思って、よく見ると・・・
『あれ、作っているのは筑波・・・』
・・・つくば でなくて、筑波?
製造元の住所をよーく見ると、
『茨城県筑波郡谷田部町』
・・・なんと! つくば市合併前の、谷田部町!
つくば市は1987年(昭和62年)に、当時の桜村・谷田部町・大穂町・豊里町の4町村が合併して生まれました。
その1年後、1988年(昭和63年)に筑波町も編入。
平成になって、2002年(平成14年)に茎崎町も編入し、現在に至ります。
・・・ということで、30年以上前の住所ではないですか!
しかも、電話番号の局番表記が、02975(4)・・・
(※写真では、住所と電話番号は一部ぼかしています)
パッケージの箱は決して古くなく、新しい物です。
レトロな住所と電話番号表記に、いろいろ想像は膨らみますが(^m^)、
今年2017年は、市制30周年にも当たるし、なんだかめでたい?
さて、肝心のお味は、もちろん、
美味しい~
だてに茨城県推奨品ではないです
現在、ワラつと用のワラがどんどん生産が減っていて、わら納豆も貴重になってきたとニュースで見ました。
つくば市産(谷田部町産♪)の、わら納豆。
★貴重★美味しい★住所もネタなる
三拍子そろっていて、話のタネにもなりそうな つくば土産
として良いかもしれません♪。
もちろん、おうちで わら納豆が食べたくなった時も、
地元産わら納豆 で ご飯♪
良いですね
2017年01月23日
茨城こんなもの見つけた♪(25) つくば&土浦の地図入りクリアファイル&マグカップ
茨城こんなもの見つけた♪(25) つくば&土浦の地図入りクリアファイル&マグカップ
西武筑波店が来月2月末日をもって、32年の歴史を閉じるということで、現在閉店セール真っ最中です。
その中で、2階の売り場で見つけた、限定品のクリアファイルとマグカップ。
珍しい!と思い買いました
つくばと土浦の市街地がデザインされたクリアファイル
片面がつくば市の中心地区地図
もう片面がつくば東部~土浦市街地をつなぐエリアの地図
がデザインされていますl。
そして、
つくばセンター地区の地図がデザインされた、マグカップ。
ピンク・ブルーの2種類
文字は英文(アルファベット表記)なのが、ちょっとおしゃれ。
ランドマークとなっている施設は、学校や研究機関、神社、公園など。
それを表すイラストも可愛い
神社や公園は、なぜここを選んだ??というマイナーな神社だったりするのも、個人的に楽しい(^m^)
例えば、これはクリアファイルの『Tsukuba-City』の側の、ある箇所。
これを見て、『ここだ!』とすぐ分かる人は、かな~り少ないのではないかなぁ(^m^)
選んだ人のこだわりが感じられますね~。
特にマグカップの方は、地図よりも(面積が小さい分)情報量に限りがあり、
「どうしてこちらをランドマークに?」
という突っ込みも聞こえてきそう。
その辺りを見つけるもの、結構楽しい。
限定品でもあり、西武筑波店があった思い出に、良い品だと思います。
西武筑波店が来月2月末日をもって、32年の歴史を閉じるということで、現在閉店セール真っ最中です。
その中で、2階の売り場で見つけた、限定品のクリアファイルとマグカップ。
珍しい!と思い買いました
つくばと土浦の市街地がデザインされたクリアファイル
片面がつくば市の中心地区地図
もう片面がつくば東部~土浦市街地をつなぐエリアの地図
がデザインされていますl。
そして、
つくばセンター地区の地図がデザインされた、マグカップ。
ピンク・ブルーの2種類
文字は英文(アルファベット表記)なのが、ちょっとおしゃれ。
ランドマークとなっている施設は、学校や研究機関、神社、公園など。
それを表すイラストも可愛い
神社や公園は、なぜここを選んだ??というマイナーな神社だったりするのも、個人的に楽しい(^m^)
例えば、これはクリアファイルの『Tsukuba-City』の側の、ある箇所。
これを見て、『ここだ!』とすぐ分かる人は、かな~り少ないのではないかなぁ(^m^)
選んだ人のこだわりが感じられますね~。
特にマグカップの方は、地図よりも(面積が小さい分)情報量に限りがあり、
「どうしてこちらをランドマークに?」
という突っ込みも聞こえてきそう。
その辺りを見つけるもの、結構楽しい。
限定品でもあり、西武筑波店があった思い出に、良い品だと思います。
2017年01月19日
お参りに行きたい、酉年にちなむ神社仏閣~その2 仏閣編(茨城)
お参りに行きたい、酉年にちなむ神社仏閣~その2 仏閣編(茨城)
※2017年1月5日放送の FM84.2MHzラヂオつくば『つくばね自由研究クラブ』でお話した内容を、再構成して書いています(放送内容と一部変わっています)
先週今週と2週にわたり、お参りに行きたい、酉年にちなむ神社仏閣の話題です。
先週は神社編として、茨城県内とその近郊の神社3つとそのまわりの見どころ、ご当地グルメなどをご紹介しました。
→ 酉年にちなむ神社仏閣~その1・神社編(茨城及び近郊)~
今週は、お寺編として、茨城県内の、酉年にちなむお寺のご紹介をします。
酉年にちなむお寺さんとして、今回ご紹介するのは、お不動さんを祀っているお寺さんです。
なぜ、お不動さんかと言いますと、不動像は背後に炎を背負っています。
写真は東京・目黒の瀧泉寺(目黒不動尊)の、水掛不動。
この炎は『煩悩や災厄』を焼き尽くすものと信仰されています。
この炎は『迦楼羅焔』(かるらえん)と呼ばれるそうで、
『迦楼羅』とは、インド神話に出てくる聖なる鳥の『ガルダ』から来ているそうなんです。
ガルダは口から火を噴き、毒蛇を食べるとされていて、神様の乗り物にもなっているそうです。
だからでしょうか、インドネシアの航空会社、ガルーダインドネシア航空のシンボルマークになっています。
不動明王像の迦楼羅焔の中には、その聖なる鳥のガルーダの姿が入っていたり、それが鶏に似ていたりするものあるそうです。
そこで、一説には、これらの迦楼羅(ガルーダ)に因んで、鶏(ニワトリ)が不動明王の「お使い」とされたとも言われています。
ということで、酉年にちなむ神社仏閣編の第2回は、
茨城県内のお不動さんを改めて知ってみようと、『北関東三十六不動尊霊場ガイドブック』を購入してみました。
(同ガイドブックは、同霊場指定されているお寺さんで扱っているようです。私は土浦の大聖寺さんで購入)
北関東三十六不動尊霊場
北関東三十六不動尊霊場は、群馬県・栃木県・茨城県の三県にある計6箇所の不動明王をまつる道場で、1988年(昭和63年)4月21日に開創されたものだそうです。
茨城県内は、第25番~第36番
25番 一乗院●身代わり不動尊 (那珂市)
26番 和光院●田島の身代わり血不動尊 (水戸市田島)
27番 神崎寺●開運水戸不動 (水戸市)
28番 西福寺● 開運不動尊 (大洗町)
29番 護国院●厄除不動尊 (鹿嶋市)
30番 不動尊院●願満不動尊 (稲敷市)
31番 大聖寺●土浦大師不動尊 (土浦市)
32番 一乗院●筑波不動[開運出世不動尊] (つくば市上大島)
33番 妙法寺●金色不動尊 (桜川市)
34番 永光寺●牡丹不動尊 (古河市)
35番 慈光寺●弓田(ゆだ)のポックリ不動尊 (坂東市)
36番 不動院●安産子育不動尊[板橋不動尊] (つくばみらい市)
この中で、2つのお寺さんについては、不動尊以外で、伝わっている伝説を、当ブログで以前ご紹介しました。
★土浦の大聖寺さん
信仰とジオの意外な関係(2) ~土浦 カシャ(雷神)の爪・龍の爪~
★つくばみらいの不動院さん(板橋不動尊)
春の布施街道(千葉・柏(布施)~茨城・つくば(谷田部))を行く(2)
北関東三十六不動尊 第25番~36番の茨城県内の不動尊、
この際ですから、酉年の今年は全部お参りしたいのですが、
特に現在、個人的に気になっているのが、
★花の時期に行ってみたい
25番 那珂市の一乗院『身代わり不動尊』(『花の寺』)
34番 古河市の永光寺『牡丹不動尊』(牡丹の花がたくさんある)
★寺宝の由来と歴史に興味がある
26番 水戸市の和光院『田島の身代わり血不動尊』
33番 桜川市の妙法寺『金色不動尊』(同寺に即身仏が安置されている)
★お寺の歴史に興味がある
32番 つくば市の一乗院『筑波不動(開運出世不動尊)』
こちらは、古くは筑波山中腹にあり、火災のため現在の地に移ったという伝承が伝わっています。
元あったと伝わる場所からは、古い瓦などが発見されていて、古くからの筑波山信仰にも関わってるお寺とのこと
(文献「筑波山-神と仏のおわす山―」より)
★純粋にご利益にあやかりたい♪
35番 坂東市の慈光寺『弓田のぽっくり不動』
『願いがぽっくり叶って、最後は苦しまずぽっくりと大往生』って、素晴らしいではないですか!
まずは、これらのお寺さんへお参りに行くことが出来たらと思ってます(^^)
それから、『北関東三十六不動尊』の他にも、お不動さんを祀っているお寺さんや祠は、もちろんたくさんありますよね。
たとえば、つくば市ですと小田にある小田不動尊。
こちらはつくば市の文化財に指定されている、平安後期の摩崖仏(花崗岩の崖の岩肌に直接彫られている仏像)で普段は御簾がかかって見られませんが、年に一回1/28の初不動の日に御開帳とのことです。
ちなみに、小田不動尊につきましても、以前、当ブログでちょっとご紹介しました。
ご参考までに → 信仰とジオの意外な関係(3)後篇~磨崖仏に秘められた歴史と地球ロマン
一般に毎年1/28は『初不動』の日だそうで、この日は縁日で賑わったり、この日に御本尊を御開帳するお寺も多いようです。
なので、今年の1/28は土曜日ですし、来週1/28にお参りに行くのも賑やかな雰囲気も楽しめそうですね。
如来や菩薩などの穏やかな相では救われないような、頑迷な人々、煩悩に捉われている人々を、憤怒の相で救うという、不動明王。
もともとは煩悩を焼き払うためだという、不動明王像の背後の迦楼羅焔。
また手にする剣も、迷いや煩悩を断ち切るためのものと聞きます。
(写真は大聖寺さんの境内にある水掛不動尊。背後の炎の部分に植物が絡んでいて、色合いと云い、良い感じです)
でも、『焼き払う』『断ち切る』はずの、様々な『煩悩』(開運やら出世やら願いを叶えるやら身代わりやら・・・)を叶えるというニックネーム(?)が付いているお不動さんも多いね・・・とちょっと突っ込みを入れたくなったり(^m^)
ただ、そういう『煩悩を叶えるようなニックネーム』が何故、不動尊についたか・・・みたいなことを考えていくと、古くから連綿と続く民衆の願いや布教の方便、信仰の歴史が見えてくるようで興味深いですし、逆にそういう点に、信仰の深さを感じたりもします。
私は思うに、お不動さんにお参りに行って、
お不動さんの炎で、煩悩も、厄や災いも焼いてもらう
↓
変な思い込み等に捉われなくなってくる。
実は小さくても身近なことに幸せがあると感じられるようになる。
↓
考え方や行動が前向きになって、結果的に良い方向に行く!
なのかもしれないなぁと。
(TVの『○っちゃけ寺』で、お坊さんがする説明のような・・・(^^;) でも、人間、納得するのが一番大事な気がします)
つまりは、ささやかな一年の幸せを願うのが、良いのかもしれないですね(^^)v。
ということで、2回に分けて、酉年にちなむ神社仏閣のご紹介をしました。
今年酉年の年男・年女の方はもちろん、初詣をされた方もまだのない方も、酉年の今年、まず、皆さんお住まいのお近くのお不動さんにお参りすると良いかもしれません。
【参考文献】
・「北関東三十六不動尊霊場巡りガイドブック」 北関東三十六不動尊霊場 発行
・「筑波山-神と仏のおわす山―」 茨城県立歴史館発行
・「茨城242社寺ご利益ガイド」 今瀬文也著 茨城新聞社
・「ニッポンの神様図鑑」 宗教民俗研究所編著 はまの出版
【おまけ】
最近行った中で、すごいなぁ~と感銘を受けたのが、茨城ではないのですが、東京・日野市の高幡不動の本尊の不動明王像。
すぐそばで拝観出来るのですが、迫力もすごいし、感じ入るものがありました。
不信心な私でも、お不動さんが手に持っておられる紐(『羂索』というそうです)にすがり付いたら、救われるかも・・・と思いました。
※2017年1月5日放送の FM84.2MHzラヂオつくば『つくばね自由研究クラブ』でお話した内容を、再構成して書いています(放送内容と一部変わっています)
先週今週と2週にわたり、お参りに行きたい、酉年にちなむ神社仏閣の話題です。
先週は神社編として、茨城県内とその近郊の神社3つとそのまわりの見どころ、ご当地グルメなどをご紹介しました。
→ 酉年にちなむ神社仏閣~その1・神社編(茨城及び近郊)~
今週は、お寺編として、茨城県内の、酉年にちなむお寺のご紹介をします。
酉年にちなむお寺さんとして、今回ご紹介するのは、お不動さんを祀っているお寺さんです。
なぜ、お不動さんかと言いますと、不動像は背後に炎を背負っています。
写真は東京・目黒の瀧泉寺(目黒不動尊)の、水掛不動。
この炎は『煩悩や災厄』を焼き尽くすものと信仰されています。
この炎は『迦楼羅焔』(かるらえん)と呼ばれるそうで、
『迦楼羅』とは、インド神話に出てくる聖なる鳥の『ガルダ』から来ているそうなんです。
ガルダは口から火を噴き、毒蛇を食べるとされていて、神様の乗り物にもなっているそうです。
だからでしょうか、インドネシアの航空会社、ガルーダインドネシア航空のシンボルマークになっています。
不動明王像の迦楼羅焔の中には、その聖なる鳥のガルーダの姿が入っていたり、それが鶏に似ていたりするものあるそうです。
そこで、一説には、これらの迦楼羅(ガルーダ)に因んで、鶏(ニワトリ)が不動明王の「お使い」とされたとも言われています。
ということで、酉年にちなむ神社仏閣編の第2回は、
茨城県内のお不動さんを改めて知ってみようと、『北関東三十六不動尊霊場ガイドブック』を購入してみました。
(同ガイドブックは、同霊場指定されているお寺さんで扱っているようです。私は土浦の大聖寺さんで購入)
北関東三十六不動尊霊場
北関東三十六不動尊霊場は、群馬県・栃木県・茨城県の三県にある計6箇所の不動明王をまつる道場で、1988年(昭和63年)4月21日に開創されたものだそうです。
茨城県内は、第25番~第36番
25番 一乗院●身代わり不動尊 (那珂市)
26番 和光院●田島の身代わり血不動尊 (水戸市田島)
27番 神崎寺●開運水戸不動 (水戸市)
28番 西福寺● 開運不動尊 (大洗町)
29番 護国院●厄除不動尊 (鹿嶋市)
30番 不動尊院●願満不動尊 (稲敷市)
31番 大聖寺●土浦大師不動尊 (土浦市)
32番 一乗院●筑波不動[開運出世不動尊] (つくば市上大島)
33番 妙法寺●金色不動尊 (桜川市)
34番 永光寺●牡丹不動尊 (古河市)
35番 慈光寺●弓田(ゆだ)のポックリ不動尊 (坂東市)
36番 不動院●安産子育不動尊[板橋不動尊] (つくばみらい市)
この中で、2つのお寺さんについては、不動尊以外で、伝わっている伝説を、当ブログで以前ご紹介しました。
★土浦の大聖寺さん
信仰とジオの意外な関係(2) ~土浦 カシャ(雷神)の爪・龍の爪~
★つくばみらいの不動院さん(板橋不動尊)
春の布施街道(千葉・柏(布施)~茨城・つくば(谷田部))を行く(2)
北関東三十六不動尊 第25番~36番の茨城県内の不動尊、
この際ですから、酉年の今年は全部お参りしたいのですが、
特に現在、個人的に気になっているのが、
★花の時期に行ってみたい
25番 那珂市の一乗院『身代わり不動尊』(『花の寺』)
34番 古河市の永光寺『牡丹不動尊』(牡丹の花がたくさんある)
★寺宝の由来と歴史に興味がある
26番 水戸市の和光院『田島の身代わり血不動尊』
33番 桜川市の妙法寺『金色不動尊』(同寺に即身仏が安置されている)
★お寺の歴史に興味がある
32番 つくば市の一乗院『筑波不動(開運出世不動尊)』
こちらは、古くは筑波山中腹にあり、火災のため現在の地に移ったという伝承が伝わっています。
元あったと伝わる場所からは、古い瓦などが発見されていて、古くからの筑波山信仰にも関わってるお寺とのこと
(文献「筑波山-神と仏のおわす山―」より)
★純粋にご利益にあやかりたい♪
35番 坂東市の慈光寺『弓田のぽっくり不動』
『願いがぽっくり叶って、最後は苦しまずぽっくりと大往生』って、素晴らしいではないですか!
まずは、これらのお寺さんへお参りに行くことが出来たらと思ってます(^^)
それから、『北関東三十六不動尊』の他にも、お不動さんを祀っているお寺さんや祠は、もちろんたくさんありますよね。
たとえば、つくば市ですと小田にある小田不動尊。
こちらはつくば市の文化財に指定されている、平安後期の摩崖仏(花崗岩の崖の岩肌に直接彫られている仏像)で普段は御簾がかかって見られませんが、年に一回1/28の初不動の日に御開帳とのことです。
ちなみに、小田不動尊につきましても、以前、当ブログでちょっとご紹介しました。
ご参考までに → 信仰とジオの意外な関係(3)後篇~磨崖仏に秘められた歴史と地球ロマン
一般に毎年1/28は『初不動』の日だそうで、この日は縁日で賑わったり、この日に御本尊を御開帳するお寺も多いようです。
なので、今年の1/28は土曜日ですし、来週1/28にお参りに行くのも賑やかな雰囲気も楽しめそうですね。
如来や菩薩などの穏やかな相では救われないような、頑迷な人々、煩悩に捉われている人々を、憤怒の相で救うという、不動明王。
もともとは煩悩を焼き払うためだという、不動明王像の背後の迦楼羅焔。
また手にする剣も、迷いや煩悩を断ち切るためのものと聞きます。
(写真は大聖寺さんの境内にある水掛不動尊。背後の炎の部分に植物が絡んでいて、色合いと云い、良い感じです)
でも、『焼き払う』『断ち切る』はずの、様々な『煩悩』(開運やら出世やら願いを叶えるやら身代わりやら・・・)を叶えるというニックネーム(?)が付いているお不動さんも多いね・・・とちょっと突っ込みを入れたくなったり(^m^)
ただ、そういう『煩悩を叶えるようなニックネーム』が何故、不動尊についたか・・・みたいなことを考えていくと、古くから連綿と続く民衆の願いや布教の方便、信仰の歴史が見えてくるようで興味深いですし、逆にそういう点に、信仰の深さを感じたりもします。
私は思うに、お不動さんにお参りに行って、
お不動さんの炎で、煩悩も、厄や災いも焼いてもらう
↓
変な思い込み等に捉われなくなってくる。
実は小さくても身近なことに幸せがあると感じられるようになる。
↓
考え方や行動が前向きになって、結果的に良い方向に行く!
なのかもしれないなぁと。
(TVの『○っちゃけ寺』で、お坊さんがする説明のような・・・(^^;) でも、人間、納得するのが一番大事な気がします)
つまりは、ささやかな一年の幸せを願うのが、良いのかもしれないですね(^^)v。
ということで、2回に分けて、酉年にちなむ神社仏閣のご紹介をしました。
今年酉年の年男・年女の方はもちろん、初詣をされた方もまだのない方も、酉年の今年、まず、皆さんお住まいのお近くのお不動さんにお参りすると良いかもしれません。
【参考文献】
・「北関東三十六不動尊霊場巡りガイドブック」 北関東三十六不動尊霊場 発行
・「筑波山-神と仏のおわす山―」 茨城県立歴史館発行
・「茨城242社寺ご利益ガイド」 今瀬文也著 茨城新聞社
・「ニッポンの神様図鑑」 宗教民俗研究所編著 はまの出版
【おまけ】
最近行った中で、すごいなぁ~と感銘を受けたのが、茨城ではないのですが、東京・日野市の高幡不動の本尊の不動明王像。
すぐそばで拝観出来るのですが、迫力もすごいし、感じ入るものがありました。
不信心な私でも、お不動さんが手に持っておられる紐(『羂索』というそうです)にすがり付いたら、救われるかも・・・と思いました。
2017年01月15日
どんど焼き と ならせ餅 2017
どんど焼き と ならせ餅 2017
1/14(土)、今年は土曜日だったので、小正月の行事に2つ行くことが出来ました
(1) どんど焼き(土浦)
土浦の桜川河川敷にて。
どんど焼きのやぐらと、学園大橋の向こうに、筑波山
土浦のどんど焼きは、とってもエコ!
火にくべる正月飾りは、
徹底的に弁別して、金属部分はもちろん、プラスチック、ビニールなど取り除いて、
藁や紙だけにします。
うちは、家で正月飾りを分解して、
藁と紙だけにして、ビニール袋でなく紙袋に入れて持って行きました。
なので、すぐに審査にパス♪
先着200名に、どんど焼きの火で焼くためのお餅が配られました。
ラッキーなことに、私も頂けました!
点火の前に、どんど焼きについての説明や、その他、小正月の行事ついての説明がありました。
子供たちも多く参加していますし、こういう説明は大事だと思います。
消防車も控え、両側に並んだダルマも見守る中、いよいよ、やぐらに点火!
あっという間に燃え上がります。
火の怖さを実感・・・
大小様々なダルマが、これからくべられる火の方向に向いているのが、なかなかシュール・・・。
火力が落ち着いてくると、子供たちがダルマを火に投げ入れます。
ダルマの皆さん、1年間のお役目、お疲れ様でした!
さて、先着200名様としてお餅を受け取った人は、火にくべるための長~い篠竹(少なくとも3m以上ある!)が渡されます。
篠竹を持つ人々。
竹がとても長いので、立てて持って移動。
『エイエイオー!』と言いたくなったり?
ダルマも燃え終わった位から、篠竹の先に刺したお餅を焼き始めます。
どんど焼きの火で焼いたお餅を食べて、この1年の無病息災を祈願します。
ちょっと焦げてしまいましたが、美味しかったです。
(2) ならせ餅(土浦、つくば)
土浦のどんど焼きに行った後に行った、つくばの、「みずほの村市場」。
お店の前には、2017年にちなんで、2017個のお餅を大きな木に刺した、巨大「ならせ餅」がありました。
ならせ餅を木に飾るのには間に合いませんでしたが、この見事な ならせ餅 が見られたのはラッキー!
下から仰ぎ見た所。
随分以前の記事ですが、みずほの村市場の ならせ餅 については、
→ 「ならせ餅」
も良かったら(2010年の記事です)。
ちなみに、先に行った土浦のどんど焼き会場にも、ならせ餅が飾られていました。
どんど焼きの前に、この『ならせ餅』についても説明がありました。
こちらは、伝統的に各家庭で作られて飾られてきた、通常サイズかと。
【おまけ】
天狗のような鼻のダルマもありました。
初めてみました!
「古峯神社」の文字入り。
ダルマタワー♪
【1/21追記】
昨日1/20夕方、みずほの村市場に買い物に行ったら、レジで、先日飾られていた『2017個のならせ餅』のうちの5個♪ を頂きました ラッキ~
焼いて食べます♪
その他、茨城のお餅、餅料理につきましては、
→ 茨城こんなもの見つけた♪(24) 茨城の餅と餅料理
もご参考下さい(^^)
1/14(土)、今年は土曜日だったので、小正月の行事に2つ行くことが出来ました
(1) どんど焼き(土浦)
土浦の桜川河川敷にて。
どんど焼きのやぐらと、学園大橋の向こうに、筑波山
土浦のどんど焼きは、とってもエコ!
火にくべる正月飾りは、
徹底的に弁別して、金属部分はもちろん、プラスチック、ビニールなど取り除いて、
藁や紙だけにします。
うちは、家で正月飾りを分解して、
藁と紙だけにして、ビニール袋でなく紙袋に入れて持って行きました。
なので、すぐに審査にパス♪
先着200名に、どんど焼きの火で焼くためのお餅が配られました。
ラッキーなことに、私も頂けました!
点火の前に、どんど焼きについての説明や、その他、小正月の行事ついての説明がありました。
子供たちも多く参加していますし、こういう説明は大事だと思います。
消防車も控え、両側に並んだダルマも見守る中、いよいよ、やぐらに点火!
あっという間に燃え上がります。
火の怖さを実感・・・
大小様々なダルマが、これからくべられる火の方向に向いているのが、なかなかシュール・・・。
火力が落ち着いてくると、子供たちがダルマを火に投げ入れます。
ダルマの皆さん、1年間のお役目、お疲れ様でした!
さて、先着200名様としてお餅を受け取った人は、火にくべるための長~い篠竹(少なくとも3m以上ある!)が渡されます。
篠竹を持つ人々。
竹がとても長いので、立てて持って移動。
『エイエイオー!』と言いたくなったり?
ダルマも燃え終わった位から、篠竹の先に刺したお餅を焼き始めます。
どんど焼きの火で焼いたお餅を食べて、この1年の無病息災を祈願します。
ちょっと焦げてしまいましたが、美味しかったです。
(2) ならせ餅(土浦、つくば)
土浦のどんど焼きに行った後に行った、つくばの、「みずほの村市場」。
お店の前には、2017年にちなんで、2017個のお餅を大きな木に刺した、巨大「ならせ餅」がありました。
ならせ餅を木に飾るのには間に合いませんでしたが、この見事な ならせ餅 が見られたのはラッキー!
下から仰ぎ見た所。
随分以前の記事ですが、みずほの村市場の ならせ餅 については、
→ 「ならせ餅」
も良かったら(2010年の記事です)。
ちなみに、先に行った土浦のどんど焼き会場にも、ならせ餅が飾られていました。
どんど焼きの前に、この『ならせ餅』についても説明がありました。
こちらは、伝統的に各家庭で作られて飾られてきた、通常サイズかと。
【おまけ】
天狗のような鼻のダルマもありました。
初めてみました!
「古峯神社」の文字入り。
ダルマタワー♪
【1/21追記】
昨日1/20夕方、みずほの村市場に買い物に行ったら、レジで、先日飾られていた『2017個のならせ餅』のうちの5個♪ を頂きました ラッキ~
焼いて食べます♪
その他、茨城のお餅、餅料理につきましては、
→ 茨城こんなもの見つけた♪(24) 茨城の餅と餅料理
もご参考下さい(^^)
2017年01月13日
酉年にちなむ神社仏閣~その1・神社編(茨城及び近郊)~
酉年にちなむ神社仏閣~その1・神社編(茨城及び近郊)~
※2017年1月5日放送の FM84.2MHzラヂオつくば『つくばね自由研究クラブ』でお話した内容を、再構成して書いています
今年の干支、酉年にちなんで、茨城県内とその近郊の、鳥に関係する神社仏閣を2回に渡って紹介します。
今回はその1〜神社編として、茨城県と近郊の神社です。
そして、せっかく行くので、その近くの見どころ・美味しい名物等も要チェック♪
(1) 鷲子山上神社(とりのこさんじょう神社)
●県境にまたがる神社 読み方も微妙に違う。
ここの神社は大変珍しいことに、茨城県と栃木県にまたがっていて、県境が、大鳥居の中央と、本殿の中央を通っています。
社務所も、栃木側と茨城側の2つ分かれてあります。
栃木県と茨城県の県境を示す看板。
そして神社の名前の読み方も、
栃木県では「とりのこさんしょうじんじゃ」、茨城県では「とりのこさんじょうじんじゃ」
と、「上」を「しょう」と読むか「じょう」と読むか、微妙に違うようです。
私は茨城県民なので、茨城県側の読み方「とりのこさんじょうじんじゃ」でいきます。
◎鷲子山上神社HP: http://www.torinokosan.com/
によると、住所は栃木県(那須郡那珂川町)になっていますね。
茨城県側は、常陸大宮市になるのかなと思います。旧美和村の地区でしょうか。
通称「とりのこさん」
だぁな(@mda_abm )さんに、以前教えていただいたのですが、地元のお年寄りの方の中には「とんにょこさん」と呼ぶ方もおられるそうです。
かわいい♪ 「とんにょこ」♪
こちらの神社については、かなり以前になりますが、当ブログでも書かせて頂きました。
ご参考: 「鳩 鵜 烏 山鳥の小道」 と 鷲子山上神社を訪ねて
●見どころ
鷲子山上神社本殿の見事な彫刻は、茨城・栃木両県の文化財に指定されていて、これも見どころの一つ。
祭神は、天日鷲命(アメノヒワシノミコト)。
漁業、商売繁盛、開拓、殖産の神様のようです。
また、同神社HPによると、古くからフクロウが、 大神様の御使い・幸福を呼ぶ神鳥として崇敬されていて、別名「ふくろうの神社」とも呼ばれていているそう。
なので、「日本一の大ふくろう』の像(別名『ふくろう大仏』)があったり、
境内はたくさんの「ふくろう(不苦労)スポット」あって、ちょっとしたフクロウテーマパーク!
散策も出来て、楽しいです。
(以上、鷲子山神社の写真は2010年8月撮影のものです)
宝くじの神社としても有名とのことです。
宝くじファンの方、お参りすると良いかもしれません♪
以前(2010年)行ったときに同神社で購入した、ふくろうの置物。
『大ふくろう』像と同じデザインですね。
手の平にちょこんと乗るサイズ。 可愛い(*^^*)
背中には『鷲子山』と筆書きの名前入り。
【近くの見どころ】
★さて、鷲子山神社の近くの旧道には、
「はとうからすやまとりのこみち」と彫られた、古い石の道しるべがあります。
これは、「馬頭・烏山・鷲子道」のひらがな表記。
新旧2つの道しるべがあります。
こちらはかなり古い感じ。
こちらは近年作ったと思われます。字がはっきり読めます。
昔、この道を歩いてきた旅人が、この道しるべを見て、
「はと、う、からす、やまとり の小道」と読んで、人が通っていけない道だと引き返してしまった・・・
という笑い話が伝わっています。
この笑い話、個人的に大好きな話です
ご参考(上記と同じく): 「鳩 鵜 烏 山鳥の小道」 と 鷲子山上神社を訪ねて
(2)亀戸天神社
2つ目のスポット。茨城県南地域から近い、東京の下町、江東区亀戸にある、亀戸天神です。
◎亀戸天神社HP: http://kameidotenjin.or.jp/
●ウソ替え神事とは?
天神様ゆかりの鳥とされている「ウソ」。
ウソは首から頬にかけて濃いピンク色、頭と尾は黒、胴体はグレーのきれいな小鳥です。
一説のよると、ウソの漢字表記『鷽』が、学問の『学』の古い字体『學』に似ていることから、学問の神様の天神様ゆかりの鳥とされたとも言われているそう。
亀戸天神では、毎年1月24,25日は、『鷽替え(うそかえ)神事』という神事が行われるとのことで、大勢の人が参拝に訪れます。
この時だけ領布されるウソの木彫りは、神職の手で一つ一つ彫られたものだそう!
★鷽替え(うそかえ)神事:(wikipediaより)
鷽替え(うそかえ)とは、主に菅原道真を祭神とする神社(天満宮)において行われる神事である。鷽(ウソ)が嘘(うそ)に通じることから、前年にあった災厄・凶事などを嘘とし、本年は吉となることを祈念して行われる。
とのことで、前年に購入した木彫りの「ウソ」を、新しい木彫りに取り換える神事だそうです。
数年前に行った時の亀戸天神の様子。
この日にしか手に入らないお守りを求めて、うそ替え神事に参加する人の長蛇の列!
(2013年撮影)
亀戸天神の木彫りウソの大きさと料金表。
可愛いサイズから巨大なサイズまで。
私も3年ほど前、亀戸天神の鷽替えに行って、小さな木彫りのウソを買ってきました。
私の場合、翌年に新しい木彫りに変えることなく、ずっと飾っております(^^)v。
(一番小さなサイズを購入♪)
鷽替え(うそかえ)神事は、全国にある天満宮でも何箇所か行われているようです。
全国的に有名なのは本家の、九州・福岡の大宰府天満宮の鷽替え神事ですが、都内や東京近郊では、亀戸天神の他にも、湯島天神、上野五條天神社、千葉神社でも鷽替え神事が行われているようですね。
ただ、残念なことに、茨城県内では鷽替え神事はおこなっている天神様、天満宮は無い模様。
うちも子供が受験の頃、よくお参りに行った常総市にある大生郷天満宮(おおのごうてんまんぐう)。そこでも鷽替え神事行われていないようで、ちょっと残念・・・。
【ご当地グルメ】
古くからの名物が、亀戸天神の門前で売られているくず餅。
江戸時代からの名物♪
他にも
亀戸ホルモン、
亀戸餃子
も、気になっています(^^)
下町ならではのご当地グルメですね。
東京スカイツリーと亀戸天神。
新旧そろい踏みの名所
(3)鷲宮神社(わしのみやじんじゃ)
3つめのスポットは、茨城県西からは近い、埼玉県久喜市にある鷲宮神社。
◎鷲宮神社 HP: www.washinomiyajinja.or.jp/
(wikipediaより)
関東地方では鷲宮神社(埼玉県久喜市)が、(各地にある「お酉さま」と呼ばれる)鷲神社(とりじんじゃ)の本社とされる。
ちなみに、関西地方では大鳥大社(大阪府堺市)が本社とされる
とのことです。
天穂日命(アメノホヒノミコト)とその子の武夷鳥命(タケヒナトリノミコト)、大己貴命(オホナムヂノミコト)がご祭神。
農業、養蚕、殖産の神様のようです。
また最近では、アニメ「らき☆すた」の舞台のモデルになったとのことで、ファンの方のものらしい絵馬なども多く見かけました。
2年ほど前に、この鷲宮神社に行った時の写真。
広々とした境内。
本殿。
とてもいい雰囲気の神社でした。
力石もありました。
(以上 鷲宮神社の写真は2015年撮影)
【ご当地グルメ】
久喜名物「塩あんびん」
久喜市HPによると、
「久喜市などの埼玉県北東部の農村に昔から伝わる郷土のお菓子です。砂糖を一切使わない、塩だけで練り上げた小豆あんをやわらかいお餅で包んでいます。」
とのことで、現在、7件ほど塩あんびんを作っている和菓子屋さんがあるもよう。
ちなみに、先にも「とんにょこ」の名称を教えて頂いた だぁな(@mda_abm )さんより、
「塩あんびん」についても、今回情報を頂きました♪
埼玉県内の道の駅で取り扱っていそうな所がある・・・とのこと。
これは買いに行きたい
(4)その他
●2系統ある「お酉さま」?
おおとり神社、わし神社・・・と呼ばれる神社は、たくさんありますね。
「鷲」と書いて「わし」と読ませたり、「とり」と読ませたり、いろいろ。
さて、お酉さまと言いますと、11月~12月に各地で行われる酉の市。
その時に売られる熊手が年末の風物詩です。
酉の市で有名なのは、つくばエクスプレス沿線では、浅草の鷲神社 (台東区)(おおとりじんじゃ)。
通称「お酉さま」
こちらは、江戸後期ごろから酉の市が盛んになって、今に至っているとのこと。
ここの祭神は、天日鷲命(あめのひわしのみこと)と、日本武尊(やまとたけるのみこと)
ちなみに、最初に紹介した、鷲子山上神社とご祭神(天日鷲命)が同じ。
関東の「お酉さま」の総本社という鷲宮神社のご祭神(天穂日命、武夷鳥命、大己貴命)とは違うんですね。
関東では、「お酉さま」は少なくとも2系統があるのかな・・・。
天日鷲命も、天穂日命も、どちらも主に、農業・漁業、殖産など産業の神様。
歴史も含め、その辺りを調べると、興味深いことが出てきそうですね。
●鳩
『鳩』は、八幡神のお使いとされています。
なので、『鳩みくじ』がある八幡宮もあったり、また神額の八幡宮の文字が『鳩文字』になっている八幡宮もありますから、お参りに行った際に確認してみて下さい(^^)。
●白鳥
茨城県内ですと、「白鳥神社」という神社がある場所がいくつかありますね。
日本武尊(やまとたけるのみこと)に関係する伝説を持つ場所もあるようです。
「鷲神社」「八幡神社」「天神社」など、お近くにあることも多いと思います。
まずは近所の神社の行ってみるのも良いかもしれませんね。
続きます。
次回はお寺編です。
→ お参りに行きたい、酉年にちなむ神社仏閣~その2 仏閣編(茨城)
※2017年1月5日放送の FM84.2MHzラヂオつくば『つくばね自由研究クラブ』でお話した内容を、再構成して書いています
今年の干支、酉年にちなんで、茨城県内とその近郊の、鳥に関係する神社仏閣を2回に渡って紹介します。
今回はその1〜神社編として、茨城県と近郊の神社です。
そして、せっかく行くので、その近くの見どころ・美味しい名物等も要チェック♪
(1) 鷲子山上神社(とりのこさんじょう神社)
●県境にまたがる神社 読み方も微妙に違う。
ここの神社は大変珍しいことに、茨城県と栃木県にまたがっていて、県境が、大鳥居の中央と、本殿の中央を通っています。
社務所も、栃木側と茨城側の2つ分かれてあります。
栃木県と茨城県の県境を示す看板。
そして神社の名前の読み方も、
栃木県では「とりのこさんしょうじんじゃ」、茨城県では「とりのこさんじょうじんじゃ」
と、「上」を「しょう」と読むか「じょう」と読むか、微妙に違うようです。
私は茨城県民なので、茨城県側の読み方「とりのこさんじょうじんじゃ」でいきます。
◎鷲子山上神社HP: http://www.torinokosan.com/
によると、住所は栃木県(那須郡那珂川町)になっていますね。
茨城県側は、常陸大宮市になるのかなと思います。旧美和村の地区でしょうか。
通称「とりのこさん」
だぁな(@mda_abm )さんに、以前教えていただいたのですが、地元のお年寄りの方の中には「とんにょこさん」と呼ぶ方もおられるそうです。
かわいい♪ 「とんにょこ」♪
こちらの神社については、かなり以前になりますが、当ブログでも書かせて頂きました。
ご参考: 「鳩 鵜 烏 山鳥の小道」 と 鷲子山上神社を訪ねて
●見どころ
鷲子山上神社本殿の見事な彫刻は、茨城・栃木両県の文化財に指定されていて、これも見どころの一つ。
祭神は、天日鷲命(アメノヒワシノミコト)。
漁業、商売繁盛、開拓、殖産の神様のようです。
また、同神社HPによると、古くからフクロウが、 大神様の御使い・幸福を呼ぶ神鳥として崇敬されていて、別名「ふくろうの神社」とも呼ばれていているそう。
なので、「日本一の大ふくろう』の像(別名『ふくろう大仏』)があったり、
境内はたくさんの「ふくろう(不苦労)スポット」あって、ちょっとしたフクロウテーマパーク!
散策も出来て、楽しいです。
(以上、鷲子山神社の写真は2010年8月撮影のものです)
宝くじの神社としても有名とのことです。
宝くじファンの方、お参りすると良いかもしれません♪
以前(2010年)行ったときに同神社で購入した、ふくろうの置物。
『大ふくろう』像と同じデザインですね。
手の平にちょこんと乗るサイズ。 可愛い(*^^*)
背中には『鷲子山』と筆書きの名前入り。
【近くの見どころ】
★さて、鷲子山神社の近くの旧道には、
「はとうからすやまとりのこみち」と彫られた、古い石の道しるべがあります。
これは、「馬頭・烏山・鷲子道」のひらがな表記。
新旧2つの道しるべがあります。
こちらはかなり古い感じ。
こちらは近年作ったと思われます。字がはっきり読めます。
昔、この道を歩いてきた旅人が、この道しるべを見て、
「はと、う、からす、やまとり の小道」と読んで、人が通っていけない道だと引き返してしまった・・・
という笑い話が伝わっています。
この笑い話、個人的に大好きな話です
ご参考(上記と同じく): 「鳩 鵜 烏 山鳥の小道」 と 鷲子山上神社を訪ねて
(2)亀戸天神社
2つ目のスポット。茨城県南地域から近い、東京の下町、江東区亀戸にある、亀戸天神です。
◎亀戸天神社HP: http://kameidotenjin.or.jp/
●ウソ替え神事とは?
天神様ゆかりの鳥とされている「ウソ」。
ウソは首から頬にかけて濃いピンク色、頭と尾は黒、胴体はグレーのきれいな小鳥です。
一説のよると、ウソの漢字表記『鷽』が、学問の『学』の古い字体『學』に似ていることから、学問の神様の天神様ゆかりの鳥とされたとも言われているそう。
亀戸天神では、毎年1月24,25日は、『鷽替え(うそかえ)神事』という神事が行われるとのことで、大勢の人が参拝に訪れます。
この時だけ領布されるウソの木彫りは、神職の手で一つ一つ彫られたものだそう!
★鷽替え(うそかえ)神事:(wikipediaより)
鷽替え(うそかえ)とは、主に菅原道真を祭神とする神社(天満宮)において行われる神事である。鷽(ウソ)が嘘(うそ)に通じることから、前年にあった災厄・凶事などを嘘とし、本年は吉となることを祈念して行われる。
とのことで、前年に購入した木彫りの「ウソ」を、新しい木彫りに取り換える神事だそうです。
数年前に行った時の亀戸天神の様子。
この日にしか手に入らないお守りを求めて、うそ替え神事に参加する人の長蛇の列!
(2013年撮影)
亀戸天神の木彫りウソの大きさと料金表。
可愛いサイズから巨大なサイズまで。
私も3年ほど前、亀戸天神の鷽替えに行って、小さな木彫りのウソを買ってきました。
私の場合、翌年に新しい木彫りに変えることなく、ずっと飾っております(^^)v。
(一番小さなサイズを購入♪)
鷽替え(うそかえ)神事は、全国にある天満宮でも何箇所か行われているようです。
全国的に有名なのは本家の、九州・福岡の大宰府天満宮の鷽替え神事ですが、都内や東京近郊では、亀戸天神の他にも、湯島天神、上野五條天神社、千葉神社でも鷽替え神事が行われているようですね。
ただ、残念なことに、茨城県内では鷽替え神事はおこなっている天神様、天満宮は無い模様。
うちも子供が受験の頃、よくお参りに行った常総市にある大生郷天満宮(おおのごうてんまんぐう)。そこでも鷽替え神事行われていないようで、ちょっと残念・・・。
【ご当地グルメ】
古くからの名物が、亀戸天神の門前で売られているくず餅。
江戸時代からの名物♪
他にも
亀戸ホルモン、
亀戸餃子
も、気になっています(^^)
下町ならではのご当地グルメですね。
東京スカイツリーと亀戸天神。
新旧そろい踏みの名所
(3)鷲宮神社(わしのみやじんじゃ)
3つめのスポットは、茨城県西からは近い、埼玉県久喜市にある鷲宮神社。
◎鷲宮神社 HP: www.washinomiyajinja.or.jp/
(wikipediaより)
関東地方では鷲宮神社(埼玉県久喜市)が、(各地にある「お酉さま」と呼ばれる)鷲神社(とりじんじゃ)の本社とされる。
ちなみに、関西地方では大鳥大社(大阪府堺市)が本社とされる
とのことです。
天穂日命(アメノホヒノミコト)とその子の武夷鳥命(タケヒナトリノミコト)、大己貴命(オホナムヂノミコト)がご祭神。
農業、養蚕、殖産の神様のようです。
また最近では、アニメ「らき☆すた」の舞台のモデルになったとのことで、ファンの方のものらしい絵馬なども多く見かけました。
2年ほど前に、この鷲宮神社に行った時の写真。
広々とした境内。
本殿。
とてもいい雰囲気の神社でした。
力石もありました。
(以上 鷲宮神社の写真は2015年撮影)
【ご当地グルメ】
久喜名物「塩あんびん」
久喜市HPによると、
「久喜市などの埼玉県北東部の農村に昔から伝わる郷土のお菓子です。砂糖を一切使わない、塩だけで練り上げた小豆あんをやわらかいお餅で包んでいます。」
とのことで、現在、7件ほど塩あんびんを作っている和菓子屋さんがあるもよう。
ちなみに、先にも「とんにょこ」の名称を教えて頂いた だぁな(@mda_abm )さんより、
「塩あんびん」についても、今回情報を頂きました♪
埼玉県内の道の駅で取り扱っていそうな所がある・・・とのこと。
これは買いに行きたい
(4)その他
●2系統ある「お酉さま」?
おおとり神社、わし神社・・・と呼ばれる神社は、たくさんありますね。
「鷲」と書いて「わし」と読ませたり、「とり」と読ませたり、いろいろ。
さて、お酉さまと言いますと、11月~12月に各地で行われる酉の市。
その時に売られる熊手が年末の風物詩です。
酉の市で有名なのは、つくばエクスプレス沿線では、浅草の鷲神社 (台東区)(おおとりじんじゃ)。
通称「お酉さま」
こちらは、江戸後期ごろから酉の市が盛んになって、今に至っているとのこと。
ここの祭神は、天日鷲命(あめのひわしのみこと)と、日本武尊(やまとたけるのみこと)
ちなみに、最初に紹介した、鷲子山上神社とご祭神(天日鷲命)が同じ。
関東の「お酉さま」の総本社という鷲宮神社のご祭神(天穂日命、武夷鳥命、大己貴命)とは違うんですね。
関東では、「お酉さま」は少なくとも2系統があるのかな・・・。
天日鷲命も、天穂日命も、どちらも主に、農業・漁業、殖産など産業の神様。
歴史も含め、その辺りを調べると、興味深いことが出てきそうですね。
●鳩
『鳩』は、八幡神のお使いとされています。
なので、『鳩みくじ』がある八幡宮もあったり、また神額の八幡宮の文字が『鳩文字』になっている八幡宮もありますから、お参りに行った際に確認してみて下さい(^^)。
●白鳥
茨城県内ですと、「白鳥神社」という神社がある場所がいくつかありますね。
日本武尊(やまとたけるのみこと)に関係する伝説を持つ場所もあるようです。
「鷲神社」「八幡神社」「天神社」など、お近くにあることも多いと思います。
まずは近所の神社の行ってみるのも良いかもしれませんね。
続きます。
次回はお寺編です。
→ お参りに行きたい、酉年にちなむ神社仏閣~その2 仏閣編(茨城)